![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/44/bd10540c47e0cb02d48e499d1adae1dd.jpg)
漸く、コレにかかる気になりました(笑)。 …この難物。
以前、「昔プラモ」の回でも紹介させてもらった、70年代のイマイ製プラモデル。
パケには子供にも何か分かるよう「サンダーバードブルドーザー」となっている。
小学生の頃、ジェットブルドーザーが好きで2回くらいこのキット買った記憶が。
砂場に持っていって砂を押して遊びましたよ。
その頃はやはりテレビで見た形の記憶だけなので「こんな形だったよな」と
納得してたと思うけど、今このキットを見るともの凄い形の乖離に気が付く。
同時に売ってた「磁力牽引車」はそうでもないのになあ。
今回は「じゃア、どんな形だったら許せるのか」みたいな修正をやっていきますね(^^)。
↓メインパーツをざっと仮組。 おお。コレコレ。
…“ジェットブルドーザー”だとは認識できるけど、その全てにおいてバランスがおかしい(笑)。
まぁ、テレビ番組と切り離してしまえば、これはこれでカッコイイのかもしれないけど。
先ず問題の大きさから言うと、“鼻ベチャ”。コックピットのすぐ前辺りはこんな絶壁ではなく
もっと尖った感じだ。次に足回りのボリュームが足りない。この見えてる4つの車輪は
この1.5倍くらいの径があるイメージだ。その次にこの背中に背負った箱形状。
ここは箱ではなく正確にはやや楕円形に変形した瓶のキャップのような形だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/55/0f09630ac22f72e60e5331a636c7d300_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/76/ef9ce3d8c89ee60dfe6f88edbd79b5cf_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/3c/98a4b960422491c26e914768332463ed_s.jpg)
↓あまりに修正箇所が多いのでマストな部分を纏めてみると写真の項目が挙げられる。
丸内の数字は後の説明に登場する番号に対応。
①の破線は前の盛り形状。それに伴い②の赤斜線部は削り(不要)となる。
③はコックピットの出っ張りの後の方もボリュームを破線まで増したい。
④はそれに伴う削り部分。⑤は例の形が違う箱。ここは作り直す他なさそうだ。
⑥の部分も余肉が大きい感じ。
…で、②番と⑥番の兼ね合いから、もうこのボディー下パーツは不要と判断する。
シャシー部分はプラ板の箱組で工面したほうが早そうである。
「フルスクラッチの方が早い」という意見あり(^^A。
いやでも芯があるほうがいくらか楽だし、今回に限っては
「イマイのキットを使う」事に意義があるのだ(~~)b。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/70/4623e5e0b8fc24cedeca965d60c5c6fe.jpg)
↓えー先ず⑤の箱カット。やりやすい順番で前後するけど…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/98/0646a7a897ad32524f3f7bc201098f0d_s.jpg)
↓写真の上方にあるのは食玩のジェットブルドーザー。
食玩は結構正確に形を捉えてるのでめっちゃ参考になる。
見比べて、横方向のボリュームも足す判断。3mm厚のプラボードをあてがう(矢印)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/15/0da3bc372530f1d6bfc13d7113a9ad4a_s.jpg)
↓ボディー下パーツを使わないので下の部分にやや盛りの箇所がでる。
このようにプラボードの積層でフォロー。角を丸めて形を絞り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/bb/54e8f7e8d56e3f220b003de3c170e30a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/3c/f36a6e386e7f12c6b2725aa4b3e32cf4_s.jpg)
↓⑤の箱のカットで開いた穴を塞ぐのに1mm厚のプラ板を使用。
加えて赤斜線部、④番の余肉をカット。矢印は③番の肉盛り範囲の目安に立てたプラ板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/c7/60a142b773efca34756ad52cbfeaf2a4_s.jpg)
↓①番の肉盛り範囲の目安もつけておく(矢印)。
この大砲(ニトロ弾発射砲身)の位置はたまたまジャストだったので
それを盛り部分の軸として使う。左右のシンメトリを出すのにも役立つのな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/b8/2da920817f8a695a2be32d2dffd2fb99_s.jpg)
↓…で、こんな感じ。
出来れば「イマイのサンダーバードブルドーザー」の面影を残したいと思ったけど、
こんなに四方八方をプラ板で囲ってしまっては面影がほぼ消えてしまいそうだよ(++;。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/87/be019912688be77a5f7d43cba9de9dc2.jpg)