カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「メカコレ ガトランティス艦艇 《飾り台の工作》」

2019年06月29日 | 製作日記 メカコレ ガトランティス
「G20サミット」の影響でウチの地元は交通機関等が不便な状態です。
大阪南港でやるのか、なんだよくイベントで入り浸ってる場所じゃないかf(^^。

↓2隻の艦艇並べて一つの飾り台にディスプレイしようと思います。
その際、ある“エフェクト(効果)”を表現した工作物を付けることを
思いつきました。下の写真は東急ハンズで購入した色付きアクリル棒
(1メートル/100円)で、コレを2本購入して大小数種類の
正三角形を作る。接着はミスターホビーの「美透明接着剤」を使用。

↓余った部分でこんな“ヒゲ”も付けてみる。

↓三角形をややねじる形で10mm程間隔をあけて真鍮線で固定(矢印部)。

↓大きさがビミョーに違ったのが3組出来上がる。

↓木製のデコパージュに間隔をあけて真鍮線で立てる。
…お。もう何がしたいのかバレたかな(^^)。

↓先に組み立てておいた2隻も真鍮線で台に固定できるよう細工。

↓思ったように配置するとこんな具合だ。
あのこれは“あれ”ですわ、ワームホールから出てくるガトランティス軍。
カラクルム級じゃなくて2199版艦艇だけど。 …あーでも前の方から見ないと訳ワカランかも。



…(^0^A もうちょっと三角が多い方がらしく見えたのかな(汗)。
あんまし多いとこんどは固定が面倒クサイぞ。
足一本なのでボヨンボヨンなるし。
もっと本編画面らしくするにはいっそこの3倍くらい作って
間隔あけずに密着させるかだなあ(笑)。
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「メカコレ ガトランティス艦艇 《ラスコー級 Ⅰ》」

2019年06月22日 | 製作日記 メカコレ ガトランティス
↓続いてラスコー級巡洋艦。
パケの絵からするとなんか全体に上下高が大きい感じなので
なんとかもうちょっと高さを落とせないものかと考える。
攻めてこの矢印部の垂直っぽい壁が隠れるくらいに出来ないかな。

↓…白いパーツの下面を切削。
まだちょっと垂直面が見えるけどこんな具合か。
実は下面より前方に突き出た円錐形の根元下面を
ヨモギ色部品とすり合わせるのに苦労する。

↓艦橋部分でも縮めてやろうか。
左写真はオリジナル状態。右写真上側、艦橋本体は上下二層の
部品構成なので間の合わせ面を削って上下を詰めた。
下の支柱部分は一旦艦橋直下で切断、支柱上側を削って
再度艦橋を接着。この2箇所合わせ上下方向に2mmくらい低くなった。
で矢印は切削で無くなってしまった三角リブをプラ板で復元したもの。

↓これは前方に2本突き出た円錐形の下側の先部分。
上側のよりも少し前方にせり出してるんだけど、もっとスマートな
イメージに見せる意味で少し延長してやることに。
まずは中心に孔を加工し真鍮線を突っ込む。

↓適当な位置で切断し、先をヤスって整える。更にエポキシパテで周囲に肉盛り。
こうすれば先端はオリジナル以上の強度になる。

↓…3~4mmくらい延びたのかな。
しゃくれ方が増したのな。

↓あとはマスト等の尖った部分をシャープに研いだくらいかな。





…“ラスコー級宇宙巡洋艦”は価格の割りにボリュームがあって
メカコレとしてはお得感があるのだ(^^)/。
同じメカコレの「ドメラーズⅢ世」と並べてみると
「コレ同じ値段かよ」って思うくらいだ(笑)。なんだかなあ。
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「メカコレ ガトランティス艦艇 《ナスカ級 Ⅰ》」

2019年06月16日 | 製作日記 メカコレ ガトランティス
↓「ヤマト2199」のメカコレのストックが沢山溜まってる(笑)ので
作ってみます。ガトランティス系のを2隻くらい一気にいってみようかと…。

↓ガトランティスの艦艇はこれまたどれもデザインセンスがよくて、
特にこのナスカ級空母は「さらば宇宙戦艦ヤマト(1978)」時代から気にいってて、
昔の大きいサイズのプラモも作りましたよー。「ヤマト2199」では
更にディテールが細かく設定し直されていてメカコレサイズなのに
なんと昔の大きいのより形が詳細になっているのだ(^^)。
サイズがサイズだけに特にスジ彫り追加も不要な感じ。

↓部品の成形上、余分な肉が付いたような場所を削ります。
この航空甲板前部のアンテナ2本は根元がヘンな形になってるので
削って更に鋭く整える。

↓アニメの設定画と見比べて、自分的にどうも変えたいと思ったのが
この複眼のような目玉の上ライン。一番左の写真でスジ彫りを入れた
位置まで範囲を縮小する改造をした。
細かく言うと航空甲板のモールドと位置関係が狂うけど、
この“複眼”の範囲が狭いほうがイメージに近い気がする。

↓次に部品の強度稼ぎでやけに太くなってる部分を修正。
左写真の白矢印は航空甲板のツッカイ棒だ。太いので半分程度の厚みに削る。
更に黄矢印の肉ダマのようになった部分も設定では同じような柱なので
裏を削って分離する。

↓さっきの黄矢印の後ろ3本は分離が困難なので前側をやや削り込んで
“パッと見離れてるように見える”ようにした(矢印6箇所)。
塗装時に墨入れで誤魔化してやれ。で、削ると当然強度は落ちる。
うっかり力をかけて折らないようにしないと。

↓下部、ハル部分?の側面にエアインテイク状の形がある。
これが該当部品。うわー、白矢印部は厚みが凄いので裏側から“薄々攻撃”する。
黄矢印はこれまた航空甲板のツッカイ棒。これも出来る限り薄く削る。

↓エアインテイクの中のグリルというか、仕切りは本体にこんな形で
一体成形されてる(矢印)。…うーん、こりゃもう削り飛ばしてしまえ。

↓設定画に倣ってプラ板でグリルを自作(白い部分)。
厚みは0.5mmプラ板を使用。

↓その後ろ側も細かいグリル状なのでここは“モールドプレート”の
切れ端を仕込んでそんな風に見えるようにした(グレーの部分)。

↓…本体に付けるとこんな具合だ。グッといい感じになった。

↓その他、孔のモールドをピンバイスで深くしたりとか、
突起を細くしたりとか微細な形を調整。



…確か「さらヤマ」時代のナスカ級空母は第2艦橋なかったっけ?
この甲板脇の艦橋と同じものが甲板の裏側にも逆さになってもう一基
付いてたよな。あのセンスが個人的に好きだったのになあ。
「~2199」では無くなってるんだワ(~~;。
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「スーパーカーブーム」 ~人混みをぬって車の写真を撮った思い出~

2019年06月08日 | 昔回想
自分が小学5~6年生くらいの頃、世間は“スーパーカーブーム”だった。
…なんだよ、そのスーパーカーって。と思う人が今や多い筈。
“スーパーカー”って言葉自体、とっくに死語なんだよな。
スーパーカーってのは最近の言葉で言うと“エキゾチックカー”かな。
え?それも知らない?…うー、そもそも自動車好きな人しか使わないかそんな言葉。
近頃は若者の“車離れ”が進んで一頃に比べると自動車の売り上げも少なくなって
きているらしい。でも自分達の親の世代は経済成長期で、マイカーを持つことが
家電を買うのに並ぶ民衆のステイタスだった。
最近「高齢者ドライバーの免許返納」が話題になってるけど
割合が多いのはちょうどそんな時代に免許を取得した世代だからだ。
叔父さんに「男はみんないい歳(20歳くらい)になると必ず車に憧れるんだよ」と
言われたと小学校の友達から聞いたことがある。
「ふーん、そんなもんかなあ」とまだそうも興味がなかった自分は思ったんだけど、
それから間もなく学校でもスーパーカーが流行りだしたんだ。

ハナシを戻すけど“スーパーカー”とか“エキゾチックカー”というのは
要するに“もの凄いスポーツカー”て意味かなー。この場合殆どが外車だった。
その頃の国産スポーツカーには無い排気量で馬力があり、形も背が低くて
幅の広い、まァそれはそれはとんでもない姿してるんだよ。
そんな日本の街ではとても見かけないような車が小学生の間で話題になった。
きっかけの一つは「サーキットの狼(池沢さとし氏著)」というコミックだった。
題名でも想像つく通り自動車レース物で、主人公やライバルの乗っている車が
そのスーパーカーのオンパレード。そこから人気が出たところが大きいと思う。
そんな状況の中自分も流石に興味湧いてきて、友達とスーパーカーの話で盛り上がった。
流行りにのって本屋では専用の図鑑、文房具屋とかでもスーパーカーの形の
消しゴムとか売り始めて、それらを沢山集めてる奴もいた。
プラモデルも皆んなスーパーカーばっかり作ってたね。
以前、自分が好きな車は“ランボルギーニ・カウンタック”だったと当ブログで書いたけど、
その頃友達が持ってた本にカウンタックの前、後、横から撮った写真が載ってて
とてもこの世のモノとは思えないデザインに「かっこえー!」と一目惚れしてからだ。
「最高時速300Km/h」とか書いてあって、まるで羽根がない飛行機みたい。
遂にプラモデルが発売になった時は飛びついて買ってもらった。

更に拍車をかけたのは後に公開の「キャノンボール(1981)」という洋画だった。
オープニングのテロップと音楽が流れるところで、女性2人が乗った
黒いカウンタックが追いかけてきたパトカーをおちょくるシーンがあったんだ。
このカウンタック、なんと“LP500S”というチューンナップしたタイプの上、
更にウィングが前と後に付いた特殊なスタイルで、多分早回し処理がかかった画面だけど、
フルスロットルでパトカーをブッチ切るシーンが痛快で大好きだった。
(上写真の黄色いボディーはLP400(ノーマル)、青いのがLP500S)

「サーキットの狼」の主人公が乗ってたので
“ロータス・ヨーロッパ(最上部の写真)”も人気があった。
排気量とか性能は並だったもののコミックのせいでかスーパーカーとして認められてたな。
カウンタックよりスピードが出る、という売りで“フェラーリBB(上写真のもの)”、
それよりもっと速い“デトマソ・パンテーラ”ってのもあったなあ。
…で、目立ってファンが多いのが“ランボルギーニ・ミウラ”、
更にそれのル・マン仕様の“ランボルギーニ・イオタ”だ(これもミニカーは不所持)。
イオタはワンオフ車で世界に1台しかなかったもので、後に誰かが事故って
オシャカにしてしまい、現在イオタの形をしてるのはミウラの外見をドレスアップした
レプリカしか無い、という幻の名車。外見はミウラの幅を少し大きく膨らせて
スポイラー(空力特性を良くする羽根に似た部品)をつけたような車だけど、
もちろん初めに作られた“本物”は車体の構造から全然別物だったんだ。

“ポルシェ”のファンも根強かったな。
上の写真のミニカーは“911”というタイプだけど、これは比較的最近のモデルで、
当時のものはもっとヘッドライトがボンネットの上に飛び出ていてもろ“カエル”みたいな顔だった。
でも一般的なモデルの911に対し、これにターボ(過給器)を搭載した“930”
の方が人気があったみたいだけど。これは後ろのタイヤ幅が更に大きく、
それに伴ってフェンダーの張り出しが大きくて、後ろから見ると“グラマー”だった。
他には“マセラッティー”、“ディーノ”、等、まあ殆どがヨーロッパの車だった。
中にはブームに乗っかって作った国産の“童夢ZERO”ってのもあったけど。
“ベンツ”、“BMW”にもカッコイイスポーツカーはあったみたいだが
スーパーカーの類からは除外されてた。一方その頃国内の道路でかろうじて見かけたのは
“フォード”、“リンカーン”や“ダッジ”とかのアメリカ車だ。
ヤタラにでっかい車体で高級感はあったけど勿論これもスーパーカーではない。
ブームになって久しくなるとスーパーカーにヤタラに博学な子供が増えてきたので
テレビではとうとうスーパーカー関連のクイズ番組も出現。見ると回答者は全員子供(^^。
「アタック25」みたいに横一列にゴンドラに座ってるんだけど、
その席に車のハンドルが付いてて、答えが解ったらボタンを押す代わりに
そのハンドルを思い切り右か左に切る、っていうシステムだったのに笑かされたね。
車の特徴から名前を当てるとか、カウンタックみたいな形を「クサビ型」って言うんだとか
そんな問答だったかな、流石に子供なんで排気量とか燃費の話までは出なかったと
思うけど(^0^A。自分はそうも詳しくないので出たいとまでは思わなかったなー。

…で、大きなイベント会場で「スーパーカーショー」も何度か開催されて
まだ交通機関も使い慣れていない中学生の友達同志で見に行ったりしたんだ。
親のカメラ借りたりしてね(笑)。入場前からもの凄い人が並んでて
押し合いへし合いなので子供には辛い。やっとの思いで入場。
だだっ広い会場内にランダムにスーパーカーが置いてあって、1台づつとか
2台づつその周りに車から5メートルくらい離して円形に柵がしてある。
監視員も立ってる。つまり触れるほど近づくことは出来ないわけだ。
やっぱり人気はカウンタックやフェラーリBBなんだけど、
柵の外にドーナツ形に人だかりが出来てて、とても車に近づけずよく見えない。
大学生くらいのちょっといいカメラ持った人たちが壁になってて中学1年生くらいの
自分達には殆ど見えない。「おっ、今スキマからチラッとタイヤが見えた」みたいな。
結局、比較的人気がない“マセラッティー・メラク”とかの写真だけ撮って
帰る、みたいな感じなのな(泣)。今のモーターショウとかでもそうだけど、
やっぱ展示場は子供にはキツイわ。
そんな中、同級生に家が金持ちの子がいて、そいつが何かのイベントでカウンタックの
助手席に乗って走らせてもらえた、なんて噂を聞いたときは羨ましかったね。
そういう権利に応募して当ったのか、コネなのか忘れたけど(^^;。
そいつしばらくヒーローだったね。

今回は萌えたけど案外疲れる趣味の「スーパーカーブーム」のハナシでした。
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