カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「シュコダPAⅡ 《dvanact ドュヴァナーット》」

2017年05月22日 | 製作日記 シュコダPAⅡ
↓フィギュアーに着色~。タミヤの説明書からいくと黒っぽい
軍服だったらしい。顔は目の玉まで綺麗に入れる技を持ち合わせて
いないので明暗だけでソレらしく誤魔化している(^^;。

↓このアンちゃん、タバコ吸わせたれ。
なんとなく“休憩してる感”が出てその方が自然になるのな。
指の間辺りに0.4mm径の穴をあけ、タバコは0.3mm径の
真鍮線で作った。

↓ロケーションが街中なので新聞紙のひとつも落ちてるかと思い、
こんなのを作ってみた。文面文字は鉛筆で線を書いて、でかい文字は
インスタントレタリングの端にあったメーカー名などの部分を活用、
写真に見える部分はマンガなんかに使うスクリーントーンを利用。
結局“野良犬”じゃなくてこんな形になった。

↓いつものネームプレートを貼って…。

↓完成形はこんな具合だ。
…ちょっとフィギュアの位置的に足が地面の縁ギリのところに
来てしまったのが失敗。も少し標識ポールと車体の配置から企むべきだったなあ。
タイヤは回転する状態で固定しなかったので例の“車重によるヘコミ”はなし。
レンガ瓦礫は量的に足りないけど、そんなに不自然でもないのでこれでいいやな。




この「シュコダPA-Ⅱタートル装甲車」は自分はこのキット見て初めて存在を知った。
一次大戦時代の戦車は「マークⅣ戦車」や「A7V戦車」等、
形の個性が強くて昔から好きだったので、このスタイルを見た瞬間に
欲しくなったのは云うまでもない。
レジンキットなんかは以前からあったみたいだ。
1/35と1/72スケールのものをネット上で確認。

それにしても全体が曲面構成でなんとも量産性に欠ける車体である。
当時のチェコには、凄いプレス機械があったのか、それとも新幹線の頭を
作るような曲げ加工職人が多かったのか。そんな事を思ってしまう一品だ。

ホビーボス社のものも部品を見たけどビミョーに形が違ってたりとか(^^A。
キットを所有しているウチの会員のハナシではシャシーの形は全く違うらしい。
で、エンジンフードのスリット形状などは金型抜き方向を考えてタコムの製品より
正確に出来てるのが判る。でもヘッドライトのフェンダーからの張り出し量が
なんだか実物より大きすぎる気がするのは自分だけかな^^?
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「初夏に模型展示会を開催します」

2017年05月16日 | お知らせ
だんだん暑くなってきましたね。

自分が所属する、「モデリングサークルAPC」は
6月に作品展示会を予定しています。
単独展示会はついに4回目となります。
会員の平均年齢も更に上がってきて作品の数も勢いが
なくなってきてるのが否めないんですけどf(^^;
新作、旧作とりまぜて出来るだけ濃ーいのを並べますんで
プラモ好きの皆さん覗きに来てください(^^)/。

開催日:2017年6月17、18日(2日間)
場所 :大阪日本橋「ボークス大阪ショールーム8F」にて
コメント (2)
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「シュコダPAⅡ 《jedenact ィエデナーット》」

2017年05月14日 | 製作日記 シュコダPAⅡ
↓アクセサリーから持って来た標識と竪樋(たてどい)は
セミグロスブラックで塗った。でちょっと錆びてる感じに。
竪樋の方はかなりネンキの入った錆びサビ。

↓このタミヤのアクセサリーには標識用のデカールが付属。
これ以外はパケ裏の絵を紙にコピーして使えという仕様だ。
仕上がりは断然デカールの方がいい。
黒いところに貼れるのは矢印部の3枚だけかあ。
“ミュンヘン”はドイツらしいので使いたいね。
ポールに2方向矢印を付けたのでもう一箇所は“パリ”?
…“ミュンヘン”と“パリ”って超離れてるけど(^^A。
“キーン(CAEN)”という場所も調べるとそれ以上に遠い。
街角標識に一度に書いてある文字としては適当じゃない気がする。
…っていうかこの一番デッカイやつに「ドレスデンまで2425km」
とあるけど、こんな表示がフツウにあったのかなあ。

↓色々考えた結果、ミュンヘンの近くに“プリーン”という街があった。
この綴りなら“パリ”と“キーン”の文字を使って作れるのだ。
ミュンヘンから数十キロの距離なので一緒に書いていてもそうおかしくはない。

↓おっと、レンガ壁の窓枠を忘れるところだった。
窓枠は鉄製の重々しい感じのやつにして、ガラスは爆風で割れた風に。
ガラスは0.5mm厚の透明プラ板の細切れで。

↓レンガの崩れたやつに混じって窓の下辺りにも配置するといい雰囲気。

↓ニスを塗った木製デコパージュに置くとこんな具合だ。
“家屋”と云うよりは“工場”の壁っぽい仕上がりになったのな。



↓シュコダ装甲車のシャシー周りにタイヤが撥ね上げた砂汚れを着ける。
これはエアブラシとウェザーリングパステルのコラボで。

これで錆び汚れだけだった車体が地面と馴染んだ。
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「シュコダPAⅡ 《deset デセット》」

2017年05月07日 | 製作日記 シュコダPAⅡ
?!…変にチェコ語とかで番号表すと何番なのか判らなくなりますねf(^^;
今は「シュコダPAⅡ」の10番目です。

5月4日は「ききょうや(←最近はひらがなで書くのが正式なのかな)」さんの
展示会を覗きに行ってまして、大スケールの航空機モデルが沢山あって圧巻でした。
艦船やミリタリーも手の入った大きなジオラマ作品が目立ちます。

↑以前にも記しましたが「~2199」系は毎回充実のアイテム揃いで
新製品の“アンドロメダ級”が惜しげもなく何隻も並んでいる風景は迫力。
全長の新設定自体が大きいので1/1000でもデカイです!
内臓ギミックで拡散波動砲発射してました(^o^)

↑隠れ設定に準じて大改造されたものも。

↑存在感を放っていたメタリックカラーの“ナイチンゲール”。
リアルさよりもこんな美術的感覚を狙った仕上げ方もいいなあ。

↓…で、自分はいぜんとして情景製作中。
レンガ部分をマスキングしてコンクリ色を塗装。
この後マルチブラックのウェザリングカラーで汚しをかけた。

↓裏はこんな具合。内装色っぽいのを塗って雨だれ汚しをかけた感じ。
この“雨だれ”にもウェザリングカラー使用。

↓ジオラマやヴィネットを作るときによく悩むのが地面の色。
乾いた場所、ジメジメした場所などにもよるけど「思うほどは茶色じゃない」
ってのが頭にあって、明るいサンド系にするかもっとグレー系がリアルかな、
とかいろいろ考える。塗ってみないと判らないのでいつもエイヤーで
出たトコ勝負になってしまうのだ。…結局こんな色。
子供ん時は家の前が地道だったのに色が思い出せない(xx)。

↓歩道は石畳に。昔「オブイェークト279」で余ったシートを使った。

↓地面と壁を合わせるとこんな色合い。
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「シュコダPAⅡ 《devet デヴィエット》」

2017年05月01日 | 製作日記 シュコダPAⅡ
↓車体下部に元々塗ってあった色と色調を変え、キツめの艶消しにした
塗料を薄っすら吹いて錆びた感じを強調しました。

↓機関銃は基本は黒に近いガンメタで塗装、半艶で。
この写真で向こう側のものはボールジョイント部の色味を変えたりとか、
使い込んで修理したような設定で個々の色バラツキをつけてみた。
ただこのボールジョイント部は塗装するとまた嵌め合いがきつくなり
ぐりぐり動かすと塗装が剥げたりしたので結局固定したまま触らない事にしたのな。

↓例のコーナーポールは夜でも認識し易いよう先が白っぽい色にしてあったと推測。

↓一応装甲車は完成(^^。ディスプレイベースの仕上がりに応じて
タイヤの汚れ具合は後に調整予定。



↓さて、次にあのレンガ建築の壁を塗ろうと。
レンガの色は近くの実際の建物や写真を見て判断、まあ普通にグンゼの7番
(ブラウン)でいいんじゃないかと。ちょっとドギツイからやや濁らせるか。
コレを場所により右の塗料で明暗調整して使用。

↓先ず暗めに調合した色で凹部を中心に載せる。

↓次にソレよりだいぶ明るめの色で全体に着色。同じような明るさで2種類くらい
色合い変えたのでマダラに吹いたかな。ムラがあったほうが雰囲気はいいかと。

↓更に筆塗りでヤタラ明るい色、暗い色のレンガ固体をちりばめる。
レンガによって結構色バラツキがあるからなあ。こだわる場合もっと一個一個
ばらばらにするとよりリアルになるけど(^^Aそこまでやる価値があるのかどうか…。
まあこのくらいやれば充分かと思う。

↓そして、レンガとレンガの間のセメント、と云うかモルタルを表現するんだけど
フツーに黒っぽいスミイレで済ますか漆喰みたいな白っぽい色にするか迷った。
結局白っぽくすると決めたけどウェザリングカラーで白っぽいのを持ち合わせて
なかったので昔使ってたタミヤのアクリルカラーのバフを使ってみることに。
これも溶剤がラッカーを侵さないので結果は上手くいったけど、どうもやってる
最中にうっかり完全に乾くと溶剤で擦っても溶けてこない性質があるようだ。
なのでちびりちびり、ちょっと塗る度に拭き取っていくような作業になった。

古レンガ建築の雰囲気が狙った通りに出たので満足。
この残った縁のレリーフはコンクリート色にする予定。
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