カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「オブイェークト279 《пятьピャーチ》」

2015年02月27日 | 製作日記 オブイェークト279
↓エッチングパーツは結構充実。さすが中国製、価格の割りに良心的だ。

↓ゲゲ、こんな風に曲げ加工して止め金具を作れってか(汗)
老眼の進んだ奴にはちょっと厳しくないか?
オマケに右の番号ナシの蝶ネジ部品って探しても見当たらないし(^^;。

↓該当する部品がコレ。右の部品の下側の突起に左の部品の上を
巻きつけて可動させるとな。そんな器用なことが出来るのかなあ…。

↓…四苦八苦のあげく、漠然とそんな形に見える物体になった。
これでカンベンしてもらおう(^^A。無い部品はプラ棒のブツギリ使用。

↓似たような曲げ加工が必要な部品があるものの、なんとかおおかた配置完了。

↓プラ部品だけどこんなチッコイのも。艦船模型でもなかなかない
サイズだね。自分はここまでくると別部品でなくていいけどなあ。

↓続いて更にお約束の試練。一桁づつ組み立て式の履帯。
航空機、艦船、AFVと、どれも皆避けては通れない厄介な作業があるけど、
やぱ戦車と言えばコレだよな。今回履帯が4本なので当然この地味な作業は
倍のボリュームとなる。

↓でもこの方式は上側の部分が重みで弛んだ表現が出来たりするのでリアル。

↓他のブログを拝見すると、やはり4本の履帯の内側2本が組みにくいという
意見が多い。この従動輪の付いた縦板を本体から外すと別部品の駆動輪との
位置関係がキープできなくなるのだ(泣)。
…で外側の2本はこのように作業出来るので…。

↓接着剤が乾いてからこんな風に上下2部品に分解して外側で組み立てたのを
内側に持っていった。また車体と履帯は別々に塗装したいのでこんな方法が必然となる。

↓まあそれでも車輪を車体に固定してしまうと内側の2本はスキマが狭すぎて
後ハメ不可能なのでどの道やりにくいのはやりにくいのな^^;。

↓履帯が付くと足周りが安定した感じに。…初めてこの戦車見た時は
「なんじゃコレ」と思ったけど、見慣れてくるとかっこいい。
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「オブイェークト279 《четыреチィトゥィ-リ》」

2015年02月19日 | 製作日記 オブイェークト279

先日延び延びになっていた展示会の打ち上げ会をやった際、
日本橋電気屋街の外れにある“THUNDER BAR”さんに
寄せていただく機会がありました。
その名の通り、一部「サンダーバード」を模したような内装のBarで、
キャラクター系のプラモが多数飾ってあったりサンダーバードのDVD
がBGVとして流れていたりで“サンダーバード症候群”だった自分にとっては
ツボに嵌った趣向でありました。美味しいお酒をありがとうございます。
興味のある方はプラモ買った帰りに是非ドウゾ(^0^)/。

↓本題に戻り、車体右のエッジ部分を3分割。
前回の最後に記したようにココを部分的に下に折り曲げてある状態を
再現するコンタン。

↓断面をプラ板で繕って…

↓そのうち折り曲げる予定の2個をやや角度をずらした形で接着。
これで3個がそれぞれバラバラに可動するという表現に。

↓チョウツガイのみの接着では強度を確保できないので取り付け部分に
0.5mm径の真鍮線を仕込んで脱着可能にしておきます。

↓車体後方から。一番前の1個は素直に接着して、後ろの2個が折り曲げ
状態となる。あと車体側の断面に見えてる上下ボディー合わせ線を消して
おくと完璧なのな。

↓続いて前部のランプブラケット。
実車写真から、電線コードが見えているみたいなので細工してみるぞ。
0.5mm径の穴をコード線出口に加工(真ん中の2個)。

↓同径の鉛線を突っ込む。…ちょっと太いけど、このくらいの方が
「あ、付いてる」というインパクトがあっていいのだ(^^。

↓ランプの部品を着けるとこんな具合。鉛線は柔らかいフレキシブルなので
形がつけやすいんである。

↓反対側(向って左)はガードの部品が太めだったので真鍮線に替えた。
こちら側のランプはガラス面が透明部品ではなかったので別売りの
部品を使ってクリアーに替える予定だ。

↓ふー、絵的にはそんなに変わらない(^^;けどジワジワと進んではいる。
コメント (2)
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「オブイェークト279 《триトゥリー》」

2015年02月12日 | 製作日記 オブイェークト279
↓金型スライドの線を消した跡は、パテをシンナーで溶かずに
筆につけてにちゃにちゃと叩き付けると粗目っぽくなったので
これでいってみようかと。

↓後部に取り付ける、これは補助燃料タンクかな?
4部品で囲って組み立てるのでモールドはよく再現されてます。

↓金属製のベルトをプラペーパーでやり直すとシャープな感じに。
どうやらここは別売りのエッチングパーツがあるみたい。

↓取り付けるとこんな具合だ。T-62とかの円筒のに比べると
ずいぶん車体に沿わせたデザインだ。これも爆風衝撃対策か。
塗装で錆びダメージをやりたいので各所にパテによる粗目をつけてます。

↓インターネット上の実車写真を眺めていると、かなり出っ張った
ボルトの頭みたいなのがあって、モールドされてるもののしょぼくて
型キズみたい(笑)なので削って修正してしまえ(矢印)。

↓プラ棒のブツ切りを付けるだけ。位置もちょっと変更。
…でも流石はスケールモデル、こんなしょうもない箇所を
いじり出すくらい再現度が高いゾ。

↓砲塔の比較的大きい部品を付けてみる。
この他付属のエッチングパーツも付いてて、
キット内容のみでも結構な部分がシャープに再現できるんだ。

↓別売りエッチングパーツにあるような箇所はプラ板DUで我慢する(^^。

↓赤外線投射装置のブラケットは薄々攻撃で
エッチングパーツになってるっぽくする(矢印)。
塗装すると判かんないよな(^^;。

↓車体両サイドのエッジ部分を付けると“ぺしゃんこぶり”が
より強調される感じだ。この部分は実物も別部品なので付けっぱなしでOK。
…列車に載せて運搬する際に下に折って幅をコンパクトにする為らしい。


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「オブイェークト279 《дваドゥヴァ-》」

2015年02月08日 | 製作日記 オブイェークト279
↓…履帯以外の足周りは組み立て完了。

↓東急ハンズなんかで売ってる、真鍮の塊を買ってきて車体の中に仕込む。
ヒコーキモデルのバランスとりによくこういう事するけど、戦車模型では
モデルが重くなってレジンキットみたいになるのと、併せて履帯を踏みつける
力も強くなって重量感がでるような気がするんだ。

↓ゲロゲロ!ペリスコープの大事な面に突き出しピンの形がガッツリ出てる。
国産の、配慮の利いたキットを作ってる皆さん、これが本当のプラモのパーツ
処理だ(笑)。

↓…とか偉そうに言っといて、ルーターのTスロみたいなビットで適当に
削り取って誤魔化したぞf(^^;。面は多分うねってる(^^。

↓組み立て説明書もチラホラ間違ってたりしてオチャメだ。
これは部品番号が形に対して入れ替わってた例。まあ、マジに受け取って
上下入れ替えて取り付けてしまう人はいないと思うけど。

↓砲塔の金型スライドによるパーティングラインを消したいものの
周囲がシボ加工してある。戦車よく作る人はこんなトコどうしてるんだろう。

↓取りあえずヤスってみた。…うう、これは辛い。
あとで溶きパテ塗って歯ブラシで叩いてみようか。

↓砲塔上下パーツの接着線も同様。

↓数箇所ある手摺状の部品を真鍮線に変えた。これでうっかり触っても取れないし。
径は0.5mm。大阪で開催された「モデラーズエキスポ」で見たAFV講習では
0.4mmが最適な太さらしい。

↓しかしこれ、車体が結構ペシャンコなので車内はそうとう上下方向に狭苦し
かっただろうなあ…。
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「オブイェークト279 《одинアジ-ン》」

2015年02月01日 | 製作日記 オブイェークト279
タンク模型いってみます!
実は1/35とか、ミリタリーキットも大好きで、昔から戦車とか
いっぱい作りました。最近はちょっと間が空いてたけど(^^;。
…で、ここ数年、中国製とかで珍しいモノのキットが沢山出てきてるので
模型店を歩くと思わず目に付くものがあったりと。…結果コレを買ってしまいました。
あーまたゲテモノだ(笑)。やっぱゲテモノはいーよなー。

“オブイェークト279”は1950年代、旧ソビエトが核戦争を想定して
開発した戦車で、この奇怪な形は核爆発のマッハステムのような衝撃波を
横から受けてもひっくり返らない設計にしたからとか。
更に灰と雨が降ってぬちょぬちょにぬかるんだ地面でも4本の履帯に
重量を分散してスタックし難いように出来ているとのこと。
カンジキ履いたような戦車って事かな。でも熱とか放射能は大丈夫なのか。
量産はしてない模様で、冷戦時代の遺物だ。
ロシアにはT-72とかT-90とか、スタイルのいい戦車があって
どれも欲しくなるけど、インパクト的にはこれが一番濃いなあ。

↓…おおお、履帯が4本あるので、やぱこうなるわな(^^A。
昔のポニョンポニョンの全て一体成形よりは精密感があるかも知れんけど、
真っ直ぐのトコくらいは一体成形にしてくれたほうが助かるなあ。

↓部品の精度はやや悪し。モナカになった部品を合わせるとググッと反発して
外れるような感じが。ちょっと削ったりしてムリやり接着。

↓これは底の部品。水陸両用車みたいのな。

↓ざっと主要部品を仮組みしてみる。この、宇宙船のようなスタイルがたまらない!
ターレットはロシア戦車らしい大福餅のような…。
この戦車は“アミュージングホビー”“パンダホビー”“タコムモデル”の3社から
ほぼ同時に発売になったけど、自分はこの“パンダホビー”のやつが最も砲塔が
ペタンコな気がして好き。

↓細かい指摘とは思うものの、接着予定の面にゲート部が入り込んでいて、
すぐ横にも凸があり処理しにくい。国産のキットだとまずありえない気がする。

↓ひえぇー!気色いい(^^。まるで“カブトガニ”の裏側を見るようだ。
…ぬかるんだ上をスムーズに動くには必然にこうなるのかな、と思ってしまう。
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