カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ソロシップ《Ⅷ》」

2018年07月01日 | 製作日記 ソロシップ
↓イデオンのアンテナの“T”の字なんだけど、やれるかトライしてみた(矢印部)。
瞬着で留めただけなんで気が付いたら無くなってそうだけどな(^^;。

↓基本色はキャラクターレッド。
肩の辺りは“Bメカ”のフロント部分なので少々塗り分けが多い。

↓塗りあがるとこんな。当初思っていたよりは「ちゃんとイデオン」だ(笑)。
ウェザリングはソロシップに合わせ“グランドブラウン”を使った。

↓ソロシップの上に付けるとこんな具合に。
メンテナンスデッキに立ってるとことか寝かしてある作例が多いけど
亜空間とかの設定で、この浮遊感のある表現もいいんじゃないかと。

↓デコパにニスを塗り、パソコンでプリントしたネームを貼って完成(^^)。
左の“IDEON”の文字部品は付属のスタンドに付けるものを流用。



↓…も少しエンジンナセルのステーが長いとカッコよかったかも知れない。
右写真は垂直離陸モード。結局構造的に回転はさせられず、一回エンジンを
外して挿しなおさないと方向を変えられないんだけど。



今回はキット的にソロシップが寸詰まりな雰囲気だったのと
全体が上下に分厚い感じ(特に船首部分)だった問題の修正がキモとなりました。
もうひとつはミニイデオンが思ったより「らしくなった」のがちょっとウレシイ。
初めに部品を見た時は一からスクラッチを考えたくらいだったけど、
折角の付属部品を生かせられてよかったと思います。

えーと“コスモ”のフィギュアも付いてたけど、今は無視しています(^^A。
でもガンプラでよく見かける、「このキットに誰ソレは付いていません」とかではなく
「ディスプレイ・スタンド及びユーキ・コスモ付」と書いてあるもんな。
ある意味盛り沢山なキットで楽しめる内容だったのが判る。
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「ソロシップ《Ⅶ》」

2018年06月21日 | 製作日記 ソロシップ

《兵庫の(フテにゃんならぬ)ブテにゃん》

兵庫県のある施設にドライブに出かけ、昼食をとってまったりして帰ってくる、
というのをタマにやる。まったりしている時にそこから散歩に出て、河川の
ほとりで猫に出会った。野良なんだけど凄く人懐こくて目が合うとこっちに
寄ってきていきなり写真のような体勢になる。背中やお腹をさするとゴロゴロ
喉を鳴らす。最初に会ったのは2016年初頭で、それから何回かこの場所に
行く度、気になって様子を見に行くようになってしまった。
野良にゃんのくせに太っているので多分、近所の人から餌をもらっているんだろう。
先日も会えたのでこの写真を撮った。「ほんじゃ元気でね、また会いにくるわー」

↓で、ソロシップは詳細部分を着色しました。
写真の矢印部は「~力場発生装置」とかなんとか色々設定があり、
赤い色指定になっている。

↓船体後部もここが赤に塗られてた(白矢印部)。
黄色矢印は窓のようなので農園ドームに合わせてゴールドで着色。
えーと矢印付けるの忘れたけど、4個のエンジンナセルにある小さい三角翼の
後端はせり出してランディングギアになるらしいので、
ウェーヴのモールドプレートを使って滑り止めのようなギザギザをつけた。

↓そしてウェザリングカラーは基本的に“グランドブラウン”を使用。
やはり施したパールカラーの効果がやや薄れてしまったなあ。

↓これは底面。
実はウェザリングカラーの処理前にパネル塗り分けを追加した。
マスキングして塗装したのではなくデカールの細切れを利用したもの。

↓一先ずソロシップ完成(^^)/。



…まだ“金色”っぽい雰囲気は残ってる感じ。
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「ソロシップ《Ⅵ》」

2018年06月14日 | 製作日記 ソロシップ
《ちょっと驚いた色設定》

↓一旦全部にサフブキーノしました。
特に全体に塗る基本色が薄い色系の場合は
材質によって違った下地色だったのが揃って有効なのな。

↓ソロシップの船体色はセル画ではクリーム色というか
ダークイェローというか…その中間みたいな感じだ。
でも設定によるとソロシップもイデオンも“イデオナイト”という
材質で出来ていて、それは「金色」をしているらしい(*0*)。
イデオンは赤に塗られているけどソロシップは無塗装で金色なのだ。
つまりこの黄土色のような色はセル画上で金色を表現していたのだ。
んー…しかし金色をそのまま塗るとキラキラの粒子が粗くてまず巨大感は出ない。
検討の末、結局写真の4色調合でセル画に倣った色に塗った。

↓一応場所によって明暗をつけて塗装。
ところがだんだん例の「金色」という設定が気になってしょうがなくなってくる。
この感じだと金色には程遠いイメージだよなあ。

↓…で、こんな事を思いついた。
パール色のストックがあったので上から薄っすらコーティングしてみようかと。
粒子粗めだけどゴールドも少し混合。

↓やってみるとこんな具合になった。鈍く光ってるのがわかるだろうか。
これで「金色」に見えなくもない(^^;。セル画のイメージも消えてないし。
後の墨入れ、ウェザリングで分からなくなるやも知れんけど、
今はこれで行っとこう。

↓水色、というかパステルブルー、みたいな場所はミディアムブルー
ベースで調合。第6文明人だか何だかが造ったか知らないけど、
ことごとく凄い色設定だ。トーンは抑え気味にするけどとにかく
ケタタマシイ色なんである。

↓どうもオモチャくさい雰囲気に寄って来勝ちなので
“パネル塗り分け”風の塗装もちらほら入れてみる(矢印部他)。

↓ここは窓なのかダクトなのか不明。設定では青い。
ミディアムブルーで塗装。

↓農園ドームの側面は船体と同じ色らしいけど、
ドームの中からはイデオンのデッキとかその他の景色が見えてるらしい。
“マジックミラーみたいになっている”説もあり。
なのでここはモロ金色にしてみた。

↓最初窓だと思っていた船首部はバリアー発生口。
ここはパステルブルー部と同じ色みたいだ。

↓後部船体の側面のミゾとかブリッジ凹部は黒いのでここは普通の窓らしい。
今回はどこが窓でどこが窓じゃないのか迷いながらの塗装となった。
これも本編全部見てたら分ったのかなー。
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「ソロシップ《Ⅴ》」

2018年06月06日 | 製作日記 ソロシップ
関西は今日、梅雨入りしたそうです。

前回に続きミニイデオンを繕い中。

↓とにかくはオミットされている詳細形状をひたすら追加してみる。
少々スタイル悪くてもイデオンらしくなる筈だ。

↓ナックル(拳)がイマイチなので平手に作り替えた。
ちょっとソロシップに載せる時のポーズに考えがあるのだ。

↓問題がこの頭部。頑張ってるんだろうけどかなりラフである。
ツノが生えた“ジム”とも言える。ま、このサイズだしね(^^

↓暫く格闘してこんな格好に(疲)。
…要はこのアイスラッガーみたいなトサカとアンテナを
強調してやるとおのずとイデオンに見える気がするのな。
アンテナは実際は先が“T”の字になっている凝ったもの
なんだけどそこまではやってらんない(^^A。

↓股の関節が緩んでフラフラなので真鍮線を使って中で連結(矢印部)。

↓…随分イデオンらしくなった。
調べると背中もがっつりバックパック風の形あり。

↓0.5mm径の真鍮線でこんな風にソロシップと連結。
ハッキリは憶えてないけど、戦闘後イデオンがソロシップに帰って来るときに
こんな感じでランデブーしてたような。これなら平手の方がいいよな。
 …まー雰囲気雰囲気。

↓でもあえてもう一つ突っ込み入れると
スケール合ってないし(^^;。ちょっとでかいんだこれが


↓【ふろく】(笑)
作品写真でカレンダー作ってみました。
よければ、PCのデスクトップの端に貼る、
適当なサイズの紙に印刷して机の上に立てる、等してください。
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「ソロシップ《Ⅳ》」

2018年05月31日 | 製作日記 ソロシップ
↓…お、こんな肉ヌスミをつけたまんまの部品が…。
こういうとこはエポキシパテを詰めるべし。

↓番組本編では内側も外と同じようなモールドがあった(矢印部)。

↓ブリッジは形を少しシャープにしたかったのでプラ板で自作
(手前がオリジナル、奥が自作モノ)。サイズも一回り大きくなった。

↓続いて船体表面の突起物等を自作。
こんなオーバルのダクト形状は作りにくいけど、これ2個の為に
わざわざコトブキヤのお助け部品を買っていられないしなあ。

↓前項のダクトは矢印の部分である。
更にその前のバリアー発生口のディテールも追加。

↓写真矢印のモールドはこれ窓なのかな、設定では
上側に回りこんでるみたいなので倣ってスジボリを増やす。

↓ソロシップは全長400メートルという巨大な宇宙船。
大きさの雰囲気出しにはプラチップ等の細かい“デッチアゲモールド”が有効なのな。
こんなブリッジ下の大きく凹んだ場所などいかにもゴチャメカがありそうな
場所を中心に追加してみた。

↓ソロシップの形は一応完了。
尚、ブリッジの上のアンテナ状の突起は真鍮線を使用。




↓ソロシップにはやっぱりイデオン載せないと絵にならないよなあ。
キットには“ミニイデオン”が付いてるので先ずは仮に組んでみた。
…あー…、(^^;まァ当時500円のキットに多くを望んではいけないのかも(^^A。
でもこのサイズ(全高4.5cm)で手足は関節が可動。考えようでは凄いかも知れない。
?、あれ、背中ってこんなに何んにも無かったっけ?

↓…どうすればいいのかなかなか思いつかない。
自分は足の“四角さ”が一番気になった。昔のバラエティー番組
「オレたちひょうきん族」の“タケちゃんマンロボ”を思い出す(笑)。
で、攻めてふくらはぎ辺りの曲面だけでも表現できればもっと
近付くんではないのか、とか暫く試行錯誤。
写真のように部品の板厚内範囲で削り込んでみたらだいぶ良くなった。

↓腕の付け根を真鍮線の差込に変え、イデオン特有の“いかり肩”を
大きくすると、更に良くなった気がする。

ジワジワとこの調子で進めてみます。
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「ソロシップ《Ⅲ》」

2018年05月23日 | 製作日記 ソロシップ
↓“前足”というか、船首に付いた腕のようなものは1.5mm径の
真鍮線で固定(矢印)。

↓ところが船首が長くなってるのもあって爪先位置が船体前端より
後ろに来てしまった。ここは長めに延長して船体よりやや飛び出す
くらいの位置に調整。

↓これはエンジンナセルの先端。
真ん中のコーンが尖っていないので盛り方向で尖らせる。

↓エンジンナセルを組み立てて船体に付けるとこんな具合だ。
尚、船体前後の連結部の軸は短く切ってしまって、
“無理嵌め”状態で自在に脱着できるようにした(矢印部)。

↓これは船体最後部の面。写真左下が上方向。
ドッキングベイと思しき部分は別パーツの長方形の枠があるだけで
中は真っ平ら。…ちらと見かけた本編の画像らしき絵によると
この四角い穴は船体底面ギリまであるらしい。現在あまりに段差がありすぎ(^^;。
やっぱ船体が上下にブ厚過ぎるンだよなあ。

↓で、枠パーツを切って上下に延ばし、モールドプレートを利用して
シャッターのようなモールドをデッチアップ。「閉店ガラガラ。UWHAOw!」
でも船体底面まで延ばすと正方形っぽくなってしまい、それもヘンなので長方形を
キープする程度に。

↓船体前側下面の矢印部分はこれまた前を向いた吸気口のような形だけど
一体成形の都合で穴縁の一辺が無い。プラ板で素直なカッコウにフォロー。
やはりこの頃のキットって設定と見比べるとこんな所が多いよな。

↓出来たところまで組み立ててデコパージュに連結してみた。
おぉー、ソロシップ。 …まあだいたいこんなイメージだったということで。

↓後方から。 閉店ガラガラのドッキングベイはこんな具合。
さっきのハナシ、後方の船体を張り合わせる前に裏打ちしておいて、
底面の後部辺りを斜めに切り上げてこの枠に合わせればよかった、
と後で気がついたけど時既に遅しorz。

↓前方から。
まだブリッジが無いけど。これからジワジワと詳細な部分を詰めようと思います。

     … 「♪すぺぇすらなうぇいいぃでっおーん…」
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「ソロシップ《Ⅱ》」

2018年05月15日 | 製作日記 ソロシップ
こないだ「梅雨入りどうのこうの…」って云ってたかと思ったら
いきなり夏のような暑さ。このまま梅雨来なかったりして(^^A。

↓自作船首の下面。
写真の黄色っぽい部分はキットオリジナル部品から切り出した。
丸のスジ彫りを自分できれいに付けるのは難しくこの方がラク。

↓船体メインパーツ上下を接着する前に
ミレニアムファルコンでやったような、木製台座に固定する為の
真鍮線用の穴を加工したいので内側に矢印のようなプラ棒を仕込む。

↓これは前側の船体側面に貼るモールドのパーツなんだけど、
矢印の部分が金型抜きの都合でワケの解らないギザギザモールドになっている。
本当は吸気口のような凹みになっているのが正解だ。

↓コトブキヤお助けパーツの“ダクトノズルⅡ”に
ちょうどいい感じの形を発見。

↓ダクトを適当なサイズの1個を2つに割って白矢印の部分に使用。
結局さっきの部品は一部分のみ利用してこんな格好に繕った。
黄色矢印はウェーヴのモールドプレートを組み込んである。
自作船首のせいで少し幅が広がったからね。

↓再び後部居住区の部品。
エンジンナセルが付く基部の裏辺りにこんな“コ”の字の
部品を着けろとある(矢印)。上下、左右で計4個。コレなにかな?

↓ナセル基部の部品を見て意図が解った。
“コ”の字部品上下でこの8角形を挟んでカチカチと45度づつ方向を
段階的に変えられる機構になっているのか。 …でも使わないなあ。
塗装を考えてもこのエンジンナセル基部を組み込まずに
船体部品を張り合わせたいし…。

↓で、5mm径のプラ棒がナセル基部にちょうどすっぽり嵌ったので
こういう風に中を通して左右を連結する事にした。
こうすれば後から着けられるし左右のエンジン角度が連動する(^^)。
側面の壁が白いのは前部品に合わせてプラ板で幅を広げたため。

↓出来たパーツを仮に組んでみるとこんな具合だ。
結局全長はキットオリジナルに対して10mm伸びた状態。


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「ソロシップ《Ⅰ》」

2018年05月09日 | 製作日記 ソロシップ
去る5月4日は大阪日本橋のボークスSRで「ききょうや」さんの展示会が
ありました。今回はレイアウト的に1テーブルを一人の作者さんで担当する、
みたいになってまして旧作品含め全体の展示数も多く凄いボリュームでした。

↑「天一号作戦」時の大和(1/350)。
お艦はやはり精密に作り込むとカッチョイー。

↑ああっ、やっぱいいなこれ(^0^ゞ。
ボンドカーのロータスエスプリ。悩んでたけどキット買おうかなー。

で、自分は今こんなものに手をつけ始めました。
「伝説巨神イデオン」に登場する“ソロシップ”(アオシマ製)。
これは中古モノで最近購入。…「イデオン」のTV放送はテーマ曲が好きで
最初あたり観てたけど途中からトンズラしてしまい、結局自分は全体の
ストーリーをよく知らないf(^^)。番組も途中で打ち切りになったそうな。
でそっから先は劇場版で完結、みたいな。だから結局観とらんワケだ。
他人の話からなんとなく「こんなだった」くらいの程度に理解。
でもソロシップのデザインは好きである。
もしかしてメインエンジンの付き方なんか、映画「プロメテウス」の
宇宙船にマネされてんのじゃないか?(笑)

↓船体のメインパーツを仮組み。
…うーん(^^A。印象として自分のイメージより上下に分厚いかな。

↓しかもあちこち干渉しててテレビみたいに90度直角に腰折れしない。
これはイカン

↓で写真の矢印面を1mmくらい削って調整。

↓見よ、ほぼ90度。

↓オープニングテーマのラスト辺りの絵のイメージが強いせいか
船首形状も小さすぎるに加え、バリアー発生器(矢印部)の真ん中で上下に
分かれていて継ぎ目消しがし辛いぞ。なんだか入れ歯はめてるみたいだね(笑)。

↓…なので船首は作りなおそうと考えた。
先ずこのへんから分断。

↓左写真、こんな形のプラボードを切り出す。
厚みは左から2mm、2mm、3mm厚。
重ねると右写真のようになる。

↓サイズは左のオリジナル船首より長さで7mm、幅で2mm大きい。
厚みは逆に3mm薄めだ。

↓削って丸みをつけ、本編画像等を参考に上形状を工作した。
素材はやはりプラボード。プラ板に比べサクイので成形しやすいんである。

↓…これでだいぶんと自分のイメージに近付いた。

まァ、オープニングテーマの絵はパースかかってるから
実際はあれより小さめに作った方がいいとの他意見あり。自分もそれはそう思う。
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