カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「雷電21型《弐》」

2023年08月30日 | 製作日記 雷電21型
↓操縦席周りを塗装しました。
尚、前回のディテール追加に加え矢印部あたりにもチラホラ追加。

↓計器板はパーツがズンベラボンの平面で、全てデカールに頼る形だ。

↓後で出てくるけど、“防弾ガラスの支柱”が干渉するので
矢印部分に少し切り込みを入れると貼りやすくなる。

↓これが計器板パーツ。
矢印が防弾ガラスである。雷電には敵機の近接火器から
搭乗者を守る為、こんな重ねガラス板が付いていた。
で、計器板は殆どが黒で、デカール貼ってから艶消しにし、
計器部だけクリアーを筆で載せてやるとやや精密感が増す。
…まーァ、風防着けると殆ど見えないんだろうけどな。

↓「紫電」の時みたいにマスキングテープでシートベルトを再現。
今回はまた着陸状態にして搭乗者は載せない予定なので。

↓組立説明書にないパーツを発見(左写真白矢印)。
これは照準器ではないのか。胴体パーツに一体成形されていたので(左写真黄矢印)これは意外。
組立説明書のランナー図にも無かったのでおそらく再販時に追加されたものかと。
照準板を透明に出来るぞ(^^)/。今やると取れる可能性大なので後で付け替えようかと。

↓以上を胴体に組み込んで左右を貼り合わせる。



これで機体外装にかかれるね。
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「雷電21型《壱》」

2023年08月20日 | 製作日記 雷電21型
残暑お見舞い申し上げます。
自転車に乗って走ると普通ちょっとは涼しいんだけど、
この時期は熱風が顔にあたってよけい暑いです(^^A。

↓終戦記念日近くになってくるとなんだか大戦機が作りたくなってくる傾向にある。
以前から“独り局地戦闘機祭り”で「紫電」、「震電」と作ってきたので
今度は「雷電」、ハセガワ1/72。

↓コレがねー大型のエンジンを搭載しているせいでどうしても胴体が太くなって
しまっているにも関わらず形が流線型でカッコイイ。
それもその筈、これもあの零戦を設計した堀越二郎氏の手によるもの。
上から見ると主翼がスゲー短く見えるけど、比べてみたらマジで零戦より短いです。

↓操縦席をざっと組んでみたらこんな。
まあ結構古いキットだしこの程度の再現度だ。

↓ちょっと実機の写真や、1/48の作例写真なんかを参考に形を追加してみる。
やりだしたら切りがないけど、今回は風防を開ける気も無くあまり作り込んでも
見えなくなってしまうだろうと…。

↓自分の気のせいかも知れんけどこのキットの場合、
このカウル先端の絞り込みがなんかあまいような。
1/32とかのサイズが大きいキットのフォルムと見比べてそんな気がした。
なのでちょっと削り込んでみる(矢印部)。…こういう形が雷電の特徴だから
ややオーバーにデフォルメしてても構わないンじゃないか?

↓で、また同じようにルーターの先の尖ったビットで機体表面に鋲穴をあける。
そこそこ適当にやれる範囲で。精密感がややアップするので止められない。

↓あ、ここの穴(矢印)は本当は貫通してるみたいなのでピンバイスで抜いておいた。

↓操縦席を中に入れて仮組してみる。
おお、やっぱスタイルグンバツ。
しかし兎に角操縦席に色を塗って仕上げてしまわないと
胴体が張り合わせ出来ないし進まないよなあ(^^;。


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「宮崎メカ模型クラブ大阪展示会」

2023年08月03日 | イベントなど

去る7月30日、宮崎メカ模型クラブさんの展示会が
豊中市立文化芸術センターで開催されました。
今回は我がAPCからも約2名ゲスト参加させてもらって
楽しませてもらいました。

他作品のどれも予想を超えたような力作ばかりに圧倒され、
100枚近い写真を撮ったのですが個人的選択で幾つかご紹介。
細かく作者さんが判明してない場合もあり、ココでは
2人一組の卓単位の名前で紹介させてもらいます。

↑こちら“はるま ジョーカルビ”さん卓のフィギュア群。
キットでなく全部フルスクラッチ作品です。
ラピュタにたどり着いた後捕らえられてしまったドーラ一家。
皆顔もよく似てます。自分は奥に立ってる“ポムじいさん”が欲しいなァ。

↑“らっす M-Live 再生工場”さん卓の巨大ジオラマ。
「~ラピュタ」冒頭の装甲列車のシーンから、写真は部分アップです。
スケールは1/35くらいだったかなー、やはりフルスクラッチです。

↑“ムラさん 装甲兵サトー”さん卓の「~ナウシカ」登場のコルベット。
これも勿論キットなんかありません。元の図面があるそうなんですが
個人的に少しプロポーションにアレンジをかけたそうです。
表面は鉛板を貼ってるので見るからに重量感があります。

↑“naka ノウミソアキラ”さん卓、「名探偵ホームズ」から
ご覧のようなビネット。…おおー、応接間に飾ると味がありそうな物体。
こういう、円形のデコパージュ等でこじんまり纏める趣向は自分も同じかも。

↑“めいりーぷ ichi_matsu_1”さん卓のフィギュア、と云うかドールに近いものかと。
各部素材が違ってて、マグネットで荷物やマントが脱着出来、展示パターンが
変えられます。左の“ユパ様”、左下にちらっと写真もありますが凄い出来ばえです。

↑めいりーぷさんは女性の方でした。
フェルトによる「~ナウシカ」の昆虫等、他とは変化球的な作品も。
この卓だけ庭園のような雰囲気になってました。



↑“かっすん”さん卓、いやエリアにあった「名探偵ホームズ」と
「~ラピュタ」の撮影ブース(上写真)。ドーラ一家の扮装の人が…。
下写真は1/1プロトベンツとホームズ。ホームズは人形なんですが
目がリモコン操作で動くのでなんだか生きてるみたいです。
プロトベンツは席に座って撮影できます。

↑“イワサキ かのー”さん卓、「~ホームズ」に登場の戦艦ビクトリア号。
写真じゃ判り辛いですがかなりのサイズで、ラジコン搭載可能だそうです。
手前に並んだクルーのフィギュア群もカワイイ。

↑同じく“イワサキ かのー”さん卓、「ギガントの翼」。
ボタン操作で砲塔が回転し止まって発砲します(笑)。
しかもセリフと効果音付き。「こんなモンはなぁ、叩きゃあ動くんだよ!!」
クルクルッドカーン!



↑同“イワサキ かのー”さん卓、「~コナン」のバラクーダ号。
これぞ今回のメイン展示物なのではなかろうか。サイズにも圧倒されますが
左舷側のカット部分から本編中船内で起きたエピソードの数々が
フィギュア模型で鑑賞できます。もはや博物館レベルの大作。
尚、作者の、かのー氏は本イベントの主催の方です。



↑また、“パノラマ堂”さんでは一昨年亡くなられた
大塚康生氏の原画や作品アニメセルの展示もありました。

↑…あー、で自分が持参した分はこんな具合でした。
特殊なディテールアップや追加工作はしてるとは言え、
ほぼ周囲の作品がフルスクラッチ作品ばかりとなると
押し潰されて埋もれてしまった感じでしたね(^^A。
でもかなり質問とかもされて結構楽しんでもらえたようでした。
本ブログを覗いてくれている方にも声をかけられたり、大変楽しめましたヨ。
奥にある「離水するサボイア」と「オートジャイロ」は
一緒に参加したSHIGE氏の作品の一部です。

会場は人でごった返し状態で大成功でした。
宮崎メカ模型クラブの皆さん初め、ゲスト参加の方々、
猛暑のさなか脚を運んでくれたギャラリーの方々共に
どうもお疲れ様でした!(^0^)/
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