カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「FAB1《section8》」

2021年01月28日 | 製作日記 FAB1
↓残っていたインパネとハンドルはこんな感じに塗装。

↓次にボディー色に取り掛かります。
裏側の黒いのを残す意味で穴部分にマスキングしてサフブキーノ。

↓実はボディー色も色々な写真を見て検討しました。
フツーに赤、白混合のピンク色を塗ってもいいんだけど、タマタマ見つけた
写真の“AMIE”というメーカーが発売しているプロップレプリカみたいな
高級玩具の色はもっとオレンジ掛かった、云わば“サーモンピンク”っぽい感じだ。
確かに本編画像ではそんな色に見えるシーンも多々あって、
これが正解の色のような気がしてきた。なのでこの色合いを真似してみる事に。
ザックリ一番近い色はクレオス112番キャラクターフレッシュ2。
これをベースにシャインレッドとホワイト系の色で調合。

↓空き瓶にやや多めに作って“FAB1基本色”とした。

↓ベースがグレーサーフェイサーなので
綺麗に発色させるのにかなりの厚塗りになる。

↓キャノピー?…です。
このキットではなんとクリアーブルー成形。
…まぁ実際問題こんなトップから何から全部透明の車輌なんて
スモークが掛かっていないと暑くてタマラン気はするのでリアルなんだろうけど、
ちょっと濃過ぎないか。 多分これは“バスタブ誤魔化し”かもしれない。
勿論、実際のFAB1は透明なキャノピーなので
ヒートプレスで自作するテもあるが、このサイズだと自分の技術的に
キツイものがあり、結局オリジナル部品を使用する事にした。

↓よく見ると流石に古い金型のせいか、あちらこちらに型キズがある(矢印)。
こういうのは紙ヤスリとコンパウンドで丁寧に消すしかない。

↓テッペンにある成形ゲート跡が意外に深くて意地になって削り込んだら
なんだかドンヨリした凹みになってしまった(^^A(矢印部)。

↓ピラー、というかフレーム部分をボディー色にしないといけないので
マスキング。裏側についたシボ加工を参考に、前側の横になった部分は
ほぼ3.0mm幅、後ろへ縦に伸びた2本は2.0mm幅にした。
後で更にこの縁にシルバーのモールを付ける予定。

↓ボディー色を吹いたら、ベランダで上からスーパークリアーをスプレー吹き。
途中、何回か埃が付いてしまって苦戦しました。多分着ていたセーターの毛だな。
カーモデルをよくやってる人はボディー塗装時、裸でやるっていう話を
聞いた事があるけどアレは本当なのか!? 
…今は寒いから部屋でやるんだろうけど部屋の中は中で
ジュウタンの埃がまん延してるしなあf(^^;。
…だいいちベランダで裸だとヘンなヤツと思われるぢゃないか(笑)。
兎に角カーモデルは神経質になってしまうので疲れるんだよなあ。

↓なんとか塗装終了。
…ややサーモンピンクっぽいソフトな色合いである。
厚塗りなのでこのまま少なくとも24時間放置するのな。
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「FAB1《section7》」

2021年01月16日 | 製作日記 FAB1
↓漸く塗装にかかり始めました。
ボディー裏とか、前回に付けた“目隠し壁”なんかを含めた
シャシーも黒いサーフェーサーを使って真っ黒にしてしまう。

↓内装ブロックの外側もタイヤハウスからチラ見えするので
ついでに真っ黒に。内装の方はフツーのグレーサーフェーサーを使った。

↓ボディー側は置いといて、先ず内装の塗装を済ませちゃいましょう。
床には赤いカーペットが敷いてあるみたいなので赤く塗装する。
フツーの赤より、明るめのシャインレッドの方がいいかなー。

↓シートや内壁の基本色は黒、モールは白。
まぁ、白は例によって少しくすんだアイボリーのような色を使った方が
落ち着いた感じになる。…流石、床が赤いと豪華に見えます。

↓その他詳細な所はこんな風な配色になる。
シルバーの部分はクレオスSM206番スーパークロームシルバー2を使用。
フツーのシルバーよりややピカピカした感じになる。

↓運転席はこんな具合。
モニター部は時代を考えて“ブラウン管画面”の消えている時の
色っぽくした。「サンダーバード」の時代背景は近未来だったけど、
番組自体が制作された頃は液晶モニターなんてありえなかったのだ。
このサイズだと真空管部分がパーカーの背中に突き刺さってる(笑)。

↓インパネとハンドルを除き、内装はこんな感じ。
この60年代っぽいレトロな雰囲気がいいのだ。


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「FAB1《section6》」

2021年01月06日 | 製作日記 FAB1
2021年がやってまいりました。
皆さん今年もよろしくお願いします(^0^)/

↓次は、底面の部品(シャシー)。
走行ギミックの関連で穴が開いてたりしてますが置いといて
この部品で一番直したいのがマフラー。
オリジナルでは一本マフラーが写真のような申し訳程度のモールドで
付いている状況(矢印)。本編画像や精巧に出来た既成のミニカーなどから、
実際は後部バンパーからかなり出っ張ったデュアル(2本)マフラーが
あるようなのでそれを工作しようと。

↓…まぁ、こんな具合に適当にそれらしく繕う。
シャシー後端からこのくらい出っ張ってるほうがカッコイイのだ。

↓シャシーをボディーと重ねて真横から見ると、
エンジンがありそうな所なのに向こうまでシースルーに
なってるのが気になる(矢印部)。
こりゃあタイヤを付けても見えるわなぁ。

↓多分は補強の為のリブ(矢印)が一本通ってるけど、
どうせならもう少し高くしておいて欲しかったかも。

↓で、プラボードを使ってこんな風に目隠し。

↓…これで見えん。
少なくとも“絶対ありえない感”は無くなった。
こういう所にどうしても気を使ってしまうよなあ。

↓ホイールに行きます。
ピッカピカのメッキが綺麗。 …でも何か変?
実物写真を見るとこの真ん中辺りが富士山のように尖がった形なのが正解。
わー、このキラキラメッキは残したいし、どうしたものか(悩)。
…で、一時は東急ハンズ等の素材売り場に行ってヘビメタのジャケット
なんかに付ける金属鋲なんかを探したけど円錐でなく四角錐だったり、
ちょうどいい感じのものが見つからなかった。

↓かくなる上はコレも自作。
先ずエポキシパテを円柱に凝固させて…

↓これを円錐形にヤスって順番に切り離す。
6個作れば終了。…めんどくせー、アオシマのキットなら
初めから実物通りの形だったんだけどなあ(汗)。

↓ンでコレにハセガワのミラーフィニッシュシートを巻き付ける。

↓…ホイールの真ん中辺りを平らに削って取り付け。
ちょっと粗があるけどなんとかそんな風になった。
ホントはこの先っぽにセンターロックハンドルみたいな形が
あるんだけどもういいや(^^;。

↓タイヤ6個全部付けて組み立ててみる。 おー。ペネロープ号。

↓前の4輪はステアが切れるようになってる。これが嬉しい。

↓マフラーはこんな感じ。
他作例では4本出しのも見かけたけど、この時代
(「サンダーバード」が放映されていた時代)を考えると過剰な気がする。
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