カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「BRDM-2《Biсiм (ヴィーシム)⑧》」

2022年05月31日 | 製作日記 BRDM-2装甲車
BRDM-2装甲車、引き続き内装の仕上げを施しています。

↓ウェザリングカラーのマルチブラックをほぼ全体に流す。
各部のモールドがやや強調される感じになった。

↓で、付属のデカールはこんなのが。
…多分使うのは右上のインパネのやつだけだろうな。

↓デカールが出来るだけ密着するよう、
インパネ部分にクリヤーコートしておく。

↓インパネ部デカールは全体がワンピースで、
ニス部分(透明の膜部分)がめっちゃ広いので
矢印部分にカッターを入れ2つに分離。
ホントは計器一個一個分離する方が完璧なんだろうけどメンドクサ過ぎる。

↓インパネにマークセッターを塗り、デカールを置いた上から
マークフィットを染み込ませた綿棒でゆっくり抑え続けるとインパネの凸凹に馴染んで張り付く。
…なんか、よく見ると馴染みきらずにシワになったりもしてるけど時間を
かけるとマシになってくゾ。若干、引っ張られてデカールと形がズレたりするけどな(^^A。
この後トップコートのフラットでコートして、計器のレンズ部にクリヤーを
ぽちょんと流すと出来上がり。

↓更にこういう別売りデカールのストックを持ち出す。
この細かい“能書き”みたいなごちゃごちゃしたデカールが結構便利なのだ。

↓適当にカットして車内の壁にある説明書きみたいなプレートやシールを再現(矢印部)。
右写真の真ん中辺りはエンジンのメンテナンスハッチらしい。
拡大したら英語ツズリなんだけど細かくてワカランし。 雰囲気雰囲気(^^。

↓それから焦げ茶色で塗装ハゲやチッピングを適当に…。

↓…ふー、内装はこんなもんだろうか。
やっとボディー上下が接着できるぞ。
後からでも配置できる荷物なんかは未だほったらかしだけどな。


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「BRDM-2《Сiм (シム)⑦》」

2022年05月23日 | 製作日記 BRDM-2装甲車
↓…さて、車の内装が再現されたキットなので車体上下パーツを接着する前に
内装の塗装と仕上げを全て完了しておく必要があります。
天井パーツは後々外せるようにしておくつもりですが、その穴からでは
処理できない部分は特に完了させておかないと辛いです。
先ずは内装の部分だけサーフェイサーを吹きつけ。

↓実車写真を見た上では一般に内装はウェストライン辺りから上と下で
2トーンカラーらしい。下の部分はオリーブドラブのようなグリーン系の色。
写真の塗料を混ぜて作った。

↓インパネやハンドル、椅子のシート等は塗り分けが必要。

↓上側の部分はパッと見、白みたいだ。
…内装なのでクレオス97番(灰色9号)のようなやや暗い色をチョイス。
更に窓枠やペリスコープ等はこれもまた塗り分ける。

↓設置してある機材はこんな感じに塗った。
上の3部品は実物写真が見つけられず色が判らなかったのでやむなく想像で配色。

↓まだ墨流し処理とかしてないけど仮に車内に配置してみる。
お。いい感じかも。キットのオリジナル状態に比べかなり実車の雰囲気に近くなってる(^^。







↓…でこれは天井と旋回砲座。左写真の白矢印は自作DUした室内灯。
配線ケーブルも資料があったのでそれらしく追加。
右写真の黄矢印はペリスコープの覗き口。
外側に形があるのに中はズンベラボンだったので追加した。
このキット、そう細かく突っ込んだディテールにはなってないのな…。
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「後継猫」

2022年05月18日 | つぶやき

“先代猫”(本ブログ「鈴の音」記事参照)が居なくなった後、
1~2ヶ月は家の周囲に猫の気配は無かった。
この辺りはその先代猫がボス面を効かせていたので全く他の野良猫が近付かないのだ。
でも徐々に居なくなったのを察知したのかチラホラと猫が現れるようになり、やがて
数匹の猫に餌もやったりするようになったものの、なかなか頭を撫でさせてくれる
ようにもならず、餌を食べるとどれも愛想も撒かずに帰ってしまう猫ばかりだった。
「やっぱり、そう簡単に馴れ馴れしく懐く猫なんて居ないわなあ…」
とややがっかりした気分になる日が続いた。

そんなある日の夜、何時ものようにほぼ毎日餌を食べに来る野良猫に餌をやったあと、
しばらくして「さっきの猫はまだこの周辺に居るのかな」とふらっと表通りに
出たら、似たような猫がいた。「あ、まだいるいる」と近づいてみると
それは違う猫で、しかも初めて見る猫だった。
「お、なんじゃおまえ。新手か」と近くへ寄って背中を撫でようとしたら
なんとあっさり触れたのだ!(@o@)
「へ?人間馴れしてる? …なんか喰うか?」と誘うとズカズカと付いてきて
やった餌を一通り食べきると、体を自分の足等に擦り付けたり、
ずうずうしく家の中に上りこんでいったりと。
他の野良猫ではありえない行動に「何コイツ、やたらにアツカマシイな」とか
怒ったフリしながらも半分すごく嬉しい気分になった。

そしてコイツはそのままウチに居付いてしまった。再びの押しかけ猫だ。
左耳をサクラカットしているのでメスだと判り、首輪はしていないので
飼い猫が逃げて来たのではないようだ。それにしても人間馴れし過ぎている。
安物だけど首輪も買ってやったらあっさり付けさせた。
で、一度部屋の中でオシッコをしてしまったので試しに
猫用の砂のトイレを設置したら、なんと教えなくてもそこでするようになったのには驚いた。
「…保護猫の施設から脱走してきたんかな?」とか色々考えたけど謎だ。
先代猫よりは小さく、見た感じ2~3才くらいか。
不思議なのは現れたのが先代猫の月命日だったこと。
もしかしたら先代猫の生まれ変わりで、来るべくしてここにやってきたのかも、
とか考えるとちょっと鳥肌が立った。
信じられないレベルで人懐っこいし、取り敢えずは世話をしていくつもりである。
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「BRDM-2《Шiсть (シースティ)⑥》」

2022年05月07日 | 製作日記 BRDM-2装甲車
↓この車には旋回砲塔が付いてます。
しかし! …フツーの戦車の砲塔のように車体との引っ掛かりが無く
上に置くだけの形に(右写真)。そこで自作で引っ掛かりを工作してみようと。

↓多分“置くだけ”の理由はこの写真の白い破線のところで天板(天井板)が
カクッと折れているせいで引っ掛かり部分が綺麗に360度回転
させ難いような形になってるからだ。
で、普通なら180度対称の位置に設定する引っ掛かりをやや前方寄りにして(白矢印)、
嵌める時の切り欠きは60度くらいねじった位置にし(黄矢印)、
天板の裏を腰折れ線からやや食い込んだ部分まで削り込んで
出来るだけ旋回範囲を広げる細工をしてみる(赤矢印)。
まァ正味真後ろに向ける事なんてあんまり無いしね。

↓砲塔内のパーツも結構充実。
機関砲本体や弾丸のマガジン、砲塔を旋回させるハンドルや
砲手の座る椅子まで再現。特に薄い部品や細かいギザギザがある部品は
丁寧にもエッチングパーツだ(矢印)。

↓外側はこんな感じ。
砲は上下にも可動。矢印の所には透明のレンズ部品と
それを拭くワイパーがエッチングパーツで付く予定。

↓内装の残りのスペースには荷物関係を載せようと。
こんな現用装備品のストックがあったのでなんか使えないかな。

↓よし、弾薬箱とこんな荷物を…(左写真)。
このように配置(右写真)。

↓借り着けだけど運転席周りの細かい部品も付けてみた。
ハンドルはオリジナルでこの細さ。シフトレバーやペダルも結構精密。

↓旋回砲塔を付けると全体はこんなフォルムになる。
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「BRDM-2《П'ять (ピジャーチ)⑤》」

2022年05月01日 | 製作日記 BRDM-2装甲車



立て続けに展示会のレポートをもう一発。上2枚は去る4月29日に開催された
「ききょうや大展示会」の様子です。以下個人抜粋で4作品ほど紹介。

↑「ノルマンディー上陸作戦」のジオラマ。
上陸するM20装甲車、アキリーズ戦車が揚陸艦ごと作ってあります。
右下、海の波打ち際の表現が凝っていますね。

↑「ブレードランナー2049」に登場のスピナー。
結構大きなモデルです。屋根のドローンが浮き上がったところ。

↑「天空の城ラピュタ」のタイガーモス号。
貨物車の高架線路、谷に突き出た建物など、あの世界観が楽しめる作品。

↑“ブルース”と呼ばれた、映画「ジョーズ」の制作に使われたサメのロボット。
こういうメカを使った、ってのは有名な話ですよね。
後にはサメ退治に使った船(オルカ号だったかな)も。
…USJのアトラクのサメも下はこんなになってるのかな?(笑)

会場は大阪日本橋のお洒落なパーティー会場で、
一風違った雰囲気を楽しめました。お疲れ様です。


↓えー製作日記ですが、内装に電気ケーブル追加(矢印)。
実車写真でちょっと目立つものだったんで…。

↓キットにはフィギュアは付いておらず、寂しい感じなので
別でこんなキットを購入。これは現用ドイツ戦車クルーなんだけど、
この装甲車は国連仕様にするつもりで、多国籍な人員が乗ってても
おかしくはないかと。ちょっとゴマカシで。

↓うきゃー、こんな処理し辛い所にゲートが…(左写真矢印部)。
タミヤのMMだったらありえないよな(^^;。ルーターで処理。

↓こういう人。 …乗せてみるとまあまあいい感じ。
あと車外にももう一体くらい用意しようかと。

↓車体外回りの部品も見ていきます。
この6個の長丸はエンジンの放熱口らしきもののカバー。
そのまま素直に付けると写真のような形なんだけど、
実車の写真では表面から少し浮き上がってる感じなのだ。

↓で、プラ板を挟んで浮かせようとすると、ありゃ、
位置決めダボの孔が見えてしまうような位置にある(矢印)。

↓…しゃーねーな、ダボ孔埋めようか。でも位置決まらなくなるなあ。

↓プラ板挟んで取り付けるとこんな具合。…そう、このぐらい浮いてた。
もしかしたら実車は上下に可動するのかも知れないな。

↓これはエキゾーストパイプ。
水陸両用車のは水に浸からないよう車体の上の方に付いている。
熱々になるのでそのカバーらしいものが。

↓このカバー、板金程度の厚みなのでパーツの厚みが目立つ部分は削る。
向って奥の部品、横の丸孔の縁が目立つので(白矢印)
手前のパーツのように裏からそぎ取る(黄矢印)。
これだけでも見た雰囲気はだいぶ変わるゾ。

↓車体につけるとこんな。

↓側面の小窓は凸の部品ごと透明パーツだ。
うわー、なんだか嫌なパターンだ。裏に暗い色を塗った上で接着し、
塗装工程の間ずっと小窓部分(左写真矢印)にマスキングしとかないと。
車体との境目にパテ埋め処理する部分があるしf(~~。
この構造のせいで勿論内装側から見るとズンベラボン。
工作がちょっと大掛かりになるのでそのヘンを繕うのはパス(^^A。

↓ともあれ、現状はこんな具合だ。
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