カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ポリススピナー (Sect12)」

2015年08月30日 | 製作日記 ポリススピナー
↓上部パトライトのブラケットは仮に取り付けてみると基板となる板が
水平になる。本編のイメージでは外側が低く、前から見て“ハ”の字に
なっている方がしっくりくるのでそんなふうに調整。

↓ランプを付けてみるとこんな感じ。ホントはこのド真ん中のランプも
黄色いんだけどなー(^^;。

↓前写真の四角いランプで向って左内側の白いのもキット都合でクリアーパーツが
なくウェーヴの「H・アイズ」から削り出した。やむなくこんな面倒も発生したりする。

↓左のみにある少々タイソウなランプブラケット。
形からこのランプはこのベルトに沿って移動するのかな?
ミニチュアプロップ写真から少しゴールドを混ぜたような色にした。
プロップ写真でこれが右側に付いてる写真を見かけるけど
多分間違った修理をしているのかと…。

↓内装の部品も全て組み立て完了。
モニター等の画面デカールはいい具合に光ってるように見える色なのに感心する。

↓「SPINNER」のバッジはなんとエッチングパーツ。
考えるとガレキより凄いかも…。

↓風防のデカールも貼る。この「禁止進入」は実際はもっと小さかったりする。

↓デコパージュにニスを塗り、ネームプレートを付けて完成(^^)/。
皆さんお付き合いお疲れ様でした。

↓キットはパトランプの部品が赤と青のクリアーしか無く、予備で白いクリアーが
2個付いてるものの、やはりこの内容では実際の配色が再現できないのである。
実際は黄色いランプが多いので赤のクリアー部品が全て白クリアーだった方が
“塗装する人”にとってはあり難かったかも知れない。

↓完成したのでアテにお酒を一杯。
“デッカードグラス”にちょっと似たコップで(^^)。

↓このアイテムがインジェクションキットで作れるのは嬉しかったものの
不具合も思ったより多くてあちこち妥協しました(^^A。
自慢出来るのは既成改造パーツ等の“お助け品”を使ってないので
低コストだった事くらいでしょうか。


《オマケ写真》
15年くらい前に製作した、ガレキの「デッカードブラスター」が
あるのでついでに載せます。昔ワンダーフェスティバルで入手したものですが、
映画のエキストラ警官が腰に提げていたウレタン製のブラスターから複製した
らしい、云わば孫コピー品です。
昔はもっと高価で二の足踏んで買えなかったものが後にゴム型の経年劣化で
萎縮&変形してしまった時のモノを安価で売っていたのでゲットしたあんばい。
だからなんか形が歪んでいてサイズも一回り小さい(^0^;ハハ。
しかし負け惜しみ言うとこのサイズが日本人の手にいやに馴染んで
なんとなく握りやすいのだ。

仕上げは黒塗装ではなく深いブルーパール塗装です。
グリップ部品は透明ではなく木グリのような塗装にしています。
当然全く無可動。
コメント (4)
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「ポリススピナー (Sect11)」

2015年08月23日 | 製作日記 ポリススピナー
↓タイヤカバーにあるランプ類を組み付ける。
この円弧に沿って4つあるのはポジションランプ?
実際は白く濁った感じに見えるので裏にペーパーをかけてすりガラスの
ようにしてしまい、両縁から白いグラデーションを吹いてみた。

↓カバー中央のヘッドランプは“フタ”の形だけ少し修正して取り付けた。
他ブログからどうやらこの部分はリトラクタブル方式になっているそうだ。
そういえばそんな形に見えるね。

↓車体中央前のでっかいランプのパーツの矢印部になんと
ウェルドが発生していた(TT)。ちょっと気になったあげく
コンパウンドで暫く擦ったらなんとか目立たなくなった(^^;。

↓これは多分蛍光灯だよな。あれっ?と思ったのは2本あること。
…本編ラストでガフの後ろにあるスピナーは一本だった。まあいいかぁ。

↓車体下面のランプも着けてみる。
この12個ある凹んだ四角錐の部品はなんなのか不明。
もし噴射口だったら黒く塗るべきかな?
で、矢印のパーツは、ここにも白いパトランプ状のモノが
ついているようなので透明のランナーから自作したもの。

↓ミラーはモデラーズの“のり付金属箔”を使用。
なんかコレだと角度が車体の外側向いてるので運転席からは
相当変な方向が見えてる筈だ(笑)。多分、本当は中のミラーだけもっと
内側を向いているのだと思う。設定では後方カメラだったのでは?と思ったりと。

↓ミニチュアプロップ同様、エクゾースト等のスス汚れを再現。

↓仮にデコパージュに固定するとこんな感じだ。まあ雰囲気は出てます。

↓次はとうとう大詰めなのな。
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「ポリススピナー (Sect10)」

2015年08月19日 | 製作日記 ポリススピナー
↓風防ガラスのピラーを塗装。
うっかり透明部分にキズをつけてしまいそうで神経を使ってしまう。

↓楕円の窓はスモークになっているらしいのでそんな風に。
この真ん中の部品2つはドア側の楕円の中を再現した自作。

↓デカール。…パケアートを見る限り映画本編さながらのマーキングなんて
出来ないのかな、と思いきや、しっかりこんなデカールが付いている。
これは嬉しい。ニスのはみ出しも殆ど無く思っていたより手間が少なそうだ。

↓しかし少々難あり。
ビミョーにプロップモデルと形が違うのでその辺の微調整必要(^^;。
例えばこの「STAND CLEAR」は下のチェッカーバーの位置が文字に
対してズレているので右を少し切って左に持ってきた。矢印部で接合。

↓この「NO STEP」については倍近い大きさなので、
仕方なく文字ギリギリ残してトリムしたりと…それでもやや大きめ。

↓矢印のマーキングは説明書の方向指示が間違っていた。
ストライプが前側、文字が後ろ側の指示だったが、
180度回転が正解(ただし資料不足から右側は不明(TT))。

↑ドアのすぐ後ろにあるレバー状の形はミニチュアプロップモデルにはないみたいだ。
実車にはあるらしいもののイマイチ不明。しかし説明書にはやたらに細かい
色指定があったりする。おそらくドアの開閉レバー。

↓…そんなこんなで風防のマーキング以外は終了(^0^)/。
トップコートをかけて固めた。磨きだしはもうカンベン。
…おお、スピナー。遂に形が見えてきたぞ。



↓例の楕円窓のクリアーパーツを組んだらこんな具合。
…やっぱりスモークのせいで“パイプうじゃうじゃ”は見えないなあ^^。
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「ポリススピナー (Sect9)」

2015年08月11日 | 製作日記 ポリススピナー
皆さん熱帯夜いかがお過ごしですか。
自分はエアコンを1hずつ、暑さで目が覚める度に
点ける感じですね。

↓車輪はオールプラ成形で接地面のパターンも無く
まるでスリックタイヤ。まあいいかあ、このまま使っちゃお。
タイヤ部分はフラットブラックにミディアムブルーを混ぜて一応
ゴムらしい色にした。ホイルは少しピカピカした感じにしたかったので
クレオスのガンクロームに少々ブラックを混ぜた色。

↓ケツの形はこれ推進器?本編では強く光ってたような。
制動灯(ストップランプ)ではないようだ。…って制動灯はどこ?
そういえば方向指示器も無いわで絶対自動車の規定が通らないなコイツ(^^;。
プロップモデル写真では光ってた部分は真っ白に見える。
周りの枠はガンメタっぽいかな。

↓内装の細かい部分を塗装。
ボタン配置はどうも適当な感じなので色とかも雰囲気のみで着色。

↓インパネの前側とセンターモニターの上は光電管っぽい。
インパネの方は実車は3本線だったけど、ミニチュアはコレと
同じ2本だったりする。

↓例のブームにも光電管。
…うー、多分こんな具合に両サイドに合わせて2本
ついてると思う(矢印部)。

↓主要な内装部品や下の窓ガラスを組み込んでボディー上下を接合。
前方のタイヤハウジングだけ合わせ目消しが発生するのが結構ネックな感じ。

↓エアブレーキの縁はランプになってるみたいだ。
黄橙色で塗って光ってる感じにグラデをかけてみた。
この下側1/4程は舷灯になっていて(矢印部)、
左側が赤で右側は緑なんである。
制動灯もないし、どっちかと云うと航空機の扱いなのかな。

↓現状こんな具合。ちょっとマスキングテープがウットシイけど。
ボディー上下の接合前に床面窓のクリアーパーツを中から
組み込まないといけないとか、後輪も着けとかないととか、
塗装にとってみるとやや嫌なプロセスである。


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「ポリススピナー (Sect8)」

2015年08月01日 | 製作日記 ポリススピナー
ここ数日殺人的気温が続いてます(汗)。
エアコンを使用しない塗装なんかは熱中症に注意。

《キミはいったいどんな色?》
大まかな塗装を済ませてしまいたいのでボディー色を
塗ろうと思います。しかし実はここがポリススピナー最大の難関。
説明書を見ると〝本体色は、基本色のブルーを指定してありますが、
色合いにつきましてはお好みで調色し、仕上げてください。”…とある。
これは深い意味があり、実際に本当の色の再現は思ったより困難なんである。
先ず映画本編を見るとどうみても単なるブルーではなく、
〝グレーがかった薄紫”に見える。でもネット上のミニチュア
プロップモデル(ヒーロースピナー)の写真を見るとそれより
かなりブルーっぽい色だ。ミディアムブルーに近い。
そう言えばラストシーンのガフの後ろにあるスピナーは相当青く見える。
更に写真の変色?や閲覧するPC画面によってもかなりバラつきが激しくて
場合によっては水色に見えたりしている(^^A。
これはもう実際にプロップを肉眼で見ない限りホントの色は解らない。
でも確かにブルーではなく何とも言えない中間色であり、説明書のブルー
と云うのはかなり後になってミニチュアプロップモデルをレストアした
際の色であるらしい。資料が沢山あるなりの悩みが発生しているんだ。
これまでスピナーモデルを作ってきた先駆者方々の苦悩がうかがえる。
ここはもう腹をくくってその平均的色を作ることにした。

↓やはり古いミニチュアプロップモデルの写真は有力なので
自分はミディアムブルーベースとした。そのままでは濁っていて
発色が悪いのでクレオスのコバルトブルーで明るい色に振り、
更にエヴァパープル2(エヴァカラー重宝してるなあ)で紫系に
振っていく。ホワイトで少々明るくしたりもした。
これをミディアムブルーの瓶7割くらいの量作って
〝SPINNER BLUE”と名付けた。

↓コックピットや裏側のブラックは塗装済なのでマスキング。
ゲロゲロ、形が形なんでフツーの自動車モケイよりメンドくせー。

↓前の車輪のハウジング部は後に上下ボディーを接着した時の
処理がある為塗らずに置いた。

↓更に明るい色で退色したような表現をつけてみたけど
ビミョー過ぎて判らないかf(^^;。

↓底の排熱口のルーバー(矢印部)はシルバーらしい。
ここでは少しメタリックグレーっぽくした。

↓楕円窓の中とか、その他の窓の段差部(矢印部)はゴムパッキンが
嵌っていたりするかと黒く塗りつぶす。

↓ケツ側のバンパー?っぽい形は実際は単なる板が半周
したようなカッコみたいなので隙間になるところを含め黒に。
ここの柄は後にデカールで再現できる。

↓お、確かにデジカメで撮ると実際よりかなり水色っぽく写る。
やっぱりデジカメはビミョーな紫系の発色が苦手なのかなあ…。
写真はピクチャーマネージャーで近い感じに処理してみたけど、
おそらく他のPCで見ると狂ってる(笑)。故にホントの色(プロップ色)
も判らないワケなのな、…弁解にしか聞こえないけど(^^。


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