カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ヤーセン型原子力潜水艦《дваドゥヴァ-(2)》」

2021年08月24日 | 製作日記 ヤーセン型潜水艦
↓前回の直後に漸く艦体上下を接着。
変にスキマが出来た状態で固まらないように輪ゴムで縛っておく。

↓乾いたのを見計らってタミヤパテをヘラで塗りつけ、乾いたら一旦ヤスる。
この時のパテはシンナーで溶いたものでなくそのまま塗りつけたもの。
この濃いパテでないと張り合わせ部の凸凹は一気に解消しない。
すると張り合わせ線周囲のモールドが消える(矢印部)のでまた彫りなおす。
ちょっとこの写真で解り辛いけどな。

↓ひゃア、こんな彫り辛い曲線も(矢印部)。魚雷の発射口だな。
張り合わせ線が突っ切るせいで上から2番目と3番目の間がやや離れてるのが気になる。
実艦の三面図では等間隔だった。…彫り直すの嫌だしほっとくかあf(^^;。

↓表面を光に反射させて確認するとそれでもやや小さな窪みが
残っていたりするので今度は溶きパテを塗って処理。

↓尾翼、ラダー類を接着。
ラダーは丁寧にも別部品なので、可動にはさせないものの、少し曲げた状態に。
つまりは攻めて別部品だった意味を主張する。

↓実艦写真から発見したディテールをやや追加。
左の矢印は多分収納式の手摺の頭部分、右矢印はセール側面で出し入れできる
と思しきダクトのようなもの。

↓収納式の手摺は後部にもあり(矢印)。
因みにこの手摺は伸ばしランナーによるもの。

↓サーフェイサーを吹いたら、なんと張り合わせ部にまだドンヨリしたうねりが(矢印)。
原因は艦体上下を接着した際に右舷側に微細な段があったこと。
凹側にパテを盛り、凸側をヤスり飛ばしたが曲面を歪ませる結果になってしまった(TT;。
時間をかけれは修正可能だが暗い色の塗装をすると気にならなくなることも。
左舷側は気にならないレベルだった。現用潜水艦プラモで一番気を使ってしまう項目だ。

↓暫く考えて、今回はこのまま塗装に移行する判断をした。


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「ヤーセン型原子力潜水艦《одинアジ-ン(1)》」

2021年08月14日 | 製作日記 ヤーセン型潜水艦
…いよいよコロナ禍の状況が大変なことになってきたようだ。
もし感染しても病院ですぐ診てもらえない事態にまでなってきている。
もはや“不要不急の外出”は控える、ではなく完全に止めないといけない。
でずっと思ってたんだけど、例えば不要不急の外出を100人がやったとして
結果2人新規感染が発生したとする。じゃァ残りの98人は無関係なのかと
言うとそうじゃないんだ。感染してないし関係ない気がするけど実は関係ある。
つまり100人で“2人新規感染が広がる”媒体を作っているのだ。
コロナ菌は人間という媒体がないと動けない。コロナ菌の動ける範囲を100人が
作って、2人分動いた。この理屈からするともし50人だったら1人、
150人だったら3人感染していたという事になる。
そしてデルタ株のような変異したヤツだとその割合が増えてる、という事だ。
ぶっちゃけ一回外出して帰ってくると、やんわりと感染拡大に加担してるんだ。
…困ったもんだなあf(--;。まあ今は雨続きで外出する気にならないんだけど。

↓今度作りだしたのは現用潜水艦。
ロシア海軍のヤーセン型原子力潜水艦。昨年にも「カザン」という名の
個体が一隻進水したというから、比較的新型の潜水艦だ。
概要はアクラ級攻撃型潜水艦の全長を延長し、巡航ミサイルを
発射出来る垂直発射管を追加した、攻撃型と巡航ミサイル装備型双方を
統合した能力があり、今後何隻かの就役予定があるらしい。
キットのメーカーはホビーボス。
部品の出来としてはそうもいいとは言えないんだけど、
現用潜水艦好きの自分にとってキモを突いてくるアイテムが多いんだよな。

↓何時も潜水艦プラモで先ずやるのがディスプレイ台への固定加工。
キットには当然上に載せるだけのプラ製の飾り台が付いてるけど、
木製のディスプレー台に金属支柱で固定した方が断然艦船モケイらしいし
上品になるのだ。写真の矢印のようなプラ角棒による補強をした後
支柱に固定する為の穴を2個あける。

↓こんな具合。
船体上下を接着する前にこの作業を済ませておく。
因みにこの金色の豪華な支柱は艦船模型専門店で購入した真鍮製のもの。
当ブログの過去にも「ケルカピア級巡洋艦」、「ドメラーズⅢ世」等に使用。
筒状になっているので内部に2.0mm径の真鍮線を通して固定している。

↓自分は戦車でもよくやるんだけど、今回は中にたまたま余ってたウォーターラインの
バラストを入れて重量増しする。やたらに軽いのがどうもチャチに思えて
ならないのだ。 …レジンキット、とまでは行かないけど多少重くなる。

↓仮に船体上側を被せてみるとこんな。

↓ネット上の実艦写真を何枚か拝見。
するとう~ん。全体のフォルムがビミョーに違ってたり色々気にはなるけど
殆どは許せる範囲として、やはりどうしても直したい部分を発見。
このセイル脇にあるバルジ(矢印部)。どう見ても前後方向に短いのだ。
これはこの艦の特徴とも云える形なので作りかえる事にした。

↓以前の「ドメラーズⅢ世」でも大量に作った楕円形のバルジ。
もう作る手順もお手のものだ。素材はプラボード。

↓!…んん。このくらいのイメージだ。
こんどは多少出っ張り過ぎの感じが否めないが、
このくらいのインパクトが欲しい。

↓セイル(上に出っ張ったアンテナや潜望鏡がある部分)
も綺麗な流線型でカッコイイ潜水艦だ。 この後船体上下を接着する予定。


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「ハイドロジェットV《七》」

2021年08月04日 | 製作日記 ハイドロジェットV
《猛暑中お見舞い申し上げます》
去年くらいまでは「今年は平年より暑い」とか言ってたような
気がしてますが今年は「平年並みの気温」なのだそうです。
いや気温が涼しくなったのではなく“毎年こんな暑さ”なので
これで“平年並み”になったのだそうです(^^A。

↓汚し処理はガイアカラーのクリアーブラックを使用。

↓先ずマスキングテープを使ってシルバー部分のパネル塗り分けをかける。
継ぎ目を思わせる、薄っすらしたグラデーションはクリアーブラックが便利。

↓続いて穴関連の墨入れはウェザリングカラーのマルチブラックで(矢印部)。
その他適当にモールドに流し込んでウォッシングすると形のメリハリが強調される。

↓…でですね、船体側面にマイティジャックのマークが付いとるンですが
自分はデカールなんて作れないのでPCで出力した紙を両面テープで貼る
くらいにしておくのな(右写真矢印)。

↓これでハイドロジェットV本体の完成~。

↓支えになってる“コの字”のプラ材を木製飾り台に両面テープで固定し、
両面テープを隠す意味も兼ねてPC出力のネーム紙を貼る(矢印)と
「ハイドロジェットVぷちヴィネット」の完成。

↓本編のスチル写真のイメージに極力近いモノに仕上がったと自己満足。
でも例のプロップモデルの残骸写真が無かったらこうはいかなかったかもなあ。









モヒートで乾杯~。 …暑い時期はスッキリしたミント味がサイコーです。
「マイティジャック」、「戦え!マイティジャック」の放映は1968年。
自分は幼稚園に通いだす前だったんだよなぁ。
当然こんな番組が好きだった自分はリアルタイムで見てたんだけど
多分この大人臭いストーリーは殆ど理解できず、メカの登場シーンだけに
期待して鑑賞してたんだと思う。

“ハイドロジェットV”も知ってたには知ってたと思うけど
磁力吸着盤で鑑底にくっ着くなんてのは流石に後から本で説明を読んで知った。
だからそんなシーンいくら思い出そうとしても記憶にないのだ。
もしこのシーンがネットに上ってる動画等で見れたなら、シーン通りの
敵艦底を再現できた筈だけど発見できなかったのが悔しい。

因みに自分は二瓶正也氏演じる源田隊員のファンだった。
「ウルトラマン」では発明家のイデ隊員で、
後には「サッポロポテトバーべQ味」のCFにも出ていた。
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