カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「SFサンダーセブンもどき《サン》」

2024年04月30日 | 製作日記 SFサンダーセブンもどき
↓左写真は以前作ったICMのミグ25の外部燃料タンク。
ちょうどいいサイズの流線型だったので胴体真ん中に利用する。
…ってか、これがあったので予めそういうサイズを狙ったのだ。
下半分だけをひっくり返し、作った車体の上に載せる。
後端は出っ張るのでその分をカット(右写真黄矢印)。

↓そしてキャノピー部に穴を開ける。

↓キャノピーはこれまたハセガワのミグ25の部品。
…そう、機首のみをICMの機体に移植したので当然余っていた。

↓載せてみるとこんな。
オリジナルのサンダーセブンより形はシャープでかっこいい。

↓キャノピーのすぐ後に段差ができるのでエポキシパテで盛る。
面折れしてる部分等、ざっと形を合わせる必要があるけどな。

↓一応、中もプラ板で塞いで床面を設定。
パイロットとかも考え中。

↓ここで急に思いついたディテールを追加。
車体上面に長方形の凹を作ってモールドプレートを嵌め込む。
放熱スリット風になってメカらしい雰囲気が出るかなと。

↓後部のノズル部分の成形。
今回最初の項目でカットしたシッポ部分をくるっと反転させ、車体上と下で丸を作る。

↓車体真ん中を削り込んで蓋をすればこんな具合に噴射口っぽくなるワケだ。

↓見よ! かなり“SFサンダーセブン”らしい形になってきたぞ。



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「SFサンダーセブンもどき《ニ》」

2024年04月22日 | 製作日記 SFサンダーセブンもどき

↑去る20日、大阪南港ATCにて「モデルワークス展示会」が
あったので覗いてきました。展示作品も軽く紹介。

↑「トヨタ TS020」(1/24)。
作品カード撮れてなかったけど多分タミヤの。
綺麗に磨いて仕上がってます。
最近自分は「グランツーリスモ4(←20年くらい前発売)」をやりだして、
すごく嵌まったので車のプラモ見る目も以前と変ってきました。
でもグランツー…ではこの車体まだ入手できてません(xx)。



↑一瞬こんなカラーなのでそう見えない、「マツダ コスモスポーツ」(1/24)。
模型イベントのポスター用に作った物だそう。デカールもスペシャルメイドだそうな。
確かによく見ると“ロスマンズ”じゃない。

↑ファインモールドの比較的最近の製品、「アジトのポルコ」。
砂粒がちゃんと粒になってます。尚、隣に「寝不足のフィオ」もありました。
主催の“のりを”氏と少し話し込んでしまいちょっと長居になってしまいました。
どうもお邪魔しました! …多分今年も「モデフェス」でお世話になります。(^^)ゞ

↑APCメンバーと連れ立って車で来ていたので帰りに
「Gライオンミュージアム」にも寄り道しました。
因みに写真は「トライアンフTR-4」。
このヘッドランプの上のボンネットの捲れ上がりが好きです。

《閑話休題》

↓サンダーセブンもどき続き。
重なったプラボードをルーターでガリゴリ削る。
そんな体積削ってないように思うけど削りカスはやたら出る。
削っては掃除、削っては掃除、のくりかえし。
…あー、こんな作業が発生しない3Dプリンターが羨ましい。

↓フロントフェンダーの上にミサイルが嵌まる溝があるので
予めそんな形にプラボードを配置。溝の中の丸みはパテ処理でやるコンタン。

↓フェンダー前後のスロープはエポキシパテも併用して成形。

↓さっきの“ミサイル溝”等、やや詳細な形状はポリエステルパテで…(左写真)。
ヤスリ掛けした後、微細な窪みは更にタミヤパテで処理(右写真)。

↓一旦溶きパテ塗ってまた紙ヤスリで均す。
…漸く滑らかになってきたか? …みたいな状況。


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「SFサンダーセブンもどき《イチ》」

2024年04月15日 | 製作日記 SFサンダーセブンもどき
スマンが思いっきりオッサンネタいかしてもらう。(^^A
幼少期からお世話になっているプラモメーカー、「アオシマ」。
大昔はオリジナルSFプラモ、スーパーカーブーム時代は1/20スケールの
スーパーカー、最近ではコナンの「ギガント」と、ずっと馴染みのある会社です。
この所もタマに昔のオリジナルSF系プラモのデザインに改めて感心することがあり、
昔を思い出しながらプレミヤ価格になったものを買ったりしますが
この中でも欲しいものの、もはやなかなか入手し辛いものに
アオシマの「SFサンダーセブン」があります。自分は買った記憶はナシ。
でもあの、曲面が美しいレーシングカーとジェット戦闘機が合体したような
なんとも言えないデザインを今さらカッコイイと思うようになり、
しかしながらもはや入手困難。中古屋でも見つからないし、
もし見つかったとしても多分購入し難い価格になってるのではないかと…。

そこでまたプラ板やジャンクパーツを組み合わせて自作する事を考え始めました(笑)
何千円とか何万円出すくらいなら、労力無視するなら材料費1000円以下くらいで
似たような物体が出来るのじゃないか?  …と思ったのです。

↓インターネットの検索で所持している人がアップした画像を参考に形を割り出し、
どうせ自作するなら更にカッコ良くアレンジをかけて作ってやろうと…。
だから「SFサンダーセブン」ではなく「SFサンダーセブンもどき」である。
        …昔「マグマ大使」に“人間もどき”って出てきたよな(w ん?知らん?

↓運よくメインパーツのほぼ真上から映った写真を発見したので
全長×全幅の比率が割り出せた。カーブは雲形定規を使い、
2.0mm厚のプラボードに描き込む。

↓…平面形はこんな感じ。
サイズは多分、実物のサンダーセブンと同じか少し小さいくらいかなと。

↓同じシルエットでプラボード4枚切り出す。
この辺りがちょっと力仕事で手が攣りそうになって辛い。

↓重ねて接着する前に、一番底になる板から順番に、
写真にあるような形の穴を開ける。

↓重ねると開けた穴はこんな具合の凹みになる。
これ、なんだと思います? サンダーセブンはSF設定的にはジェットエンジンを
搭載してるみたいなんだけど、自分はむしろこのキットのギミックに目をつけた。
このプラモ、ゴム動力で回転させた軸を使って後輪とプロペラ(スクリュー)を
同時に回すしくみになってる。つまりこのオモチャは水陸両用で遊べるもの。
それにちょっと感動したのでソコをオマージュした形にしてやろうと…。
これは水陸両用車の水の取り込み口を真似た穴である。
勿論本作品はそんなギミックを付けるつもりはなくあくまで形だけなんだけどな。

↓重ねたモノを上から見たところ。
この真ん中の出っ張りはさっきの穴が上まで貫通したのであてがったもの。
スクリューみたいな形をあの穴に仕込もうとスペースを確保したら貫通してしまった。
更にルーターを使ってフロントのスラントノーズの勾配を削り、横腹下の丸みをつけたりする。

↓次にタイヤハウス、というかフェンダーの出っ張りを大まかにプラボードで作る。
この後に削り出しとパテ盛りの組み合わせで成形していく予定。


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「ゆうしお型潜水艦【伍】」

2024年04月06日 | 製作日記 ゆうしお型潜水艦
↓スクリューの色は決まってゴールドである。
この頃はまだハイスキュードタイプではなく懐かしい形の通常ペラだ。
潜水艦モケイも沢山作ったけど、最近有り勝ちなダクトに隠れたやつよりも
こうしてむき出しになってる方がモケイとしては味があるンだよなあ。

↓セイル上のごちゃごちゃに着色。
右写真のなんだか平たい突起物は迷彩されてる。
指定はホワイト地にライトグレーの迷彩だけど、
ホワイトのとこは灰色9号で塗った。

↓全部塗ってセイル上に植え込むとこんな具合だ。
何度も記してるけど、実際の艦でこの内容全部出っぱってるとこなんて
見たこと無い。あくまでモケイ的な展開図のような表現だ。

↓写真白矢印は最後に取り付けた流線型の部品。
なんなのかは知らないけど。それと黄色矢印2箇所も説明書の指示で
追加した真鍮線。これは多分潜望鏡だろ。
潜望鏡ってマンガでよくある先が90度曲がってて“いかにもココから見てる”
って形じゃなくて、実際見ると斜めにカットした面にちっこい穴が僅かに開いてるだけなんだ。

↓飾り台にニスを塗ってプラ板とインスタントレタリングで作った
ネームプレートを貼り、完成。

↓涙滴型潜水艦は流線型でスラッとかっこいい形である。



↓以前作ったおやしお型潜水艦「くろしお」と並べてみた。
現在双方インジェクションキットが発売されてるけど、
これは2隻ともガレージキットである。

年代的には「くろしお」の方が新型艦となる。
…しかし思うに、葉巻型の「くろしお」よりもこの涙滴型の「ゆうしお」の方が
水中速度が速そうだと思うのは自分だけなのだろうか。
この後さらに「そうりゅう型、たいげい型」という、おやしお型の艦尾十字舵が
X型になったタイプへ移行してゆく。


《カシBARにて》
何時もは酒のアテなんだけど、今日は金曜日ってのもあってレトルトカレーを。
実は自分はカレーが好きで、外出先でも結構カレー屋に入るんだけども
家では専らレトルトカレーを買い溜めている。
今回食べたのは「よこすか海軍カレー」。
レトルトカレーとしては価格が高いかなと思ったけど(600円くらい)、
一箱に2人前入ってるのでまあまあリーズナブルな方か。

味は少しすっぱ味があるような、でも深い味わいで旨い。
入ってるビーフもホロホロでやらかいし。箱の裏の説明では
ちゃんと“海軍割烹術参考書”のレシピにもとづいているらしい。
艦内の食堂に居る気分で食べると余計旨いような気がする(^^)。


…実はこの“ゆうしお型潜水艦”には暗い過去がある。
1988年に横須賀沖で起きた魚つり船「第一富士丸」との衝突事故だ。
自分はテレビのニュースをリアルタイムで見てたので克明に覚えてる。
ゆうしお型5番艦、SS-577「なだしお」と「第一富士丸」が接触、
「第一富士丸」はみるみる沈没、30名もの犠牲が出てしまった。
普通の形の船同士の衝突とは違い、潜水艦は胴体が殆ど水面下にあるから
「第一富士丸」は座礁したように乗り上げてひっくり返った形になったんだと思う。

昔から思うのは、船って比較的スピード遅いのに、なんでまんまとぶつかるの?
という疑問。でもよく考えるとスピード遅い分、方向転換も遅い。
タイタニックじゃないけど「あれ、やばいかも」と思った時は手遅れなのだ。
あれよあれよと近付いてぶつかる。
よく自転車で走ってて対向自転車が来て、寸前で避けようとしたら
相手も同じ方向に避けて「あわわっつ!」ってなるよな。
あれが海面上でスローテンポで起きる感じなんだろうと…。
実際にこの件も衝突避けの操船規定通りの対処をしなかったのが原因らしい。
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