カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「1/700 日本郵船 氷川丸 弐」

2014年05月28日 | 製作日記 1/700 氷川丸
↓船体主部品の側面にも前回同様窓下の凸形状を追加。

↓部品の成形色が黒と白で形が見難いのでサフを吹きました(^^)。
これで細かな凸凹が見やすくなったぞ。

↓WLをもっと真剣にやってる人達にくらべるととてもブログで偉そうに云える
程のDUではないですが、“ハセガワ1/350氷川丸”の写真とか見て欠けている
形とかを追加したりそれなりに頑張る(汗)。
たまたまウィンチみたいな機械のモールドが無いのを発見。
資料写真に困った時はより大スケールのプラモを見るのもオクノテかと。

↓案外サフを吹いてから気付いたりする不具合。
船体主部品の柱と後着けのデッキの間にスキマが。ぐっと押さえてもくっつかない(^^;。
この辺は削って幅詰め調整が必要だったりする。

↓平行して進めている情景ストラクチャーと合わせてみる。
…うーんもう少し入り江が広くてもよかったけど、まあいい感じです。
彩色なんかしてなくても、ナンとなく楽しい。

↓その他の部品で修正したいのがコレ。
貨物船によくある、ラッパみたいな形のダクト。
これの孔のある部分が平面になっているんだ。

↓ラッパの径に合わせたピンバイスドリルでへこませる。
ランナーについたままやると楽でっせ。

↓おお。…まるで元からよく出来た部品が付いていたようじゃないですか!(笑)
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「1/700 日本郵船 氷川丸 壱」

2014年05月21日 | 製作日記 1/700 氷川丸

前回まで情景ストラクチャーを進めたところ、港に停泊させる船舶を
どうしても作りたくなったので(笑)こういう品を用意しました。
「日本郵船 氷川丸」! …戦前から日本と世界各地を結ぶ豪華客船として
数々のVIPから親しまれた日本郵船の船舶郡。
しかし大戦さなかその殆どが軍用転化されてしまって沈没に至ってしまいます。
生き残った一握りの一隻が現在横浜港に係留中の氷川丸です。
歴史的にも濃いアイテムで自分も昔WLの戦艦や空母を作る中、
「もしかしてコレが一番よく出来てんじゃないの?」と思うも結局今日まで
作らず終いだったキットなんであります。遂に初組み。

↓ざっと主要部品を仮組してみる。うお!やっぱ古いわりによく出来てるわ。
甲板上の突起物が多すぎて塗りワケるの面倒くさそう!

↓一応、実船の写真等を見ながらイメージの乖離している部分を捜す。
自分としてはこのブリッジ前の窓の多い面に注目。

↓実物に比べ窓の凹のみで凸が殆ど無いんだ。

↓まず二箇所を抜く。ここはチルト式の窓があり、他の窓より開放感がある。
雰囲気的に抜けてる方が似てる感じだ。その際裏側をルーターで削り込んで
窓縁の部品の厚みを目立たなくしておく。

↓抜いた部分は片側窓2個なので間にプラ板で柱を作る。
あと、沢山並んだ窓のすぐ下に左右にブチ通った棚のような出っ張りがあるので
同じく再現。屋上付近のヒサシ風の形とかも…。

↓うーん、スケールにしては窓下の凸は少々太いけど、これでかなり実物の
ルックスに近くなったぞ(^0^)。

↓煙突。煙の噴出すパイプは孔が無かったのでピンバイスで開けて、
煙突外周の壁を薄く削るとやや精密感が上がるかと。

↓再び仮組。‥おお、氷川丸。
本当は横浜に実物見に行きたいけどなあ。
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「1/700 情景ストラクチャー(Act4)」

2014年05月17日 | 製作日記 1/700 情景ストラクチャー
↓情景板の奥側に山肌を作ろうとしています。
プラボードの切り取った部分を使って大体の形を盛り上げる。
こうするとこの凹凸にねんどが食い付きやすいのと
量の節約にもなるワケだ。

↓もっと食い付くように彫刻刀で溝を加工。

↓以前、本ブログでも使用した“石粉ねんど”を盛り付ける。
エポキシパテとは違い、後でヤスったりすると紙ねんどのような
毛羽立ちが出るのでこの時点で思った形に成形してしまうのがよいかと。
水気が乾燥するのにだいたい丸2日。

↓切りっぱなしだった海岸線にプラ板でそれとなく岸壁っぽい形をつける。
ちっこい船に乗り降りするときの階段とか。どんな形かは実際の写真とか
他の作例をパクるしかないかなあ。

↓移動式のクレーンがあるのでそれのレールを作ったりとか…。

↓物資を運んでくる貨物列車の引き込み線路。
0.3mm厚のプラ板を幅0.5~0.6mm位にカットしたものを接着。
…明らかにオーバーサイズだけど(笑)。今のところ列車は作る気無し。

↓作業場を見渡すと5mm角のプラ棒があったのでそれを削って山小屋とか、
民家みたいなのを作る。1/700にしてはやや小さめかなー。

↓山上が土や森だけだと単調なので、「なんか家みたいなのもあるな」
みたいな雰囲気を作るだけなので…。云わば遠景だな(^^A。更に増やすかも

↓現在こんな具合だ。
そろそろシビヤな建築物の配置を決めていかないと…。
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「1/700 情景ストラクチャー(Act3)」

2014年05月10日 | 製作日記 1/700 情景ストラクチャー
↓これは「クレーンセット」に付いている油タンク。
まあキット自体古いモノなのでしかたないけど形が単調過ぎて
ミニチュアという感じがしない。歯磨きチューブのキャップみたいだ(笑)。

↓そこで側面に階段と、上面にキャットウォークっぽい形を追加。
こうするとなんとなく巨大タンクに見えてきたぞ。

↓更に前作例に使用した「陸軍基地」の屋根だけ余ったのがあったりしたので
これも無駄にしないよう2棟分に分割してプラ板と組み合わせて利用。

↓でも結局、こんなの買い足しました(^^;、ピットロードの“軍需工場”。
…これがまた精密なモールドが入っててよーでけてまんねやぁ。

↓これだけあればなんとか様になるのではないかと。

↓この前のプラボードの上に一先ずテキトーに配置してみます。
ジャンクのクレーンがあったのでそれも。今回は戦時中の雰囲気を
狙っているのであまり近代風のモノは置けないのだ。

↓入り江は巡洋艦クラスしか入れない大きさなのだけど、まあいい感じだ。
左手前の角に例の大きな起重機(クレーン)を置く予定。
どこかに列車が入ってくる線路も配置したいところ。

↓考えるに、この辺りに粘土を盛って山の斜面を作りたいなと。
ちょっと「呉港」っぽくなるかも…。イメージは色々湧いてくるワケです。
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「1/700 情景ストラクチャー(Act2)」

2014年05月05日 | 製作日記 1/700 情景ストラクチャー
昨日はウチの部員数名で「気狂家」さんとこの展示会に見学に行きました。
毎年開催出来るくらい作品があるのはいいなあ。
ウチもそろそろ次の展示会の出し物を企んでおかないと…。


↓やっぱりある程度の数、建築物を配置しないと雰囲気出ないので
プラ板のストックでいくつか自作しようと思います。
こんな平面構成の形だと囲み構造にすればわりと少ない材料で作れるのな。
折角だから既製品にはないような形の建物にしてしまおう。

↓同じような要領でもう一個。工場タイプでなく事務所的な…。

↓ちょっと細けえけど、屋外階段とかつけるといくらか精密感がでるかなとか。
断面が長方形のプラ棒をぶつ切りにして組み合わせたけど、途中の踊り場とかが
けっこうウザイぞ。階段幅方向が2mmくらいあるのでこの形を一気にプラ板から
切り出す方法も辛いかと。

↓付けるとこんな具合だ。窓はモールドとして凹ませるのが大変なので“塗り”だけで
誤魔化そうかと思う。あくまでも主役は艦船の方なので港の建物をマジマジ見る人は
居ないと踏む(笑)。

↓取りあえずこんだけ形は作った。なんか、並べるだけでちょっと楽しい(^^。
右側のグレーのヤツはハセガワのクレーンセットに付属の工場だ。
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「1/700 情景ストラクチャー(Act1)」

2014年05月01日 | 製作日記 1/700 情景ストラクチャー
少しご無沙汰でした。
次に何をやろうか迷っていましたが、だいぶ前からこしらえたかったモノを
遂に作ろうと思います。いや別にそんなに大したモノではないんですがf(^^;。
街の情景を再現したミニチュアに興味があって、一昨年1/700の艦船を
モデリングした際、箱庭風の軍港風景を横に添えました。
コレが結構楽しかったので、今度は少し大きめのをこしらえて、
展示会のジオラマに雰囲気を添えられないかと考えたワケです。
要はタカラトミーから発売された“情景ストラクチャー工場地帯”風な
汎用性のあるアクセサリーと云いますか。それの簡易自作版みたいな。

↓前回はベースが1.5mm厚のプラ板だったのでスケール的に海面と地面の差が
小さくて不自然でしたが、先日模型の素材売り場で“プラボード”というイイモノを見付けました。
底発砲スチロール樹脂製でプラ板よりやや柔らかく、加工がし易いようなので
厚さ3mmのものを購入しこれを港のベースとして使おうという企み。
建造物は買い置きと、一昨年の余り物でいけないかと…う~ん多分足りないな(笑)。

↓グーグルアースで軍港の航空写真をゲット。参考にして海岸線の形を適当に描いてみる。
結構、ドックを斜めとかに配置したりするとカッコイイのだ。
形がカタチなので糸鋸では切りにくく、ここはデカめのカッターナイフで
やってみることに。

↓実際切ろうとすると…ゲロゲロ。手がつりそうなくらい力が必要(汗)。
でも10回くらい切り込むとあとは手でパリっと割れる感じ。凹の奥とかがちょっと辛い。

何事も取っ掛かりが重要。何とか港の形になったので一先ず安心。
まあこんな感じの工作を暫くネチネチ進めようと思います…
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