カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
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「S.I.C.シリーズ」

2021年03月21日 | カシメルコレクション

これも買ってからもうだいぶんになりますね、初期のS.I.C.アイテム。
バンダイから発売された、ブリュスターパック入りのフィギュア、
“スーパーイマジネイティブチョウゴウキン”。
大昔に売っていた「超合金シリーズ」の後継のような玩具なのだけど
今度は大方が樹脂製で所々金属製のパーツが付いている。
だから見た目よりちょっと重い感じ。

最初、こんなのが発売になると知ったときは
「実際のキャラクターからアレンジされていて違うし、どうよ」と買う気は無かった。
しかし店頭で実物を見た瞬間にそのアレンジのセンスの良さにみるみる欲しくなり購入。
それが上の写真の三体の真ん中にある「キカイダー」である。
首とか腕が僅かに可動するものの、殆ど固定ポーズで台座にしっかり
取り付けられる置物のような物体。玩具というよりインテリアグッズに近い。
造形の彫りが深く、形が盛り沢山で見応えがあり、自分にとっては以前嵌った
「変身サイボーグシリーズ」に通ずるモノを感じたのでした。
その後の新製品発売に倣ってずるずると3体も購入してしまった。

↑先ず「人造人間キカイダー」。
アコースティックギターを持った立ち姿で、足元に破壊した敵の残骸が。

↑見所の透明部分は内部にメカのモールド部品と二重構造で手が込んでいる。

↑左胸が開いて中の良心回路が脱着可能。
隙間に見える細かい部分のモールドも嬉しい。

↑足元に転がるグリーンマンティスの頭部。
片目が潰れて中の複眼構造が見えてるのがいいね。
この他、両肘に付ける“デンジエンド”のブレードなど武器小物も付属。

↑次に「人造人間ハカイダー」。
軟質素材で出来たマントが付いててカッコイイ。
これを買った時が一番コウフンした。

↑マントを取るとこんな。
ハカイダーショットを構える姿がシブイ。
ケーブルが這う台座面のモールドもグッド。

↑ハカイダーショットは脹脛(ふくらはぎ)のホルダーに付けられる。

↑コイツも胸が開いて心臓が脱着可能。心臓は金属製で重い。
この他頭のカバーが取れて中の“光明寺博士脳”と“ギル博士脳”の交換が出来る。

↑手前にある円筒形のケースにギル博士脳が入っている。
この写真では交換してないけど、ギルハカイダー時用にマントと杖(笛)が付いている訳だ。

↑最後に「ロボット刑事K」。
本編では普段背広にネクタイ姿だったが流石にトレンチコートとハンティングキャップのみ。
ここに写った手錠や、あとピストルが付いている。ベースのチョーク線や遺留品があった
位置を示す×マークが泣かせる。

↑トレンチコートを取るとこんな。
手は付け替えで手袋を脱いだ状態に。
実は3体の中でこのアイテムが最もオプションパーツが多かった。

↑戦闘モード時の赤い目は顔の中のパーツ交換で再現可能。

↑更に装甲を開いて武器を展開した状態。
大小の火器のバレルは金属製のパーツを差し込む方式。
写真撮ってませんがこれに加えて両腕に付け替える重武装がある。

…まァ、こんな具合に付け替えで姿を変えるのみだけど充分楽しめたりする。
一体の価格も3千円台と求め易いのも魅力。
そう言えば後に全身がもっと自由に動く“アクションフィギュア”タイプの
キカイダーも見かけた。サイドマシンが発売になったのでそれに跨らせるヤツかな。
この次に「仮面ライダー」も買おうとしたけど確か2体セットで高価だったので買わなかった。
もっと最近のライダーはデザインや色使いが派手で随分オモチャ臭くなったよな。
自分はやっぱりこの時代のヤツの方が好みかな…。

今回は大人のコレクション玩具「S.I.C.」を紹介しました。
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「鈴の音」

2021年03月08日 | つぶやき

先日、ウチに入り浸っていた押しかけ猫が死んでしまった。
このブログで何度か紹介した大きな黒猫である。
数年前に出会い、単なる餌やり関係だけだったのに、ここ2~3年は
もの凄く懐いていて可愛がっていたのでなんとも悔しい。

…最初に餌をやった時は猫パンチで血が出るくらい手をキズ付けられたが
痛そうな顔をしてちょっと怒ったら、それから一度も引っ掻かれなくなった。
頭を撫でようとするとすぐ逃げていたけど、ある日急に触れるようになった。
あごの下を両手の指でゴニョゴニョしたり、お腹を摩ってやったりすると
喜んで喉をゴロゴロ鳴らし始め、遂には餌やりに関係なく自分のそばに
居るようになってしまった。声をかけると返事もする。
抱っこしながら一緒に昼寝が出来るようになるまで約2年。
でも基本は野良猫なので家に閉じ込めて飼うのはもはや無理。
急に何を思ったか外に行きたがる。オシッコかな?
玄関にやってきたら判るように首に鈴を付けてやった。
そしたら昼夜問わず外の路地辺りを通過する鈴の音を頻繁に聞いたりした。
「お、こんな夜中に何処行くんやろ…」
黒猫は性格が大人しいと聞いたような気がするが、本当に穏やかな性格だ。
すらっとシッポの長いメス猫である。ワルサも殆どしない。
いつしか付き合うのがモケイ趣味に並ぶ過ごし方にまでなっていた。

↑寒い日はホットカーペットで団子のようになって昼寝(^^)。

しかしある日から段々餌を食べなくなって元気もなく、腹周りが特に膨れて
きたような感じだったのでやむなく動物病院に連れていくと、
内臓疾患で腹水が溜まっていて、死ぬかもしれないと言われ大慌て。
そこから殆ど夜は家の中で寝かし、処方された栄養剤をやりながら看病。
でも残念なことに約一ヶ月後に逝ってしまった。
出会った時に既に大人の猫だったので年齢は不明。
おそらく12~15歳くらいかと。
ほんの1年前くらいまで他の猫とケンカして勝つ(笑)くらい だったので“老衰”とは思えない。
やっぱり死んだ時は人間と同じくらい悲しいもんである。
“ペット・ロス”とかいう言葉を聞くがここまで重いものとは…(TT)。
付き合った期間は長いようで短かったけど、凄く癒されたし楽しかった。
ありがとう、押しかけ野良にゃん。最期は飼い猫になれたね。
しかしもうあの“鈴の音”が聞けないのは寂しい。
今は昼寝で抱っこした時の猫特有のモフモフ、ぷにょぷにょ感と
喉をゴロゴロ鳴らした時に伝わってくる微妙な振動が懐かしい。 このブログを覗いてくれている皆さんで猫を飼われている方、大事にしてあげてください。
居なくなった時に一緒に過ごしていた時の幸福を改めて感じます。
コメント (1)
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