カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ポリススピナー (Sect3)」

2015年06月25日 | 製作日記 ポリススピナー
とうとう大阪も暑くなってきました。自分は暑さには強い方なんだけど
昨夜は寝苦しくて遂にエアコンのスイッチを入れてしまいました(^^;。

↓前回、形をつけたモニター周辺に詳細なディテールをつけてみた。
特に画面の手前側下の面は逆台形に出っ張っているようなのでそんな感じに。

↓“デッカード側(あえてそう呼ぶ)”の席の床面は窓になっている。
本当は“ガフ側”も同じ筈だけど、キット内容ではフクロになっている。
とうせインパネで見えないのでこっちはもうほっとく。
…で“デッカード側”の窓もなんだか小さい。シート寸前まであってしかり。
…って云うか、この辺りの形の位置関係が比率的に狂っているのに気が付いた。
全て直すのはタイヘンなので出来る限りの抵抗をしてみる感じ(笑)。

↓下から見るとオオソトのボディー窓の縁から3mmくらい余裕があるので
少し広げてみることにした。

↓結局5mmくらい広がったf(^0^;。下ボディーが少し見えてしまう。
まあいいか…。

↓その上にはこんなキーボードのような機材が付いてるので工作。
警察車両のせいか、なんだかんだいっぱいゴタゴタしたものが付いてるんだ。

↓?…なんだこれ。さっきのセンターモニターの横にこんな感じの円柱が立ってる。
キットではやはり車体に一体成形でやや細めな上にモニター側面に密着してたりした
ので作り直して詳細な形をDU。因みに軸はランナーの切り出し。

↓ハンドル。…と云うか操縦桿と云うか。スピナーの操縦ハンドルは
珍しい形してるのでここは自分もこだわりたい部分。 写真上側がキットの部品。
かなり簡易な形だ。前後方向の厚みも薄い。資料写真から、実際はもっと
ゴロッとした物々しい物体であるようだ。写真下側がらしい雰囲気に工作したもの。
この、ブツブツ小穴を加工したような面に手のひらを当てて上のいびつな穴に
人差し指から小指の4本を入れ、親指は内側に添えるようにして操縦してる。
親指でボタンを操作してるのかな、もしかしたらこの穴の中にもボタンがあるのかも…。
それにしても凄く凝ったシロモノだ。何かの流用か、わざわざ作ったのかは定かでない。

↓インパネとの固定は真鍮線で。
インパネ内側にプラボードを貼って穴を開けかなりガッツリと固定。

↓車体に組み込むとこんな具合。 …そうそうこんな感じ。
自分では結構満足したけど…(^^;。


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「ポリススピナー (Sect2)」

2015年06月19日 | 製作日記 ポリススピナー
↓シートの後ろの壁。このコードのようなモールドとぶつぶつした突起は
映画本編からも実際にあるようだ。なのでこれを上手く残すように不要部分を切り取る。

↓天窓の中は車体後ろに行くほど高くなる斜面になっているもよう。
似たような雰囲気に1.2mm厚のプラ板で工作。

↓ウェーヴのA・スプリングにコードのモールドを置き換えるとより実物に近い感じになる。
なにやら後ろ側はパイプ状のものがうじゃうじゃあるので、丸プラ棒を熱して曲げた
ものも合わせ適当に配置。真ん中辺りにあるトランシーバーみたいなものはもっと
立体的に厚みがあるようだけど折角なのでこのモールドは出来るだけ活かすようにした。

↓おお。なんとか映画のシーンのイメージに寄って来たね(^^)。

↓センターコンソールの辺りにモニターがあるんだけど、なんとコレが車体に一体成形(><;。
だから画面の部分(矢印部)がズンベラボンだよ。これは別部品にして欲しかったなあ。

↓あれこれ考えて、こんな形を作って上から被せる戦法をとった。

↓…エエ感じじゃァないか?接合部はパテで埋めて、
テッペンの真ん中にある凸モールはあとから付ければよろし。 

しかしスゴイねー、ブラウン管のモニターだよ。映画が作られた年代を感じられていいね!
2019年(映画の舞台背景)では考えられないシロモノの筈(笑)。
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「ポリススピナー (Sect1)」

2015年06月14日 | 製作日記 ポリススピナー
バンダイのSWシリーズの煽りか、にわかにAPCではまた
SFキットを作ろうという色が濃くなってきたような気がしてます…。
なので自分はビミョーにSW路線から外れたコレをストックの中からチョイス。
久しぶりの車モケイだから、どうなるかちょっと不安ではあるけど。

「ブレードランナー」を観て興奮さめやらぬ当時、スピナーはその人気のわりに
なかなかキット化されずにいたので、イベント等での高価なガレージキットを
買おうか買うまいかと悩む時期が続いた。これの3次元物体はレアだったんだ。
30年くらい経ってから根強い人気に気付いたのかフジミ模型がインジェクション製品化。
…これも「長生きはするもんだ」的要素が詰まった一品なのである。

↓軽くメインパーツを仮組みしてみると
…んん?これってホンマに1/24? なんかデカくないかい。
スピナーはかなり小さめの車だったように思うので
1/20じゃないのかと思ってしまう。

↓…で、天窓の内側はこれでいいのかなあ、壁の端面(矢印部)が丸見えになるような。

↓さっきからどうもスピナーって感じが薄いと思ったら、シートの形が全然違ってる。
資料写真とか小さいガレキは見ていたので一番違和感が強いワケだ。

↓フィギュアは付属していないので乗っけないとなるとかなり目立つ部分。
…なので先ずイスを修正する事にする。形はもっとナデ肩なイメージなので少し削って…。

↓クッションの形をプラ板で貼り付けて細工。
参考にしたのは実物大のスピナーの内装写真。

↓ヘッドレストの側面はもっと斜め前に飛び出したようになっていて
スピーカーのような形があるのでコレも繕った。加えてこの部品は後ろの壁に
取付けるようになっていたので真鍮線を仕込んでイス側に付けられるようにしてみた。

↓再び組み立ててみる。スピナーのシートってやっぱこんなでしょ!
…しかし後ろの壁の端面が天窓から丸見えはイカンなあ。ここも改造が必要。
次回へ続く…。
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「BIGノーチラス」

2015年06月09日 | カシメルコレクション
息抜きがてら、またカシコレを紹介。
入手した当時、そうとう嬉しかったのがこの「ノーチラス号」。
プラモデル作る人にとっては既成の完成商品なんて邪道だと意見する人も
居たりするんだけどこのアイテムは不思議に組立てキットに恵まれず、
「昔ガレキ見かけたかな?」くらいの記憶しかないかも。
15年くらい前のある日「OMOCHARS」というコレクターズショップで
たまたま見かけたこの製品が欲しくてたまらなくなった。

これは「海底2万マイル」というかなり昔のディズニー映画に登場する、
架空潜水艦としてはこれ程のデザインはもうお目にかかれないと自分は
思っている「原子力潜水艦ノーチラス」。ネモ船長でも有名だ。
リベットモールドがなんとも美しい、それはそれはレトロフューチャーな姿で
小さい頃からの憧れだったのです。あ、ディズニー・シーのアトラクションにも
あったりしてるので割と知ってる人が多いかも。
…で、その製品はとても高価だったので二の足踏んでたところ間もなく絶版。
暫くかなり後悔してた記憶が…。でも少し経った時に中古オモチャ扱ってる店で
安く売ってるのを発見し慌ててゲット。夢かと思ってほっぺたつねったくらいでした。

↓“RIC”という販売元。全長60センチ弱とかなりビッグサイズ。
船体がレジンでスタンドはポリストーンのような重たい材質。
全体に錆びたイメージの茶系のグラデーション塗装がしてある。
光る、等のギミックはなし。

↓操舵室に舵輪があったりと結構精密。

↓側面の展望窓とランプも全てクリアー部品できれい。
流石に中のシャッターは閉じた状態。

↓プロペラとそのガード形状は強度確保の為か金属っぽい。

↓スタンドは映画タイトルが浮き彫りになった金属風プレート形状があってゴージャス。

しかし原型を担当したのがその後我がモデリングサークルAPCに入会された
会員の一人だった事を知ってビックリ(^^A。原型製作秘話なんかを聞かせて
もらったりと…。世の中広いようで狭いのなあ。

今回はレジン完成品「原子力潜水艦ノーチラス」を紹介しました(^^)/。
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「メカコレドメラーズ 《Ⅶ》」

2015年06月01日 | 製作日記 メカコレドメラーズ
今日から、自転車の交通違反の罰則が強化されるらしい。
そういやァ、自分の街でも自転車で信号無視とかしてる人が結構散見される。
え?自分はどうかって?…そりゃ当然守ってますぜ(^0^)/!
傘さしながらはもちろん、音楽聴きながらも駄目らしい。
それはまあ判り易いけど、路肩走行の場合の右端か左端しかも本当は
決まってるらしくてこれはうっかりやってしまいそうで面倒かもなあ。
皆さんも意識して自転車に乗りましょう。

↓デコパのモールドと建物に墨入れ完了。

↓続いて0.3mm厚のプラ板を微塵切りに。

↓ガミラスっぽい色に塗って…。

↓これはその辺を徘徊しとる車両ですわ。
このスケールで計算すると1mmでも5メートル半になるので
これでも相当の大型車両。

↓出来上がった部品を配置して完成。…結構いい感じかも。

↓この、「地球じゃぁないよな」っていう雰囲気がミソなのな。

↓本編の発進シーンのパース方向だとだいたいこんなところか。
欲を言うとバックに無数の建築物があればいいけど箱庭サイズじゃあそうもいかない(^^;。
色彩も夕焼けみたいだったので実際に地表がこんな色とも限らないけどな。
ヤマト2199のBGM「艦隊集結」を聴きながら見よう。

↓一番でっかい建物はドメラーズのサイズからして
東京スカイツリーより高い。体積で考えるとおそらく数十倍。
さすがはガミラス文明、恐ろしい建造物群である。
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