カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「空中要塞ギガント《Sect5》」

2023年06月24日 | 製作日記 空中要塞ギガント
↓本編画像を参考に、前回作った円盤に町の道路を鉛筆で書き込む。
綺麗に五番目にはなってなくてこんな無造作な配置なのな。

↓描いた道路の脇を中心に建物に見立てたプラチップを配置してゆく。
大小差をつけて、しかも大きいのはテッペンを屋根らしい形にしたりと
出来るだけ町に見えそうな感じに工夫する。

↓屋根らしい形のヤツはある程度の数が欲しくて、
成形が面倒なのでこんな長い角棒の断面を写真のような形に
加工しておき、それをブツギリにして量産する戦法を取った。

↓…ひたすらの根気でこのくらい付けたゾ。
この凹形状(陥没部分)の後(デコパの範囲外)に三角塔があって、
その三角塔の周辺に街が一番栄えてて、そこから離れる程
建物がまばらに寂しくなっていく感じなので
この写真で言うと手前の方は道路の脇にしか建物が
無い感じでいいんじゃないかな。

↓円盤の範囲の外にもまだ街が広がっている感じを出す為、
円盤の縁に途中でブッタ切れた建物を幾つか配置(矢印)。
この辺りは自分のこだわりである。

↓一方、ギガント発進の為に陥没した段崖の部分には
陥没の為に分断されたような建物(白矢印)をつくる。
段崖の下には瓦礫が…(黄矢印)。
そして陥没穴の底には陥没の際の振動で倒壊した建物が
多々ありそうなので潰れたっぽい瓦礫も配置(赤矢印)。
こんな芸コマな部分もネタになる。

↓ギガント本体の詳細部分も付けていきます。
写真はツノのパーツ。キットの部品(写真上)は使わず、
少し大きいサイズのツノを自作。
矢印はこの辺りにもアンテナのようなのがあるのを発見したので真鍮線を立てた。

↓ブリッジの前にある近接火器に砲身を付ける。
0.3mm径の真鍮線がこんなに太く見える。
実は本編ではココは3連装とか4連装になってたりするけど
作業的にこれが精一杯かもー(^^;。

↓悔しいので単砲身の砲座に0.5mm径の真鍮線を挿して鬱憤晴らし。
これはそんなに難しくない(白矢印)。
黄矢印のはダイスとジムシーが叩いて撃ってた砲座と見立てて
ブリッジ側に向けておいた。ちょっと遊びながらモデリング。

↓発進時、三角塔に向けて発射した砲がこの辺にあったよな。
ソレにもつけた(矢印部)。当然後向きである。

↓これは垂直尾翼前方の砲座である。
風防を透明に再現する為全体がクリアー成形されている。
これも連装砲だったなあ。0.3mm径を2本挿し込む。
ブリッジ前の砲より大きめなのでまだ楽だ。

↓ファルコ。
これも風防と窓の為にか全体をクリアー成形。
これの機銃砲身は考えたけど多分無理っぽい(笑)。
これには底に0.5mm径の真鍮線を挿す。

↓やっぱりこの場合ファルコの位置はココだな(矢印)。
本編シーンのようにこの方向から見るとギガントと
インダストリアの町のスケール違いが目立ってしまうんだけど。

↓サフ吹きも完了しここまで終了。
あとは大方塗装作業になります。


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「空中要塞ギガント《Sect4》」

2023年06月12日 | 製作日記 空中要塞ギガント
↓さて、足周りに来ました。これはランディングギアの間にあるブロック。
自分は本来ならヒコーキ模型は飛んでる状態のモデリングが多いんだけど、
このギガントの12輪のランディングギアは凄くインパクトがあり、
加えて部品もよく出来ているので是非車輪が出てるところを作りたい。
折角だからギアがよく観察できるように着陸状態でなく浮かせちゃうゾ。
でもキット付属のスタンドは使わないンだなこれが。
これもフレキシブルでいいスタンドなんだけどちょっと軸が太目だしなあ。
…で、2.0mmの真鍮線を使って保持する為、規定の場所に
2mm径の穴を開ける(左写真)。
裏は真鍮線をしっかり保持できるようプラ角棒で固める(右写真)。

↓ランディングギアの保持軸は写真のような位置に来る。
キット内容ではこの真ん中のブロックと保持軸は別々に本体に付けるから
間があいてるんだけど、飛行状態も部品交換で共に再現できるよう、
これ全部一個のユニットにしたいのでご覧の形に組み立てた。

↓えーでこれがランディングギア部のハッチである。
写真矢印の部分にこんなディテールがあるようなので追加(4箇所)。

↓仮に組み立てるとこんな。
しかしこの車輪部分にはまだタイヤが無くホイール状態である。
タイヤは塗装都合で後から付ける事にする。
それにしても凄くトレッド(車輪の横幅方向間隔)が狭いデザインだ。
よほど上手く着地しないと横に倒れそうなんだけど(笑)。

↓そしてこんな丸い木製デコパを用意。
右側はやや径が小さめの円盤材である。

↓小さめの円盤材の方にこんな切り欠きをつける。
ロクにいい道具を持ってないので糸ノコと大き目のカッターナイフで
四苦八苦しながら切り取った(汗)。…でもこの形がどうしても欲しかったのだ。

↓さっきの土台と木工ボンドで接着~。
上面には追加ディテールを作るのでプラ板を貼る。
切り欠き段差の側面もしかり。

↓でこの段差の側面に貼る板にはご覧のような形を加工。
崖みたいに見える感じに。 …あー、なにがしたいかもう読まれてるだろうけど。

↓更に段差の底面はどんより“V”の字になるよう、斜めにプラ板を敷く。
…そうです、ギガント登場のシーンのバラック街をここに作りこもうと…。
この窪みからギガントが離陸するワケだ。他作例でもやってる人チラホラ居たし。
まァ、遠近法でスケールは違うけど、スタンドとしてはいいディテールだよな(^^

↓ギガント本体と仮に真鍮線で結合してみる。

↓仕上がりはこんなディスプレイになる予定。


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「空中要塞ギガント《Sect3》」

2023年06月04日 | 製作日記 空中要塞ギガント

《どっちかと言うとこっちの方が「後継猫」?》
“先代猫(本ブログ「鈴の音」記事参照)”そっくりの黒猫現る。
先日記した栗毛色の猫が現れる約半年前から、毎晩玄関に置いた餌をアサリに来る黒猫がいた。
でもコイツは凄く用心深い猫で、近付くとすぐ身を隠し、全く撫でることさえ出来ない。
典型的な野良猫だ。でも少しづつ餌を与えて1年もすると
だんだん逃げなくなり、少し前から漸く頭を触れるように。
やはり餌をくれる人には警戒心が薄れていくようで、脚に体をスリスリしにくる
ようになった。初めは撫でようとするとすぐ前足を出すので爪が恐くてなかなか
触れなかったけど、覚悟を決めて手を添えると爪無しの猫パンチに変わっていたのだ。
雨のかからない場所に先代猫のチグラを置いたら間もなく入ってくれた。
人家には入ろうとしない。右耳カットなのでやはり雄。
お腹に2箇所白い斑点。…そういえば、先代猫はお腹に1箇所の斑点だった。
帰ってきたウルトラマンの赤ラインみたいに一個づつ増えていってるみたいだ。
後継猫はもしかしたら栗毛猫じゃなくこっちなのかもしれない…。
「お帰り、黒にゃん。」…でも鈴を付けてやろうとしたらいつも逃げる(笑)。

↓ギガント表面にディテールアップ。
形はもう自分のセンスででっちあげだ。
これであのゴタゴタした感じは増したかと。

↓メインエンジン以外のエンジン。補助エンジンなのかな?
上下パーツで主翼を挟み込む構造になってる。
写真矢印の合わせ目消しが少しメンドクサイ。

↓で、ノズル部分を付けようとしたらなんだかピッタリ付かない。
…あーそうか、上下のパーツそれぞれの抜き勾配のせいでこの面が山型に
なってるもんな。でもそれにしても山型の頂点にさえ密着しない感じがする…。

↓本体側の丸ダボ(上下パーツから出っ張ってる)を低くしたり、
山型を出来るだけ平坦になるよう削ったものの、まだピッタリ感がないので
ノズル側の中にあるボス(内側のリング)を削るとやっとぴったり嵌る。
この場所は少し調整が必要。

↓本編画像を参照し、補助エンジンにもこういう形を付ける(矢印部)。
まァ、これも本編の画では出っ張りなのか凹みなのかよく解らないし、
こんな画になってる場面は一回なんだけど、とにかく付けると似てくる気がする(^^A。
もう頭にあるイメージ勝負なんだなー。

↓垂直尾翼も組み立てて付けてみる。
…おお。ギガント。 この7つ並んだエンジンがたまらない。
垂直尾翼前方の銃座は透明部品なので後回しだけどな。


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