カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「タミヤ T‐72《двенадцатьドゥヴェナーッツァッチ》」

2017年11月02日 | 製作日記 T‐72
↓フィギアーに着色。
ロシアの戦車兵は服が真っ黒なので楽かも。
実際はややグレーに寄った色を塗り、ウェザリングカラーの
マルチブラックで墨イレしてから明るめのグレーで軽くドライブラシした。

↓頭に付いてるのは暗視スコープらしい。
後頭部にも箱状のがついてて、細いコードで繋がってるみたいだけど
コードはもう無視した。

↓車体に乗せるとこんな。
無線通信してるみたいでポーズもリアル。

↓ディスプレイ台を作ります。
先ず2mm厚のプラボードを適当なイビツな形に切って地面のエリアを決める。
写真奥に写ってるのが買ってきた木製のデコパージュ。

↓今回考えているのは土の地面ではなくアスファルト。
市街戦か、軍事パレードみたいなシチュエーションを狙うのな。
アスファルトの表現は#100番の布ヤスリ。
これはAPC会員ちょうぎ氏にアイデアを習った。
矢印のようにプラボードの形を写しとって切断。

↓なるほど雰囲気はアスファルトっぽい。
でも真っ黒なので写真のようにグレーを吹いて少し自然な感じにする。
上3分の1は“古い舗装”風に特に明るい色にしてみた。

↓道路のマーキングをホワイトで描く。
ロシアはどんな路面マーキングなのかは“グーグルアース”の
ストリートビューで調べておいた。

↓更に上からウェザリングパステルで砂汚し。
…なんだか“ダンプカーが砂をこぼして行った”みたいになったけどf(^^;。
アスファルトをもっと明るい色にしとくべきだったかなー。

↓プラボードと重ねて木製デコパと組み合せ、モデルを載っけてみるとこんな具合。
まあまあ街中に見えるので「よし」としませう。


やっと完成しました。
今日はキューバのラム酒でやってます。
ウィスキーに比べなんとなく甘くて角がたったような味です。

T‐72が初めて一般に公開されたのは1977年のモスクワでの
軍事パレードだったそうな。その頃メジャーだったT‐55とか
T‐62に比べるとヤケに平べったくてシャープなスタイル印象だったんだ。
その形が当時のAFVファンの中で話題になり、ホビージャパン1980年
7月号ではフルスクラッチ作品が掲載されている。

今回のタミヤのキットはいろいろ形が不正確だとか賛否あるものの、
流石にモールドのカッチリしたところは海外製に退けず劣らずで
いいキットだと思います。dp(ドリーパートン)に改造したので
気になっていた砲塔のモッサリ感は消えたし、コマンダーのフィギュアにしろ
軽く墨イレ程度で自然な仕上がりになりました。

ここで、今回自分が「いい資料になった」と思った
ネット上にある動画を紹介しますね。
「Inside the Tanks: The T-72 - AU Armour & Artillery Museum」
>https://www.youtube.com/watch?v=krp2y88nNCo
ここから結構詳細なディテールを拾えました。

明後日は「モデフェス2017」です。
凄い作品がいっぱい集まるので好きなヒトは是非見に来てくださいね!
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「タミヤ T‐72《одиннадцатьアジンナッツァッチ》」

2017年10月27日 | 製作日記 T‐72
11月4~5日にかけ、大阪南港ATCで「モデラーズフェスティバル2017」が
開催されます。自分も幾つか作品持ってくつもりなんだけど、このT‐72も
持って行きたいな。ちょっとピッチ上げて進めよう。

↓えー、では仕上げの細かいとこらヘンを突ついていきますね。
砲身のキャンバス部にドライブラシをかけ、
投光機も自作部のバルブ等に塗装して最終形に組み立てた。
投光機には0.3mm厚の透明プラ板を枠の後ろに噛ませてレンズも再現。

↓これは透明樹脂の自作部品各種。
手前がドライバーズペリスコープのガラス、右がレーザーレンジファインダーの
レンズ、左奥がコマンダーズキューポラ正面のペリスコープのガラス。
材料はジャンクの透明レジンの塊、塩ビ板などいろいろだ。

↓レーザーレンジファインダーは中身が全くガランドーなので
こんなゴツめの透明樹脂を詰め込んでやった。

↓このキットには透明部品は付属していないけど、
どういうワケか不思議にどの部分も透明部品があったなら差し込めるような空間がある。
まるで設計当初は透明部品のランナーが設定されていたようにも思えるのな。

↓履帯の塗装に来ました。
今回はポリ履帯なのでこんな下地用プライマーを用意。
ところが説明書には“このキャタピラは塗装ができます”と書いてある。
お、昔の塗料がのらない履帯とは質が変わったのかな、と思いつつも、
いまひとつ信用できないおっさん世代はやはりプライマーを使うのであった(笑)。

↓ネット上で「戦車のキャタピラって、どんな色に塗ったらいいのでしょう?」
なんて質問を見かけた。昔はキャタは塗装出来なかったので“サンドでうっすら汚すだけ”
に終わってたけど、“塗れる時代”になると新たな悩みが発生しているようだ。
んーこれはもうシチュエーションによるけど、サラッピンのキャタならメタリックグレーか黒で、
使い込んでネンキの入ったキャタならフラットブラウンの上からシルバーでドライブラシだな。
サンド系のウェザーリングパステルで泥だらけとかいうのもアリ。
…今回自分は“ネンキの入ったキャタ”タイプに。
でも一応、下地にメタリックグレーを塗ってから錆色の
ウェザーリングパステルを擦りつけた。

↓ついでに転輪とか、車体下面にもまんべんなく擦りつけとく。
車体の下面なんて持ち上げて見る事なんかナイけどな。
…以前車体下面までクソ丁寧に迷彩塗装して人に笑われたことあったなー(^^ゞ。

↓履帯を車輪に嵌めてから出っ張ったとこにシルバーを
薄っすらつけると“現役で走り回ってる感”が出る。

↓後ろに装備している丸太も端面にこんな風なモールド付けて
木材っぽくしてみたけど、上ボディーを被せたら半分見えなくなった(泣)。

↓真後ろはこんな感じ。下の方に履帯のスペアがある。
当然色はポリ履帯に合わせている。見えにくいけど後ろに装備のワイヤーは
樹脂製ではなくヒモが付属していた。取り回しがややこしいせいかな。

↓前から見るとこんな。
この色で投光機がクリアーなのもアリかと思うけど。

↓最後にエグゾーストにスス汚れを吹いたら車体は一先ず完成。
実物のT‐72が動いてる動画を観たけどここからハンパない量の
煙吹いたりしてたぞ。



…次回はフィギュアとデコパをやる予定。
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「タミヤ T‐72《десятьヂェーシチ》」

2017年10月21日 | 製作日記 T‐72
↓自作した内装部の部品にも着色~。
内装は基本的に白く塗られてるようだ。でも今回使ったのは灰色9号である。
この後砲塔の中に組み込むので汚しやチッピング等の処理もやっておいた。

↓組み込んでガンナーズハッチの穴から覗くとこんな感じ。
砲塔天面の装甲の厚みに合わせ、穴の縁の裏側にもプラ板を貼ってある
(灰色9号の部分)。

↓写真の矢印は車体側の内容が見えないようにした目隠し板。
フラットブラックで塗装。

↓いらんかなと思っていたけどやっぱりデカール貼ろう。
実はこのキットも中古購入なのでデカールの一部がカビている。
「フライングパンケーキ」のときみたいに変質してるかもしれないのがコワイ。

↓心配をヨソに、これはフツーに使えました(^^)。
白い色が少し黄ばんでるのも好都合だ。真っ白だと浮いてしまうので
いつもクリアーイエローを薄く吹いて濁らせたりしていたからね。

↓次にチッピングというか、あちこち錆びが浮いたふうな処理をかける。
細筆でちりちりやるのが結構楽しいのだ。自分の場合はクレオスの131番
“赤褐色”にフラットベースを多めに混ぜてねちゃねちゃ気味で塗っている。
…でもフツーはこんなに塗装剥げないかもな(^^A。かなり古く見えてしまう。
まあ、やると不思議に鉄板っぽく見えてくるのでミリタリーキットには
必ずやってしまうのだけど。

↓…こんな場所に“雨で錆が泣いた”ような痕をつけたり。
コレは水性の茶色ペンを塗って綿棒で擦り延ばす。ウェザーリングの一環だ。

遂にあと一息というところ。
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「タミヤ T‐72《девятьヂェーヴィチ》」

2017年10月16日 | 製作日記 T‐72
雨天続きで出かける気がせず、モケイやるしかありませんね(笑)。

↓これはエンジン上面のエッチングパーツ。
メタルプライマーを塗ったら塗膜でアチコチ孔が塞がってしまった(TT)。
ボディー色を吹いた時点で気がつく。

↓考えたあげくハンドピースのニードルで一個一個突いて開口していく
事にした。暫くプスプスやると大体すっきり。
変にこじたりしてニードルの先を曲げないよう注意かな。

↓一応下地部分を黒にしたけど“骨折り損”だったかな(^^;。
奥の色が判る程の大きさの孔じゃない。

↓…次に転輪のゴム部分にブラックグレーを筆塗り。
ランナーの切れ端みたいな棒に突っ込んでくりくり回しながらやると楽。

↓でも多いから思ったより時間喰う。
そういえば中学生くらいンとき、タイガーⅠ型戦車の転輪ゴム塗ってて、
「なんでこんなに多いんじゃい!」とブチキレかけたっけ。
奥の方は見えないからテキトーでいいんだろうけど、
そういうとこもちゃんと塗らないと気がすまない性分だった。

↓大体基本塗装が済んだのでウェザリングにかかる。
例のMr.ウェザリングカラー使うのでこっちは思ったよりぐんぐん捗る。

↓使用してるのは“グランドブラウン”。
濃いめに着けたい場合はそのままべちゃべちゃ塗って綿棒で拭き、
薄めでいい時は溶剤で希釈して塗り、拭かずにそのまま乾かしてもいいくらい。
うーん、やっぱりみるみるモールドに馴染んで面白いくらいだ。

↓雨だれで水アカ着きそうな部分には細筆で塗り、
少し乾かしてから擦るといい感じ。ちょっとこの写真では判り辛いけど。

↓半日くらいの作業で全体に処理できた。




ところで、自分がかれこれ20年くらい使ってる0.2mm径のハンドピースが
あって、そいつが徐々に上手く塗料を吹かなくなってきていたんだ。
…で、遂に先日全く塗料が出なくなった。シンナーうがいをいくらしても同じ。
でよくよく見るとニードルを一杯に前まで突っ込んでるのに
先の孔から全然ニードルが出っ張ってないのに気がついた。
なので中のノズルを外して、シャープペンシルの後ろの消しゴムに付いてる
針金を更に細く加工してノズル前側の孔から突っ込んでみた。
初めは硬かったけど駄目元で力任せに押したらポコッと黒い円筒形の
塊みたいなのが後ろから出てきたのだ。「?なにこれ?」

その黒い円筒は埃の固まったものだった。
…つまり使う塗料に埃が混じってて、その埃がノズルの中に溜まり、
ニードルを突っ込む度に押し固まっていたのだ(笑)。
そういえば、濃い色の塗料を使う際はシンナー節約の為に筆洗い用のを
混ぜていたっけ。筆洗い用のシンナーには筆に付いた微細な埃が混じってて
それが徐々にノズルに滞積していったのだ。
埃の円筒が取れたあとはニードルが定位置にくるようになった。
塗料の出も一気に回復。
永く使ってるモノはオーバーホールが必要なんだよなあ、
っていうか筆洗い用のシンナー入れるのも邪道なんだけどね(^0^A。
「エアーブラシあるある」でした。   …え?ない?
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「タミヤ T‐72《восемьヴォースィミ》」

2017年10月09日 | 製作日記 T‐72
↓サフブキーノ!
改造したとこと、キットの成形色のとこが一色になったんで形が
見やすくなりました。チェック後の修正は特になし。

↓漸く塗装にかかります。
先ずは深いモールドにフラットブラックを入れておいて…。

↓側面のゴムのところにブラックグレーを吹いてからマスキング。
上ンとこの境目がガタガタしてるのがちょっと面倒くさい。
ボディー上パーツの後部にもゴムフェンダーあり。
あとは別パーツの網の中になる部分とかを黒く残すようにした。

↓ボディー基本色は説明図では「オリーブドラブ2」とある。
「!えーーっ、茶色っぽ過ぎないか?!」
確かに、実車車体各部のアップ写真ではそんな色に見えるのが多い。
でも全体が写った写真ではもっとミドリっぽイメージに思えるのな、なんでだろ。
…で、自分のロシア現用戦車の色のイメージとすり合せながら
写真の3色のカラーを使って作ってみた。
ぱっと見、直感では左の122番が近いように思う。

↓先ず、シャドー効果を狙って、指定のオリーブドラブ2とロシアングリーン2を
混ぜて思ったイメージより暗めの色を載せていった。

↓濃く塗れていくにつれ、それにしても「ちょっと暗過ぎるかな」と悟る。

↓その後、122番にオリーブドラブ2を少し加え、更にホワイトで
明るめにした色を上を向いた面中心に吹いた。122番そのままでは
やっぱりミドリ気がキツ過ぎるのだ。…作業しながら検討してると
塗りが重なってまた最初のブラックの意味がなくなってきたし(TT)。
でも、これでグッと自分のイメージに近づいたような。

↓マスキングを外すと黒い部分とのコントラストがよろしい感じ。
自分のロシア戦車の色のイメージはこんなのかなぁ。…いろいろ混ぜコゼ吹いたので
混合比率なんかもはや判んないけど(^^; なんというか、明るいウグイス色というか、
ヨモギ餅の上にのってる粉のような、そんな色である。

ロシア戦車色って写真によって茶色く見えたり青く見えたりバラツキあるけど
平均して“オリーブドラブ2”よりはミドリ系に傾いてないかい?というハナシでした。
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「タミヤ T‐72《семьスイェーミ》」

2017年09月27日 | 製作日記 T‐72
↓まいどまいど。で残りの部品を見ていきたいと。
車体の側面外側についているカバーは殆どがゴム製のようです。
タミヤのキットはビミョーなよれよれシワが付いていて実感があります。
これはありがたい。過去に作ったアカデミーの「メルカバMk.Ⅳ」なんか、
鉄板みたいに平らだったのでワザワザ火で炙って歪めたくらいだったのな。
…で、実はこの上側の短い部分もゴムだったりするんだけど、
流石にここは真っ直ぐだ。

↓こんなに狭い部分は火で炙るといらんトコまで歪んでしまいかねない。
なので実際より分厚い感じなのを利用してデザインナイフでコシュコシュ削って
ゴム感を出せないかと。こんな風にドンヨリへこませた部分を表裏交互につける。

↓暫くやるとこんな具合になった。些細な変化だけど…(^^A。

↓あとは資料写真で発見した細かい金具なんかをプラ板で追加した程度。

↓これはヘッドライトの保護フレームだけど、同じ“A”という2ヶ取りのランナーを
利用して左右2個を成形しているので当然同一形状である。ところが実際は形が違うのだ。

↓左のフレームはランプのヒサシを守るように前方に飛び出た部分があるので
真鍮線かなんかでフォローするとより実物に近くなる。

↓コマンダーズハッチの前にあるサーチライトはよく見るとかなりテキトーな形だ。
タミヤにしては珍しい。当時は資料不足だったのかな。

↓実車の写真を見ながら工作するとこんなふうな。
…ちょっとオリジナルよりライトの位置が前方へ移動する。
このエッチングパーツみたいなのは、過去に使ったエッチングパーツの
枠の部分をハサミで切って曲げたもの。

↓後ろに付いてる予備タンクにきました。
タンク自体はしっかりした保持部品でガッツリ車体に付くんだけど、
燃料のパイプがちょっと面倒くさかった。パイプ部品自体は付属。
しかし指定の長さで切ると実際は長すぎる感じで、ものすごくシワを作らないと
収まらないくらいだった。結局5~10mmカットして使用。

↓結果はこんな。
実車ではこの白いテープのとこみたいに数箇所くらい束ねて留めてあった。
なんか浮き上がってるけど塗装してから固定法を考えよっと。

↓残ってた小さい部品も付けて漸くほぼ形はコンプリート。
履帯もつけた。…おお。T‐72。 …ロシア語では
「テー・スイェーミヂェシャト・ドゥヴァー」と言うらしい。いい難くぅー。



       …塗装しないとなあ(笑)
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「タミヤ T‐72《шестьシェースチ》」

2017年09月19日 | 製作日記 T‐72
今週もダラダラ地味に小細工してました(^^。
↓…えー、これは投光機の前枠。
このレンズ面はブラックに塗る指定なんだけど、資料写真で見つけた
普通のサーチライトみたいにパラボラの反射面が付いたタイプにしてみようと
考えた。先ずレンズ部を抜いてしまって枠のみに。

↓この航空機用の鏡面仕上げにするシートがあるので使用。
パラボラの部分は3mm厚のプラボードから削り出してそれに貼るワケだ。
シートは「伸びるので曲面にも貼れる」とあったものの流石に曲率が大きかったか
自分がヘタクソなのか、縁のとこらへんにちょっとシワがついてしまったけど。

↓投光機をアセンブリーするとこんな具合だ。
全体の塗装が済んだら薄い透明プラ板でレンズも嵌めこむ予定。
でもこのタイプの投光機が付いた車体はサンド系のカラーだったので
砂漠仕様特有だったのかもしれない。
まぁどんな感じになるか興味もあったしあえてやってみた。

↓コマンダーズハッチ。
アップリケ装甲の形が難しかったのでどうしようか考えてたけど
結局プラボードから削り出して作った。右下の細長い出っ張りは
ハッチの取っ手みたいなので真鍮線で作りかえ。

↓そして車輪に移行。
これは転輪だけれど、おおそとの角っちょからビミョーにズレた位置に
パーティングラインあり(左写真矢印部)。微小Rがあるせいか。
ゲート跡はともかく実際ココはゴムで履帯と擦れる面なので
右写真のようにガサガサのザラ面にしてしまう。
以前1/12の単車モケイを作ってた時、単車の好きな会社の後輩が
「ゴムタイヤの接地面は180番とか荒い紙ヤスリに擦りつけてザラザラ面に
すれば実感がでますよ」と教えてくれた事があるけど、それを思いだした。
…24個あるのでやや面倒だけどな。

↓車輪関係を全て装着。
たまたまネットでT‐72が裏返った写真を発見してしまったので
車体底面にもややディテールアップ(白い部分)。
ディスプレイすると見えない場所だしこのへんは自己満足の世界。

↓出来たとこまで組み立てるとこんな具合だ。
だいぶ形になってきた。まだケツにでっかい予備タンクが付くんだよな。


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「タミヤ T‐72《пятьピャーチ 》」

2017年09月12日 | 製作日記 T‐72
↓ガンナーズハッチの裏のモールドが素晴らしい事に気付く。
これを見えないようにしてしまうのは惜しい。で!当初やるつもりは
なかったとんでもない事を思いついてしまう。
「ガンナーズハッチを開けた状態にしたとき、覗くと見える直近の
インテリアを作れないか」と(笑)。
なのでアチコチ飛んでしまうけどまた砲塔部をいじり出したんである。

↓先ずこんな壁を作る。
左の写真で左上が車体前方、手前の丸く削った壁に主砲の操作機材が付く。
この上側の丸みは砲塔の内側形状に合わせてあるため。
コマンダー側については付属の人形を乗せる予定なので
ハッチから中を覗くことは無く、繕う必要はなし。

↓T‐72の“2A46M1滑空砲”の後部の形を調べて作ってみた。
…なんかこんな形だ。ガンナーズハッチから見える範囲だけなのでこれで充分。

↓壁に付けて砲塔の裏から中に入れてみるとこんな。
写真で左下が砲身側だ。砲の後部は砲身と繋がってる必要はないので
途中で斜めにカットしてあるのが判ると思う。

↓上から見るとこういう感じに見える。…モクロミ通りだ。

↓問題はガンナーズステーションのワヤワヤである(^_^A。
幸いネット環境に写真がわんさと貼ってあるので資料には困らない。
プラ板、プラ棒のブツ切り等を使って見たまま作ってみる。
…うひょひょ目が痛い。老眼が進んだ輩だというのにまたこんな事してるのな^^。

↓この白矢印の部品は黄色矢印のハッチの開閉用モーターと思われる。
ものものしい出っ張りなので一応作った。

↓ガンナーズシートはこんな具合だ。ちょっと座面位置が高めになるけど。

↓照準器周りも付けて上から覗く。お、イイ感じかな。
勿論塗装を考えて照準器周りと砲の後端部はまだ外せるようにしてある。
うーん、この更に下の方は多分光が入ると見えてしまうけど、黒くして
誤魔化してしまえ。…砲弾のオートローダーまで作り込み出したヒにゃあ死ぬる。

↓スモークディスチャージャーの蓋は真ん中が凹んでいる。
しかしこの部品は一体成形なのでやむなくズンベラボンである。

↓ピンバイスで孔を開けると円錐形に凹んでしまうけど、実際は
奥が平らな凹なので写真の上に写っているような先が平らな
ビットを付けたルーターを使って加工。

↓ディスチャージャーを砲塔に着けた状態。
さっきの凹実は結構目立つのが判る。ケーブル類は鉛線と真鍮線で再現。

今回はえらい寄り道モデリングだったので外見は結局
スモークディスチャージャーが増えたぐらいだなぁ(^^;。
次回へつづく…。
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「タミヤ T‐72《четыреチィトゥィ-リ》」

2017年09月06日 | 製作日記 T‐72
↓砲塔部は一先ず置いといて、車体の方にかかります。
この前面部中央の“Vの字”型の中にある細長い突起(矢印部)は
T‐72A型では3本あるそうなのでそういう風にしてみます。

↓先ず元々の1本の突起は削ってしまい、0.3mm厚プラ板で3本追加。
その際V字部品にある横棒が邪魔なのでV字部品自体を2mmくらい
下にさげた。…でこのV字は実際かなり薄々の鉄板みたいなので裏を
削りこんで薄く見えるようにし、更に取付け用のボルトの頭を追加。

↓これは後方部。この矢印部は付属のネット部品を貼るようになっていて
網目が細かくてリアルな仕上げになる。その前方の広い長方形2個にも
エッチングパーツが付属。流石タミヤさん凝る所は凝るなあ。
エッチング~は塗装の段取り上まだ着けないけど。

↓これは車体底面の部品。
パケアートとか、実車写真とかによるとドーザーブレードに
こんなディテールがあるので追加(矢印部2種)。
右上の矢印は何かのひっかけ形状で、曲げた真鍮線で作った。

↓以前「オブイェークト279」でもやった、真鍮板を入れての重量増し、
今回も仕込んでおいた。今回はポリプロピレン履帯をそのまま使いそう
なので効果的かも。

↓転輪の軸を付けた状態。
ドーザーブレードを動かす4本のロッドがちょっとカッコイイ。

↓あと上側ボディーと合わせてみると、密着する面が前と後ろの少しの面積だけで
真ん中辺りは殆ど浮いているのな。だから上から押すとタワンタワンと
上ボディーがたわむ(笑)。なんかイヤなのでしっかりくっつくよう矢印部に
3mmプラボードを噛ませた(左右2箇所)。タミヤの戦車で今までこんな
パターン記憶にないので、特になんか意味あるのかなあ…。

↓ここで出来上がってる分の砲塔も載せてみるとこんな。
…うん、やっぱり平べったくてかっこいい戦車だ。

まあ、自分もあんまり詳しいワケではないので形の変更は
このくらいかなと思ってはいますが。
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「タミヤ T‐72《триトゥリー》」

2017年08月30日 | 製作日記 T‐72
↓…どうもこの、砲身の付け根に掛けてあるキャンバスのシワが
プラモっぽくていけない。金型で一方向に抜ける形になってるので
仕方ないといえばそうなんだけど。

↓で、もうちょっとリアルな雰囲気にならないかと頑張ってみる。
先ずデザインナイフでシワを深くしてから、エポキシパテを上側に盛る。
実車写真を観察するとキャンバスが砲身の付け根に落ち込まないよう、
どうやらこの辺りのキャンバスの下に板状のものが当ててある感じなのだ。
…うーんイマイチ造形がヘタレで申し訳ないが、なんかこんな形かなぁ(^^;。
板と板の強度増しと思われる“X”型のモールドはプラ板を使用。

↓キャンバス前の留め具にボルトを追加(矢印部)。
等間隔に8本あり、細かい話をするとこの間に更に2本づつ小さなビスの
頭があるんだけどチンマくてちょっとムリ。今回は大きいの8本だけにした。

↓ついでに砲身上の留め金類も詳細気味にDU(矢印部2種)。

↓砲塔の真後ろに付いてるのが“工具箱A”。
この側面のモールドが抜きの都合で全くない。
上2箇所のようなホールド金具が横にもあるのに
無い為に箱がやや垂れ下がったように傾くのだ。

↓資料を参考に再現するとだいたいこんな。左右対称である。
追加した取り付け部により上面が水平になった。
その上の2本の細い出っ張りは多分強度増しのプレス形状。
で、向こうにチラッと見えてる“工具箱B”は
砲塔からの結構太めの突起でがっつり取り付けられる。

↓砲塔左側面には水中を行く際の“シュノーケル”を装備。
あー、まァこれはこんなトコらへんを適当にDU(矢印部)。

↓まだスモークディスチャージャーが無いけどだいたい砲塔周りはこんな感じだ。
キットに付属の部品以外にもチマチマとプラ板で細かい突起が追加してあるけど、
実車写真とか見てると装備品を引っ掛ける金具とか、実際はもっとうようよあったりしてる。


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