カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ダッソー ラファール 《un アン》」

2016年04月28日 | 製作日記 ダッソーラファール
いっちょんちょんの現用戦闘機です。
1/144のことを“いっちょんちょん”って云うよな?云わなかったっけf(^^。
プレステの「エースコンバット」っていうゲームに嵌ってた時、
ヤタラにこのテの小さめなやつばかり作ってた頃があった。
かなり昔のエルエスとかアリイの300円くらいのシリーズが中心だったかな。
近頃はこのスケールでも800円とか1200円とかけっこう値がはってて、
まァその分部品の精度はびっくりするくらいよく出来てたりするけど。

…で、今まで買い集めたストックの中でもこの「ラファール」が
特にいい出来映えだと思ったので作ってみる事にする。メーカーはドイツレベル。
最近ネットでシリア関係の記録映像でもよく見かける機体だしね。

↓それにしてもこの表面モールドは素晴らしい。
左の座席パーツにはシートベルトのモールドがある。
…アリイのヤツなんか座席自体が無かったり、あってもタダの“L字型”
だったもんね(笑)。

↓コックピット周りだけ組み立ててみた。
うーん、ひつこいけど1/144でこの精度は自分は初めてである。

↓と言いつつ、更にディテールを追加!ごちゃごちゃ感を増してみたり。
右写真の矢印は“思い切り引っ張ると脱出できるやつ”だ。

↓着色~。殆どブラックグレーとブラックの2トーンである。
ちょっと判り辛いけどコンソール左右のライトグレーの突起は操縦桿だ。
実機の写真を見ると操縦桿(右)とスロットルレバー(左)はほぼ対象な
形をしている。

↓これは機腹側の部品。このピンセットの先にある突起は厚みが0.3mmくらい。
ヤマト2199のメカコレでも見かけないような。知らずに握ると刺さりそうだ。
やむを得ず尖った部品があるので気をつけましょう、ってとこか。

↓カナード翼は可動する。「!こいつ、動くぞ(←Byアムロ)」。

↓…まあ“いっちょんちょん”も暫く作らないうちにこんな事になっていたとは…^^。
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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅵ」

2016年04月19日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
この4月16、17日は日本橋ボークス大阪SRで「モデルワークス」さんの
展示会がありました。今回もウチのメンバーと覗きに行ってきましたよ。

↑'70年代のノスタルジックな車がいっぱい。
どこか名作洋画でも見かけたような気が…。

↑形が個人的に好きな戦車、「Mk.Ⅳ」。
履帯が回転してました。他にも力作いっぱい…。

↑その後、下の階の模型店でこれを買ったりと。
前から欲しかったんですが初回入荷で買い逃していたので
これはなんだか嬉しかったなあ。曲面がユーモラスなチェコ製の装甲車。

↓で、ロングビン級潜水艦は金属製の突起物に着色。

↓そして最終の折れ易そうなプロペラや潜舵を付けて仕上げ。

↓いつもの如くディスプレー台にニスを塗って
ネームプレートを付けて完成。

↓自分が知ってる潜水艦の中でもスタイルは抜群。
セイルの後ろがスポーツカーみたいに斜めになってるせいかな。

↓ミサイル発射口辺りのディテールを見せたかったので
“発射シーン”にはしなかった。露出弾頭部に丸いチップを埋め込んだけど、
搭載されていたとされる“シャドック巡航ミサイル”は本当はもう少し
先の尖ったタイプのようだ。


ずっと以前、「レッドオクトーバーを追え!」っていう映画に興奮して
タイフーン級潜水艦も組み立てたことがあるけど、ロシアの潜水艦ってのは
いろんな形や大きさがあって興味深い。アメリカも凄いヤツ揃いなものの、
形の方ははどれも似たり寄ったりだしね。



…で、キットの説明書にこの艦の形は某ウルトラメカの“○イドランジャー”の
原型、みたいな説明もあった。…なるほどデザインモチーフになってたかな、
という感じだ。後ろ1/3を切り飛ばしてデルタ翼を付けると瓜二つだからね(^^。
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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅴ」

2016年04月12日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
↓少しリアルに仕上げる為に錆び等のダメージ表現を付ける。
例によって「氷川丸」の時に使用した水性ペンの茶色インクをつけて
綿棒で擦るやり方。だいたいは碇の部分が激しく錆びたりしてるよな。

↓あとは排水口付近にまんべんなく施す。
喫水線から下あたりは水に浸かってるのでこんな縦方向に筋になってるのは
おかしいかな、と思うけどドック上げしたときに錆びが垂れてきたんだと思って
強引に納得する(^^;。

↓デッキの上がもう少し鉄板らしい雰囲気にならないかと鉛筆の芯の粉を擦り付けてみた。
これは戦車でよく使うテらしいけど。

↓…うーん、あんまし思った程光ってくれないなあ。因みに使ったのは“HB”の芯。

↓セイルから伸びている突起物を真鍮線その他で工作。
資料が乏しくてどこが潜望鏡でどこがシュノーケルだとか、はっきり判らなかったので
他の作例を参考にやった。実際は全部の突起物をこんなに一気に出してる状態って
あんまりないみたいなのな。モケイならではの表現だ。

↓自分の過去の潜水艦作品ではやった事無かった、甲板を歩く際につかまる“手摺り”
も作ってみることに。柱は0.3mm径の真鍮線、横棒は延ばしランナー。

↓…あー、ここまで来ればもう殆ど完成に近いぞ。始めてから大体一ヶ月くらいかー、
案外早く作れた。まァね、ほぼ一体成形のガレキなんて作業的には“塗装”が主だからなあ。


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「ウィスキーロングビン級潜水艦 Ⅳ」

2016年04月07日 | 製作日記 ウィスキーロングビン級
↓艦首ソナーのようなエリアはロシア潜水艦だとだいたい銀色が多いんだ。

↓更にミサイルサイロの蓋の色を変えてちょっとアレンジをかけてみた。
この方がミサイルの存在感が強くなるかなと(^^;。

↓側面等の表面にパネルラインとか細かいモールドはないので
なんとなくエイヤーで所々ビミョーに色を変えてツギハギ感を表現して
みたりとか。コレわりと殺風景さを殺す効果がある。
写真資料を見るとこんなパネルごとの変色が凄いので沢山やる程リアルには
なるものの、こう云う艦船モケイ的にはかえってひつこくなってくる感じも
あったり。程ほどにしとこう。

↓人の出入り用ハッチはこんな派手な色だったりする。
インジェクションキットだとデカールが付いていたりするパターン
なのだけどここは筆塗りで繕いました。

↓で、艦体番号のマーキングは是非欲しいところ。艶消しが過剰気味で表面が
ザラザラしてるのでデカールを貼る部分に一旦グロスクリアーを吹いておく。
これで多少デカールの密着性が上り、(デカールの)ニスが浮き上がって
目立つのを防止できる筈。

↓デカールはストック品から、上手い具合のサイズの数字(写真右)と、
昔“小西製作所”という手造り艦船模型の店で買った吃水目盛等々の
マーキングがセットになったもの(写真左)を使用。
後者は艦船モケイをよくやる人にはとても便利な一品である。
こんなのをフツーの量販店でも売ってりゃあええのになー。

↓それぞれ矢印の位置に貼った。艦体番号は史実上どんな数字が存在したのか
調べられなかったのでもうアテズッポ。 …別にきょうは4月7日だから
“470”にしたワケではないよ^^。でもそのくらいのノリである。

↓乾いてから艶消しトップコートをかけておく。ニス部分の存在は殆ど
判らなくなったので一先ず成功。
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