カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「飛行戦艦ゴリアテ《act9》」

2023年04月24日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ

去る4月22日~23日、昨年に続いて大阪南港ATM棟で開催された
「モデルワークス」さんの展示会を覗いてきました。

↑新型のカタナに跨った葛城ミサトねーさん。
ジーパン姿がイカス(←昭和のおっさんの言い方)。
“ヨシムラ”のステッカーを貼ってあるのかと思ったら
“カツラギ”になってた(笑)。



↑故・松本零士氏を追悼するコーナーが設けられていました。
…そうですヨ、我々もこの人が描くメカの画を見てこんな趣味に走った
ようなもんですからね。後のSFメカデザインは凄く影響を受けたと思います。
太平洋戦争の兵器とSF宇宙船のミックス的デザインが魅力でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。



↑「モデルアート」誌に掲載された作品もありました。
M1エイブラムスのジオラマ。歩兵の服の細かい迷彩は筆描きだそうで。
アメリカ国旗マークも筆描きだそうです。  …凄いス。
因みにスケールは1/35です、1/35。

↑陸上自衛隊歴代戦車群も圧巻。

↑面白かったネタはこれ。「ニセゼロ戦」。
「ファイナルカウントダウン」というかなり昔の映画に登場した
他機種からの改造零戦。当時、上から写ったとき後退翼だったので
「?」と思ったヘンなゼロ戦、オジサンにしか解らないネタなんだけど(^^;。

↑このカマキリの模型、ガシャポンのアイテムに着色したんだそうで。
最近はガシャポンもクウォリティー高いなあ。
この羽根のモールドなんか、ダンバインのキットよりイイ。

モデルワークスの皆さんお疲れ様デス。

↓…えーと、ムスカ続き。
サフブキして、パーツ毎に塗装したいので
胴体に挟み込むフランジ形状(左写真矢印部)は削り飛ばす。

↓腕もしかり。
塗装後に接着しちゃうので問題なし。

↓そうするとこの襟の合わせ線がパテ処理できるしな(矢印)。

↓もうステップはしょっていきなり塗装後写真。
それぞれの色は本編画像から適当に調合してます。



↓メガネはセミグロスブラック指示だけど、
実際はグレーのレンズ越しにムスカの目が見えてるイメージ。

↓因みにこれは昔にジブリショップで買った
飛行石の照明器具の紐用アクセサリー。
実物大か、やや小さめくらいか、結構キレイな樹脂成形品。
本編では確かこの白い所が金色だったような。

↓裏側にもこんなマークがあるんだね。


今日は何時ものお酒ではなく自分がよくやる
ちょっと贅沢なアイスクリームの食べ方を紹介します。

↓カップのバニラアイスと金属スプーン、ウィスキーを用意。
アイスは100円くらいで売ってるヤツで構わないし、
ウィスキーも高級でなくて充分。
但しアイスはバニラ味(白いヤツ)がおススメ。

↓カップアイスの真ん中に2cm径ぐらいの穴を掘ります(左写真矢印)。
アイスが硬い場合、木のスプーンでは折れる場合あり。
そこにウィスキーを入れます(右写真)。

↓スプーンで穴を広げるようにすくって食べます。
ウィスキーがアイスでマイルドになりとっても旨し!
コレ一回やったらもうフツーのバニラアイスだけだと物足りなくなる。
真ん中のウィスキーが無くなったらまた少し注ぐべし。

…まァ、もっとお金がある人はアイスをハーゲンダッツ等に変え、
レミーマルタンとか注ぐともっと美味しくなるンだろうけど(笑)。
多分ブランデー系の方が美味かも知れん。カシメル流“アカンアイス”でした。

(注:お酒は20歳になってから)
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「飛行戦艦ゴリアテ《act8》」

2023年04月19日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓前に紹介したかも知れないけど、自分は飾り台に水性ニスを使用しています。
確か油性のものより価格も安かったような。
色としてはこの黒っぽいウォールナット系がおススメ。

↓ネームプレートは1mm厚のプラ板に、久々にストックのインスタントレタリングから
何とか文字を工面して入れました。インスタントレタリングってもう売ってないんだよなー。
貴重な残りの文字が無駄にならないよう頑張ってます。
今回“M”が無かったので“W”を逆さにしたりとか…(苦)。
…一応、タイガーモスが主役なので先に書いてます。

↓飾り台も完成。
支柱を延長したのでいい具合の高さになってるかと。





「!ゴリアテだ! 真下にいるぞー!」

↓…えー、そしてコレだ、ムスカ大佐。
「~ラピュタ」の中でも濃いキャラクターなので嬉しいオマケなのな。

「…光は常に雲の渦の中心を指している。ラピュタは嵐の中にいる。
 …聞こえないのか、このまま進むんだ!必ず入り口はある」

眺めてるとあの強気なセリフが聞こえてきそうです(^^;。
しかしコレ、インジェクションキットなのに胴体以外はソリッドなんだよな。
ヒケが出ないよう発砲樹脂系の材質なのかな、なので
パーティングラインの処理だけで形になってしまいます。

↓ムスカ大佐には四角い木製飾り台を用意。
1mm径程度の穴をあける(白矢印)。
そして大佐の脚に真鍮線を立てて連結できるようにしておく(黄矢印)。

↓左腕を付けたとき、ポケットに突っ込んだ手の甲がどうしても
ポケットの手前にせり出す傾向にあったので手の甲を少し削って調整。

↓あと、胴体前後の合わせで襟のとこにちょっと広めのスキマができる。
これはプラ板挟んで埋めた。殆どはセビロの縫い目で合わせになってるので
処理不要なんだけど、ここらへんだけパテ埋めしたいなあ。

中途パンパな感じだけど次回へ続く…。
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「飛行戦艦ゴリアテ《act7》」

2023年04月08日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓艦首のコーン部分は黄橙色っぽい色。
他作例を見てるとここの色を濃いオレンジ、というか朱色みたいに塗ってる
作品が多いので「なんで?」と思っていたら、宮崎氏の水彩画ではそんな色なのな。
でも映画本編ではもっと明るめの黄色い色してるよな。
…キットの説明書の“ブラウン”指示はこりゃア違うと思うなあ。
で、塗料は黄橙色にオレンジを混ぜてやや暗くして、
船体基本色に使った119番で少し濁らせるイメージに調合(左写真)。
塗ったらこんな具合だ(右写真)。

↓タイガーモスの船体色は左写真の色を使って作成。
やや暗めのレッドブラウン、みたいな感じ。

↓ロケット艇は“エイザーブルー”という聞き慣れない名の色指示だ。
自分はもう本編画像を見て思うように調合。若干紫っぽい水色、みたいな。
…ってかエヴァンゲリオンカラーなんか使わなくてもパープルあったし(笑)。

↓垂直に立った翼の部分だけ結構派手なピンク色してる。
エンジンは見た感じではカッパー系を塗るのがしっくり来るね。
あとガンダムマーカーで窓を書き込んだ(右写真の矢印)。

↓Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンで墨流し。
今回ちょっと濃い目に着けたので全体の色彩的に暗くなった。

↓ウェザリングカラーは綿棒で縦方向に擦って、
更に水性ペンの黒いのでわざわざ水垢みたいな汚れを表現(矢印部他)。

↓タイガーモスはウェザリングカラーのみで充分。
あと写真矢印の窓部分はペンで黒くしておいた。

↓ゴリアテの窓はこれも水性ペンで描き込んだ。
今回窓の数増やしたからインクがなくなるくらいグリグリやった。
真っ黒よりグレーの方がいいかなー、とか考えたけど、結局真っ黒に。
…このブリッジ上の猫耳みたいになった部分の大きめの丸も窓だよな?
本編ではエアインテイクみたいに見えるけど、キットはこんな形なので。

↓ココ(矢印)の四角いのも窓らしいから黒くしといた。
悩んだのがその手前に写ってる推進器の丸穴。 …これ窓?
人が行ける気がしないので多分冷却穴だと思うから
艶ありには出来ないかな。墨流しだけでほっといた。

↓ここでもう一個ディテール追加(矢印部)。
後部の安定翼がめちゃでっかいので、多分こんな支えがあってもいいかと。
デッチアゲになるけどもっともらしいし。0.2mm径の真鍮線使用。

↓ゴリアテとタイガーモスはこれにて完成。

…あとはディスプレイ台の塗装と“ムスカ”フィギュアも作ります。
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