カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「メカコレドメラーズ 《Ⅰ》」

2015年04月29日 | 製作日記 メカコレドメラーズ
また“2199ネタ”をさわっています。
メカコレの「ドメラーズⅢ世」だ。実はこれ、自分の中ではヤマトのメカ中でも
1、2を争うデザインだと思っている。なので1/1000も飛びついて買ったものの
以前記したように完成品のデカさにビビッて手をつけていない(^^;。今回あえてメカコレ。

↑ところがメカコレドメラーズは先に作ったデウスーラやヤマトに比べるとイマイチ
モールドのシャープ感がない。これはドメラーズ好きの自分にとっては
なんとなく悔しい気分である。なので自分なりに納得するまでDUしてみようと。

↓まずさわった部分はエアインテイク状のこれ。
板厚が目立つので少しシャープに削った。写真ではあんまり判らないけど前縁を
尖らせたような削り方。

↓金型抜きの関係から艦橋の支柱後部の形が著しく省略されている。
1/1000の作例写真等を参考に可能な限り形状を作ってみた。因みに真ん中の
白い部分がプラ板の削り出し、その両脇のすだれ風の形はウェーヴのモールド
プレートの切り出しである。

↓その上側はこんな風に。この縦線は本当はスリット穴なのだけど、
ランナー伸ばしのブツギリを並べておおよその雰囲気狙い。

↓前作デウスーラよろしく、例によってスタンドの穴を埋めて真鍮線を刺す為の
細工をする。このエポパテの塊で真鍮線を支えるワケである。

↓瞬間物質移送機を付けて“七色星団戦仕様”に。
続いてその他スジ彫り等思いついた部分を適当に追加。
…で、メカコレドメラーズを買った人は知ってると思うけど、艦体から張り出した
アンテナ、フィン類が全部一体成形なのでドンヨリした形をしている。
写真の矢印部分は後ろを削ってこのような形に成形、このほうが強度が維持できるし。
デウスーラではこのサイズのアンテナも別体になってたのになあ(ノД`)。

↓その他のアンテナ類は上にプラ棒のブツ切りを載せて“ツル首”状に(写真白矢印部)。
艦体後部左右の翼端も後方に向って延長したような膨らみがあるものの、
塗装でうっかり破損し易そうなので今は接着を保留(写真黄矢印部)。

↓う~ん…かなり良くなったような。
少なくとも第一印象のボッテリ感は無くなったと思う…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オブイェークト279 《двенадцатьドゥヴェナーッツァッチ》」

2015年04月19日 | 製作日記 オブイェークト279
昨日は「モデルワークス」さんの展示会にお邪魔させていただきました(^^。
今自分も戦車モケイを作っているのでついなんとなく戦車の方に気か寄ってしまいます。
やはり普段からAFVをやっている人はチッピングとかの細かい表現に凝っていて
勉強になりました。

↓こういう、味深いヒコーキをそのうち組んでみたいな。

↓今回「えっ!」と思ったのがイヒョウを突いたこの作品。「シベリアかあ、
妙なモン食うなあ…」実際に食べられるもの(本物)だそうです。


↓さて製作再開。いよいよ大詰めに来てます。
履帯を中心に“錆び色”のウェザリングパステルをアクリル溶剤で溶いて塗りたくり。
車体下部は粉のまま適当に擦り着ける。

↓履帯組み付け後、地面に当る部分にメタリックグレー&シルバーで軽くドライブラシ。
…おお、鉄っぽくなってきた。

↓余った履帯パーツでこんなのも作ってみた。ホルダーの形はもう適当。

↓石畳に履帯がのった跡のキズを表現。これも余った履帯パーツにライトグレーを
塗ってハンコみたいにした。

↓…遂にアンテナ類を付けて一応、完成。石畳の方にも錆び粉が散った風にしてみたけど
やりすぎたかな(^^;。“ここに停車して暫く野ざらしになっていた”ことにしよう。

↓フィギュアがないのでイマイチ車体のサイズが判り難い。重戦車なのでかなり大きめの
サイズな筈だ。昔ウチのメンバーが「メカ物は一体でいいから人形を付けないと大きさの
迫力が出ない」と言ってたんだけどその通りだなあ。
電柱じゃやっぱりピンとこないな、ハハ^^。


今夜のアテはロシアものなので、それっぽくウォッカを呑んでみようと。
実は自分は初めてロシア戦車を作ったんだけど、大戦後のものについてはロシア戦車の
曲面に特有の味があって魅力的だと思ったのな。
赤外線投光機のレンズはどうやら見た目真っ黒が正解らしいけど、
赤っぽいのも車体の深緑のアクセントになってるんじゃないかと強引に自己満足。



…偉そうにショットグラスが写ってますが実は初めの一杯だけストレートで飲んで、
やっぱりキツイので後は飲料水で割って飲みました(^0^A。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オブイェークト279 《одиннадцатьアジンナッツァッチ》」

2015年04月10日 | 製作日記 オブイェークト279
↓本当は歩道の上に建物の壊れた壁みたいなのをアクセントとして
付けたかったけど、そんなジオラマ的スペースがあるわけでなし、
じゃア攻めて崩れた破片を置いてみようと…。
プラボードの余った切れ端をペンチ等で細かく割ってコンクリ壁の破片を作る。
ちょうどこの発泡樹脂の破断面はコンクリートの割れ目ソックリになるので便利(^^。
真鍮線のブツ切れを刺して鉄筋に見立てる。“テッコンキンクリート(古ッ)”だ。

↓色を塗るとほら。めっちゃテッコンキンクリートの破片。
滑らかな方の面にある気泡らしき形は、コンパスとかの針でブツブツ突っついた。

↓それぞれに着色~。地面の外周面は自分はいつもフラットブラックで。

↓で、地面そのものは“情景シート”の石畳を使う。この辺ちょっと手抜き(^^;。

↓おお。エエ感じだよ。
…強いて言うとちょっと石の色がぜんぶ全く同じで不自然かなあ。

↓塗料で少しバラツキをつけてみた。まあなんとなくよくなったような。

↓電柱に切れた電線をつけるとより自然になるよな。
これは「氷川丸」の張り線にも使った銅線を利用。

↓ニスを塗ったデコパージュの上に配置してみるとこんな感じ。
ネームプレートは毎度の如く1.2mm厚のプラ板にインスタントレタリングを
プリントしたもの。



↑歩道の段差の手前に、いかにも崩れた建物があるような感じを狙っている。
木の電柱に合わせたからなんとも言えないけど、よくよく考えると歩道の上が
地面なのがちょっと不自然かなー。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オブイェークト279 《десятьヂェーシチ》」

2015年04月05日 | 製作日記 オブイェークト279
↓ディスプレイ用のデコパージュは楕円のモノを選んだゾ。
上に載せてあるのは3mm厚のプラボード。これが地面の範囲になるワケだ。
この厚みは大きいほど高級感が出るのだけど、カッターナイフでカットする
ビンボーモデラーには3mmが限界のようである(汗)。
更にちょろっとある切れ端は歩道の段差にするつもりで用意した。

↓彫刻刀で切れ端に縁石等のモールドを加工。

↓で予め決めておいた位置に接着。

↓歩道の目的はアクセサリーの電柱を使いたかったから。
つまり街ナカの設定なのである。

↓デコパとは真鍮線でジョイントし、取り外し可能にしておく。

↓電柱にちょっとDU。電気工事屋さんが登る足掛けをこれまた真鍮線で付けてみた。
サイズはザクッと目分量、0.8mm径で10mm間隔くらいに植えた。
近所の電柱を観察すると部外者が登らないように下の方の何本かは外してあるようだ。
…なので下の数個は穴だけ開けておいた。

↓こんな全景である。電柱はモデルの手前に少し傾いて植わっている感じになる。
このタイプの電柱はロシアに無いかもとか、もう余計な事は考えないようにした(^^;。
地面の範囲が手前でなんとなくへこんでいる場所にネームプレートを付けるコンタンである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする