今日はプラモとあんま関係ないハナシだけど(^^。
誰から聞いたのか、憶えていない。…多分親戚の叔父からだったと思っている。
で、聞いたのは小学生の頃だから、相当昔だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2b/d375a86347f5f014e93befe038588ab9.jpg)
自分は昔から算数、数学という科目が嫌いだった。
分数、二次関数、微分積分とか、ちんぷんかんぷんで、例え四苦八苦して
答えが出せたにしても「…ふーん、」くらいしか感心がなくて、面白くもなんとも
なかったんだ。でも、あるとき聞いた数字にまつわる話が未だにとても信じられ
なくて、それを思い出す度に数学に興味がでるようなでないような、感覚がおかしく
なるようなヘンな気分になる。
それはこんな話だった。‥え、あいや大したことない、単なる掛け算である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/0a/350dfb1f2fb970244f8dfbd88d573463_s.jpg)
ここに厚さが1mmの、無限大の大きさの折り紙があったとする。
これを二つに折ると厚さが2mmになる、もう一回折ると4mmだよな。
こうしてどんどん折り進めると次第に厚さが増す。
…そんなもん、10回くらい折ったら、折り目がダンゴのようになって
辛くなってくるじゃん、とかいうのは考えないで、大きさも無限大だから、
果てしなく折り続ける事が可能と考えていただきたい。
ただただ一回折る度に厚みが倍、その倍…になるワケだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/c2/3e71fd70c45ecbc71673155ac48c6166_s.jpg)
夜、空を見上げると月が出ている。さて、どんどん折り進めるこの折り紙の
片面(上面)が月に到達するのは何回折った時でしょう?
…つまり、厚さが地球と月の間の距離、約38万kmを越えてしまうのは何回目に
折った時でしょう?という質問である。ざっと感覚で答えてみよう。
「!?…どのくらいかなあ。100万回?いや、1千万回くらい折らないと…」
とか思いませんか? なにしろあのアポロ11号が何日もかけてやっと到達する
距離である。 しかし正解を聞くと愕然とする。
答えは“39回”。…(**;“39回”!?3万9千回じゃないよ、たったの39回。
…厚さ1mmの折り紙を39回折ると厚みが38万kmを越えるらしい。
ハハ(^д^;…ケタを相当間違えてないか?とか思ってしまうよな。
にわかに信じ難いハナシでしょ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/d9/60c59758b9e758863b4867a36e8a6995_s.jpg)
表示が10桁以上ある電卓がある人はやってみてください。
1に2を39回掛けてから、1mmは0.000001kmなので
1000000で割る。すると答えが54万9千7百56kmくらいになる筈。
月までの距離をそうとうオーバーする。 …ウソぉーー!!
自分も未だにそう思うけど、何度やっても同じなので本当らしい(笑)。
月って案外近いのかも、とか思ってみたりf(^^;。
1mmの紙を39回折りなんて、なんだかやれそうにも思えるのな。
でも無理だ。とんでもない事になる。地球よりデッカイ折り紙なのな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/3f/ff6e635bd728c44491362808e1f6231d_s.jpg)
なんか、別件こんな昔話をちらと聞いた覚えが…。
米の取立ての酷い代官だかなんだかがいて、ある時一人の賢者が
それに業を煮やし、その代官にあるテガラをたてて褒美をもらうことに
なった際、代官が金目のものをやるといったが賢者は遠慮してこう言った。
「今日、米を1粒ください。明日は2粒。その次はその倍の4粒…
これを1ヶ月続けてもらえれば充分です」と言ったそうな。
代官は「そんなものでいいのか…いいよ」と二つ返事。
一ヵ月後、代官は米を蔵ごと全部取られてしまったそうな。
…おそらく代官は全部で米1俵もいかないくらいかな、と感覚で
思ってしまったのだろうと…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/65/cca3d613b9ad74dca3c20ff893476b72_s.jpg)
更にまつわるハナシで、
1分で2倍に増殖するバクテリアを1匹シャーレの中に入れておくと
その中満杯になるのに1時間かかるそうだ。そこである研究者が
もっと早く満杯にしようと最初2匹から始めることにした。
2倍入れたので30分に短縮されるかというと、実は1分縮まるだけ、
というソレの逆効果を狙った出題もあったりした。
つまり1匹から始めても、最初の1分経てば2匹になっているから
あんまり意味無いわけだ。
“累乗の恐怖”は本当に恐くて感覚がおかしくなるのである。
(卓上のモデルは「アポロ11号、サターン5型ロケット」)
誰から聞いたのか、憶えていない。…多分親戚の叔父からだったと思っている。
で、聞いたのは小学生の頃だから、相当昔だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2b/d375a86347f5f014e93befe038588ab9.jpg)
自分は昔から算数、数学という科目が嫌いだった。
分数、二次関数、微分積分とか、ちんぷんかんぷんで、例え四苦八苦して
答えが出せたにしても「…ふーん、」くらいしか感心がなくて、面白くもなんとも
なかったんだ。でも、あるとき聞いた数字にまつわる話が未だにとても信じられ
なくて、それを思い出す度に数学に興味がでるようなでないような、感覚がおかしく
なるようなヘンな気分になる。
それはこんな話だった。‥え、あいや大したことない、単なる掛け算である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/0a/350dfb1f2fb970244f8dfbd88d573463_s.jpg)
ここに厚さが1mmの、無限大の大きさの折り紙があったとする。
これを二つに折ると厚さが2mmになる、もう一回折ると4mmだよな。
こうしてどんどん折り進めると次第に厚さが増す。
…そんなもん、10回くらい折ったら、折り目がダンゴのようになって
辛くなってくるじゃん、とかいうのは考えないで、大きさも無限大だから、
果てしなく折り続ける事が可能と考えていただきたい。
ただただ一回折る度に厚みが倍、その倍…になるワケだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/c2/3e71fd70c45ecbc71673155ac48c6166_s.jpg)
夜、空を見上げると月が出ている。さて、どんどん折り進めるこの折り紙の
片面(上面)が月に到達するのは何回折った時でしょう?
…つまり、厚さが地球と月の間の距離、約38万kmを越えてしまうのは何回目に
折った時でしょう?という質問である。ざっと感覚で答えてみよう。
「!?…どのくらいかなあ。100万回?いや、1千万回くらい折らないと…」
とか思いませんか? なにしろあのアポロ11号が何日もかけてやっと到達する
距離である。 しかし正解を聞くと愕然とする。
答えは“39回”。…(**;“39回”!?3万9千回じゃないよ、たったの39回。
…厚さ1mmの折り紙を39回折ると厚みが38万kmを越えるらしい。
ハハ(^д^;…ケタを相当間違えてないか?とか思ってしまうよな。
にわかに信じ難いハナシでしょ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/d9/60c59758b9e758863b4867a36e8a6995_s.jpg)
表示が10桁以上ある電卓がある人はやってみてください。
1に2を39回掛けてから、1mmは0.000001kmなので
1000000で割る。すると答えが54万9千7百56kmくらいになる筈。
月までの距離をそうとうオーバーする。 …ウソぉーー!!
自分も未だにそう思うけど、何度やっても同じなので本当らしい(笑)。
月って案外近いのかも、とか思ってみたりf(^^;。
1mmの紙を39回折りなんて、なんだかやれそうにも思えるのな。
でも無理だ。とんでもない事になる。地球よりデッカイ折り紙なのな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/3f/ff6e635bd728c44491362808e1f6231d_s.jpg)
なんか、別件こんな昔話をちらと聞いた覚えが…。
米の取立ての酷い代官だかなんだかがいて、ある時一人の賢者が
それに業を煮やし、その代官にあるテガラをたてて褒美をもらうことに
なった際、代官が金目のものをやるといったが賢者は遠慮してこう言った。
「今日、米を1粒ください。明日は2粒。その次はその倍の4粒…
これを1ヶ月続けてもらえれば充分です」と言ったそうな。
代官は「そんなものでいいのか…いいよ」と二つ返事。
一ヵ月後、代官は米を蔵ごと全部取られてしまったそうな。
…おそらく代官は全部で米1俵もいかないくらいかな、と感覚で
思ってしまったのだろうと…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/65/cca3d613b9ad74dca3c20ff893476b72_s.jpg)
更にまつわるハナシで、
1分で2倍に増殖するバクテリアを1匹シャーレの中に入れておくと
その中満杯になるのに1時間かかるそうだ。そこである研究者が
もっと早く満杯にしようと最初2匹から始めることにした。
2倍入れたので30分に短縮されるかというと、実は1分縮まるだけ、
というソレの逆効果を狙った出題もあったりした。
つまり1匹から始めても、最初の1分経てば2匹になっているから
あんまり意味無いわけだ。
“累乗の恐怖”は本当に恐くて感覚がおかしくなるのである。
(卓上のモデルは「アポロ11号、サターン5型ロケット」)