カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「空間重爆撃機ガルント 《Ⅲ》」

2019年03月01日 | 製作日記 メカコレ ガルント
↓“ヤマトカラー”を買っていないのでガルントの色は自分で
作らないといけない。本編画像から単なる赤ではなく“暗めの朱色”
らしき色合いである。この3色で調合。

↓一応サフを吹いてから塗ってみた。
…なんか写真ではフツーの赤に見えるけどホントはだいぶん濁ってる。
機体下面は上面より暗い色にしたけど、あんま解らんかぁ。

↓塗装の最中にDUのし忘れ発見。
エンジン前部の一番内側のダクト状が無いじゃないか。
なので丸プラ棒で自作(矢印部)。

↓ドリル部分は黄色よりやや“からし色”に振ったような色に見える。
おそらく設定では“金色”なんだろうけど、金色を塗ってしまうと
やはり画面のイメージから遠ざかるのでそのまま見た目の色にする。

↓エンジンダクトの一部(矢印)と、写真で写ってないけど
翼端のエンジンらしき部分の前側はカーキみたいな色だ。
スミ入れはウェザリングカラーの“マルチブラック”でやって、
細かい孔のとこだけ水性ペンで描き込んだ。この方がハッキリ黒くなる。

↓ガルントには“ガミラス目玉”が4つ、しかもなんで後ろ向きなんだ?
ガミラス目玉って何の役目なんだろうとか思ったりする。
ここでは通常巡航時の黄緑一色に塗装。

↓キャノピーはガンダムマーカーで描き込んだ。
あと上からクリアーを塗って光沢にするとキャノピーらしくなる。

↓ガルント完成。 …ちょっと機体色が設定より暗めかな。



↓真鍮線の保持棒にはフラットブラック、
木製スタンドにはニスを塗ったのな。



↑先月完成したドメラーズと一緒に飾る。
ちょっとスケール合ってないけどそんなの判らないよな。

↑「~2199」ではバーレンがガルントを飛ばしていたけど
昔版ではハイデルンが乗ってたんだ。
今回ハイデルンはドメラーズ三世の艦長になってしまってる。
…でもこのバーレンというキャラクターはどうもどっかで
見た気がすると思ったら「風の谷のナウシカ」に出てたよな(笑)。

↑ドメラーズの前方に出て転送の準備に入るガルント。
この後ヤマトの正面に出現し特殊削岩弾をヤマトに打ち込む。
…でも自分がガミラス側に立って思うに、そんな面倒なステップ踏まずに
直接削岩弾をヤマトの艦内に転送するとか出来なかったのかなあ。
削岩弾が艦内に出現した時点でヤマトは絶望的な状況になる。
まぁあちこち削岩弾とヤマトの構造物が重なり混じって
削岩弾は起爆しないかも知れない。しかしこんなモノが波動エンジン
に混じって合成されてるような状況では流石の真田もお手上げだ。

更に最後、ドメラーズ三世がイオン乱流に嵌ってしまい航行不能になった際でも
ドメルはすぐ自爆なんか考えずに独立指揮艦に付いている転送機で
ヤマトをイオン乱流に放り込む、なんて考えは出なかったんだろうか。
こうなりゃァもう“イオン乱流に落とし合い”だ。真面目なドメルはそんな事
しないのかな。 …とにかく、ガミラスの兵器で一番恐ろしいのは
“反射衛星砲”でも“デスラー魚雷”でもなく“瞬間物質移送機”なのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「空間重爆撃機ガルント 《Ⅱ》」

2019年02月21日 | 製作日記 メカコレ ガルント
↓ガルント本体を組み立ててみた。
小さい突起は機体表面に元から一体成形なので折れないよう注意。
今回はランディングギアは使わず飛行状態で組み立てた。
こうしてみるとカニとかエビみたいな、外骨格の生物っぽいね、赤いし。

↓削岩弾を付けるとこんな。おーっ、ガルント。

↓本体は殆どDUの余地なしかなと思うけど、やや強引に捻出。
こんな楕円バルジをもっとハッキリ飛び出させたりとか。
…んーでもここはキット通りの形で正解だったのかも知れんけど。
ヤマトメカはなんでもかんでも楕円バルジと思ってしまい勝ちだなー。

↓本編画像でここにもちっこい楕円バルジを発見(白矢印)。
…で設定画でここの4連アンテナ(黄矢印)は“L”字型に
なっているのでそんな感じに見えるよう削ってみた。

↓一応キット付属のスタンドにつけるとこんな具合。
特殊削岩弾だけ前側の突起に単独で取り付け、投下した瞬間の再現も可能。
…この逆ガル形の主翼がかっけーなあ。

↓でも自分はいつものように木製のスタンドに切り替える。
今回こんな円筒形の木材と0.8mm径の長めの真鍮線を用意。
木材は凝った飾り加工がされていないのでフツーのデコパより安価だ。

↓…こんなふうに組み立てた。
真鍮線を大きく湾曲させているのには訳がある。

↓こんな具合にドメラーズ三世の艦首上に来るように配置したいのだ。
…そうそう、本編のあのシーン辺りのシチュエーションだ(^^)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「空間重爆撃機ガルント 《Ⅰ》」

2019年02月15日 | 製作日記 メカコレ ガルント

たまたま家の周囲にいた野良猫に餌をやったら毎日通うようになり、
遂には家に上りこんでくつろぐようになってしまった。
でもそれまで家の前にあるゴミ箱がよく荒らされていたのが
ピタッと止んだので犯人がコイツだった事が判明。
人懐こくて大人しいので可愛がってたらにゃあにゃあ擦り寄ってくるまでに。
猫って家になつくのであって人にはなつかない、と思っていたので驚いた。
ともあれ「毎日ひもじかったのが安定して食べられるようになったので良かったね」。

…と云うワケ(←「ドメラーズ三世 《ケス》」の回参照)で立て続けに
ヤマト2199ネタを連続で。
↓「空間重爆撃機DBG88 ガルント」であります。
ところがこれはノンスケールのメカコレなので1/1000ではありません。
…多分、“ダロルド”に付いてるのよりちょっとデッカイのかな。

↓ざっと部品を見回して、一番ディテールアップしたいのが
この特殊削岩弾のドリル部分。昔は“ドリルミサイル
(見た目そのままやがな)”と云われておりました。
サイズ的に再現に限界があるのか、モールドが甘い印象なのだ。

↓どうにか設定資料の画のように見せられないかと考えたのが
0.3mm厚のプラ板を幅1mmの短冊状にしたものを写真のように
並べる方法。短冊の幅方向の真ん中にスジ彫りも入れ、細かいピッチに
見えるように細工した。

↓先の方に来ると刃先に小さい爪が並んでいてギザギザした印象なので
そこは微細な切れ込みで表現。ホントは爪は出っ張ってるんだけど
凹みで誤魔化した感じ。ギザギザっぽく見えればいいんじゃないかと。

↓出来上がりはこんな。
矢印部3箇所の狭い部分はネジレ方向が逆に
なっているみたいなのでこんな風に。

↓削岩弾本体を付けてみる。
…ちょっとプラ板の厚み分本体部より太くなったけどなf(^^;。
で、キットではドリルが回転する構造になってたけどディスプレイ的に
その必要も無いので固定仕様とした。

↓先端はハッチになってて少し凹んでいる設定なので
プラ板をやや出っ張らせてそんな雰囲気に。

これさえやればガルント本体はあんまりさわるとこないだろうしね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする