カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ジェットヴィートル (その8)」

2015年11月04日 | 製作日記 ジェットヴィートル
↓発射台も塗装終了。

↓テカテカ仕上げのビートルも噴射口周りにはスス汚れを付けたりする。
塗料はガイアカラーのクリアーブラックに少しブラウンを混ぜた色。

↓今回はパソコンでネームプレートを製作。
ネットで流星マークを取ってきてエクセルのレタリング文字を
合体させたヤツだ。

↓どんな大きさで出るかビミョーなので数種類作ってプリントアウト。
これを切りとって両面テープでデコパージュに貼るのだ。

↓厚みが無くてちょっと安っぽいけど。
まずこれは通常タイプのディスプレイ方法。

↓で、発射台を使うやり方。「ゴルドン戦」仕様のミサイルを付けてみた。
ミサイルは翼端に付けた両面テープでなんとなくくっついてるだけ(^^;。自在に交換可能。

↓そしてこれが宇宙ビートル仕様。

今まで作った3機の中では一番撮影プロップのビートルに似た仕上がりに
なったと一応自己満足。欲を言うともう少し胴体を上下に詰めたかったかなあ。

円谷特撮のメカを作る場合には自分はウェザリング等リアルに仕上げるよりも
やっぱりプロップさながらのピカピカ仕上げにしたくなる。
「ウルトラセブン」のホーク1号とかでも本編画面で光がやたらに
反射してるのが判るんだよな。スジ彫りなんかも追加したりせずつるつるのテカテカだ。

実は以前のバキュームフォームキットのビートルは艶消し仕上げにしたんだ。
そしたら赤い部分がしっくりこなくて、やっぱりここはピッカピカがいいと思った。
今回はトップコートのそのまた上からクレオスのスーパークリアーを乱暴にも
べちゃべちゃに吹いたりしたけど、ホントはカーモデルみたいにコンパウンドで
磨くのが丁寧なのな。これはそんな性格のメカなんである。
過去にAPCメンバーで話してたんだけど、この場合のベースのシルバーは
最近のリアルに金属らしいのじゃなく昔の鈍いギラギラ感のヤツだよなって
ハナシでまとまったりしたんだ。つまり質の悪い銀(笑)。…昭和くさくなるしね。
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「ジェットヴィートル (その7)」

2015年10月28日 | 製作日記 ジェットヴィートル
↓デカールを貼ってクリアーでコートしたので遂に窓の
マスキングを剥がした。滲みもなく思ったより上手くいったぞ(^0^。

↓これで一先ずは完成形だ。実は自分はジェットビートル作るのは
これが3機目。一番初めはジェネラルプロダクツ製のバーキュームキット
だった。…まそりゃどーでもいいんだけど、でこの「S I I I」という
マーキングに飽きてきててこんどは「117」か「118」号機に
してやろうと思ってたところ、なんとこの両機にはオデコとお腹の白塗り、
更に方向舵のイエローが無いのに気がついた。
…で結局また「S I I I」(^^;。

↓ここでまた企みを思いついた。
プラストラクト製の建築構造用素材が余っていたのでプラボード等と
組み合わせてビートルの発射台を作ってやろうと。
これで更にボリュームが稼げるゾ。

↓いいサイズのトラス構造だったので簡易にこんな形が出来てしまう♪

↓あまりいい写真資料が見当たらないけど大体こんな雰囲気である。

↓ビートルには車輪やスキッドが付いていないので発射台に
こんな支えが付いてるようだ。資料写真では確認し辛かったけど
もしかするとこの支えは前後で一体になっていたかも。
真ん中の真鍮線2本は(その3)でビートル本体をデコパに
固定するのに開けた穴に差し込む固定用。

↓本体を載せるとこんな具合だ。おお、いい感じかな。
(暫く見ながら頭中に「科特隊のうた」の音楽が流れる)

…眺めていると更に下のフライトデッキというか、
“開いたフタ”もつけたくなってくるけどそこまでいくと
いよいよドツボに嵌りそうなのでこの辺でやめとこうf(^^;。
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「ジェットヴィートル (その6)」

2015年10月20日 | 製作日記 ジェットヴィートル
先日久しぶりに梅田のロフトに行ったら、「B's Hobby」
という模型店が出来ていました。大きな量販店にあるおもちゃ屋に
押されて小規模な店はどんどんなくなってきているので
なんかちょっと嬉しい。そこは結構スペース広かったけど…。

↓シルバーを吹く為のマスキングは結構手間が要る。
自分はこんな製図用具を使ってなんとか曲面に馴染む形にカットしたりと。

↓この胴体側面のラインを自然な形にするのにわりと時間くった(汗)。

↓シルバー塗装後。後にクリアーコーティングがあるので
窓のマスキングはまだ剥がさない方がいい。
…ホントはスンゲー剥がしたいけど(笑)。

↓続いて腹側とキャノピー上その他の白い部分も塗ってしまう。
これはデカールが付いていたりするけどあえて塗装で片付ける。
…シャモジみたいな形っす。

↓ミサイル郡は両面テープで割り箸にひっつけてやるとスピーディー。

↓“ガマクジラ戦仕様”のミサイルの先端は特異な形なのな。

↓おやっ、角度を変えて見ると先が透明なのが目立たなくなる、
これは失敗かなあ(^^A。先にフラットブラックとかシルバーとか
塗って内側の色を変えたほうがよかったのかな。
…どっちにしろ屈折でこうなるのはしかたなしと思うけど。

↓どうにか大まかな塗装終了。

次は詳細塗装とデカールの予定。
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「ジェットヴィートル (その5)」

2015年10月10日 | 製作日記 ジェットヴィートル
今月中旬で「カシメルマンはBarにおるんちゃうか」は
開設から2年になります。今までにお越しいただいた方々の
総アクセス数は現在8万2千を少し超えたあたりです。
覗いて頂いたプラモ好きな皆さんありがとうございます。
これからも宜しくお願い致しますね(^^)/。

↓で続きですが、部品は主翼先端に着けるミサイルの尾翼です。
二個の部品を組み立てたものなんだけど、対角の羽根ごとに厚みが
マチマチ(矢印部が厚い)。

↓取り付け方の向きとしては翼が斜めに“X”の字になり、
厚みが違うのは目立つのでヤスってだいたい均等になるよう整えた。

↓コックピットの上にあるアンテナは横方向に張り出す“V”字型の
部品が小さめだと感じたのでプラ板に置き換えた(下の部品が新作)。

↓組み立てるとこんな。この矢印の部分はプロップモデルによって
あったり無かったりだけど、折角なので付けました。

↓サフブキーノ。ここで表面が変にデコボコしてないか確認。

↓いよいよカラー塗装のマスキング。サフ吹きの際は
おおざっぱなマスキングだったので、ここで窓一枚一枚をシールする。
自分はマスキングテープの上から透けた窓枠をペンで描いておいて
切るやり方をした。

↓こんな具合か。…やたらメンドクサイけど、後から筆でピラーを塗装
するより綺麗に仕上がる気がする(汗)。

↓ビートルはシルバーとレッドの2トーンカラーだ。
シルバーの方が重ね塗りの隠ぺい力が強いと思うのでレッドから
塗ろうと思う。グンゼ3番、つまりフツーの赤だと少々暗いかなと
思ったのでキャラクターレッドと五分五分に混ぜた。

↓うひゃー、2色の境目のスジ彫りもないので
シルバーを吹くためのマスキングが大変そうだなあ(^^;。
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「ジェットヴィートル (その4)」

2015年10月03日 | 製作日記 ジェットヴィートル
もう10月ですよ。正月からここまで、感覚的に4~5ヶ月くらいに
感じる。もうちょっとゆっくり流れてほしいなぁー。

↓プラ材や、WAVE、コトブキヤのお助けパーツ等を組み合わせて
写真のような部品を工作。

↓こんな具合に翼端に装着。
えーとこれはアレです、“ハイドロジェネードサブロケット”。
モデルが小さめなので少しでもボリュームを出そうと
ヴィートル最大の装備品を付けることにしたのな。

↓特徴的な円弧状の連結板は0.5mm厚のプラ板を
曲げ加工したもの。垂直尾翼の上に付く翼とはこのように
互い違いに切れ込みをいれて結合。
小学生の頃“図工”が得意だったカシメル少年にとっては
こういう細工はオテノモノだ(笑)。

↓組み立てるとこんな。このエンジンを付けると宇宙を飛べるので
その世代のオッサン連中はこれを「宇宙ビートル」と呼ぶ。
この円弧は本編画像では実はもっと分厚く見えていて、
1.0mm厚くらいでもいいかなと思うくらい。
…でも見栄え的には薄い方がいいのかな。

↓一応、他の種類のミサイルも付けれるようユニット自体は
脱着可能にするつもり。外すと張力でデローン…ってなるけど。

↓向こう側にあるのは参考までに並べてみた、チョット昔に売ってた
ダイカスト製の完成品。宇宙ビートル仕様のパーツ付きだった。
しかしよく考えるとこのユニットはロケットのくせにエアインテイクが
しっかりあるのな(^^A。 いろいろ後付けの設定がある気はするけど…。
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「ジェットヴィートル (その3)」

2015年09月28日 | 製作日記 ジェットヴィートル
↓窓の内側からマスキングして内側に内装色を塗った。

↓まあまあだいたい大まかな塗り分けくらいはしておく。

↓組み立てると案の定さっぱり見えん(^0^A。
でもコクピットがある気配くらいはしてるぞ。

↓気を取り直して、デコパに固定する下準備。
例によってパテを仕込んでおく。

↓ボディー上下を接着しデコパージュと真鍮線で連結。
この時の注意点は羽根が全部付いた状態での前後バランスを考慮すること。

↓ボディー張り合わせ面を削ったのでエアインテイク?の
凸が小さくなってしまった為、作りなおした(矢印部)。
ジェットヴィートルの凄いのは、噴射口の割りに
エアインテイクがやたら小さいところ(笑)。
これでストールも起こさずあの“スカイドン”を吊り上げるくらいの
超強力噴射を発揮するスーパーエコノミックなエンジンなのだ!
…でも折角なのでやや大きめにしておいた(^^。

↓後部の噴射口はご覧のような形。
プロップレプリカの写真を参考にもう少しDUしてみる。

↓1.2mm厚程度のプラ板を写真のような形に加工。

↓これを嵌め込んでもう少し複雑な感じに。

↓取り付けるとこんな。

この噴射ノズルの取り付け面自体にごちゃメカのDUがしてある作例を
見かけるけど、プロップモデル的にはどうもココはつるつる面らしいのな。
…確かになんとなく付けたくなるよなあ。
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「ジェットヴィートル (その2)」

2015年09月20日 | 製作日記 ジェットヴィートル
↓プラ板を使って窓枠を工作。これで正面窓でオリジナル形状の
2/3くらいの上下高さになった。

↓窓はクリヤーになるので中身が見えると思い、
目隠し、というか“床”を作る。

↓調整して嵌め込んでみるとこんな感じだ。
ちょうどコックピットキャビンの広さと同じ空間になるようにした。

↓このスケールじゃあ見えないだろうと思いつつも、
一応こんな工作をする。…「お、なんか中身もある?」みたいな。
でも窓から近いインパネの上辺りはよく見えると思うのでここだけ
少し詳細な形にしておいた方がいいかも。

↓こんな具合。実際塗装すると光が入らなくなるのでもっと見えなくなる。
操縦桿とか作り込んでも多分ムダなのな(^^;。

↓えと、カナード翼、って云うのか前側の翼はどうも前傾しているっぽく
見える。つまり真上から見て翼の前端より後端のほうが傾斜している形になる。
キットでは同じような角度なのでプラ板で継ぎ足しした。
写真ではちょっと極端に傾斜しすぎてるけど(^^A。
後で調整きくし、むしろこのくらい誇大表現でもいいと判断。

↓ちょっとパテ盛りで汚らしいけど、今に見ておれでございますよ。
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「ジェットヴィートル (その1)」

2015年09月15日 | 製作日記 ジェットヴィートル
日本の特撮が生んだSFメカの最高傑作!
…と云ってしまうとオーバーかも知れないけど、
そのくらい飽きがこなくてカッコイイ、「JET‐V.T.O.L.」。
今回はタスクフォース製のキットを作ってみることにします。

初代「ウルトラマン」とかテレビでやってた頃のプラモデルは
本編映像よりズングリした感じで走行タイヤが付いていたりしたんだ。
インジェクションキットとしては撮影プロップモデルに近い形に
出来上がるのはこのキットが初めてなのかな、航空機モデルメーカーの
ハセガワからも細密なモールドのついたものが発売されている。

↓スケールは1/144と小さめ。プラモとしてはもう少し大きかった方が
嬉しいかもしれないf(^^)。でも自分にとっては“誤魔化し易い”ので好都合(笑)。
上ボディー部品が普通のと透明樹脂のと、2個入ってる。…すると、お!
下ボディー部品のランナーがあと一枚入ってたら2機作れちゃうぞ!ちっ(惜)。

↓機体の形を暫く眺めていると、やっぱりフォルム修正が頭に浮かんできて
しまう。当時の撮影プロップモデルも形にいろんなバラツキがあったので
絶対、とは言えないものの、自分がいつも思ってたのはどのメーカーのキットも
「窓の上下幅が大きすぎる」こと。それとノーズが尖り過ぎかなあ。
もっと丸くていいような。でここは自分が考える理想形に近づけてみようかと。

↓思う位置にケガキ線を入れ(矢印部)、そこまで窓を狭くする。

↓同時に天井のラインもそこまで絞り込む為、パテで裏打ち。
ノーズ部分も裏打ち。

↓天井のラインを削り込んだ。上のオリジナル形状に比べると違いが
判ってもらえるかと。ちょうどUHFアンテナの立つ穴から前が
落ち込んでくる感じだ。ついでに上下張り合わせ線も約1mm削ったので
機体の厚みも少し小さくなる。

↓サイドの丸窓も位置を3mm下げた(白矢印部)。
…と、(@Д@;出入り口のハッチが凄くデカイのに気が付く(黄矢印部)。

↓…このくらいでしょ。スケールからいくとこれでドアの高さが
1.8メートルくらい。

↓今回はここまで。更にだらだら続くよてい…。
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