ちょっと涼しくなってきましたね、というかいきなり寒いくらい。
…秋はどこ行った? 近頃“春夏秋冬”ではなく“春夏冬”になってきてる。
↓風防にマスキング。
自分は先ず大きめのテープを窓辺りに仮に貼って、
光にすかしてペンで形を写し取る方法をやってるんだけど
窓枠の線が薄くて、なかなか見え辛い。
結構、トライアンドエラーの繰り返しになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/86/106df8b70568f9036f71f16b02837a6c_s.jpg)
↓ブラシで黒を吹いてから、機体基本色を重ねる。
理屈は「震電」の記事で記した通りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/b2/14d4be7e672747e20fd3afded62954a6_s.jpg)
↓マスキングを剥がす前にウェザリングカラーで
ウォッシングするとマスキングテープの段差部分に
カラーが載って、上手く窓枠とガラスの境目が黒くなる
(判りにくいけど右写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/e0/1f077f9c575c50ec6db549e96a071eea_s.jpg)
↓例の追加部品?の照準器も付けた(矢印)。
反射板が透明になったワケだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/ec/7c3e4bd7243f3c44caab309aa7a0430d_s.jpg)
↓お楽しみのチッピング。
前も言ってたかもしれないけど、この毛が抜けて
数本くらいになってしまったヘロヘロの細筆が役に立つのだ。
チマチマした点の集合体をちりばめる。
搭乗員が踏む辺りを中心に剥げが多いんだよなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/1c/26e8468972b59618721f0a2f5276e568_s.jpg)
↓チッピングは特にピカピカ光るよう、
クレオスSM206番スーパークロームシルバー2を使用。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/c2/ad2a8211f2fdb9ccc6473f66f4932a2e_s.jpg)
↓次に機銃からと排気管からの煙汚れをつける(矢印部)。
フラットブラック一色でなく、少しシルバーを混ぜて
金属の削れカスが混じってるみたいにしてやった。
ところで「紫電」の記事で、これは他作例のパクリ、
みたいな事書いてたけど、詳しく話すとそれはデパートの模型売り場の
ショーケースにあった1/48の零戦の完成例だったんだ。
45年くらい前のハナシだよ。フツーは“まあまあ綺麗に作ってある”
程度の作品が並んでるんだけど、その零戦だけ異様に手が込んでて
上手かったんだ。時代にしちゃあ進んだモデリングだったように思う。
機銃の根元がスス汚れる表現もそれで知って、しかも微妙に
黒に銀粉混じってる感じでリアルに思えた。
そこからレシプロ戦闘機作る際はやめられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/03/10840dc334a7d80b37f424a078216b1f_s.jpg)
↓アンテナ線は0.2mm径の真鍮線を使った。…ちょっと太めだ。
0.14mmの銅線ってのもあるけど、円筒に巻いてあるので
真っ直ぐ伸ばして固定出来ないのだ。自分の技量では無理っぽい。
矢印部は瞬着で再現した絶縁体である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/62/54b9e933e7d7307c8d84b6be8eb3a561_s.jpg)
↓アンテナ線は黒、絶縁体を白に塗って
「雷電21型」の完成である。お疲れさんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/74/6926de64e3bf96c33e71c1c69a62035c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f3/d49f97bc2dc6b389150cb77468023e9a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/48/374cdd7717f601a969d85a3d87e3d52d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b4/15a069aba7ebfb176ea8c1b41893db1a.jpg)
↓旧作の「紫電11型」と見比べてみる。紫電はタミヤ製だ。
今回は機体色を明るいめにしたのが判るね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/27/5f1547461a707af5c3a6281dfa9d8887_s.jpg)
↓…やっぱ雷電は翼長が短いな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/08/9f0025151cb651db2f2d57c267beb399_s.jpg)
カシBARでポン酒をヒッカケる。
紫電の掩体壕に余りスペースがあるので載せてみた。もう飾り台はこれでエエわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ca/2a4b4e14f9e409eb7453551837966656.jpg)
…で、雷電という戦闘機は操縦が難しく、操縦席からの視界も悪くて事故が多く
当時“殺人機”と云われるくらい不評だったそうな。
零戦とかに比べるとめちゃめちゃ乗り難いんだ。
用途が特に絞られる、迎撃専用機で空中戦もやり辛かったみたいだ。
でも、そんな雷電を好んで乗りこなす搭乗員も居て、
特に“赤松貞明中尉”という人はこの雷電を気に入って「こんな名機はない」
と褒めちぎるくらいだったそうな。おそらくは機体の特性を熟知した上で
ピーキーな操縦が自在に出来る状態だったんだろう。
アメリカのP-51とかと互角に戦い、通算で何十機も墜とした“撃墜王”だったらしい。
クセのある機械にもソレを好む人間が絶対出てくるんだよなー(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/17/a059986d6f3e3033b3669766b8cfb842.jpg)
…えーと、このブログも今月13日で開設10年になります。
アクセス数をみると毎日100名以上くらいの方が訪問されていて
トータル観覧数は92万5千辺りです。
一見さんはともかくリピートされている方は特にありがとうございます。
やっぱりアクセス数とか、「いいね」ボタンでテンション上ったりしますからね。
これからも「カシBAR」を宜しくお願い致しますm(__)m。
…秋はどこ行った? 近頃“春夏秋冬”ではなく“春夏冬”になってきてる。
↓風防にマスキング。
自分は先ず大きめのテープを窓辺りに仮に貼って、
光にすかしてペンで形を写し取る方法をやってるんだけど
窓枠の線が薄くて、なかなか見え辛い。
結構、トライアンドエラーの繰り返しになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/86/106df8b70568f9036f71f16b02837a6c_s.jpg)
↓ブラシで黒を吹いてから、機体基本色を重ねる。
理屈は「震電」の記事で記した通りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/b2/14d4be7e672747e20fd3afded62954a6_s.jpg)
↓マスキングを剥がす前にウェザリングカラーで
ウォッシングするとマスキングテープの段差部分に
カラーが載って、上手く窓枠とガラスの境目が黒くなる
(判りにくいけど右写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/e0/1f077f9c575c50ec6db549e96a071eea_s.jpg)
↓例の追加部品?の照準器も付けた(矢印)。
反射板が透明になったワケだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/ec/7c3e4bd7243f3c44caab309aa7a0430d_s.jpg)
↓お楽しみのチッピング。
前も言ってたかもしれないけど、この毛が抜けて
数本くらいになってしまったヘロヘロの細筆が役に立つのだ。
チマチマした点の集合体をちりばめる。
搭乗員が踏む辺りを中心に剥げが多いんだよなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/1c/26e8468972b59618721f0a2f5276e568_s.jpg)
↓チッピングは特にピカピカ光るよう、
クレオスSM206番スーパークロームシルバー2を使用。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/c2/ad2a8211f2fdb9ccc6473f66f4932a2e_s.jpg)
↓次に機銃からと排気管からの煙汚れをつける(矢印部)。
フラットブラック一色でなく、少しシルバーを混ぜて
金属の削れカスが混じってるみたいにしてやった。
ところで「紫電」の記事で、これは他作例のパクリ、
みたいな事書いてたけど、詳しく話すとそれはデパートの模型売り場の
ショーケースにあった1/48の零戦の完成例だったんだ。
45年くらい前のハナシだよ。フツーは“まあまあ綺麗に作ってある”
程度の作品が並んでるんだけど、その零戦だけ異様に手が込んでて
上手かったんだ。時代にしちゃあ進んだモデリングだったように思う。
機銃の根元がスス汚れる表現もそれで知って、しかも微妙に
黒に銀粉混じってる感じでリアルに思えた。
そこからレシプロ戦闘機作る際はやめられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/03/10840dc334a7d80b37f424a078216b1f_s.jpg)
↓アンテナ線は0.2mm径の真鍮線を使った。…ちょっと太めだ。
0.14mmの銅線ってのもあるけど、円筒に巻いてあるので
真っ直ぐ伸ばして固定出来ないのだ。自分の技量では無理っぽい。
矢印部は瞬着で再現した絶縁体である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/62/54b9e933e7d7307c8d84b6be8eb3a561_s.jpg)
↓アンテナ線は黒、絶縁体を白に塗って
「雷電21型」の完成である。お疲れさんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/74/6926de64e3bf96c33e71c1c69a62035c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f3/d49f97bc2dc6b389150cb77468023e9a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/48/374cdd7717f601a969d85a3d87e3d52d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b4/15a069aba7ebfb176ea8c1b41893db1a.jpg)
↓旧作の「紫電11型」と見比べてみる。紫電はタミヤ製だ。
今回は機体色を明るいめにしたのが判るね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/27/5f1547461a707af5c3a6281dfa9d8887_s.jpg)
↓…やっぱ雷電は翼長が短いな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/08/9f0025151cb651db2f2d57c267beb399_s.jpg)
カシBARでポン酒をヒッカケる。
紫電の掩体壕に余りスペースがあるので載せてみた。もう飾り台はこれでエエわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ca/2a4b4e14f9e409eb7453551837966656.jpg)
…で、雷電という戦闘機は操縦が難しく、操縦席からの視界も悪くて事故が多く
当時“殺人機”と云われるくらい不評だったそうな。
零戦とかに比べるとめちゃめちゃ乗り難いんだ。
用途が特に絞られる、迎撃専用機で空中戦もやり辛かったみたいだ。
でも、そんな雷電を好んで乗りこなす搭乗員も居て、
特に“赤松貞明中尉”という人はこの雷電を気に入って「こんな名機はない」
と褒めちぎるくらいだったそうな。おそらくは機体の特性を熟知した上で
ピーキーな操縦が自在に出来る状態だったんだろう。
アメリカのP-51とかと互角に戦い、通算で何十機も墜とした“撃墜王”だったらしい。
クセのある機械にもソレを好む人間が絶対出てくるんだよなー(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/17/a059986d6f3e3033b3669766b8cfb842.jpg)
…えーと、このブログも今月13日で開設10年になります。
アクセス数をみると毎日100名以上くらいの方が訪問されていて
トータル観覧数は92万5千辺りです。
一見さんはともかくリピートされている方は特にありがとうございます。
やっぱりアクセス数とか、「いいね」ボタンでテンション上ったりしますからね。
これからも「カシBAR」を宜しくお願い致しますm(__)m。