カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅵ」

2016年04月19日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
この4月16、17日は日本橋ボークス大阪SRで「モデルワークス」さんの
展示会がありました。今回もウチのメンバーと覗きに行ってきましたよ。

↑'70年代のノスタルジックな車がいっぱい。
どこか名作洋画でも見かけたような気が…。

↑形が個人的に好きな戦車、「Mk.Ⅳ」。
履帯が回転してました。他にも力作いっぱい…。

↑その後、下の階の模型店でこれを買ったりと。
前から欲しかったんですが初回入荷で買い逃していたので
これはなんだか嬉しかったなあ。曲面がユーモラスなチェコ製の装甲車。

↓で、ロングビン級潜水艦は金属製の突起物に着色。

↓そして最終の折れ易そうなプロペラや潜舵を付けて仕上げ。

↓いつもの如くディスプレー台にニスを塗って
ネームプレートを付けて完成。

↓自分が知ってる潜水艦の中でもスタイルは抜群。
セイルの後ろがスポーツカーみたいに斜めになってるせいかな。

↓ミサイル発射口辺りのディテールを見せたかったので
“発射シーン”にはしなかった。露出弾頭部に丸いチップを埋め込んだけど、
搭載されていたとされる“シャドック巡航ミサイル”は本当はもう少し
先の尖ったタイプのようだ。


ずっと以前、「レッドオクトーバーを追え!」っていう映画に興奮して
タイフーン級潜水艦も組み立てたことがあるけど、ロシアの潜水艦ってのは
いろんな形や大きさがあって興味深い。アメリカも凄いヤツ揃いなものの、
形の方ははどれも似たり寄ったりだしね。



…で、キットの説明書にこの艦の形は某ウルトラメカの“○イドランジャー”の
原型、みたいな説明もあった。…なるほどデザインモチーフになってたかな、
という感じだ。後ろ1/3を切り飛ばしてデルタ翼を付けると瓜二つだからね(^^。
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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅴ」

2016年04月12日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
↓少しリアルに仕上げる為に錆び等のダメージ表現を付ける。
例によって「氷川丸」の時に使用した水性ペンの茶色インクをつけて
綿棒で擦るやり方。だいたいは碇の部分が激しく錆びたりしてるよな。

↓あとは排水口付近にまんべんなく施す。
喫水線から下あたりは水に浸かってるのでこんな縦方向に筋になってるのは
おかしいかな、と思うけどドック上げしたときに錆びが垂れてきたんだと思って
強引に納得する(^^;。

↓デッキの上がもう少し鉄板らしい雰囲気にならないかと鉛筆の芯の粉を擦り付けてみた。
これは戦車でよく使うテらしいけど。

↓…うーん、あんまし思った程光ってくれないなあ。因みに使ったのは“HB”の芯。

↓セイルから伸びている突起物を真鍮線その他で工作。
資料が乏しくてどこが潜望鏡でどこがシュノーケルだとか、はっきり判らなかったので
他の作例を参考にやった。実際は全部の突起物をこんなに一気に出してる状態って
あんまりないみたいなのな。モケイならではの表現だ。

↓自分の過去の潜水艦作品ではやった事無かった、甲板を歩く際につかまる“手摺り”
も作ってみることに。柱は0.3mm径の真鍮線、横棒は延ばしランナー。

↓…あー、ここまで来ればもう殆ど完成に近いぞ。始めてから大体一ヶ月くらいかー、
案外早く作れた。まァね、ほぼ一体成形のガレキなんて作業的には“塗装”が主だからなあ。


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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅳ」

2016年04月07日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
↓艦首ソナーのようなエリアはロシア潜水艦だとだいたい銀色が多いんだ。

↓更にミサイルサイロの蓋の色を変えてちょっとアレンジをかけてみた。
この方がミサイルの存在感が強くなるかなと(^^;。

↓側面等の表面にパネルラインとか細かいモールドはないので
なんとなくエイヤーで所々ビミョーに色を変えてツギハギ感を表現して
みたりとか。コレわりと殺風景さを殺す効果がある。
写真資料を見るとこんなパネルごとの変色が凄いので沢山やる程リアルには
なるものの、こう云う艦船モケイ的にはかえってひつこくなってくる感じも
あったり。程ほどにしとこう。

↓人の出入り用ハッチはこんな派手な色だったりする。
インジェクションキットだとデカールが付いていたりするパターン
なのだけどここは筆塗りで繕いました。

↓で、艦体番号のマーキングは是非欲しいところ。艶消しが過剰気味で表面が
ザラザラしてるのでデカールを貼る部分に一旦グロスクリアーを吹いておく。
これで多少デカールの密着性が上り、(デカールの)ニスが浮き上がって
目立つのを防止できる筈。

↓デカールはストック品から、上手い具合のサイズの数字(写真右)と、
昔“小西製作所”という手造り艦船模型の店で買った吃水目盛等々の
マーキングがセットになったもの(写真左)を使用。
後者は艦船モケイをよくやる人にはとても便利な一品である。
こんなのをフツーの量販店でも売ってりゃあええのになー。

↓それぞれ矢印の位置に貼った。艦体番号は史実上どんな数字が存在したのか
調べられなかったのでもうアテズッポ。 …別にきょうは4月7日だから
“470”にしたワケではないよ^^。でもそのくらいのノリである。

↓乾いてから艶消しトップコートをかけておく。ニス部分の存在は殆ど
判らなくなったので一先ず成功。
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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅲ」

2016年03月31日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
あちらこちらでサクラが咲いてきましたね。
自分は日本酒も大好きなのでなんだか嬉しくなってしまいます(^^)/。
…花見に行くか行かないかは別として…orz。

↓塗装です。スクリューの付く水平尾翼状の部品を付けてサフブキーノ。

↓先ず艦底色を塗装。例のコレクタートイには深緑色を塗ってある。
カッコイイので全体的にほぼこのトイに則った配色でいこうと思う。
一応艦底色はロシアングリーンっぽい色で塗り、所々補修したような
感じで色味を変えてみた。

↓喫水線を割り出してマスキング。ガレージキットは手作りなので右舷と左舷で
若干排水口等のモールドの位置が違ってたりするのでそれを誤魔化しながらの
ラインだしは結構手間を喰ったりするのだ。…でもって上部はグレー系の色である。

↓迷彩なのかな?トップ面はこんなブラックグレーで塗ってあるので同じようにした。
境目はエアブラシのタッチでボカシた感じに。

↓…でそのまま喫水線のマスキングとの間に約0.5mmのスキマを空けて
更にマスキング。ホワイトのラインもついでに塗装してしまうのな。
塗料はクレオス311番、ベトナム迷彩色という、少しくすんだアイボリーの
ような色を使用。真っ白だと妙に浮いてしまう気がしたので。

↓こんな具合だ。滲みもなく上手く行った^^。

↓…なるほどロシアっぽいのかな、っていう雰囲気だね。
あのコレクタートイのバリエーションでは艦底が赤いヤツもいるみたいだ。

次回は詳細塗装にいく予定。
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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅱ」

2016年03月23日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
↓一箇所だけでもミサイルサイロが開いているところを作れないかと考えた。

↓ルーターの中ぐりタイプのビットを使ってガリゴリ削ってみると
なんとかそんな風な形にできたぞ。…まあ“裏打ち”とか何の下ごしらえも無く
いきなりこんな形が削り出せてしまうのもソリッドモデルの利点なのである。

↓あと大きな所はといえば例のコレクタートイの形に倣って、
艦底ド真ん中にある巨大なセンターキールを追加(白い部分)。

↓そしてセイル上部の詳細な形状を追加(各矢印部)。

↓で、ミサイルサイロの蓋を自作。結構分厚いので3mm厚のプラボードから
削り出した。皿状の中蓋はプラ板。

↓ミサイル弾頭が見えている感じとか、更に詳細な部分を入れるとこんな。
実は回転軸(蓋の根元に見えている縦棒)の位置がややこしい所にあって
実際は開くと蓋の一部がセイル内に入り込んでいくような形になっているようで、
その辺りの形は流石に誤魔化した感じだけどf(^^;。
とにかく「ここは開くとミサイルでっせ」が表現できれば充分かなと(笑)。

↓艦首ソナーの部分を整えてモールドを入れた。
それと魚雷発射管の蓋に“魚雷との干渉防止凹”があるみたいなのでこれも。
ちょっと汚くなってしまった…^^。

↓この時点で艦底に穴を加工し、1.5mm径の真鍮線でディスプレイベースに
連結。支柱の飾りは本ブログ「ガイデロール級戦艦 」でも紹介させてもらった
ブラス製のものだ。


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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅰ」

2016年03月17日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
↓次はガレージキットいってみます!
えーと、大昔(15年くらい前かな)に「ワンダーフェスティバル」で入手した
潜水艦のガレキです。当時潜水艦をよく作っていた自分が何度か立ち寄っていた
トーピドーモデルズというディーラーさん製で、
「ウィスキーロングビン級」というロシアのミサイル潜水艦。

↓ご覧のようにレジンのソリッドモデルで淡いモスグリーンの成形色がなんだか
製作意欲をそそるのである。スケールは1/350。
「Uボート」よりやや大き目くらいのサイズで、一見して目立つのは
セイル部分が異様に大きくてヘンな形をしている。
これは内部に巡航ミサイルを4発、仰角を向けた形で搭載している為。
形が面白いのでその時は衝動買いしてしまったのである。

↓資料をネットで捜すと鮮明な写真は少なく、数年前に買ったコレクタートイが
1/700にも関わらずすこぶる詳細なディテールが入っていたので
これを信じてもうすこし形を詰めてみようと思います。

↓見比べて最初に思ったのがデッキの上にある無数の穴(矢印部)。
水捌け穴か、なんだか知らないのだけどこの辺のモールドをなんとか出来ないかと。

↓キットのデッキ上にはこんな感じのモールドがあるのみ。
でも側面に並んだ排水口は恐ろしい深さで綺麗に再現されている。

↓本当は長穴形状のようだけどルーターで丸い小穴を並べて開ける感じで
雰囲気を出そうとした。ピッチもかなり荒いけど無いより精密感がやや向上した感じ。

↓艦首下部の形も違っている。多分仕様違いとかで間違いではないだろうけど、
ソナーみたいなのが付いてる方がカッコよく見えるので真似する事にする。
エポキシパテを大きめに盛っておいて削り出して成形の予定。

↓…現在手を加える箇所を更に検討中。
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