カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「1/700 日本郵船 氷川丸 拾」

2014年08月19日 | 製作日記 1/700 氷川丸

暑中お見舞い申し上げます。
氷川丸ができたので例の情景ストラクチャーに添えてみようと思います。

↓模型用の海面シートがけっこう高価なので悩んでたところ、
百円均一で「PPシート」なるものを発見。
サイズも結構大きくて表面にシボ(ざら目)が施されています。
海面っぽく見えなくもないのでコレにクリアーブルーとスモークを
スプレーして利用してみました。これで何とか情景らしく見えるかと。
うーんでもPPという材質はラッカーがのらないんだよなあ。

↓組み合わせた写真がコレ。
海面の色が青すぎて不自然ではある(^^;。本当はくすんだ深緑の方が
港周辺としてはリアルなんだ。まあ青い方が海面シートとしては後々汎用性が
あるけど…。

↓空気遠近法(空気のせいで遠くのものは霞んでみえる)ってのがあるので
ちょっと写真のコントラストを落としてあります。

↓わあ、やっぱ海の色が綺麗過ぎる(笑)。エーゲ海みたいだ。
ライティング関係も室内で撮影したのでイマイチだし。
屋外の方がソレっぽくなったのかな。 以下数枚添付


↓最後に航空写真っぽい方向から。…周囲にタグボートも欲しいところ。
こんなのは演出考えだすと楽しくてキリがないのだ(^^A。


飾って置いておくスペースも部屋にないし(爆)。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 仇」

2014年08月16日 | 製作日記 1/700 氷川丸
↓横っ腹に付くタラップ、というか乗り込み階段の部品も
両サイドの壁が厚いので左右から削り込んだ。階段のステップを
なんとなくグレーで塗ったら、なんだかエスカレーターみたいに見える(^^A。

↓貨物クレーンの取り付け。前側のマストに付いているものは三本纏めて
一体になっていて、接着代も殆どなく着けにくいぞ。
斜めに持ち上げた状態でなく下に寝かして取り付ける指示なのは航行時状態
ということなのかな?

↓後側のマストのはキット内容ではかなり本数が足りないようだ。
自分が見積もった限りでは多分3本足りない。組立説明図の取り付け位置指示も
おかしい気がする。仕方なくプラ棒で矢印部の2本を追加し、
やや位置も変更している。 なんだかなぁ~…

↓プラ棒のブツ切りでクレーンマストの上に滑車風のディテールを追加。
これは後の張り線の接着代としても便利。

↓最後の仕上げに張り線。この写真で張ってあるオオソトの3本は
強度をつける為0.14mm径の銅線を使用。

↓その他の線は全て延ばしランナー。延ばしランナーは直線がキープしやすくて
軽いので瞬着ですぐくっ着くから。なにより、ランナーが10cmもあれば
数分で1mくらい作れるし(^^)。ワイヤーは実際もっと遥かに多いけど、
スケール的にこのくらいの量が妥当かと…。

↓タラップは組立説明図の位置より前側にずらしてます。
理由は日本郵船歴史博物館にある1/48の模型での位置を参照の為。

↓“氷川丸”完成~。 以下は完成品写真。
マストその他の色はもう少し黄土色に近い方が正確だと思うものの、
視覚的にこのくらいの色の方が綺麗に見えるのかな(←自己満妥協^^)。


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「1/700 日本郵船 氷川丸 八」

2014年08月12日 | 製作日記 1/700 氷川丸
↓船橋の上に着くアンテナが「ミスドの看板!?」と思う勢いのブットさ
なので真鍮で自作。輪ッカは真鍮パイプの輪切り、軸は0.5mm径の
真鍮線。根元は甲板の穴にフィットするよう、一回り太目の真鍮パイプに
突っ込んである。上の部分は正確には輪ッカが90度で直交したような形
(漁船でよく見かけるタイプ)らしい。

↓やっぱり手摺を着けると精密感があがるので出来るだけ施したいところ。
材料を集めに行った店にタマタマなのかどうなのか、汎用のエッチングパーツの
“手摺ばっかりのヤツ”が無かったのでこのようなモノを買ってきた。
でも見るかぎり手摺の量が足りないので着けるのはかなり限定した部分になりそうだ。

↓同じような形の船だから共通部分が多いのでは…と思うも、全く形が合わない(xx;。
こうなったら適当に場所をトレードして使うまでだ。 出来るだけ長さを気にしつつ、
現状部品に合わせて曲げ加工。

↓で、マストの上にも“らしい”感じのを…。

↓結果、あるべき所にあったり無かったり、ヘンな所で途切れたりとかしているものの、
それでも全く無いに比べるとだいぶよくなった(汗)。

↓マストを立てると船舶らしくなる。 …遂にあと一踏ん張り!

↓船名のマーキングは流石にデカールを使用。

↓艶消し塗装の上から貼ったのでやっぱりニス部分が浮き出てきた(TT)。
因みに船尾のマーキングは「HIKAWA MARU TOKYO」になっているけど、
現在横浜に係留中の実船は「HIKAWA MARU YOKOHAMA」になっている。
細かいハナシを云うと一昔前の横腹がグリーンの状態の時は下の黒文字のデカール
(上の写真参照)で再現できるものの、今の状態は再現出来ない。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 七」

2014年08月08日 | 製作日記 1/700 氷川丸
↓救命艇の部品はランナーについている状態では上下からゲートで繋がって
いたので上のゲートを先にカットして処理し、写真のような塗り易い形にした。

↓カバーが掛けてある状態の形なので塗装としてはこうだよね。
因みにカバー色が側面に三角にはみ出ているようになってるのは、
実船の写真資料からワイヤーでカバーを引っ張っている部分の表現。

↓船尾の部品に付けるとなんと矢印の面が写真右側に見えている部品に
干渉して上手く組めなくなった。…のでこの面をヤスって調整。
…割とこんなの多いなあ。

↓煙突横の救命艇は1艇につき4箇所接着点があるので結構安定する。
でも4箇所全て密着させることよりも4艇が綺麗に一直線に並ぶ位置決めを優先。

↓甲板の上に突き出たダクトで一番小さいタイプは2個しか部品が無い。
あれ、よく考えるとこの程度の形ならプラ棒で自作出来るゾ!(^^)。大発見。

↓これを利用し、数箇所に追加ディテールアップ。
しかし時間が経つと曲げ加工が何となく元に戻ってきた(^^;。
明日見たら赤い面が真上向いてたりして。

↓わお、あんまり細かな部品を着け始める前にやらないと駄目な事を忘れていた!
船底、というかWLの喫水部分の板をハルレッド(鑑底色)に塗ってバラストと
一緒に取り付け。(“ハルレッド”ってなんだか言いにくくないですか(笑))
…マストやクレーン着けた後にはやりたくない工程かと。

↓以前組み立てた「タイタニック」の時からどうしようかちょっと悩む、
周囲が黒い所にある丸窓(白線のすぐ下)。黒いまま置いとくか、違う色で
目立つようにするか…。
で、前回同様ブラックグレーで塗装。この方が存在が強調できるのな。
あと、白い部分にまんべんなく錆び表現。   と今回はここまで
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「1/700 日本郵船 氷川丸 六」

2014年08月04日 | 製作日記 1/700 氷川丸

今年の春くらいから発売を楽しみにしていた写真のアイテムを遂に
ゲットしました(^^)。「ヤマト2199」ネタはメカコレ除くとコレが2個目です。
ココまで大きいと買ったはいいものの、部屋が狭い為作ると保管場所に困るので
取りあえず置いときます(泣)。まぁ、買っただけでかなり満足なのな(笑)。

↓船橋前面のモールドの塗装。
ずっと考えてたんだけど、この辺りの窓は木枠になっているのか縁がマホガニー色
になっているみたいで、それをナンとか塗り分けられないかと。
で、取ったやり方がラッカー塗装とマーカーペンのコラボレーション。
先ずマホガニー部分を残してマスキングし、吹きつけ塗装。

↓細くて白い柱をホワイトで撫でる。
乾いたら、ガンダムマーカーみたいなヤツの黒で窓を描き込む。
こうすると窓は黒くて縁の部分はマホガニー色になるのだ。
この流れで船体側面の丸窓なども全て塗装。

↓本当は船橋側面の後ろに回り込んだ部分(矢印)にも2個づつ窓が
あるのだけど1/700ではオミットされている。
…一時作ろうかと考えたものの、苦労の割りに地味な変化なのでパスした(^^A。

↓側壁の縁に楕円形の穴のモールドが多数付いてて裏側には全く無いので
マーカーで描き込む。これも地味だけどこっちは窓より簡単だ。
ココに穴を加工するツワモノも居るのかなあ。

↓奥まったようなところに水性ペンで適当に汚しをかけた後、
やや細かな部品も付け始めた。例の穴加工したラッパ型空気ダクトも接着~。
1/350のキットを見てるとこのラッパダクトはもっとあちこちにある
みたいで、少なくともあと7~8本は欲しかったなあ。

↓ココで煙突に赤ライン塗装。前方にごちゃごちゃとパイプのモールドが
あるけど、実船の写真を見るとパイプにもそのままラインが塗られてるようだ。

↓やっぱり窓部分が黒くなると全体にメリハリがついて雰囲気がよくなるよなあ。

↓窓周囲に茶系の色があると内装が豪華そうなイメージにもなるしね。
この船、実際に中は“プチタイタニック”かなと思うくらい優雅な造りなのに驚きました。

 …次は救命艇、諸々を付けていく予定。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 伍」

2014年07月30日 | 製作日記 1/700 氷川丸
去る7月25日は地元「天神祭」の本宮だったので晩ご飯食べてから
ちょっと自転車で近くまで行って雰囲気だけ味わってきました(^^)。
船に乗ってる連中は涼しげですが岸で見ていると暑いです。


↓甲板上の凸凹を塗り分けなければいけません。
結構面倒ですが周囲甲板をマスキング。またひたすら地味な作業だ。

↓先ずグレー色部分から吹きつけ。
いつも思うけどマスキングが面倒だった程、剥がすときは凄く気持ちいいのな。

↓グレー部分完了。

↓続いてオレンジっぽい部分。この辺りは更にややこしい形にマスクしないと
いかんのでノギスで寸法を取ったりした。  …ひええ、(^0^;めんどくさいよう。

↓なんとか貼れたと思う。…しかし汚ねえマスキング(笑)。
結局細切れの組み合わせでやっつけた所もありで、スキマがないか凄く不安。
イチかバチか塗ってしまええ。

↓お、案外うまくいった。やっぱり筆で塗り分けるよりは
すっきりしていて綺麗なのかなー。色は黄橙色をサンディブラウンでぼかした色。
これはハセガワのカタログや、他の作例から参考にさせてもらいました。
実物写真ではもっと卵色、と云うか黄土色に近く見えるけど、あれが紫外線で
褪せた色なのか、初めからあんな色なのかは不明。

↓前後2本のマストにちょっとだけディテールアップ。
本当は穴が開いた部分が塞がってたりするのでピンバイス加工。
前側のマストに沿わせて付いているクレーン(かな?)が無いので追加など。


↓ついでに例のオレンジっぽい色と同じなのでマスト類も塗装。

↓甲板上の要素に色がついた。特に細かい部分は筆で塗装。
いちばん面倒で気になってたトコが済んだのでやや気分が楽になったのな(^^;。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 四」

2014年07月22日 | 製作日記 1/700 氷川丸
梅雨も明けて暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
エアブラシを使うのにエアコンは換気が効かないので当然汗だくモデリングになっています^^;。

↓船体外装色の塗装。
白い部分は普通のホワイトではなく、僅かにダークイエローとライトグレー系を混ぜて
濁らせた色。いつもだいたいこういうところに真っ白を塗るのは抵抗があって、
こうすると少し“セピアカラー”というか、”重い色”というか、陽があたって褪せた
ようになると同時に、こう、説明し難いけど“濃縮されたスケール感”が出ると云うか…。

↓変なタイミングで小細工を思いついた。金型の抜き方向のせいでのっぺらぼうだった
面にピンバイス孔で丸窓をつけてやりました。心持ち精密感が増すかと(^^;。

↓船体下部の黒い部分の塗装用にマスキング。
キット内容ではデカール再現になっている横っ腹の白線も、ついでにマスキングで
塗り分けようかと。幅を目分量でカットしたら、貼ってからなんだか太いのに気がつく。

↓更に絞って自己納得。…ビミョーで判り難いけど(笑)。
こだわり基準を強いて云うと、線の直ぐ上の黒くなる部分の太さが白線の幅の2倍以上の
感じにしたかっただけで。長いしちょっと引っ張るとすぐ切れそうな感じだ。
実際貼る際に一箇所切れた。貼り直しが面倒なのでなんとか誤魔化してある。

↓塗りあがるとこんな具合。黒はきりっと黒い方がいいので普通のフラットブラック。
白線もまあまあ綺麗に見える。しかし前や後ろ方向の角度から見るとなんだかうねっている
箇所が(^^A。でも考えるとデカール貼りの方が難しかったと思うなー。

↓波除け、というか外壁の内側の壁はライトグレーっぽい色みたいなのでここは筆塗装。

↓デッキ部分の部品と合わせてみて、はみ出た塗装を細筆で修正。
白線の後端部(矢印部)は実船の写真を見て尖らせたけど、ハセガワさんの1/350の模型でも
四角く切れているので、もしかしたら新造当時の状態とは間違っているかもしれない。

↓色的に同じ手間なので煙突も塗装。後で二本の赤線も塗装でやってしまう予定。

↓…おお。ジワジワと日本郵船らしくなってきたね(^^)/。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 参」

2014年07月15日 | 製作日記 1/700 氷川丸

巨大な建築物が好きな自分は気分転換に“あべのハルカス”を見物に行きました。
地上300Mまで登ると、流石になにわのランドマーク“通天閣”も下の方に
見えましたよ。高い場所でのお約束、足元透け透けシースルーもありました。
最上階の3層くらいが吹き抜けで、ビアガーデンに打って付けの構造じゃあ
ないですか! この次は夜景を見に来よう…。


↓再び氷川丸の製作であります。甲板塗装から行きました。
時代設定から、新造時の塗装にしたいので殆どが木製甲板なのな。
まず甲板のイメージ色よりやや明るめの色を塗装し、幅0.5mmくらいに
切り出したマスキングテープの細切れを板材のモールドに沿って適当に配置。
これは例の「木甲板っぽい柄」にする為の細工なのだ。
前に空母の飛行甲板でやってるのを某雑誌で見かけたので試してみたかったのデス。

↓次に甲板のイメージ色よりやや暗めの色を任意の場所に吹き付けて、
その部分に同じようにマスキングテープを貼る。これはさっきよりかなり少なめの数。
でも色のバリエーションは多い程リアルになるんだ。

↓その上から甲板のイメージ色そのものを全体に吹きつけ。
こうするとマスキングテープ部分が甲板色より薄かったり濃かったりして
木甲板っぽい柄がつく。少々ムラがあっても逆にいい感じなので気にしないのだ(^^)。
今回テープを剥がすと少し薄い部分が目立ち過ぎてたので上から薄っすら中間色を吹いて
調整。最終他の部品で隠れてしまう所までやってて無駄になってしまったりとか(xx;。

↓こんな具合になる。幅が0.5mmなので完全にオーバーサイズだけど、
もし正味のサイズで出来たとしても多分細かくて見えないし。根気のある人だと
もう少し細くするのかなあ。

↓遠目に見ると木製甲板に見える事にしてください!!(笑)。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 弐」

2014年05月28日 | 製作日記 1/700 氷川丸
↓船体主部品の側面にも前回同様窓下の凸形状を追加。

↓部品の成形色が黒と白で形が見難いのでサフを吹きました(^^)。
これで細かな凸凹が見やすくなったぞ。

↓WLをもっと真剣にやってる人達にくらべるととてもブログで偉そうに云える
程のDUではないですが、“ハセガワ1/350氷川丸”の写真とか見て欠けている
形とかを追加したりそれなりに頑張る(汗)。
たまたまウィンチみたいな機械のモールドが無いのを発見。
資料写真に困った時はより大スケールのプラモを見るのもオクノテかと。

↓案外サフを吹いてから気付いたりする不具合。
船体主部品の柱と後着けのデッキの間にスキマが。ぐっと押さえてもくっつかない(^^;。
この辺は削って幅詰め調整が必要だったりする。

↓平行して進めている情景ストラクチャーと合わせてみる。
…うーんもう少し入り江が広くてもよかったけど、まあいい感じです。
彩色なんかしてなくても、ナンとなく楽しい。

↓その他の部品で修正したいのがコレ。
貨物船によくある、ラッパみたいな形のダクト。
これの孔のある部分が平面になっているんだ。

↓ラッパの径に合わせたピンバイスドリルでへこませる。
ランナーについたままやると楽でっせ。

↓おお。…まるで元からよく出来た部品が付いていたようじゃないですか!(笑)
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「1/700 日本郵船 氷川丸 壱」

2014年05月21日 | 製作日記 1/700 氷川丸

前回まで情景ストラクチャーを進めたところ、港に停泊させる船舶を
どうしても作りたくなったので(笑)こういう品を用意しました。
「日本郵船 氷川丸」! …戦前から日本と世界各地を結ぶ豪華客船として
数々のVIPから親しまれた日本郵船の船舶郡。
しかし大戦さなかその殆どが軍用転化されてしまって沈没に至ってしまいます。
生き残った一握りの一隻が現在横浜港に係留中の氷川丸です。
歴史的にも濃いアイテムで自分も昔WLの戦艦や空母を作る中、
「もしかしてコレが一番よく出来てんじゃないの?」と思うも結局今日まで
作らず終いだったキットなんであります。遂に初組み。

↓ざっと主要部品を仮組してみる。うお!やっぱ古いわりによく出来てるわ。
甲板上の突起物が多すぎて塗りワケるの面倒くさそう!

↓一応、実船の写真等を見ながらイメージの乖離している部分を捜す。
自分としてはこのブリッジ前の窓の多い面に注目。

↓実物に比べ窓の凹のみで凸が殆ど無いんだ。

↓まず二箇所を抜く。ここはチルト式の窓があり、他の窓より開放感がある。
雰囲気的に抜けてる方が似てる感じだ。その際裏側をルーターで削り込んで
窓縁の部品の厚みを目立たなくしておく。

↓抜いた部分は片側窓2個なので間にプラ板で柱を作る。
あと、沢山並んだ窓のすぐ下に左右にブチ通った棚のような出っ張りがあるので
同じく再現。屋上付近のヒサシ風の形とかも…。

↓うーん、スケールにしては窓下の凸は少々太いけど、これでかなり実物の
ルックスに近くなったぞ(^0^)。

↓煙突。煙の噴出すパイプは孔が無かったのでピンバイスで開けて、
煙突外周の壁を薄く削るとやや精密感が上がるかと。

↓再び仮組。‥おお、氷川丸。
本当は横浜に実物見に行きたいけどなあ。
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