カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「B.C.RICH モッキンバード 《step11》」

2019年11月06日 | 製作日記 モッキンバード

↑11月2~3日、前回告知させてもらった
「モデラーズフェスティバル2019」に参加してきました!

↑出した展示物は主に「宇宙戦艦作品展示会」とバッティングしたもの
が多かったのですが、初展示としてAPC会員SHIGE氏の
半スクラッチ作品「陸王」(OVA版「鉄の竜騎兵」より)など…。
でカシBar作品としては…。

↑まあこんなんとかこんなんとか…。

↑そして今製作日記しているコレもなんとか間に合わせました(^^A。

↑今回お隣の卓はあの“どろぼうひげ”さんでした!
何年か前にもご一緒させてもらったのですが今回のメイン展示は
もの凄いプロップ再現度の「P.G.ファルコン号」。…顔を近付けて
見れば見るほど凄いです。ファルコン好きの自分は再度「スター
ウォーズ展」に行った気分でした。

↑「~Ep.4」の御一行様乗船中。

↑その隣に毎年同室の“SOL”さん。
今回も怒号のアクションギミック! 「サンダーバード」の
“高速エレベーターカーと原子力旅客機”。
下のベルトコンベアーが動いてBGM付き。
…こりゃあもーおっさんホイホイですわ。コーフンしました!

↑少し離れた卓になりますが“NEKO WORKS”さんも
毎年大作ジオラマを展示されてていつも楽しみなのです。
今回は「第9地区」に登場の巨大宇宙船。
ジオラマというより“景色”といった感じ。
あえてこの角度からの写真を載せたのは宇宙船の上部の
ディテールまで再現されてるところに注目したのです。
本編にこういうショットはないので貴重な画ですね。

ちょっと同室の展示物しか紹介出来てませんがスミマセン。
ともあれ参加の方々、見物に来られた方共々お疲れ様です。

↓えーとモッキンバードの仕上げです。
残りの“弦”なんだけどあれこれ素材を思考。
低音域の6弦は太くて高音域の1弦にいくほど細くなってて、
1弦はメタルリギングを考えたけど高価なのでやめて、
太目だけどこんなステンレス線を買いました。

↓このステンレス線で1、2弦(写真向こう側の2本)、
0.2mm径真鍮線で3、4弦、0.3mm径真鍮線を5、6弦に使用。
真鍮線は金色なのでスーパークロームシルバーで塗りました。
…しかし思ったより太さの差が判らない(><)。

↓しかも瞬着が乾きにくくて上手く弦にテンションがかけられず
ウネウネと緩んだ感じに(泣)。また張り直すかは検討中。

↓糸巻きの軸にはリアルに巻きついた状態。
出っ張った弦はあえてカットせずそのままに。
こんな風に出っ張ったままプランプランさせてるプレーヤーを
よく見かけるのでかえってリアルかなと。

↓デコパージュにニスを塗り、PCで出力したネームカードを貼る。
矢印の赤いのは弦を弾く“ピック”を両面テープで固定したもの。
これは0.3mm厚の透明プラ板にクリアーレッドを塗った。

↓又、デコパージュは裏に引っ掛け用の穴を開けて壁掛け仕様なんだけど、
フツーに置いても飾れるよう100均で左のようなアクリルスタンドを
買ってきた。

↓完成~。
…ちょっとギター本体とデコパの色が似た感じでやや見辛いのが残念。
でも当初思ってたよりはリアルに仕上がったと自己満足。





完成品をアテにビールで乾杯。
B.C.リッチUSAのモッキンバードは高校生の時、
いろんなデザインのギター中で一番好きなデザインだった。
でも価格が46万円ととても高校生に買えるモノじゃないし、
第一偉そうにそんな高級なモノを使うほど上手くもなかったしね(笑)。
国内メーカーからコピーモデルも発売されてはいたけど、
それでも20万円近い価格だった。それにリッチの本物は
いい木材使ってて見た目も全然違ってたんだ。

有名ギタリストでは誰がこれを使ってたか今ちょっと心当たり無いけど、
…確か桑名正博のバックバンドのリードギターが…。
「セクシャルヴァイオレットNo.1」のイントロの
ギターが多分コレの音だったと思うんだけどなー…。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step10》」

2019年10月29日 | 製作日記 モッキンバード
↓指板の側面にも“ポジションマーク”があります。
危うく忘れるとこだったf(^^;。ドットで奏者から自然に
見える位置にあるのな(矢印部)。

↓ピックアップの塗装。
白い部分は樹脂製でアイボリー色のものが多い。
ピックアップのメーカーによってはもっとくすんだ色だったり
黒かったり、あるいは金属のカバーが付いてたりする。

↓“スーパークロームシルバー2”の瓶に
「下地はグロスブラックをお勧めします」とか書いてるので
メッキ仕上げのパーツに艶あり黒を塗る。
ついでにコントロールツマミも黒なので一緒に吹きかける。

↓スーパークロームシルバー2を吹くとこんな具合。
まぁまぁ、普通のシルバーより光ってンのかなあ、ようワカラン。

↓後ろ面の蓋とかも黒くて縁が白いのだ。
取り付けビスにも筆でスーパークロームシルバー2。

↓コントロールツマミとバリトーンスイッチには
一方向にダイヤル向きを表す白い線がある。
結構細いので塗料で描くのを諦めて写真のようなデカールを利用する。

↓貼るとこんな感じ(矢印部)。この方が絶対綺麗だな。

↓その他細かいスイッチ類も基本スーパークロームシルバー。
乾いてから溝部にウェザリングカラーのマルチブラックを流す。

↓弦と糸巻きを除いて形になった。
おお、…モッキンバード。11月始めの「モデフェス」に
持ってけるかなー。流石にギターの模型なんて他にはいないだろう。
ああ、ドールハウスのカテゴリーならいるかもしんない。




《イベントのお知らせ》
モデリングサークルAPCは来る11月2日、3日に
大阪南港で開催される「モデラーズフェスティバル2019」に
参加いたします。皆さん見に来てくらはいね(^0^)/。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step9》」

2019年10月20日 | 製作日記 モッキンバード
↓ボディーの塗装続き。
全体に艶がない状態なのでここからクリアーを吹き付けていきます。
クレオスGX100番スーパークリアーⅢに少しクリヤーオレンジを
混ぜた色を吹いてゆき、全体をオレンジっぽく振ったあと、
今度はスプレー缶のスーパークリアーで厚くコーティング。
デザインナイフで付けた木目キズが見えなくなるくらいが目処。
最初は乾かしながら徐々に厚くしていくのだけど、最後は
垂れない程度に表面の塗料粒子のザラ目がなくなるくらい多量に吹き付ける。
これは自称“磨きレス塗装”と云いますか、表面に多量に載った
塗料のツルツルさのまま乾かしてしまうという、少々乱暴な塗装法。
コンパウンドで磨き辛い形などでよくやる方法なのだけど上手くいくか。

↓しかしなんとココでトラブル(++)。
スプレー缶を使って多量の塗料を着けたせいか表面に気泡が(矢印部など)!
よく見ると木目キズのところにばかり発生しているので原因はこの
木目キズの間にあった空気が一箇所に寄ったせいで気泡になった事が判明。
つまり微細な険しい形状の場合はこういう塗り方は危険ということか。
このままコンパウンドをかけると気泡に詰まって白くなると予想し、
もうそのままに。これは裏面で表(オモテ)面には殆どないのが幸いだった。
しかしちょっと悔しいなー。

↓指板は黒っぽい木材なので焦げ茶系の色で塗装し、“フレット”と
呼ばれる金属のパーツをややゴールドに振ったシルバーで塗装。
このシルバー、ちょっと金属らしい輝きが欲しかったので
クレオス206番“スーパークロームシルバー2”というのを別に買ってきた。
うーん…普通のシルバーよりは光ってる感じ。
昔、塗って乾いたあとティッシュで磨くと金属っぽくなるっていう塗料も
使ってみたけど、時間経過で雲ってしまうのが解ったのでそれは
使わないことにしたのだ。

↓続いて“ポジションマーク”。
B.C.RICHにはこんな入道雲みたいな形のヤツがある。
手書きに自信が無かったので一応マスキングで吹きつけ。
貝殻の裏を埋め込んだ微妙な輝きのパーツなのでエイヤーで
104番“ガンクローム”と151番“ホワイトパール”を
混ぜて塗ってみた。

↓…う~…フツーのライトグレーに見えて狙ったイメージと違う。
本当は一色じゃなくマダラに違う色に見えるので更に暗い色を
所々筆で付けたりして、その上から更にホワイトパールをかけてみた。

↓…それでもいまいちビミョー。写真じゃよけいに判らない。
パールも凄く塗り重ねないとガツンと発色しないからなあ。
貝殻の裏みたいな綺麗な粘着剤付きシート売ってたらいいのにな。

↓ヘッドについている“R”マークは流石に筆描き。
パールも載せてみた。比較的上手く行った方かな。

↓本体に指板を付けてみる。
おー、いいっスねー、ギターに見える(笑)。
ボディーの木目の凸凹はまだ少し残ってるけど一応二ス塗ったように
テカテカにはなった。


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「B.C.RICH モッキンバード 《step8》」

2019年10月12日 | 製作日記 モッキンバード
しかしなんでこう台風って、丁度決まって土・日とか3連休目がけて
接近すンのかなー。レジャーのキャンセルとかばっかりだよなあ(^^A。

↓サフ吹き後、ボディーの裏側に2箇所穴を加工して(矢印部のマーキング)
木製飾り台と1.5mm径の真鍮線で連結。

↓飾り方としては壁掛けタイプとする予定。
この飾り台、先のガトランティス艦艇に使ったのと全く同じもの。

↓塗装に入ります。
マスキングに都合がいいので先ず細い色違い部分を先に塗装。
ここはスルーネック構造で左右からボディー素材をサンドイッチする際、
間に咬ませた材質違いの木材の色となる。

↓その色の部分をマスキング(矢印部)。

↓ボディー基本色を作ります。
B.C.RICHのカタログでは“Koa”とされている、やや赤みの強い
ブラウン系の木材を再現しようと思います。
んー、パッと見では以下の3色で出来そうな色である。

↓…こんな。殆どグンゼ7番に近い色かな。

↓次に木目というか、ナチュラルな木材の“柄”を表現したい。
ボディー真ん中と左右が別体の木を貼り合わせた感じにするため
それぞれマスキングして個々に塗装し木目が繋がらないようにする。

↓薄く変色した部分を吹き、次に濃い部分を吹く。
やってるウチに全体の色味が変わってしまったのでその上から
また赤味のキツイ色をうっすら吹く。結局、更にオレンジとか
肌色も混ぜたりして、どうすれば木に見えるか色々やってみる。
うー…結構センスが問われるなあ。

↓カタログ写真を見ながら暫く試行錯誤した結果、
こんな色合いでいこうと。《step3》でも書いたようにこういう
マダラなサイケ模様の方が高級な木材感があるのだ。

↓ウェザリングカラーのグランドブラウンを付けておいた引っ掻きキズに
流すとこんな具合になる。更に細かい柄が入ってグッと木材っぽくなったね。
実物を観察すると所々不自然に明るい色が出てたりしている。
実際は木材なので削ってみないとどんな“柄”が出るか判らないのだ。
まんべんなく均等に配置すると返って人口的なわざわざしさが出るので
あえて偏った部分に配置してみるとか。



…ちょっと腐りかけの木にも見えるよな(笑)。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step7》」

2019年10月03日 | 製作日記 モッキンバード
↓コントロール関係の部品がまだ残っていました。
これは“バリトーンスイッチ”というパーツ。
実物はこのセレクターで音色が6パターン選べるそうである。
工作的には真ん中と左右の丸い部分をそれぞれプラボードから
削り出して張り合わせた感じ(左写真)。
その後下から1.0mm真鍮線を突っ込んでおく(右写真)。

↓これは出力端子を挿すジャック穴。
取り付け部が湾曲しているので台座の長四角を
やや丸く反らしてあるのがミソ。

↓以上の部品を本体に仮り付けしてみる。
バリトーンスイッチは白矢印、ジャック穴は黄矢印の位置。

↓ボディーのコントロールツマミ類の裏側辺りは機材を
埋める凹みになっていて、それの蓋が付いているのだ。
蓋は0.5mmプラ板、ネジはウェーヴのR・リベット(丸)。

↓続いて“ストラップ・ピン”というパーツを作ります。
ストラップ・ピンは立ってギターを弾くときに肩から掛ける
ハーネス状のベルト(ストラップ)を取り付けるピン。
素材は3.0mm径くらいのプラ棒なんだけど、
今回タマタマそのサイズのランナーの余りがあったので
それから削り出した。

↓これも1.0mm真鍮線を通しておく。

↓ギター本体に穴を開けて突っ込んで終わり。
場所はココとボディーの下側真ん中あたりだ。

↓これで絃を除いて形としてはコンプリートとなる(^^)/。

↓全体像。 …実物に比べるとボディーサイズに対して
コントロールツマミ等の小物が若干大きめで誇大表現っぽいかな。
縮小モデルとしては自分はそのくらいで丁度いいんじゃないかと
勝手に満足している。



次回からは塗装編に移行。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step6》」

2019年09月19日 | 製作日記 モッキンバード
いい陽気になりましたね。プラモの秋!(笑)

↓エレキギターのコントロール関係のパーツを作っていきます。
先ずはボリューム等のツマミ類。形は文では説明しにくいけど
ざくっと云うと歯車のような形をしている。
モデルのスケール的にはだいたい直径5mmくらいで裾に
それよりやや大きめのフランジの付いたような格好なので、
先ずは5mm径プラ棒を3.5mmくらいの長さにブツ切り。

↓歯車の歯は7方向。なんかやり辛いゾ!
そうそう、最近車のホイルスポークとかでもあるんだよな
こんな奇数のヤツ。…なんか有利な特性でもあるのかな?
しかたないので分度器を使い紙に円周を7等分した線を描く。
そこにさっきのブツ切りをおいて7箇所印を付ける。

↓付けた印を目がけてルーターで丸くミゾを切る。
作るのは計6個。

↓更に上になる面に凹みを付け、底側には6mm径に
切り出したプラ板を接着した。…だいたいこんな形である。

↓ギター本体には真鍮線で差し込むような形にした。
これはモッキンバード・スペシャルというカスタムタイプに
したいのでツマミは通常モデルの倍、6個付いている。
スペシャルモデルはギター自体に音色を変えるエフェクターという
装置が内臓してあるので、コントロールツマミが多いのだ。

↓次に“ピックアップセレクタースイッチ”を作る。
少々細かくなるけど、写真の説明にあるような材料で繕った。

↓台座の真ん中に斜めに穴を開けて差し込むとスイッチが
傾いた状態を再現できる。

↓その他にも細かいスイッチがあるのでそれも工作。
根元はウェーヴの“O・ボルト”というお助けパーツに
いい形のものを発見したのでそれでまかなう。

↓スイッチのレバーは1.0mm径のプラ棒をブツ切り。
形は写真の説明通り。

↓実物通りに配置するとこんな具合だ。
どれがどの機能のツマミかとか、覚えられないくらいあるのなf(^^;。
でもいっぱい付いてると単純にカッコイイのだ。


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「B.C.RICH モッキンバード 《step5》」

2019年09月11日 | 製作日記 モッキンバード
↓ヘッドの詳細工作に移ります。
糸巻きのピンは後々真鍮線を巻きつけたりする想定なので
ややしっかりしたものにしておきたい。
そこで1.0mm径の真鍮線6本を穴をあけて立てる。
写真はピンの根元の形状だけプラ材で作ったもの。
下の丸は0.3mm厚、その上の六角形(矢印)は
0.5mm厚のプラ板を重ねた。

↓真鍮線は瞬着をつけて穴にねじ込んだあと適当な長さに切断。

↓ピン先の膨らみは1.5mm径の丸プラ棒に穴をあけて
キャップ状にしたものを被せるイメージだ(矢印)。
ついでにアジャストカバー(左側の三角形)のネジも付ける。

↓これはその裏側。
糸巻き本体は2.0mm厚のプラボードから削り出し、
下側(写真で向って左側)の取り付けフランジ等はプラ板工作。
ネジの頭は再びウェーヴのR・リベット(丸)。

↓ペグ(糸巻きの取っ手)はB.C.RICHのものは
やや面倒くさい形をしている。小さくて成形し辛いけど
先に真鍮線を通す穴を開けてからその位置にあわせて
ヤスリで成形する感じ。これも真鍮線の径は1.0mm。
取っ手幅は6mm程。

↓糸巻き本体に差し込むとこんな具合だ。
これももちろん塗装を考慮してまだ接着しない。
金属部にはメタルプライマーを塗っといた方がいいかもな。



↓ヘッドの厚みがやや薄めかなと気になってたけど、まぁまぁこんなもんか。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step4》」

2019年09月03日 | 製作日記 モッキンバード
残暑御見舞い申し上げます。
去る8月31日、「アラウンドエイティーズ」の第2回目が催されました。
今年のエイティーズは初回に比べ3倍くらいの参加者だったそうで
主催者側も驚いていました。写真撮影もしたので少し紹介します。

↑「宇宙からのメッセージ」テレビ版に登場の“リアベ・スペシャル”。
キットは搭載された二機の戦闘艇が映画版の形だったので正しい状態に
改造してありました。電動でレーダーが回転し、メインノズルが光ります。

↑パールカラーで綺麗に仕上がった「伝説巨神イデオン」の“ガンガ・ルブ”。
前にも記したような気がしますがこういう仕上げはリアリティーより
オブジェとしての見栄えが凄いのです。
後ろに“ザンザ・ルブ”も見えてますが自分はこちらによりインパクトを受けました。

↑これは稀な貴重品、「スターファイター」の“ガンスター1”。
当時のCG画像を思わせる、メタリックな仕上がりがイカス!
レジン製の海外キットだそうですがホビーショップはおろか
イベントでも入手困難な程のシロモノ。御馳走様です。

↑APCからは前回同様、自分とちょうぎ氏が参加。
これはモデルグラフィックス7月号に掲載の“ファイター1、2”
(「クラッシャージョウ」より)。
本人によると流石にミネルバ格納庫までは
かさ張って持って来れなかったそうです(笑)。

↑自分は公に出すのがお初の「紅の豚」の戦闘艇2隻、他を持参しました。
…会場は大盛況で身動きとれないくらいの人でしたね。
参加&ギャラリーの皆さんお疲れ様でした(^0^)/。


↓…で モッキンバード。
“ピックアップ”という絃から音を拾い上げる装置を作ります。
写真はその外周にあるエスカッションという部分で、
これを薄いベースの板に固定。

↓左写真の一番上にあるのがさっきのエスカッション。
その下に順番に積み上げる部品を示す。
右写真が組立後。このギターには長丸形に巻かれたコイルが2列に
並んだ“ハムバッキング・ピックアップ”と呼ばれるタイプが
2基付いているんだ。指板に近い第一ピックアップと
遠い第二ピックアップの位置ではボディーと絃の間隔が違っているので
高さを変えている。

↓更に細かいネジ類、等を追加。
大体は丸プラ棒の輪切りで、球面状のは
ウェーヴのR・リベット(丸)を使用。

↓次に“テールピース”という部品を製作。
左写真は最終、絃を差し込む穴を開けているところ。
右写真はそれの台座になる部分を手前に置いたところ。

↓テールピースを支えるボルトは結構大きいので
頭部分をこんな組み合わせ構造で製作。

↓最終組みあがったのがこんな。
この部品は1.5mm径の真鍮線2本でボディーから
少し浮かせた状態で固定する形になる。
矢印の部分は絃を引っ掛けるブリッジという部分。
山形のプラチップに小さいミゾを加工してある。
その後ろに見えるのがさっきの絃を差し込む穴。
殆どのギターは絃の端を掴んでいるテールピースと
絃にテンションをかけて引っ張っているブリッジが
別々に配置してあるんだけど、このギターのように
テールピースとブリッジが一体化したものもあるんだ。

↓後ろから見るとこんな具合。手前がギターの下側になる。
矢印の6個の穴は実物のギターで絃を通す入り口になる。
中にある円筒形は実物の絃の端に付いている金属円筒で、
これがひっかかって絃が留まる仕組みになっている。
このモデリングではちゃんと絃を貫通させる訳ではないので
最初からここにこんな形を作った。

↓今回工作した分を配置するとこんな感じ。
塗装を考慮していずれも未接着。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step3》」

2019年08月24日 | 製作日記 モッキンバード
↓ボディーに木目をつけました。
やり方は本ブログ「紅の豚」で戦闘艇に加工したようにデザインナイフで
木目調のキズをいれるというもの。左写真が表で右写真が裏。
木目の形は当然ギター個々に違うので色々考えられる。
大体はギターの長手方向に真っ直ぐっぽい縞柄なんだけど、
中には少しサイケなぐにゃぐにゃ柄になってるヤツもある。
自分が思うに後者の方が木質としては高級感があるので
そちらっぽい形にした。でもこれをやると後の工程で処理が面倒なので
一応入れるのはボディー前後面だけにする。
マスキングテープを貼った部分は実物では3ピース構造の繋ぎ部分に
咬ませた薄い木材で、最終他とは全く違う色になる。

↓これは指板である。
舷を指で押さえる時に正確な音程を出す為の“フレット”と呼ばれる
金属性の出っ張りを付けた。このギターは24フレットで通常のギターより2本多い。
凄い高音域まで鳴らせるハードロック専用なのだ。
尚フレットは高さ0.3mmで、写真一番右端の少し太いのだけ(ナットといいます)
は0.5mm。

↓フレットは断面が台形なので接着が乾いてから先の角をナイフで軽く擦って削る。

↓ヘッドのネック寄りのところに“アジャストカバー”という蓋がついている(矢印)。
ネックの中には“トラスロッド”という金属の棒が入っていて、
この蓋を開けて中のネジを六角レンチで回すとネックの反り具合が変わる、
という調整装置になっているのだ。

↓…寄り道してたので今やっとこんなぐらい(汗)。



次回は遂に細かい装置類の工作に入ります。

☆来る8月31日(土)に大阪日本橋のボークスSRで
「アラウンドエイティーズ」の2回目が開催される予定です。
自分もまた作品持って参加させてもらうつもりです。
キャラクターもののプラモ好きな人は見に来てくださいね(^^)/
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「B.C.RICH モッキンバード 《step2》」

2019年08月10日 | 製作日記 モッキンバード
↓ネックの裏を丸くヤスってボディーとの繋ぎめをルーターで成形。
これは後ろ側。このギターは高音域まで指板を押さえ易いように
こんな形になっている。

↓形が見やすいように影がでるようにするとこんな具合。
つまりこの凹みに手の平を当てると一番高いポジションのフレットが
楽に押さえられるのだ。これもボディーとネックの接続構造が不要な
スルーネック(前回参照)のメリットなんだよな。

↓まあ能書きは置いといて、
この勢いでボディー各所の面取り形状をスケッチしておいて…。

↓これもルーターでおおまかにガリゴリ削る。
その後はヤスリで丁寧に成形。

↓現状、ネック前面の角度が途中からややナックルしたような形なので
プラチップで指板を付ける面が平面になるように細工をする。
指板はこの位置ではボディー前面からかなり飛び出すのだ。

↓別に製作しておいた指板をその上に着ける。
でもこれは塗装を考慮すると今は仮着け。
指板の断面はややカマボコ型になっている(矢印)。

↓ヘッドは3mm厚のプラボードの余りから切り出した。
スケール的に厚みは3mmくらいかなと。

↓1,5mm径の真鍮線を通してネックの先にガッツリ固定(矢印はネック側に開けた穴)。
で、ネックより更に斜めになるので作業性を考え、予め糸巻きを着ける穴を開けてから接着した。

↓プラボードの切削面はキメが粗いので溶きパテを塗って紙やすりで
仕上げる予定。

↓…ギターらしい形になってきたのな(^^。
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