カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
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(小さい写真はクリックで拡大)

「ジェットブルドーザー《9》」

2022年09月21日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓いい感じのサイズの木製デコパージュを買って来た。
これでこの化け物ブルドーザーが活躍しているシーンを再現できればと。

↓要は瓦礫の山と履帯の跡を作ればいいワケなのな。
先ずパテの量を節約したいのでおおよその凸凹をプラ板でやってしまう。
ブルドーザーが通った後の轍とか、瓦礫の山の水増しである。
こんな時はプラボードの使った残りカスが役に立つ。
切った残りの、不定形な形で使い勝手が悪くなっても捨てずに残しておく。
殆どもうその形を利用して凸凹の位置をイメージする感じだ(左写真)。
次にエポキシパテでプラボードの段差を滑らかに均す。
ルータで特に凹んだ場所とかも付けてみたりと(右写真)。

↓履帯の跡は作った履帯を固まる前のパテに押し付けて作る。
その周囲に排除された土の盛り上がりも付けておく。

↓固まったらタミヤパテをヘラでそのまま盛り付け、
歯ブラシで叩いて土や灰らしい表面にする(左写真)。
その上にまんべんなくプラボードのカケラを配置。
コンクリート片等に見えるよう、ペンチでバキバキ割った断面を利用。
プラ板の細切りで鉄骨みたいなのも置いとくかな(右写真)。

↓その他各種残骸。
ジェットブルドーザーが登場する「世界一のビルの大火災」の回で
瓦礫を観察すると砂利とコンクリート片、細長い曲がった鉄骨、
そしてひょろ長い長方形の歪んだ板のようなのが目立つ。
なんかそんな風に見えるようなのを作ってみた。
写真左下の、コンクリート片から鉄筋がむき出しになったようなのは
アドリブで考えついた自分のオリジナルである。

↓ベースの上に置くとこんな具合だ。

↓ブルドーザー本体を配置するとこんな。 …まァいい感じじゃないっスか?
ホントはドーザーブレードで山のようになった瓦礫を押しているところが
作りたかったけど、瓦礫がマジはんぱ無い量作らんとイカンので
やっぱりこんな風にした(^^)。



↑…ココまで作ったらなんだか気が抜けてきた(萎)。
でも色塗らないとなあ。
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「ジェットブルドーザー《8》」

2022年09月16日 | 製作日記 ジェットブルドーザー

以前本ブログで紹介した“後継猫”のその後である。
ウチに来て5ヶ月余り経ち、もうすっかり家族ズラしている。
相変わらず朝昼晩と餌もよく食うし、なんだかちょっとでっかく
なったような気もしないでもない。
よく足にスリスリしてきて可愛いものの、先代猫とは違って一緒に昼寝はしてくれない。
掴んで膝の上に載せてもすぐ降りて距離をとる。
写真のような状態の時はアゴや背中をナデナデすると気持ち良さげだが
あんまりながく擦っていると引っ掻かれる。う~ん、気難しい猫だ。

↓で、ジェットブルドーザーは前回に続き、小物を付けていってます。
運転席側面にはご覧のような形が。丸いのはプラユニットにプラ棒の
ブツ切りを追加したもの、ギザギザしたのはモールドプレートから。
ギザギザが斜めになってるのでそういう切り出し方をしたものである。

↓コトブキヤのプラユニット等のお助け部品とプラ板の組み合わせで
右写真のような部品を2個作る。これは設定的には“ウォータータンク”だそうだ。

↓その他、工具箱のようなもの2種。
この辺りは本編スチルにも形がよく判る画が無いので食玩を参考にした。

↓ウォータータンクは白矢印部、工具箱っぽいのは黄矢印部に配置。

↓更にその前辺りに細か目のゴチャゴチャが…。
これも食玩のを見て同じような雰囲気に。白矢印は左右で形が違ってて
多分は工具か交換ユニットなんかをここに積んでいるような感じである。
黄矢印はアンテナ基部である。塗装後に真鍮線を立てる予定。

↓目立つのでこれも付けた。
写真はシャシーの後端部で、ヴィガー・トラクターの形がそのまま
残っているもの。他の車輌を牽引する継ぎ手のような出っ張りだ(矢印)。
これは食玩にもしっかり付いている。

↓そしてここにも物々しいアンテナ基部。
なので最終、計3本のアンテナが立つ形になる。

↓再びドーザーブレードのステー。
矢印部に伸縮の為のシリンダーを動かすオイルホースらしきものあり。
これは鉛線で再現。…しかし高温にさらされる場所にホースはマズくないかい?
ブレインズ設計のことだからめっちゃ耐熱ホースになってるんだろう(^^;。

↓…以上で形の方はほぼ終了になる。




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「ジェットブルドーザー《7》」

2022年09月07日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓これは1.2mm径の真鍮パイプを瞬着で3本束ねたもの。

↓…それをココに突っ込む。
この前作った円筒形から排気管みたいなのが出っ張ってるのだ。
ついでにその他の詳細形状をつける(矢印部等)。

↓その他の背中の中央部にある形状を追加。
写真の「A」は早くから工作してあった円形の蓋のような形。
「B」はそれを保護するように付けられたフレームのような形。
「C」は後端にある、バンパーのような物体一組。

↓前項目の円筒形と「A」の蓋全体を覆うように被さった
梯子状のフレームがある。ただこれ、キットの付属パーツは
異様に長く、添えてみると後端から飛び出す程。

↓基本的には間をはしょって前後を短くする改造を行い、
追加工作でプロップモデルの雰囲気に近付ける。

↓更に詳細にするとこんな。
多分、鋼材がチャンネル型(断面が“U”の字)をしていると思われる。
所で自分は昔から、この右側の湾曲した部分はドーザーブレードを使わない時に
載せておく為の形だと思っていたけど、どうも違うみたいだ。

↓“ワーニングクラクション”と称される、運転席上部のラッパ状のパーツ。
オリジナルパーツはこんなの。…うーん、これもなんか違う。実際はもっとひょろ長い。

↓3mm径のランナーをもろラッパ型に削るしかないかと思った時、
火で炙って伸ばしたランナーの両端部分がその形っぽいのに気が付いた。
つまり写真の寸法線で示した部分を使うワケだ。

↓ちょっと削り込んで形を整え、断面に凹を加工するといい感じになった。
まぁ大体こんな形である。

↓ヘッドライトとは別に、運転席サイドの車体上面にもドロップ型のランプがある。
キット付属のものはややサイズが大きめだ(矢印)。

↓でもこの後ろの丸みのある形は利用したいのでその部分を切り出し、
追加工作で実際の形状に近付けた。

↓運転席の脇に添えるとこんな雰囲気。まだちょっと大きめかな。
ココには塗装後、透明のレンズパーツを付ける予定。
矢印部のヘッドライトはお助けパーツを利用。
こっちはランプらしからぬ複雑な凹凸のイメージだ。

↓以上を全て配置するとこんな感じになる。
残りは主にフェンダー上面にある小物なのな。
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「ジェットブルドーザー《6》」

2022年09月01日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓ドーザーブレードを作っていきます。
これが無いと“ブルドーザー”とは云えませんね。
取りあえずキット付属のパーツを添えてみる。
先ず車体幅を広げたせいでステーの左右ピッチが合わなくなった。
ステー自体のディテールもだいぶ違ってるし。

↓一旦、ブレードのステーとの取り付けガイド等の凹凸を削ってフラットにしてしまう。
長四角の覗き窓の位置が低いので上に上げる為、上の方を切って、
プラ板で下と左右を写真の破線まで延長する対策を取ろうとした。
しかしよく考えるとこのパーツ、厚みがデカイ(実寸1.5mm)。
本編画像ではこのブレードはいやにペラペラに見えるのだ。
「あんな重量物を押すのにペラペラ過ぎないか」と
突っ込みたくなるがやっぱりプロップ通りの雰囲気にしたい。

↓結局0.5mm厚のプラ板に置き換える。…最初からこうすればよかったよ(^^A。
穴のサイズとかも自由に出来るしね。でもキットの採用パーツがまた減った。
この前のサークル例会でも「こりゃもう“フルスクラッチ”でしょ」
という攻撃を受けたばかりだし。   …いや!“キットの改造”です。

↓車体に取り付け穴を開けてステーのパーツを付けてみた。
本編画像を見た感じではブレードはもっと下側が前方に突き出てて
しゃくったようなイメージなので下のステーをもっと長くする必要がある。

↓プロップの上のステーに似た形の方を残して他は切断。
下のステーを2mm径の真鍮線で繕う。しかもこのステーは
上のステーより更に幅方向で外側に出っ張った所から生えている。

↓…形としてはこんな感じだ。

↓おお。正にこんな。

↓覗き窓の周囲に段を付ける(白矢印)。
上ステーの取り付け部の表側がやや膨らんでいるので
ウェーヴのH・アイズを付けてそんな形に(黄矢印)。

↓ニトロ弾発射口も工作(矢印部)。これもお助けパーツを利用。

↓履帯の前あたりに瓦礫除けの板があるので付ける(矢印部)。

↓一気にジェットブルドーザーらしくなった。



↑四角と丸の穴の位置もほぼいい感じなのな。
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