カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ケッテンクラート 《zehn ツェーン》」

2019年05月30日 | 製作日記 ケッテンクラート
↓地面はサンド系の色をベースにだいぶライトグレーに振ったような色に。
更に窪んだところは暗い色を吹き、平坦な場所は明るい色で乾いた感じを出す。

↓最初につけておいたこのモールドは雨で水溜まりが出来、じゅくじゅくに
なった時に上をバイクや自転車が通り、後にそこがだんだん乾いてきたような
形にしたかったのだ。アスファルトばかりの道路の今日では、あんまりこの
感じが解る人少ないかもなー。

↓ベース側面は自分はいつもフラットブラック。
因みに最初作った時より厚みを増やし、4mm厚とした。

↓道標の柱。
古いキットにしてはいい雰囲気のモールドである。
芸細な所を見せようと四角く加工したとこに節の跡とか
付けてみる(矢印)。

↓標識は例によってパケをカラーコピーして使用。
両面テープで板パーツに貼るワケだ。パケが厚紙で出来てたこともあり、
コピー機とか無かった昔はパケ自体を切り取って柱に貼ってたんだ。
ううっ…懐かしい(涙)。

↓この際、コピー紙の断面が白く目立つのでマジックで黒くする。

↓ウェザリングパステルを地面に載せます。
するとぐっと地面らしくなる。やや溶剤で湿らせて塗る方が定着するのな。
このついでにケッテン本体のタイヤや履帯にも着けておく。

↓標識を組み立てて配置。
もうそれぞれの地名や距離のつじつま合わせるのはやめました(笑)。
尖り方向(左右どっち向いてるか)とかの種類にも限りがあるのだ。
ニスを塗った木製デコパージュを下にひいて飾り台も完成。

↓先に完成していたケッテン~を載せてプチヴィネット完成。
お付き合いお疲れ様です。今回右下のネームプレートは
PCで厚紙に文字印刷したものを貼っただけ。

↓特に地面にはケンテン~の履帯跡等は付けず。
この時点では乾いた地面の設定だ。

↓今さら言ってもナンだけど、後ろの人の足がステップから
離れすぎててちょっと不自然かな(^^;。こっちから見ないとわからんけど。
シュビムワーゲンの席に座る形のままなのだ。…そのヘンまだまだ詰めが甘いのな。

↓でもまあ、二人の視線が道標にいってる雰囲気は出てるかな。




…完成後はアテにして一杯。
最近、本格的なBARみたいな球体の氷を作る道具を買った。
これなら冷蔵庫の自動製氷機で作った四角いのに比べゆっくり溶けるので
一個で2~3杯呑める。一度に3個作れるプラ製の型で、百均で購入した。

で、この前までケッテンクラートなんてタミヤMMやってた人間しか知らない
ドマイナーな車輌だと思ってたんだけど、「ガルパン」のキャラクター乗せたり
「少女終末旅行」というアニメ作品で主役の車輌に使われてたりしてから
知ってる人が多くなってる感じ。これはいい事だ。
後者の動画ちらっと本編見たけど、さすがすんげーミリタリー趣味っぽい内容。

日本にも実車を所有しているマニアが居るそうなのだけど、たまには
乗ったりしてるのかな。しかしいくらなんでも日本の公道は走れんよなあ。
交通機関としてよりも路面状態の悪い工事現場で作業員運んだり
重いもの運ぶのに役立ちそうだな。

☆タミヤさん、マンホールとか消火栓とかが付いたヂィオラマ用
アクセサリーセットを発売してくださいよぉ。
コメント (1)
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「ケッテンクラート 《neun ノイン》」

2019年05月21日 | 製作日記 ケッテンクラート
↓…ストックの中にどうもフィールドグレーが見当たらない。
そういえばそんな色買った記憶は高校生くらいから無いf(^^。
と言うワケで記憶の感覚だけで適当に調色して作る。

↓フィギュアのズボンはフィールドグレーとして、
上着はこのパケに載ってる“オークリーフ”という迷彩パターンに
挑戦してみようと(矢印)。

↓自分はクレオス愛用者でパケの説明はタミヤ指示なので
これも似たような色を作って塗装。迷彩はやや細い目の筆で
ぽちょぽちょ塗ったけど結構時間かかった。
墨入れはもうウェザリングカラーの“グランドブラウン”で済ませたりする。

↓ドライバーには双眼鏡とピストルホルスターを装着(矢印)。
この下半身はケッテン~のフィギュアパーツから来てるのでシワとかの
モールドが全然ないよなあ。もう少しデザインナイフで彫ればよかった。
墨が入らないわ、なんかジャージ穿いてるみたいだし(笑)。

↓ケッテンクラートに乗せてみる。 ええ感じだね。
指揮官が運転してるってなんかヘンだけど。ケッテンクラートの
説明書にある実車の写真ではこんな帽子をかむった人がドライバー席に
座ってて後ろにこの下級兵士の帽子の人が居たのだ。



↓うーん、いま思うと後ろの人の左腕はもうちょっとこの
巻かれた荷物(矢印)の上辺りまでのってると自然だったかも。
こういうのはフィギュア改造してるモデラーなら朝飯前なんだろうケドね。

↓…やっぱりジャージだわ(笑)。
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「ケッテンクラート 《acht アハト》」

2019年05月13日 | 製作日記 ケッテンクラート
↓細かめの部分の塗装をしていきます。
先ず計器類。航空機みたいにメーターのデカールは付属していないので
面倒だけど手で描くことになる。幸いネット検索で実物のいい写真があった。
運転席から向って左がタコメーター、右がスピードメーターらしい。
真ん中の小さいのは水温計だ。タコメーターとスピードメーターは右上が
“0”の位置になってる。普通とさかさまな配置だなー。
で、細筆で描いたけど流石に限界がある(汗)。
一番右の写真はクリアー塗料でレンズ部をコートしたところ。

↓続いてウェザリングカラーで全体に薄っすら墨入れ。

↓デカール貼りました。
この左写真矢印の注意書きみたいなのは右写真の汎用デカールを利用。
内容まで目を凝らしてみる人いないしな(笑)。

↓同じくカットしたり組み合わせたりでこんな所も繕う(矢印部)。

↓ナンバープレートの文字が太いなあ(^^;。
まぁキット発売された時期が時期なんでこんなもんか。
このハンドルの上のカバー(矢印)だけど、いい形に成形し易いように
真鍮線を付けたものに作り替えた(右写真)。

↓それからチッピングを入れます。
履帯を着ける前にやらないといけない部分あり(矢印)。
この面、履帯着けても間から見えるのだ。

↓…こんな、足でよく擦れる部分とかよく塗装剥げするよな。

↓バックミラーにはハセガワの“ミラーフィニッシュ”を貼りました(白矢印)。
ハンドルにはライトか何かのケーブルがあるので真鍮線で再現(黄矢印)。

まだ汚し処理が足りてないけど車輌本体はこれで一旦終了。



次回はフィギュア塗装の予定。

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「ケッテンクラート 《sieben ズィーベン》」

2019年05月04日 | 製作日記 ケッテンクラート
知り合い関係の展示会が続きます。
今度は「ききょうや」さんトコにも見学行ってきました。

↑この会場の真ん中にある“ききょうや”マークのオブジェがカッコイイ。
何時も思うんですがききょうやさんはこんな“同好集団味”の演出が凝っています。
こんな大掛かりなカンバン類を工作してるのが凄いよなぁ。

↑ディエゴスティーニのカウンタックのコンプリート品!ド迫力のサイズ。
目を引いてました。細かい部品のディテールアップもしているそうです。

↑あえてこの角度から撮った写真を貼る。
ここンとこ「大和」の写真をよくアップしてますが、艦橋だけでも画になる
大和って凄いです。他国の戦艦には無い猛々しさがありますね。
艦橋の上(屋上)も木甲板だったのか。

↑「~2202」の“銀河”。
初見の違和感もだんだん薄れてカッコよく見えてきました。…展望窓が印象的。
そういえばヤマトと同じハルを使った艦があってもおかしくない。
なんで“ムサシ”にしなかったのかな。…全甲板の空母で“シナノ”ってのも
ありですよね(^^。

↑スクラッチの“自動惑星ゴルバ”(旧ヤマトシリーズに登場)。
この作品もディエゴのカウンタックと同じ作者さんみたいなのですが
色が変化する電飾もあって綺麗。思うに、同スケールのデスラー戦闘空母とか
添えれば巨大さが解って更に迫力出そう。


↓えー、ケッテンクラートの車体に迷彩塗装を考えてます。
パターンがつながるよう大まか各パーツを組んだ状態で吹きつけ。
ちょっと色が付くとマズイ場所にマスキングしておいて…と。

↓ここではレッドブラウンの単色、というかダークイェローとレッドブラウンの
2色迷彩でいきます。旧作のキューベルワーゲンがそんな感じだった(左写真)。
レッドブラウンは自分で好きな色合いに調合。一般のレッドブラウンよりかなり
グンゼ7番“ブラウン”に寄った色を使う。

↓説明書によると迷彩パターンは特に決まってなくて、
車輌によって塗る人のセンスがまちまちだったようだ。

↓トレーラー含め、とりあえずダークイェローのトコは全部やったf(^^。

↓迷彩で自分がパターン決める場合はだいたい左右で非対称になる感じにする。
例えば右でダークイェローだったらその反対面の左辺りはレッドブラウン、
というような。あとは左右で同じような面積比率を狙うくらいかなあ。

↓続いてタイヤのゴム部分を塗装。
フラットブラックに72番ミディアムブルーと22番ダークアースをちょい混ぜると
ゴムっぽい色になる。ホイルは爪楊枝かなんかをまんなかに突っ込んで回転させながらやると楽。

↓面倒くさかったのがコレ。
履帯部のホイルが軒並み戦車同様のゴム付きなのだ!
マスキングも面倒なので筆描きになるし、境目にスジ彫りさえ無いのでやり辛いゾ(^^;。
オマケにボカシ迷彩してるから失敗できないわで…。

↓履帯は基本メタリックグレー。
例の追加したスプロケットの歯だけダークイェロー載せとく(矢印部)。
地味なDUだけど前側だから結構目立つかも。

↓運転席のサドルはブラックグレー、後部シートはカーキ系の色にした。
これで大まかな部分は着色完了。


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