カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ジェットブルドーザー《12》」

2022年10月22日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓ベースの方は殆ど降り積もった灰なのでニュートラルグレーか
ちょっと暗めの色かくらいでマダラな感じに。
鉄骨のとこだけメタルな色で着色。

↓周囲の立ち壁は毎度のフラットブラック(矢印)。
“空間の切り出し感”を演出するため、コンクリート壁の残骸の
一部もワザと同一面にしてブラックを塗る(一番左の矢印部)。

↓ウェザリングカラーとブラシのコラボでボディーの汚れをつける(矢印)。
本編動画で作業が終わった後のブルドーザーはもっとひどい汚れ方してたけど
まァ、こんくらいで止めとくか…。

↓ウェザリングパステルの新色を買ってきた。
今までブラウン系しか無かったのでこういう黒とかグレーとかのセットを。

↓黒とグレーを満遍なく取り混ぜてかけるとかなり灰っぽくなるゾ。
めちゃめちゃスリップしてるシーンがあるんだけど正にこんな感じ(^^。

↓木製飾り台にニスを塗って、今回はプラ板にインレタの
パターンでネームプレートを繕った。

↓…組み合わせて完成。
ちょっと履帯跡と履帯がぴったし噛み合ってないのが失敗。
置き方によっては浮いたりするなあ。








カシBARで眺めながらウィスキーを舐める。
今回はやること多かったので一際美味しく感じるなあ。

実際のシーンを思い出すと瓦礫の山は燃えていて、
「撮影プロップは溶けないのか!?」と思うほど近くで一発撮りだったものな。
その雰囲気を出そうとすると炎を透明樹脂で作ってオレンジに塗り、
電飾で下から透過光を出すと最高なのかも。熱を感じる傑作になるね。

所で、ジェットブルドーザーが瓦礫を片付けた後にジェットモグラが出てくるワケだけど、
このジェットモグラの演出でどうしても突っ込みたくなるシーンがあって…。
「ジェットモグラ号の活躍(ゴングが穴にはまる話)」の回での疑問。
あれのモグラ本体の横に付いてるベルト状の細い履帯みたいなの、
おそらくあれで穴の内側をかいて前に進む仕組みなんだろうけど、
あれね、潜る時はバック方向(後にさがる方向)に動いて、穴から出てくる時は
フォワード方向(前進する方向)に動いてるよな(^^A。
「いやいや、それでバックするのおかしいだろ」って(笑)。

撮影プロップ的に前進、後退の切り替えが出来なくて
どっちも前進する方向に動いてるんなら
「こっちにしか動かないからしゃあないか」って思うんだけど、
ちょうど真逆をやってるのが気になって…。 この監督はそういうトコ
気にしないのかなあ。 自分が監督だったら一発でダメ出ししてる。
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「ジェットブルドーザー《11》」

2022年10月14日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓ドーザーブレードにも着色。
尚、矢印部の窓には0.3mm厚の透明プラ板を入れた。

↓その他、細かい部品はこんな具合だ。

↓足回り部分。
ホイールは本編動画では単なる黒に見えるんだけど、
灰でドロドロに汚れてて実際の色がよく解らない。
自分が尊敬するモデルクリエイターのマーチン・バウワー氏が
作ったジェットブルドーザーのプロップレプリカではメタルカラーに
塗られていたのでそれに倣ってメタリックグレーを塗った。
真ん中の半球状の出っ張りのトコはクロームシルバー。

↓運転席横の補助ランプにはコトブキヤのプラユニットの
透明丸リベットを着けてランプっぽく(矢印)。

↓ウェザリングカラーのマルチブラックにて全体に墨入れ後、
同具材でドーザーブレードに軽く汚しをかける。

↓バラしてあったパーツを再び組み付け、0.3mm真鍮線で
アンテナ3箇所追加したらジェットブルドーザー本体の完成。

↓ …ハハ(^^A 流石にイマイの「サンダーバードブルドーザー」とは
思えない物体になったね。 まァ、初版が120円のキットにとてもこの
クウォリティーは求められないけど、ともあれ納得いく形になりました(^0^)/。

次回はベースの塗装予定。

《お知らせ》
今月29日(土)と30日(日)の2日間、大阪南港ATM棟で
「モデラーズフェスティバル2022」が開催されます。
今年は我がモデリングサークルAPCも参加予定で、
自分も当ブログで紹介させてもらった作品を何点か持参して
お待ちしていますので是非とも見に来てくださいね!
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「ジェットブルドーザー《10》」

2022年10月05日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓基本塗装に入ります。
ボディーの色はまたこれがピンキリで、本編の画像ではオレンジに見えたり
フツーの黄色に見えたり。写真写りのバラツキで正確な色が判らない。
ただ言えるのは磁力牽引車はオレンジで、ジェットブルドーザーは
それよりは黄色いという事。結局写真の塗料の調合で作った。
シックリ来た配分はクレオス58番が3:329番が7。
食玩の色よりもやや黄色方向に振った感じだ。

↓う~、黄色は隠ぺい力が無いのでグレーの
サーフェイサーの影響がなかなか消えない(汗)。

↓仕方なく一度ホワイトを吹き付けた。
すると効果覿面、みるみる思った発色になった。
やっぱり黄色や赤は下地を白くしとかないとダメだなあ…f(^^;。

↓次に赤い帯をつけます。
重機のクセにレースカーみたいな暴走ラインがあるのだ。
実物写真を見ながら位置を割り出し、鉛筆で描き込む(矢印)。

↓吹き込みで余計な所に着くのが恐くて、がんじがらめのマスキング。
黄色という塗料の性格から赤を先に吹いてその部分をマスキング、
というワケにはいかないんだよなあ。

↓帯の色はクレオス3番に59番のオレンジを若干加えた色。

↓赤を吹いて乾いてもまだマスキングはそのままで。
赤帯の縁に黒い線があるのな。メンドクセエ。

↓縁から1mmくらい残して真ん中をマスキングし、
上からブラックを吹きつけ。…マスキングを取るとこんな。
この前辺りのヘッドライトのトコだけは黒線は無しでOK。

↓運転席の窓の色は本編写真見たマンマの感じでグレーと判断。
矢印部分にやや明るい色でハイライトっぽい処理。
メリハリを強調するのに周囲にブラックの線を入れた。

↓ジェットブルドーザーは現地語版では「FIREFLY」と呼ばれている。
強力耐熱ブルドーザーの名前がなんで「ほたる」なのかワケが解らないけど。
で、キット付属のデカールは残念な事にこれが赤い文字だ(矢印)。
ホントはこの文字は黒でないといけない。
横に「THUNDERBIRD」ってのが黒文字であるけどコレじゃあなあ。
配色が逆だったらよかったのに、と暫く悔しがる。
…ンでなんか無いかと物色したら、写真上方にあるインスタントレタリングの
ストックを発見。文字のサイズも似たようなもんだ。

↓あー、これで充分充分。
なんとなく文字がキレイに並んでない所も実物そっくりである(笑)。

↓ボディー色は一応艶があるのでクリアーでコーティング。
自動車みたいにテカテカにする必要はないけど、「艶があるな」くらいの。
どうせスス汚れだらけになるので最終はどうなるかワカランけどな。
一応こんな感じにボディー塗装終了。


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「ジェットブルドーザー《9》」

2022年09月21日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓いい感じのサイズの木製デコパージュを買って来た。
これでこの化け物ブルドーザーが活躍しているシーンを再現できればと。

↓要は瓦礫の山と履帯の跡を作ればいいワケなのな。
先ずパテの量を節約したいのでおおよその凸凹をプラ板でやってしまう。
ブルドーザーが通った後の轍とか、瓦礫の山の水増しである。
こんな時はプラボードの使った残りカスが役に立つ。
切った残りの、不定形な形で使い勝手が悪くなっても捨てずに残しておく。
殆どもうその形を利用して凸凹の位置をイメージする感じだ(左写真)。
次にエポキシパテでプラボードの段差を滑らかに均す。
ルータで特に凹んだ場所とかも付けてみたりと(右写真)。

↓履帯の跡は作った履帯を固まる前のパテに押し付けて作る。
その周囲に排除された土の盛り上がりも付けておく。

↓固まったらタミヤパテをヘラでそのまま盛り付け、
歯ブラシで叩いて土や灰らしい表面にする(左写真)。
その上にまんべんなくプラボードのカケラを配置。
コンクリート片等に見えるよう、ペンチでバキバキ割った断面を利用。
プラ板の細切りで鉄骨みたいなのも置いとくかな(右写真)。

↓その他各種残骸。
ジェットブルドーザーが登場する「世界一のビルの大火災」の回で
瓦礫を観察すると砂利とコンクリート片、細長い曲がった鉄骨、
そしてひょろ長い長方形の歪んだ板のようなのが目立つ。
なんかそんな風に見えるようなのを作ってみた。
写真左下の、コンクリート片から鉄筋がむき出しになったようなのは
アドリブで考えついた自分のオリジナルである。

↓ベースの上に置くとこんな具合だ。

↓ブルドーザー本体を配置するとこんな。 …まァいい感じじゃないっスか?
ホントはドーザーブレードで山のようになった瓦礫を押しているところが
作りたかったけど、瓦礫がマジはんぱ無い量作らんとイカンので
やっぱりこんな風にした(^^)。



↑…ココまで作ったらなんだか気が抜けてきた(萎)。
でも色塗らないとなあ。
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「ジェットブルドーザー《8》」

2022年09月16日 | 製作日記 ジェットブルドーザー

以前本ブログで紹介した“後継猫”のその後である。
ウチに来て5ヶ月余り経ち、もうすっかり家族ズラしている。
相変わらず朝昼晩と餌もよく食うし、なんだかちょっとでっかく
なったような気もしないでもない。
よく足にスリスリしてきて可愛いものの、先代猫とは違って一緒に昼寝はしてくれない。
掴んで膝の上に載せてもすぐ降りて距離をとる。
写真のような状態の時はアゴや背中をナデナデすると気持ち良さげだが
あんまりながく擦っていると引っ掻かれる。う~ん、気難しい猫だ。

↓で、ジェットブルドーザーは前回に続き、小物を付けていってます。
運転席側面にはご覧のような形が。丸いのはプラユニットにプラ棒の
ブツ切りを追加したもの、ギザギザしたのはモールドプレートから。
ギザギザが斜めになってるのでそういう切り出し方をしたものである。

↓コトブキヤのプラユニット等のお助け部品とプラ板の組み合わせで
右写真のような部品を2個作る。これは設定的には“ウォータータンク”だそうだ。

↓その他、工具箱のようなもの2種。
この辺りは本編スチルにも形がよく判る画が無いので食玩を参考にした。

↓ウォータータンクは白矢印部、工具箱っぽいのは黄矢印部に配置。

↓更にその前辺りに細か目のゴチャゴチャが…。
これも食玩のを見て同じような雰囲気に。白矢印は左右で形が違ってて
多分は工具か交換ユニットなんかをここに積んでいるような感じである。
黄矢印はアンテナ基部である。塗装後に真鍮線を立てる予定。

↓目立つのでこれも付けた。
写真はシャシーの後端部で、ヴィガー・トラクターの形がそのまま
残っているもの。他の車輌を牽引する継ぎ手のような出っ張りだ(矢印)。
これは食玩にもしっかり付いている。

↓そしてここにも物々しいアンテナ基部。
なので最終、計3本のアンテナが立つ形になる。

↓再びドーザーブレードのステー。
矢印部に伸縮の為のシリンダーを動かすオイルホースらしきものあり。
これは鉛線で再現。…しかし高温にさらされる場所にホースはマズくないかい?
ブレインズ設計のことだからめっちゃ耐熱ホースになってるんだろう(^^;。

↓…以上で形の方はほぼ終了になる。




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「ジェットブルドーザー《7》」

2022年09月07日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓これは1.2mm径の真鍮パイプを瞬着で3本束ねたもの。

↓…それをココに突っ込む。
この前作った円筒形から排気管みたいなのが出っ張ってるのだ。
ついでにその他の詳細形状をつける(矢印部等)。

↓その他の背中の中央部にある形状を追加。
写真の「A」は早くから工作してあった円形の蓋のような形。
「B」はそれを保護するように付けられたフレームのような形。
「C」は後端にある、バンパーのような物体一組。

↓前項目の円筒形と「A」の蓋全体を覆うように被さった
梯子状のフレームがある。ただこれ、キットの付属パーツは
異様に長く、添えてみると後端から飛び出す程。

↓基本的には間をはしょって前後を短くする改造を行い、
追加工作でプロップモデルの雰囲気に近付ける。

↓更に詳細にするとこんな。
多分、鋼材がチャンネル型(断面が“U”の字)をしていると思われる。
所で自分は昔から、この右側の湾曲した部分はドーザーブレードを使わない時に
載せておく為の形だと思っていたけど、どうも違うみたいだ。

↓“ワーニングクラクション”と称される、運転席上部のラッパ状のパーツ。
オリジナルパーツはこんなの。…うーん、これもなんか違う。実際はもっとひょろ長い。

↓3mm径のランナーをもろラッパ型に削るしかないかと思った時、
火で炙って伸ばしたランナーの両端部分がその形っぽいのに気が付いた。
つまり写真の寸法線で示した部分を使うワケだ。

↓ちょっと削り込んで形を整え、断面に凹を加工するといい感じになった。
まぁ大体こんな形である。

↓ヘッドライトとは別に、運転席サイドの車体上面にもドロップ型のランプがある。
キット付属のものはややサイズが大きめだ(矢印)。

↓でもこの後ろの丸みのある形は利用したいのでその部分を切り出し、
追加工作で実際の形状に近付けた。

↓運転席の脇に添えるとこんな雰囲気。まだちょっと大きめかな。
ココには塗装後、透明のレンズパーツを付ける予定。
矢印部のヘッドライトはお助けパーツを利用。
こっちはランプらしからぬ複雑な凹凸のイメージだ。

↓以上を全て配置するとこんな感じになる。
残りは主にフェンダー上面にある小物なのな。
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「ジェットブルドーザー《6》」

2022年09月01日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓ドーザーブレードを作っていきます。
これが無いと“ブルドーザー”とは云えませんね。
取りあえずキット付属のパーツを添えてみる。
先ず車体幅を広げたせいでステーの左右ピッチが合わなくなった。
ステー自体のディテールもだいぶ違ってるし。

↓一旦、ブレードのステーとの取り付けガイド等の凹凸を削ってフラットにしてしまう。
長四角の覗き窓の位置が低いので上に上げる為、上の方を切って、
プラ板で下と左右を写真の破線まで延長する対策を取ろうとした。
しかしよく考えるとこのパーツ、厚みがデカイ(実寸1.5mm)。
本編画像ではこのブレードはいやにペラペラに見えるのだ。
「あんな重量物を押すのにペラペラ過ぎないか」と
突っ込みたくなるがやっぱりプロップ通りの雰囲気にしたい。

↓結局0.5mm厚のプラ板に置き換える。…最初からこうすればよかったよ(^^A。
穴のサイズとかも自由に出来るしね。でもキットの採用パーツがまた減った。
この前のサークル例会でも「こりゃもう“フルスクラッチ”でしょ」
という攻撃を受けたばかりだし。   …いや!“キットの改造”です。

↓車体に取り付け穴を開けてステーのパーツを付けてみた。
本編画像を見た感じではブレードはもっと下側が前方に突き出てて
しゃくったようなイメージなので下のステーをもっと長くする必要がある。

↓プロップの上のステーに似た形の方を残して他は切断。
下のステーを2mm径の真鍮線で繕う。しかもこのステーは
上のステーより更に幅方向で外側に出っ張った所から生えている。

↓…形としてはこんな感じだ。

↓おお。正にこんな。

↓覗き窓の周囲に段を付ける(白矢印)。
上ステーの取り付け部の表側がやや膨らんでいるので
ウェーヴのH・アイズを付けてそんな形に(黄矢印)。

↓ニトロ弾発射口も工作(矢印部)。これもお助けパーツを利用。

↓履帯の前あたりに瓦礫除けの板があるので付ける(矢印部)。

↓一気にジェットブルドーザーらしくなった。



↑四角と丸の穴の位置もほぼいい感じなのな。
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「ジェットブルドーザー《5》」

2022年08月25日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
↓履帯を作っていきます。
順番的には先ず履帯のケタを載せる為の板をホイール周りに巻きつける。
基本は厚み1mmで、上側だけ1.5mm。…これは資料写真を観察すると
上側の履帯だけやや転輪(ホイール)から浮き上がった感じに見える為。
前と後の丸い部分はプラ板に半分切込みを入れて折り曲げて沿わせた。
この部品のキモは幅方向がホイールと面イチになるようにすること。
塗装時を考えてまだ両面テープで仮付け状態。

↓履帯自体のケタは0.5mm厚。
これは正味の履帯幅で設定は12mm。短手方向はおおよそ実物のケタ数から割り出した。

↓次に履帯がホイールから脱落するのを防止してると思しき内側に突き出た歯をつける。
ちょうど最初の土台板とケタの段差を利用して立てていくと、ピッタリホイールの際に立つ
スンポウだ。で、この歯って結構な高さがあるのにあんまりホイールが歯で
隠れていない所をみると、実際の履帯もホイールが当る部分はかなり分厚いと考えられる。

↓履帯のケタにスパイクを付ける(白矢印部)。イマイのキットにもちゃんとあったし。
まあコレにしろ“脱落防止の歯”にしろやや地道な作業になるんだけどな。
黄色矢印は一番後ろのドライヴホイールだけにあるスプロケットの歯。見える場所だけ一応付けた。

↓気長な作業が続いて飽きてきたので(笑)ちょっとここいらで遊んでみよ。
前回紹介した「ヴィッカース・ヴィガー・トラクター」の写真をネットから数枚入手。
それに下からの写真もあり、シャシーの詳細形状が判ったのでそんな雰囲気に
おおまか作ってみることに。先ず写真のようなパーツを作る。

↓シャシーの下に配置するとこんな具合だ。多分、サンダーバードのプロップもこうなってる筈。
ヴィガー・トラクターは路面の凹凸に8つのホイールが上手く対応する仕組みになってて、
説明すると転輪2個づつが写真白矢印のパーツで連結されており、それが中央の縦になった
軸でシーソーのように動く。そしてその縦軸も車体中央で前後方向に配置した軸
(写真で縦軸の左右にある短い軸)で左右に傾く。これが前後で2ユニット。
実物はこの構造で8つのホイールがグニョグニョ上下する。「T.B.」の動画がリアルなワケだよ。
でも後ろ側ユニットはモーターボックスかなにかの箱に覆われていて見えない(黄矢印)。
…まァ、このモデルは形だけなんだけど工作が1ユニットで済むので作ってみたのなf(^^)。
持ち上げないと見えないけど、展示会なんかで笑わせネタになるかも。

↓…形になるか不安だった足周りがオワタ!(汗)
横から見たらこんくらいのインパクトあるよな。

↓履帯幅は少々デカ過ぎるかな?
でもこのくらいのボリュームでいいくらいだと思う。
もの凄いトルクで瓦礫を押してくからねー。
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「ジェットブルドーザー《4》」

2022年08月17日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
先日、APCのメンバーと久しぶりに“ビヤガーデン”を楽しんで来ました。
近頃は夕方であってもとても“夕涼み”とは言えない気温で、居酒屋なんかに
比べると暑いんだけど、屋外で飲む雰囲気はまた格別なものがあったりする。
2次会にはカラオケまでやってしまい、遂にコロナ禍を気にしない活動に酔いしれました。
……誰も感染してへんやろなー(^^;。

↓足回りにかかっていきます。
改めてキット部品の履帯を添えてみる。…ウン、やっぱりボリューム足りないよなあ。
それにこのホイールとホイールの間にある壁も気になるし。

↓納得いくサイズの画を紙に描いてみる。
こんなくらいは欲しいよな。で、ホイールの径は16ミリ、ホイール間ピッチは17mmとした。

↓大体似たような雰囲気のホイールを工作。
本当は8個作らないといけないけど考えあって1個だけ作る。

↓今回初めて使うこのアイテム。
武藤商事の「型取くん」という、小さい部品なら熱湯で簡易に型が取れてしまうという、
凄く嬉しい製品だ。大きなホビーショップなら売ってる筈です。
中には親指くらいの体積の透明な樹脂材が3つ入ってて、90℃以上のお湯で3分温めると
ねんどのように柔らかくなり、常温に戻ると硬めのゴム型のような物体になる。

↓コイツを利用してさっきのホイールを型取り。
なんか失敗したと思ったら温め直して何度でもやり直せるのでコスパは良好。

↓型にエポキシパテを押し込んで固まらせる。
…う~ん、エポキシパテはきっちり型に密着しないせいか
やる度に出来具合がバラバラである。部分的に形が出なかったりと。
今9個作って、うち3個失敗。歩留まり悪いなあ。
取った部品の色が違うのは途中で“速硬化タイプ”のパテに変更した為。
ま、気長にやろうや。

↓続いてこんな部品を作る。
さっきのホイールの車体内側を担当するモノである。
厚みは1mm。ここは殆ど見えない部分なのでこれで充分。

↓上の部品とホイールを連結するのに径が12~14mmくらいの円筒が必要だ。
模型屋で売ってるお助けパーツにそんなのは無いかと捜したけどいい具合のものが
見つからなかったので、ガンプラ用のプロペラントタンク(11mm径)の輪切りで対応する事にした。

↓以上をこういう形に組む。
あー結局、型取りで上手く出なかった形状はやむなく力技で付けたりした(笑)。なんだかなあ

↓仮にシャシーに付けてみるとこんな。
この周りに履帯を巻き付けていくと更にボリュームが増す予定。





ジェットブルドーザーやジェットモグラの台車の足周りは1960年代に売っていた
「ヴィッカース・ヴィガー・トラクター」というリモコンのおもちゃを利用して作られている。
正確には一番後ろのホイールだけ若干形が違うんだけどこの際もう一緒でイイじゃんって事で…f(^^。
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「ジェットブルドーザー《3》」

2022年08月10日 | 製作日記 ジェットブルドーザー
まだコロナ禍ではあるものの、今年は各地で夏祭りが再開しているみたいだ。
所で、夏祭りで子供がよく食べてる、“リンゴ飴”ってあるけど、はっきり言って
「もの凄く食べにくい」よな(笑)。あれってなんでリンゴまるまる一個なの?
飴を舐めきった時点でリンゴを一個まるまる喰う勢いなんてなくなってるんだよな。
捨ててあるゴミの中にリンゴ飴のリンゴだけ殆ど残ったのを見かけたりしたし。
勿体無いけど気持ちは解る。なんか喰いきれないんだよ。
自分も昔一回だけ買ってもらって、飴だけ舐めて喰えなくなったことがある。
…もっと1/4の切り身に飴かけたやつとかにして欲しいなあ。
一個だと持ち歩くのも重いし。1/4だと値段も下がる。
子供って“一個まるまる”なことに満足感があるのかも知れないけど。
夏祭りの景色でふっと浮かんだ疑問でした。

↓窓の部分をルーターで彫り込んだ。
ちょっと白くて解り辛いので写真に破線を入れた範囲(矢印)。
窓を透明部品にまではしないぞ。中の耐熱服着たバージルまで作る気はナシ。
で、窓の位置はいろんな写真を見て悩んだんだけど、どうも食玩のヤツは
相対的に位置が高すぎるみたいだ。

↓これはプラ材の箱組みで繕ったシャシーである。
今上下が逆様で、写真左端が前方になる。ここにはエアインテイクのような形が付く。
当初はこの形でいこうと思ったけど、インテイクに上唇があるのに気付く。
なので矢印部の破線まで肉を付ける。

↓…こんなカッコかな。
いろいろ本編の写真見たけど、暗かったり明確に形が判る写真がない。

↓上下を正規の方向にした状態。
基本構造は5mm角プラ棒と1mm厚プラ板の組み合わせだ。

↓本体に合わせてみるとこんな具合だ。
シャークマウスみたいなインテイクになる。

↓えー、背中の箱形状を削り飛ばしたので本編通りの形を作っていこうと。
ここには円筒形の物体が載ってる。ウォータポンプ等の冷却設備が入っているらしい。
エポキシパテの塊で成形。上面が少し陥没した形みたいなのでプラ板の輪ッカを
着けて形を整えた。前に“楕円形に変形した”、とか書いたけど結局真ん丸みたいだ。
…まだ細かいディテールは後回しな。

↓サイズ的にはこんな感じ。
コックピットの屋根よりやや高く飛び出している。

↓なんとなく雰囲気見えてきたね。
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