カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ベルシダー《後編》」

2022年03月21日 | 製作日記 メカコレ ベルシダー
↓一旦サフブキーノ。
実はサフブキの前にちょこっと形を修正した。
プロップ写真と見比べて、矢印の部分のエクボを深くしたのだ。
些細なこだわりだけど。

↓塗装に移ります。
ドリルのパーツは黒とシルバーの2トーン。
最初にグロスブラックを下地塗り。

↓赤い部分はフツーのレッドとキャラクターレッドの中間辺りの明るさに。
これは以前作ったジェットヴィートルに同じ。

↓次にシルバーの塗装。
履帯のカバー辺りに赤があるのでマスキング(矢印部)。
ドリルのマスキングは意外に難しかった。
ここのマスキングテープは長さが20cm以上あったかな、
それで幅6mmからゼロまでのひょろ長い三角形になる。
それをトグロ状に巻きつける感じ。

↓塗るとこんな具合。
車体側のシルバーは普通の銀で、ドリルの方は
クレオスのスーパークロームシルバー2だ。
又、履帯部分はメタリックグレーっぽい色にした。

↓ドリルの矢印部のラインはガンダムマーカーで入れると早い。

↓デカールはこの「P01」と流星マークのヤツだけでOKだな。

↓位置は割りと上の方でレーザー砲の蓋ギリのところまで寄せる。
前後方向はレーザー砲の蓋の前縁と“P”の縦棒(右側では“1”の棒)が近いぐらいか。
この後上からトップコートの光沢を吹く。

↓履帯周辺のみウェザリングカラーで墨入れ。

↓例の透明にしたヘッドライトの穴の底にはハセガワの
ミラーフィニッシュシートを貼る(黄矢印)。すると光を反射して
なんとなくヘッドライトが光っているように見えるという寸法だ。

↓これにて“ベルシダー”完成。



↓レーザー砲も墨入れしたので…。

↓本ブログで以前紹介した宇宙ヴィートルと。
…スケール合わないけど…。

でもベルシダーの全長7メートルっていう設定は小さいような気がしてる。
独り乗りだったらそんな感じだろうけど、中でイデ隊員とムラマツキャップが
並列に座ってて、まだ後ろに救出した金鉱のおっさんが寝そべるくらいの
広さがあったのでキャビンだけでも4メートルくらいはある筈だ。
更に車体以上に長いドリル部分が前に付いてるので多分、
9~10メートルくらいはありそうだ。 細かい事言うようだけど(笑)。
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「ベルシダー《前編》」

2022年03月11日 | 製作日記 メカコレ ベルシダー
再びメカコレ行きます。ウルトラメカ。
「ウルトラマン」の怪獣ゴルドンの時に、
「地底に潜られたらどうしようもないな」とかいう話しになった際、
イデ隊員が「そんな事ありませんよ、私が設計した地底戦車
“ベルシダー”が完成している頃です」とか言い出す。
いきなりそんな都合のいいことありえるのかって笑ったけど、
これがまたジェットヴィートルに並ぶシンプルかつカッコイイ
デザインなのだった。

↓三角ヴィートルとか、潜航艇S号とか発売されたけど、
自分はこれが一番嬉しかったのだ。
まぁすぐに出来上がっちゃうだろうけどしばしお付き合いを…。

↓パーツを見ると、赤とシルバーの部分が別パーツで、塗装するにしても
塗り分けが楽でいい。ドリルはなんと3分割。渦巻きを正確に再現する為
なんだろうけど、この形なら2パーツでいけるんじゃないの?と思ってしまう。
写真矢印は同社メカコレのジェットヴィートルと同スケールのベルシダー。

↓…うひゃー、ドリルを回転させる為に本体のフランジ(矢印)に咬ませて組む形だ。
張り合わせ線を埋める都合上ではやりにくいなあf(..;。

↓うん、塗装後に後嵌めしたいし、
回転なんて要らないのでこのフランジは削ってしまおう。

↓張り合わせ線をパテ埋め。…そんなもん、黒瞬着でハミ出し気味に接着して
ヤスればエエねん、との意見もあるでしょうが妙にセオリー通りの事をするカシメルマン。

↓モデルに少し重量を付けるために中にプラ棒を入れる。
それでも知れてるけど、なんとなくレジンキットのような持ち心地になるのな。
…なんか半割りになったロブスターみたい(笑)。

↓一旦全て組み立ててみる。
…おー、この流線型がイカス。ウルトラメカの中では一番潜りそうな形だ。

↓で、本編を観返すとこの上の銀色部分(矢印)は
キャノピーではなくヘッドライトだった。
搭乗者は中で並列に2人座席で、モニターで外の様子を見る方式になってた。
つまりどっちにしろこの部分は透明なのだけど。

↓以前“T-72”で使ったアクリル棒の切りカスが余ってたので
置き換えるともっとリアルになるよな(左写真)。
ちょっと彫刻技術が要って面倒くさいもののなんとか形が出来た(右写真)。

↓嵌め込んでみる。…いいんじゃないスか。

↓一応形は完成。下の写真はレーザー砲を出したところ。閉まった蓋とコンパチだ。



…次回は塗装→完成予定。
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「ファイヤーフォックス《Top speed Mach6》」

2022年03月02日 | 製作日記 ファイヤーフォックス
↓ファンブレードは暗い場所でも目立つよう、シルバー系の色で。

↓機体の中に組み込んでみる。
…んー、見ようとするとなんとか見えるぞ(矢印部)。
でも前から光が入らないと辛いかな。

↓ウェザリングカラーのマルチブラックを全体に流すと
“プレミアムメッキシルバー”のキラキラ感はやや鈍るけど仕方ないかあ。
綿棒でウォッシングしてもなんとなく残ってる感じ。

↓キャノピーは塗る場所の面積が知れているのでフツーのメタリックグレー。
窓は正面1枚、側面2枚とあと天窓が1枚の4枚構成だ。

↓取り付けは白化しないミスターホビーの“美透明接着剤”を使用。

↓デカールは☆マークが両主翼上下と垂直尾翼の外面、合わせて6枚(矢印部他)。
剥がれ防止にトップコートの艶ありをハンドピースに込めて
デカール周囲に少しだけ吹き付けた。
プレミアムメッキシルバーの塗面にかかるとまたキラキラが鈍ると思ったのだ。

↓…ふぅー、遂に完成、
デコパージュは何時も通りのニス仕上げでPCプリントの表題を付けた。







映画「ファイヤーフォックス(1982)」はクリント・イーストウッド氏が監督、主演だった。
マカロニウエスタンとか、ダーティーハリーとか、昔からずっと拳銃アクションの
イメージがひっついてたので、戦闘機に乗ったイーストウッドは意外だったんだ。
内容としてはソビエトから極秘の最新鋭戦闘機を盗んでくる、って話だけど。
勿論このヒコーキは架空の戦闘機だけど、本ブログに以前記した、
べレンコ中尉がミグ25に乗って日本にやってきた事件が原作のヒントになったみたいだ。
その時世界中が「ソビエトってこそっととんでもないモノ作ってる」っていう感覚になったからね。

ミグ25はマッハ3を出した事で皆を驚かせたけど、これはその倍のマッハ6だからね。
…エグ過ぎないか(^^A。おおよそ大気圏内で出せる速度とは思えないんだけど
そこは「もしあったら凄い」という面白さが魅力の映画なのだ。
特撮のレベルは今に比べるとそれなりだったけど、
マッハ6出したシーンの迫力が凄かったので印象深い。
山から山の頂を一瞬で飛び越え、山頂を通過する度にバシッバシッバシッと衝撃が返ってくる。
海面を低空飛行するや、主翼の翼端からでたソニックブームで
後ろの海面から高く上った水しぶきが2本ついて来る。
追っ手の空母から離陸しようとしたヘリコプターのすぐ傍を通過して
速度の衝撃だけで破壊するんだから。こんなの今までの航空機モノでは見たことない痛快さだ。

出来ればこのモデルもスタンドで立てるディスプレイ法でなく、
ウォーターラインモデルのように海面を置いて上を低空飛行させた配置にして
透明レジンで海面から上った水しぶきを作りたいくらいだけど、
また凄くでっかいジオラマになりそうなので断念したのだった…(^0^;。

コメント (1)
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