カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「宇宙戦艦作品展示会」

2019年09月30日 | イベントなど
9月29日にボークス大阪SRにて「宇宙戦艦作品展示会」が開催されました。
その名の通り、宇宙戦艦主体の展示会で、…まァでも少しレギュレーションとしては
緩めて“宇宙を飛ぶ船とその類”的なジャンルが集まったイベントでした。
主催の方々より自分が所属のAPCもお誘いがあり、自分達もストライクゾーンと
云えるジャンルなので喜んで参加したのでした。

何時ものように会場で自分が撮影した写真の中から適当に紹介します。

↑エレベーターを降りて一番手前に飾ってあり印象に残った
「スペース1999」の“イーグル宇宙船”。コンテナ部に
3種のバリエーションがあり、外板パネルの塗り分け等非常に丁寧に
塗装してあり精密感がありました。この宇宙船自分も好きなんですが
当時番組自体はあんまり観てなかったんですよねー(^^A。

↑同じく3連ちゃんで並んでキョーレツな「ヤマト2199」の
“ゼルグート級3バリエーション”。高価なキットが沢山並ぶとちょっとリッチな気分。



↑「トップをねらえ!」から“エクセリヲン”。
“ガンバスター”ちゃんと腕組んでます!!

↑メカコレに付属の1/1000専用レーダーユニットが発売になり、
やっと部品がコンプリートできるようになった「ヤマト2202」の
“ノイ・バルグレイ”。うわー、やっぱ見応えあるなあ。
このディスプレイ台が凝ってるせいで余計カッコイイのだ。

↑「宇宙戦艦ヤマト」系のガレージキットや、クウォリティの高い
改造パーツを世に出しているK2Mさんの“ガルントと特殊削岩弾”。
バンダイキットに比べもの凄くシャープで彫りが深く精密でした。
当日はお話させていただき、製品についても色々説明もしてもらい
ありがとうございました(^0^)/。

↑そして意表を突かれたのはこんな作品。
「機動戦士ガンダム」より“ア・バオア・クー”。写真では判り辛い
ですが高さは1メートル以上あったかと。電飾もされてました。
これをバックにモビルスーツプラモで遊ぶと楽しいかも(笑)。

↑振り向くとソコにも同じような系列の作品が!
「宇宙戦艦ヤマト」の“浮遊大陸”ですよねこれ。…もう縮尺率がデカ過ぎて
他のアイテムを添えられない。でも先のア・バオア・クー共々
遠近法を使って皆で他の戦艦作品とかと重ね撮影して遊んでいました。

↑我がモデリングサークルAPCの一行は大体二つのテーブルに
陣取らせてもらいました。一つはバクッとアニメ系。
やや右側に置いた“ドメラーズⅢ”とか“ガイデロール級”等が
過去に本ブログで紹介させてもらった作品。ドメラーズⅢはこれが公には初出し!

↑もう一つは実写映画系テーブル。
手前の“ミレニアムファルコン”やビーコレ“スターデストロイヤー”等が
本ブログの読者にお馴染みですね。

↑こちらAPC会員ガソマニア氏作の発売間もないハセガワ製“ミネルバ”。
「クラッシャージョウ」原作小説版のカラーリングを意識した一風ひねった仕上げ。

↑同じくAPC会員ちょうぎ氏作、「2001年宇宙の旅」から
“ディスカバリー号”。某雑誌にも掲載された上、迫力のサイズなので
皆に注目されていました。電飾もカンペキ!“ワンマンポッド”は自作だそうです。

またもモデラーの“一端くれ”にとっては貴重な楽しい時間を過ごさせてもらいました。
主催のスタッフの方々、参加の同好モデラーの方々、お疲れ様でした!
またやりましょうね!
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「B.C.RICH モッキンバード 《step6》」

2019年09月19日 | 製作日記 モッキンバード
いい陽気になりましたね。プラモの秋!(笑)

↓エレキギターのコントロール関係のパーツを作っていきます。
先ずはボリューム等のツマミ類。形は文では説明しにくいけど
ざくっと云うと歯車のような形をしている。
モデルのスケール的にはだいたい直径5mmくらいで裾に
それよりやや大きめのフランジの付いたような格好なので、
先ずは5mm径プラ棒を3.5mmくらいの長さにブツ切り。

↓歯車の歯は7方向。なんかやり辛いゾ!
そうそう、最近車のホイルスポークとかでもあるんだよな
こんな奇数のヤツ。…なんか有利な特性でもあるのかな?
しかたないので分度器を使い紙に円周を7等分した線を描く。
そこにさっきのブツ切りをおいて7箇所印を付ける。

↓付けた印を目がけてルーターで丸くミゾを切る。
作るのは計6個。

↓更に上になる面に凹みを付け、底側には6mm径に
切り出したプラ板を接着した。…だいたいこんな形である。

↓ギター本体には真鍮線で差し込むような形にした。
これはモッキンバード・スペシャルというカスタムタイプに
したいのでツマミは通常モデルの倍、6個付いている。
スペシャルモデルはギター自体に音色を変えるエフェクターという
装置が内臓してあるので、コントロールツマミが多いのだ。

↓次に“ピックアップセレクタースイッチ”を作る。
少々細かくなるけど、写真の説明にあるような材料で繕った。

↓台座の真ん中に斜めに穴を開けて差し込むとスイッチが
傾いた状態を再現できる。

↓その他にも細かいスイッチがあるのでそれも工作。
根元はウェーヴの“O・ボルト”というお助けパーツに
いい形のものを発見したのでそれでまかなう。

↓スイッチのレバーは1.0mm径のプラ棒をブツ切り。
形は写真の説明通り。

↓実物通りに配置するとこんな具合だ。
どれがどの機能のツマミかとか、覚えられないくらいあるのなf(^^;。
でもいっぱい付いてると単純にカッコイイのだ。


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「B.C.RICH モッキンバード 《step5》」

2019年09月11日 | 製作日記 モッキンバード
↓ヘッドの詳細工作に移ります。
糸巻きのピンは後々真鍮線を巻きつけたりする想定なので
ややしっかりしたものにしておきたい。
そこで1.0mm径の真鍮線6本を穴をあけて立てる。
写真はピンの根元の形状だけプラ材で作ったもの。
下の丸は0.3mm厚、その上の六角形(矢印)は
0.5mm厚のプラ板を重ねた。

↓真鍮線は瞬着をつけて穴にねじ込んだあと適当な長さに切断。

↓ピン先の膨らみは1.5mm径の丸プラ棒に穴をあけて
キャップ状にしたものを被せるイメージだ(矢印)。
ついでにアジャストカバー(左側の三角形)のネジも付ける。

↓これはその裏側。
糸巻き本体は2.0mm厚のプラボードから削り出し、
下側(写真で向って左側)の取り付けフランジ等はプラ板工作。
ネジの頭は再びウェーヴのR・リベット(丸)。

↓ペグ(糸巻きの取っ手)はB.C.RICHのものは
やや面倒くさい形をしている。小さくて成形し辛いけど
先に真鍮線を通す穴を開けてからその位置にあわせて
ヤスリで成形する感じ。これも真鍮線の径は1.0mm。
取っ手幅は6mm程。

↓糸巻き本体に差し込むとこんな具合だ。
これももちろん塗装を考慮してまだ接着しない。
金属部にはメタルプライマーを塗っといた方がいいかもな。



↓ヘッドの厚みがやや薄めかなと気になってたけど、まぁまぁこんなもんか。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step4》」

2019年09月03日 | 製作日記 モッキンバード
残暑御見舞い申し上げます。
去る8月31日、「アラウンドエイティーズ」の第2回目が催されました。
今年のエイティーズは初回に比べ3倍くらいの参加者だったそうで
主催者側も驚いていました。写真撮影もしたので少し紹介します。

↑「宇宙からのメッセージ」テレビ版に登場の“リアベ・スペシャル”。
キットは搭載された二機の戦闘艇が映画版の形だったので正しい状態に
改造してありました。電動でレーダーが回転し、メインノズルが光ります。

↑パールカラーで綺麗に仕上がった「伝説巨神イデオン」の“ガンガ・ルブ”。
前にも記したような気がしますがこういう仕上げはリアリティーより
オブジェとしての見栄えが凄いのです。
後ろに“ザンザ・ルブ”も見えてますが自分はこちらによりインパクトを受けました。

↑これは稀な貴重品、「スターファイター」の“ガンスター1”。
当時のCG画像を思わせる、メタリックな仕上がりがイカス!
レジン製の海外キットだそうですがホビーショップはおろか
イベントでも入手困難な程のシロモノ。御馳走様です。

↑APCからは前回同様、自分とちょうぎ氏が参加。
これはモデルグラフィックス7月号に掲載の“ファイター1、2”
(「クラッシャージョウ」より)。
本人によると流石にミネルバ格納庫までは
かさ張って持って来れなかったそうです(笑)。

↑自分は公に出すのがお初の「紅の豚」の戦闘艇2隻、他を持参しました。
…会場は大盛況で身動きとれないくらいの人でしたね。
参加&ギャラリーの皆さんお疲れ様でした(^0^)/。


↓…で モッキンバード。
“ピックアップ”という絃から音を拾い上げる装置を作ります。
写真はその外周にあるエスカッションという部分で、
これを薄いベースの板に固定。

↓左写真の一番上にあるのがさっきのエスカッション。
その下に順番に積み上げる部品を示す。
右写真が組立後。このギターには長丸形に巻かれたコイルが2列に
並んだ“ハムバッキング・ピックアップ”と呼ばれるタイプが
2基付いているんだ。指板に近い第一ピックアップと
遠い第二ピックアップの位置ではボディーと絃の間隔が違っているので
高さを変えている。

↓更に細かいネジ類、等を追加。
大体は丸プラ棒の輪切りで、球面状のは
ウェーヴのR・リベット(丸)を使用。

↓次に“テールピース”という部品を製作。
左写真は最終、絃を差し込む穴を開けているところ。
右写真はそれの台座になる部分を手前に置いたところ。

↓テールピースを支えるボルトは結構大きいので
頭部分をこんな組み合わせ構造で製作。

↓最終組みあがったのがこんな。
この部品は1.5mm径の真鍮線2本でボディーから
少し浮かせた状態で固定する形になる。
矢印の部分は絃を引っ掛けるブリッジという部分。
山形のプラチップに小さいミゾを加工してある。
その後ろに見えるのがさっきの絃を差し込む穴。
殆どのギターは絃の端を掴んでいるテールピースと
絃にテンションをかけて引っ張っているブリッジが
別々に配置してあるんだけど、このギターのように
テールピースとブリッジが一体化したものもあるんだ。

↓後ろから見るとこんな具合。手前がギターの下側になる。
矢印の6個の穴は実物のギターで絃を通す入り口になる。
中にある円筒形は実物の絃の端に付いている金属円筒で、
これがひっかかって絃が留まる仕組みになっている。
このモデリングではちゃんと絃を貫通させる訳ではないので
最初からここにこんな形を作った。

↓今回工作した分を配置するとこんな感じ。
塗装を考慮していずれも未接着。
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