カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「飛行戦艦ゴリアテ《act9》」

2023年04月24日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ

去る4月22日~23日、昨年に続いて大阪南港ATM棟で開催された
「モデルワークス」さんの展示会を覗いてきました。

↑新型のカタナに跨った葛城ミサトねーさん。
ジーパン姿がイカス(←昭和のおっさんの言い方)。
“ヨシムラ”のステッカーを貼ってあるのかと思ったら
“カツラギ”になってた(笑)。



↑故・松本零士氏を追悼するコーナーが設けられていました。
…そうですヨ、我々もこの人が描くメカの画を見てこんな趣味に走った
ようなもんですからね。後のSFメカデザインは凄く影響を受けたと思います。
太平洋戦争の兵器とSF宇宙船のミックス的デザインが魅力でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。



↑「モデルアート」誌に掲載された作品もありました。
M1エイブラムスのジオラマ。歩兵の服の細かい迷彩は筆描きだそうで。
アメリカ国旗マークも筆描きだそうです。  …凄いス。
因みにスケールは1/35です、1/35。

↑陸上自衛隊歴代戦車群も圧巻。

↑面白かったネタはこれ。「ニセゼロ戦」。
「ファイナルカウントダウン」というかなり昔の映画に登場した
他機種からの改造零戦。当時、上から写ったとき後退翼だったので
「?」と思ったヘンなゼロ戦、オジサンにしか解らないネタなんだけど(^^;。

↑このカマキリの模型、ガシャポンのアイテムに着色したんだそうで。
最近はガシャポンもクウォリティー高いなあ。
この羽根のモールドなんか、ダンバインのキットよりイイ。

モデルワークスの皆さんお疲れ様デス。

↓…えーと、ムスカ続き。
サフブキして、パーツ毎に塗装したいので
胴体に挟み込むフランジ形状(左写真矢印部)は削り飛ばす。

↓腕もしかり。
塗装後に接着しちゃうので問題なし。

↓そうするとこの襟の合わせ線がパテ処理できるしな(矢印)。

↓もうステップはしょっていきなり塗装後写真。
それぞれの色は本編画像から適当に調合してます。



↓メガネはセミグロスブラック指示だけど、
実際はグレーのレンズ越しにムスカの目が見えてるイメージ。

↓因みにこれは昔にジブリショップで買った
飛行石の照明器具の紐用アクセサリー。
実物大か、やや小さめくらいか、結構キレイな樹脂成形品。
本編では確かこの白い所が金色だったような。

↓裏側にもこんなマークがあるんだね。


今日は何時ものお酒ではなく自分がよくやる
ちょっと贅沢なアイスクリームの食べ方を紹介します。

↓カップのバニラアイスと金属スプーン、ウィスキーを用意。
アイスは100円くらいで売ってるヤツで構わないし、
ウィスキーも高級でなくて充分。
但しアイスはバニラ味(白いヤツ)がおススメ。

↓カップアイスの真ん中に2cm径ぐらいの穴を掘ります(左写真矢印)。
アイスが硬い場合、木のスプーンでは折れる場合あり。
そこにウィスキーを入れます(右写真)。

↓スプーンで穴を広げるようにすくって食べます。
ウィスキーがアイスでマイルドになりとっても旨し!
コレ一回やったらもうフツーのバニラアイスだけだと物足りなくなる。
真ん中のウィスキーが無くなったらまた少し注ぐべし。

…まァ、もっとお金がある人はアイスをハーゲンダッツ等に変え、
レミーマルタンとか注ぐともっと美味しくなるンだろうけど(笑)。
多分ブランデー系の方が美味かも知れん。カシメル流“アカンアイス”でした。

(注:お酒は20歳になってから)
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「飛行戦艦ゴリアテ《act8》」

2023年04月19日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓前に紹介したかも知れないけど、自分は飾り台に水性ニスを使用しています。
確か油性のものより価格も安かったような。
色としてはこの黒っぽいウォールナット系がおススメ。

↓ネームプレートは1mm厚のプラ板に、久々にストックのインスタントレタリングから
何とか文字を工面して入れました。インスタントレタリングってもう売ってないんだよなー。
貴重な残りの文字が無駄にならないよう頑張ってます。
今回“M”が無かったので“W”を逆さにしたりとか…(苦)。
…一応、タイガーモスが主役なので先に書いてます。

↓飾り台も完成。
支柱を延長したのでいい具合の高さになってるかと。





「!ゴリアテだ! 真下にいるぞー!」

↓…えー、そしてコレだ、ムスカ大佐。
「~ラピュタ」の中でも濃いキャラクターなので嬉しいオマケなのな。

「…光は常に雲の渦の中心を指している。ラピュタは嵐の中にいる。
 …聞こえないのか、このまま進むんだ!必ず入り口はある」

眺めてるとあの強気なセリフが聞こえてきそうです(^^;。
しかしコレ、インジェクションキットなのに胴体以外はソリッドなんだよな。
ヒケが出ないよう発砲樹脂系の材質なのかな、なので
パーティングラインの処理だけで形になってしまいます。

↓ムスカ大佐には四角い木製飾り台を用意。
1mm径程度の穴をあける(白矢印)。
そして大佐の脚に真鍮線を立てて連結できるようにしておく(黄矢印)。

↓左腕を付けたとき、ポケットに突っ込んだ手の甲がどうしても
ポケットの手前にせり出す傾向にあったので手の甲を少し削って調整。

↓あと、胴体前後の合わせで襟のとこにちょっと広めのスキマができる。
これはプラ板挟んで埋めた。殆どはセビロの縫い目で合わせになってるので
処理不要なんだけど、ここらへんだけパテ埋めしたいなあ。

中途パンパな感じだけど次回へ続く…。
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「飛行戦艦ゴリアテ《act7》」

2023年04月08日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓艦首のコーン部分は黄橙色っぽい色。
他作例を見てるとここの色を濃いオレンジ、というか朱色みたいに塗ってる
作品が多いので「なんで?」と思っていたら、宮崎氏の水彩画ではそんな色なのな。
でも映画本編ではもっと明るめの黄色い色してるよな。
…キットの説明書の“ブラウン”指示はこりゃア違うと思うなあ。
で、塗料は黄橙色にオレンジを混ぜてやや暗くして、
船体基本色に使った119番で少し濁らせるイメージに調合(左写真)。
塗ったらこんな具合だ(右写真)。

↓タイガーモスの船体色は左写真の色を使って作成。
やや暗めのレッドブラウン、みたいな感じ。

↓ロケット艇は“エイザーブルー”という聞き慣れない名の色指示だ。
自分はもう本編画像を見て思うように調合。若干紫っぽい水色、みたいな。
…ってかエヴァンゲリオンカラーなんか使わなくてもパープルあったし(笑)。

↓垂直に立った翼の部分だけ結構派手なピンク色してる。
エンジンは見た感じではカッパー系を塗るのがしっくり来るね。
あとガンダムマーカーで窓を書き込んだ(右写真の矢印)。

↓Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンで墨流し。
今回ちょっと濃い目に着けたので全体の色彩的に暗くなった。

↓ウェザリングカラーは綿棒で縦方向に擦って、
更に水性ペンの黒いのでわざわざ水垢みたいな汚れを表現(矢印部他)。

↓タイガーモスはウェザリングカラーのみで充分。
あと写真矢印の窓部分はペンで黒くしておいた。

↓ゴリアテの窓はこれも水性ペンで描き込んだ。
今回窓の数増やしたからインクがなくなるくらいグリグリやった。
真っ黒よりグレーの方がいいかなー、とか考えたけど、結局真っ黒に。
…このブリッジ上の猫耳みたいになった部分の大きめの丸も窓だよな?
本編ではエアインテイクみたいに見えるけど、キットはこんな形なので。

↓ココ(矢印)の四角いのも窓らしいから黒くしといた。
悩んだのがその手前に写ってる推進器の丸穴。 …これ窓?
人が行ける気がしないので多分冷却穴だと思うから
艶ありには出来ないかな。墨流しだけでほっといた。

↓ここでもう一個ディテール追加(矢印部)。
後部の安定翼がめちゃでっかいので、多分こんな支えがあってもいいかと。
デッチアゲになるけどもっともらしいし。0.2mm径の真鍮線使用。

↓ゴリアテとタイガーモスはこれにて完成。

…あとはディスプレイ台の塗装と“ムスカ”フィギュアも作ります。
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「飛行戦艦ゴリアテ《act6》」

2023年03月31日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓サフブキーノ。
これで、目を凝らして見ないと、何処で延長してあるかも
判らなくなりました。でも、延びてますね、
このキット作った人にしか判らないだろうけど。

↓今さらンなってオミット砲身を追加(矢印部)。
実はサフを吹き付けてから形をチェックしてて見つけたf(^^;。
…そうだよこのパーツ、成形で上側に抜いてるから砲身長さが
“ゼロ”になってんだよなぁ。

↓塗装に移ります。
船体基本色はキットのパケ画を見ると黄土色、というか
暗めのダークイエローみたいな感じだけど、これは黄色過ぎる感じがする。
説明書でも“陸軍カーキ”という指示だけど、カーキは黄色いイメージだもんな。
で、本編画像ではもっと赤い方向に振った色だ。テレビ個体差でバラツキはあるけど。
模型量販店の塗料売り場の第一印象で“近い”と感じたのはこのクレオス119番。
更に29番を少し混ぜてもっと赤くした上で、白を足し明るくした色に。

↓塗ったらこんな。 印象は“土偶”みたいな色かな(笑)。

↓上の方から更に明るい色を吹いて陰影を強調したつもりが
写真じゃ全く判んないね、スンマセン。

↓ゴリアテは迷彩されている。
迷彩色はレッドブラウン指示だ。ちょっと当該色が無いので
クレオス29番ココアブラウン使用。結構赤い印象だけどこのくらいでもOKっぽい。
色々資料見たらシーンの写真によってやはりメチャクチャ差があるのでもう偏見に
なるけど、もっと紫方向に振ってもいい感じがした。
なので写真右にある“エヴァンゲリオンカラー”も持ち出した。
コレももうカビが生えそうなストックだけど、まだ生きてたし(^^)。
…出来た色が手前の右側のカップにあるけど、殆どサツマイモの皮の色。

↓他の人が作った作例を見ていると、やっぱり筆で迷彩してる人が多い。
つまり境目がハッキリした迷彩になってるワケだ。
本編のセル画でもグラデーションは入れてない。
でも宮崎駿氏の水彩画では、当然筆で描いているんだけど、
“縁にボカシが入ったような感じにしようとしてる”ような気がする。
…のでやはりグラデは必要なんだろうなと。実際スプレー塗りだろうし
気持ちは入れたい。んでこの時思うのはスケールがスケールなので
普通に戦車みたいにブラシで吹き付けるとボカシの範囲がデカすぎるんだよな。
そこで写真のような迷彩パターンを切り抜いた紙を作り、
塗装面からやや浮かせた状態で吹き付けたらどうなるか試してみた。

↓またこれが組み上げたパーツの凸凹があるので作業がメッチャし辛い!
紙を小さく切ったり、出っ張りに当る部分を折り曲げたりしてかなり時間を喰った。

↓…ふぅー。半日かかってやっと終了(汗)。
手前は迷彩パターンの型紙の山。同じ形を方向を変えて3箇所くらい使ってるかも。

↓境目はこんな具合。
ちょっと塗装面と紙の距離のバラツキでハッキリしたりボカシ過ぎてたり
失敗してるけど、まあまあいいかと…。
フツーにブラシで吹いたより繊細なグラデーションになってる。
マスキングゾルでやる場合は先にこの濃い色を塗っとく必要あるから
塗料が勿体無いしで。 まぁ色々やってみるもんだ。

↓現在こんな感じ。


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「飛行戦艦ゴリアテ《act5》」

2023年03月16日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓あ、えーっと…全長の延長改造はまだ終わっていなくてですね、
これ!…これの取り付け穴が動いたせいで付けられない状態なんだよな。
穴を埋めるのが面倒なのでこのプロペラのパーツの方を改造しようと。
合わせて成形の都合でプロペラの羽根の方向が揃ってるのを
捻るD.U.もやろうと思います。

↓こういう具合に一旦バラバラにして、
プロペラの真ん中に穴を開けて手裏剣みたいな形に。

↓寸法に合わせた長さの1.0mm径の真鍮線を間に付けて
バランスのいい間隔にプロペラ位置を設定。

↓プロペラを真鍮線に通して瞬着で固定。
これでプロペラの羽根の方向もバラバラにできた。

↓ブリッジサイドにあるプロペラも同じように羽根が揃ってるので…。

↓前のプロペラを切断して少し捻って接着。
ココは確か2重反転ペラになってたんだよな。
…45度に捻るんじゃなくて25~30度くらいの方が感じいいかも。
あとコレの軸部分にもちっこいバルジがあったから付けといた。

↓これは上昇用の一番大きなプロペラ。
特に修正無いけどスジ彫り入れたら更にいい感じに…。

↓4本ステーで意外にガッチリ取り付けられる。

↓ゴリアテ自体の形はこれでコンプリートかな。

↓“ロケット艇”はもう特にそのままで…。

↓D.U.するとすればコレだ、“タイガーモス号”。
サイズがサイズなんでしかたないけど結構形がオミットされてるぞ。

↓…えー先ず0.2mm厚のプラペーパーで0.4mmの穴付き手裏剣を4つ作る。
0.3mm径の真鍮線に通して1mm間隔くらいで固定する。
これをタイガーモスの後部下に付ける訳だ。

↓次に9.0mm径の8枚ペラを0.3mmプラ板から切り出し。
真ん中には0.8mm径の穴を加工してある。

↓以上を取り付けるとこんな。…おお、タイガーモス。
その他、主翼下の支えのようなアームや、ブリッジの正面窓を追加した。
…この8枚ペラって結構デカイよな。これはパーツを付けといて欲しかったかもなあ。
ブリッジの渡り廊下のトラスを抜いた状態に、とか言わんとってくれー。(笑)

↓タイガーモス号は0.5mm真鍮線でココに配置。
ゴリアテより上にいる方がしっくりくるんだよな。 「面舵逃げろ~!」
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「飛行戦艦ゴリアテ《act4》」

2023年03月10日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
ファインモールドのゴリアテをディテールアップ交えてじっくり組み立てていってます。

↓映画本編を見ていると、なんか窓の数がもっと多い気がする、いや確実に多い。
まァ、このキットは例の“駿イラスト”に則っているようなのでこれで正解と
言えるのかも知れない。でも本編の各部アップシーンではメインブリッジ上に
4つの天窓があったり(左写真左側真ん中の矢印)、更にその後上の
バルジ状部分にブリッジと同じくらいの窓があったり(左写真一番上の矢印部)。
尚ここにはシーンによっては旋回砲塔がある場合もあり。
好き勝手にコロコロ変わるのでもう自分がカッコイイと思った形を選ぶ。
夜のシーンでは客船のごとくズラッと並んで光っている窓が左写真右側矢印の場所に。
後部は右写真矢印のような場所に追加。結果、全部で追加した窓は64個。
窓の追加で気を付けるべきは船体中央の膨らんだ円筒部分には付けないこと。
構造上ここにはヘリウムか水素が詰まっていると思われる。

↓さかさまにして下部の火器(旋回砲塔)を付けた。…一応、砲口の穴を加工。

↓ついでに前回追加したバルジ部の砲塔にも砲身追加(矢印)。
駿メカは比較的砲身が短いので着け易い。

↓それとこの艦首の砲塔(矢印)。キットのパーツは丸い頭なんだけど、
本編では台形に見えるので自作。しかもよく見ると連装砲になってる(キットパーツは単砲身)。

↓羽根各種。ちゃんと断面が飛行翼の形になっているものの
表面はどれもつるつるである。一枚づつにバラすのは面倒なので
目立つ一番上の羽根だけでも表面に羽布張りっぽい形をつけてみた。

↓“駿イラスト”を眺めていて、この後方に4基ついてる小さめの推進器の数が
足りない事に気付く。下の方にあるヤツは更にその前の方にもう2基ある。
エンジンの径が3mmくらいなのでストックのランナーから2個分削り出し、
プラ板でプロペラ追加。真鍮線で船体に連結する形にした。
右写真の茶色いのはキットのオリジナルパーツである。

↓前項で作った推進器はココに追加(矢印部)。
本編のシーンではここにあったり無かったりと(笑)。

↓以上の処理済みパーツを仮組みするとこんな。
うるさい拘りのせいでホンマにジワジワ進んでます。
スナップキットなので本来は一日で組みあがるキットなんだけど(^^;。


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「飛行戦艦ゴリアテ《act3》」

2023年03月03日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓ディスプレイ用のマテリアル。
最近、模型量販店でも売ってる船舶用“金属飾り脚”を使う。
これはSサイズ。高さが欲しいので木材売り場で三角錐も購入。
どう使うかと言うと右写真のようにカットして金属飾り脚の土台にする訳だ。

↓開けておいた船体の穴で取り付けるとこんな。
そりゃあプラスチックの台よりゴージャスになりますぜ。

↓さて、毎度のように本編画像を資料に細かな形をチェックしだしました。
すると気になる箇所を発見。これは船首下部に張り付く部品である。
本編で丁度この部分が大映しになる時があって、この三つの火器
(まだ着けてないので台座のみ)の間に人が入れる廊下みたいなのがある。
それを追加したのが右写真。
…でもこの部分、あとで映画本編の画と宮崎駿氏が描いた水彩のデザイン画?
で形の処理が違ってる事に気が付いた。キットはその水彩画に倣ってる。
あえて細かい説明をすると、右写真の白い部分を追加する場合、
その下ある茶色の部分にある窓は不要なのだ。だからコレは両方混ざった
バージョンという事になるf(^^。

↓コレは横腹に生えてる羽根の集合体、前から順番に3つあるけど
その真ん中のヤツ。全長を延ばしたので後に寄り過ぎてる気がした。
これも細かいハナシだけど前に寄せようと思う。
羽根部品のスナップフィットの嵌め込み部を切り取って穴埋めに使用。
羽根はもう少し前の方に接着剤で着ける予定。

↓さっきの穴部と共に延長部分をパテ処理で均す。
あー、当然だけど周辺のモールドが一旦消えてしまうのな。
スジ彫りはともかく出っ張り部分は覚えておいてあとで追加しよう。

↓これも形状追加。
本編の画から、写真中央辺りの船体上部のバルジの少し前にも何かある。
バルジなのか火器なのかはっきり確認出来ないので、バルジと火器の
合体したような形を追加(白矢印)。
そして垂直尾翼風の形の後に、全長を長く見せる意味でラダー風の形も追加(黄矢印)。

↓本編、ブリッジ周囲が大映しになった画で発見した細かい楕円バルジを追加(矢印)。
このちっこいバルジはドメラーズん時に沢山作っているので同じやり方だ。
 …しかしこういう細かい形って、シーンごとにコロコロ変わるみたいなので
正確とか間違ってるとか、ぶっちゃけ無い。もうセンスだけである。
側面の火器(大砲)の数ももっと多いような気がしないでもない(笑)。

↓以上、現状はこんな具合である。


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「飛行戦艦ゴリアテ《act2》」

2023年02月22日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
今日は2月22日、“ニー、ニーニー”(鳴き声)で猫の日なのだとか。
あぁー、前回の後継猫のハナシ、今日やればよかったかな(^^;ハハ

↓全長の延長予定分、10mmの長さのブロックを作ります。
左写真は3mm厚のプラボードから切り出した板3枚である。
形は例の船体断面から写し取ってやや大きめに切り出し。
これを重ねて接着し、厚みは9mm。
コレに更に1.5mmのプラ板を重ねて計10.5mm。
0.5mmは角度調整代とした。

↓船体を接着組みする前にやっとく事が…。
キットオリジナルのディスプレイ台は使用せず、また木製飾り台に置き換えたい。
通常のフルハル船舶同様、2本の支柱で支える形にする為、
ピン穴予定位置に5mm角のプラ棒を配置(矢印部)。

↓各プラ棒は補強リブを設けてガチガチめに固定。

↓又、船体前後の断面には、延長ブロックとの接着代をかせぐ意味で
内部に厚めのリブを付けた(断面内に左右2箇所づつ見えるプラボード)。
切断面に跨る上カバーはややフォルムを変える必要があるので
プラ板で裏打ちしておいた。
船体後部の上のスキマはプラ板の箱組みでフォロー。

↓以上をくっ付けるとこんな具合だ。
実寸で10mm~10.5mm伸びた形になる。

↓船体を上から見たところ。
上カバーの裏打ちはこの幅方向で面に段差ができる為だ(左写真)。
ここは削りで対応(右写真)。

↓…ビミョーな写真でよくワカランけど、段差が無くなってる。
後はパテワークでなんとか…。

↓コレは船体を下から見たところ。
下もちょっと処理が面倒臭くて、前側(写真左側)の3つ穴があいたパーツの
後端の幅が徐々に狭くなって後の形状に合う格好なので、その部分だけ切り取り
後に移動。間のスペースはプラボードの積層ブロックで埋める形にした。

↓これで延長後のフォルムになった。
前回の最後の写真に比べて少しは本編画像のイメージに近くなったかと。
…うーん、欲を言えばもう5mmくらい欲しいけど、1箇所であんまり
伸ばすと今度は形のバランスがおかしくなるからなあf(..;。このくらいがいいかと。


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「飛行戦艦ゴリアテ《act1》」

2023年02月16日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ

《「後継猫」のその後》
昨年からウチに居ついた居候猫、アツカマシさは更に増す。
若いせいかぴょんぴょん活発に動き、メシもよく食う。
外に出たそうにしていたら玄関や窓から出してやり、
帰ってくると「入れてくれー」と鳴いて知らせる。
近所の人も皆んな名前を知っている程有名になってしまった。
最初は毛の色汚いなと思ってたけど、なんか、口元が
“コツメカワウソ”みたいで可愛い。この椅子の上でのふてぶてしさを見よ。

↓次のプラモはこんなのをチョイス。
「天空の城ラピュタ」に登場の飛行戦艦ゴリアテである。
「未来少年コナン」の空中要塞ギガントがアオシマから発売になったとき、
「同じようなサイズでゴリアテも欲しいな」とか言ってたら
ファインモールドがやってくれました(^0^)/。コレは買っとこうと。

↓うひゃー。こんなに細い形が船体に一体成形になっとる(矢印)。
接着剤が無くても形になるキットらしいけど、こうなってると組立作業に気を使うゾ。

↓ムスカ大佐も結構デカイ。1/20ってこのくらいかあ。

↓実はこのキット、製作にあたって改造項目が既に決まっていた。
APCメンバーのほぼ全員、口を揃えて「太い」とか「なんか短い」とか、
つまりは“寸詰り”を指摘しているのだ。確かに自分も第一印象でそう思った。
映画本編のイメージに比べ、太短い印象を受ける。
パケの側面に本編画像らしき画が載っているが、
この画に対して説明図の画はあきらかに短く見える。

↓船体のメインパーツ。
全体にドンヨリと瓢箪っぽいスタイルなんだけど、実際のイメージとしては
このメリハリがもうちょっとなだらかでズンドーな感じ、
そしてもう少しひょろ長かったらいいのに、みたいな…。
気にしない人は気にしないンだろうけどなf(^^)。
なので何時もの改造対応でそのイメージに近付けられたらなと。
前後方向を延ばす作業を入れようと思います。

↓本当は前部の太い部分、真ん中のクビレの谷、後部の太い部分の
3箇所くらい切って全体に満遍なく伸ばしたいけどそれはあまりに大変だ。
で泣く泣くこの真ん中のクビレ部1箇所に絞り、前後に延長するとして
切断ラインを決めると丁度そこの裏側に邪魔なボスが立っていた(左写真矢印部)。
これはやむなく削ってしまう。

↓ココらへんでカット。
…なるべく太さの変化が少ない場所の方がやり易いと思ったし。

↓最近のキットは接着剤が無くても組めるよう、内部に連結ピンの
部品を組み込む方法を取ってるのな(矢印部他)。
さっき削ったボスはこの部品の取り付けボスの一部だった。
…でもまあ自分は接着剤使うのでなんとかなる。
「うん、なんとかなりそうだ」(←by ドーラ)

↓キットオリジナルの形はおおよそこんな感じ。
背中のラインは後側の高くなった部分で伸ばすのがいいようなので
切断線がクランクするけど矢印の2箇所で前後に約10mm延長予定。
…はぁー、上手く行くかなあ(^^;。
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