カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「宇宙空母アトランティア(ギャラクティカ)ⅩⅣ」

2014年11月27日 | 製作日記 宇宙空母アトランティア
↓続いてちまちました工作を少し。ランチチューブ(カタパルト)から
飛び出すバイパー戦闘機を作ろうと思いついた。
0.3mm径の真鍮線の先になんとなくバイパーに見えるように
組み立てたプラチップをつけ、エポキシパテで噴射煙を造形。

↓…細筆でちゅくちゅく塗るとソレらしくなったぞ(笑)。
1/4105バイパー戦闘機。

↓それをランチチューブの穴に突き刺すと出来上がり。
全長3mm強、噴射煙が存在感を出してくれてる感じだ。

↓ディスプレイ台にネームプレートを付けて、艦船モデルっぽい仕上がりに。

↓少し艶消し塗料でコーティングして完成。
ちょっとスジ彫り太目なのが否めないけど、なんとか巨大感出てると
自己満足するしかない(^^;。

↓アメリカ版「スターログ」のギャラクティカ表紙のがあるので
それと一緒に撮ったりする。1980年だったんだよなあ、
考えるとレトロなアイテムだ。昔サウンドトラックのLPレコード持ってた。
今もどっかタンスの中にしまい込んであると思うけどレコードプレーヤーが
無いのでもう聴けない(泣)。

↓カシメルBARでお酒を舐めながら完成品を眺めて楽しみました。
「宇宙空母ギャラクティカ」の映画観た当時、パンフレットにも
バトルスターのマトモな写真が少なくて、詳細な形すら判りにくかったけど、
今ではインターネットでマニア用だかなんだかで撮影プロップモデルの
各部のアップ写真が見られるので大変重宝しました。



ここで今回自分が参考にしていたサイトを参考までに紹介します。
SFキットよくこしらえる人は知ってるかもしれない。
「MODELER'S MINIATURES AND MAGIC」>http://www.modelermagic.com/
海外の凄く凝ったSFモデルが沢山見られます。
ギャラクティカプロップモデル写真ショートカット
>http://www.modelermagic.com/?p=4124
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「宇宙空母アトランティア(ギャラクティカ)ⅩⅢ」

2014年11月21日 | 製作日記 宇宙空母アトランティア
↓艦載機の着艦口内を写真のように繕いました。
白線は市販のお助けデカールで再現。滑走路の両脇の並んだ小さい穴は誘導灯だ。
旋回しているギャラクティカを後ろから見たシーンでこの誘導灯が入り口から
奥へ向って流れるように光っていたのがカッコよかったなあ。

↓頭部分の両サイドとエンジン部分の両サイド、計4ヶ所に棒状に光る黄色い
ランプがある。プロップモデルでは黄色電球がむき出しで5~6個縦に並んで
いるようなのでそんな風に塗ってみた。舷灯みたいなモノなのかな。

↓作業中うっかり触って取れるだろうと着けるのを保留していた
ディテールをやっと取り付けた。こんな“リンクロッド”のような部品が
ついてるみたいです。 組み立てる時また触るだろうな。

↓遂に艦名も貼り付ける。例によってコイツはコロニアル艦隊旗艦
「アトランティア」だ。 ‥あの最初に爆発して轟沈しちゃうヤツ。
プロップはこのネームプレートを差し替えるだけでその他の艦の
シーン撮りを使いまわしていたみたいなので(笑)細かなディテールが
違うとかの心配もないのな。

↓艦名のデカールは8隻分用意してあった。
「GALACTICA」や「PEGASUS」なんかがよく使われると
思うけど、逆に「PACIFICA」とか「RYCON」とか貼ってると
マニアックだろうね。

↓エンジン噴射口の中のメッシュは電飾する人には嬉しいクリアーパーツ。
自分は今回電飾なしだけど、取り敢えず何も塗らずにそのまま組み込む。
将来電飾したくなった時の事を考えて(多分しないだろうけど)接着もせず。

↓縦長写真になるけど艦底から。
影や汚しを施した部分がよく判るかと。この時代のメカ特有のプラモ部品適当
貼りによるモールドだ。キットのモールドもそれを凄く細かく再現した部分と
なんだか大雑把になってる部分との差が随分あった。

↓ほぼ完成。比較的ゴチャメカのない平坦な場所も1mm角くらいの
プラチップ適当に配置したのでなんとなく精密感が上がってはいるかと。

↓放映当時発売の○ノグラム製に比べると雰囲気抜群。
あの“ドー…”っていうエンジン音が聞こえてくるようで。

…そう言えばネットでバトルスターのエンジン音を
12時間ぶっ続けで鳴らしてる動画があったっけ(^^A。
何に使えというのか。プラモ眺めながら聞くとか?
ミニチュア動画撮影用とかかな…??
^^それにしても12時間はいらんだろ
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「宇宙空母アトランティア(ギャラクティカ)ⅩⅡ」

2014年11月17日 | 製作日記 宇宙空母アトランティア
↓プロップモデルの構造的に、形状の中が空洞でスカスカな場所あり。
キットでは一体構造なのでどうしてもそこが垂直の壁なんかになったり
してるんだ。で、空洞の穴の部分にブラックを塗った。
…そのままだといかにも“ものものしい黒壁”なので辺りに薄墨を
吹き付けて少しボカす。

↓‥結局あちこちボカシ汚しを入れたので随分黒っぽくなってきた。
このくらいで止めとかないと徐々にイメージが違ってくるなあ。

↓次に艦体側面等に塗られているストライプを塗装。
ココはキットに水性デカールが付属しているものの色が赤過ぎるので使わなかった。
モールドがはっきりしていなかったり境目が無いのでマスキングして。
割りと面倒くさい(^^;。

↓写真では普通の赤に見えるけど実際はもっと茶色っぽい。
自分が判断した塗料の比率で云うとクレオス【7番】(ブラウン)5:
【81番】(あずき色)4:【42番】(マホガニー)1くらいだっだかな。
兎に角 赤とも茶色ともつかないビミョーな色である。

↓フライトベイナセル側面は所々ストライプが途切れていて位置を割り出すのに
苦労する。プロップモデル写真で周囲のモールドから判断するも、微細形状の位置
自体が狂っていたりと…(^^A。もうその辺は適当になってしまうけど。

↓?…こんな所にもあったりする。取りあえず塗っとく。

↓色が色なだけにストライプが入るとちょっとオモチャ臭くなる。
多分、本編の画像ではこのラインが殆ど赤く見えないからだと思う。
攻撃をしかけてきたサイロンレイダーに向って近接防御火器で応戦する
場面で、火器の周囲の壁が赤く塗ってあったりするけど「あれってどこ?」
とか思ったりする。この側面のミゾの中かな?(^^

↓デコパージュにもニスを塗った。あと一息で完成。

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「宇宙空母アトランティア(ギャラクティカ)ⅩⅠ」

2014年11月07日 | 製作日記 宇宙空母アトランティア
↓塗装に入ります。
比較的でっかいモデルなのでベース色をスプレー缶で吹いちゃいました。
バトルスターの艦体色は本編画面で青みがかったライトグレーに見えるけど
撮影プロップモデルは意外に真っ白。レプリカその他作例いろいろ見て検討した
結果、使ったのはグンゼ97番(灰色9号)。…この色結構好きで実は以前
「ノストロモ号」にも塗った色。白にすこぶる近いライトグレーといった感じ。
参考までに、ネットで公開の撮影プロップ写真ではもっと黄ばんだ白に見えます。

↓‥で、ギャラクティカの撮影プロップはよくあるパネルラインでビミョーに
色合い変えるとか全然してないみたいで、それどころか汚しも何にも無しっぽい。
だからあんまりスターウォーズメカみたいな事するとかえってイメージが離れる。
でも写真を必死で睨んでるとどうも側面の機械ゴチャゴチャの面とかが
他の面より若干暗い気がする。影のせいかも知れないけどココは見たままやる
のが正解みたいだ。

↓今この四角く凹んだ辺りとその後ろのメカごちゃ面をやや濃い色で塗ってみた。
…エエ感じじゃないか?写真ではビミョーだけど、本編の雰囲気に近くなったゾ。

↓要は影を自分でつけちゃってるイメージだよな。
プロップと違ってサイズが小さいのでそのほうが近い迫力が出る気がするのな。

↓あとは例えばローレット形状のある場所なんかに少し暗めの色を塗った。
こうすうと凹凸が深く見える効果が出る。

↓マジな汚れなのか、なんとなくパネル塗り分けに見える箇所もありで、
こうなったら兎に角同じように倣ってみる。なにしろ全長1800Mの
巨体なのでやはり色バラツキが多い方がイイ感じになるかと。
例にあげると矢印の帯状の部分はちょっと暗い色だ。

↓エンジンの噴射口内面もやっぱりかなり暗い目の色でグラデーションが。
もしかしてプロップ自体、発光ギミックで熱焼けしてるのかな(^^)。
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