カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「B.C.RICH モッキンバード 《step10》」

2019年10月29日 | 製作日記 モッキンバード
↓指板の側面にも“ポジションマーク”があります。
危うく忘れるとこだったf(^^;。ドットで奏者から自然に
見える位置にあるのな(矢印部)。

↓ピックアップの塗装。
白い部分は樹脂製でアイボリー色のものが多い。
ピックアップのメーカーによってはもっとくすんだ色だったり
黒かったり、あるいは金属のカバーが付いてたりする。

↓“スーパークロームシルバー2”の瓶に
「下地はグロスブラックをお勧めします」とか書いてるので
メッキ仕上げのパーツに艶あり黒を塗る。
ついでにコントロールツマミも黒なので一緒に吹きかける。

↓スーパークロームシルバー2を吹くとこんな具合。
まぁまぁ、普通のシルバーより光ってンのかなあ、ようワカラン。

↓後ろ面の蓋とかも黒くて縁が白いのだ。
取り付けビスにも筆でスーパークロームシルバー2。

↓コントロールツマミとバリトーンスイッチには
一方向にダイヤル向きを表す白い線がある。
結構細いので塗料で描くのを諦めて写真のようなデカールを利用する。

↓貼るとこんな感じ(矢印部)。この方が絶対綺麗だな。

↓その他細かいスイッチ類も基本スーパークロームシルバー。
乾いてから溝部にウェザリングカラーのマルチブラックを流す。

↓弦と糸巻きを除いて形になった。
おお、…モッキンバード。11月始めの「モデフェス」に
持ってけるかなー。流石にギターの模型なんて他にはいないだろう。
ああ、ドールハウスのカテゴリーならいるかもしんない。




《イベントのお知らせ》
モデリングサークルAPCは来る11月2日、3日に
大阪南港で開催される「モデラーズフェスティバル2019」に
参加いたします。皆さん見に来てくらはいね(^0^)/。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step9》」

2019年10月20日 | 製作日記 モッキンバード
↓ボディーの塗装続き。
全体に艶がない状態なのでここからクリアーを吹き付けていきます。
クレオスGX100番スーパークリアーⅢに少しクリヤーオレンジを
混ぜた色を吹いてゆき、全体をオレンジっぽく振ったあと、
今度はスプレー缶のスーパークリアーで厚くコーティング。
デザインナイフで付けた木目キズが見えなくなるくらいが目処。
最初は乾かしながら徐々に厚くしていくのだけど、最後は
垂れない程度に表面の塗料粒子のザラ目がなくなるくらい多量に吹き付ける。
これは自称“磨きレス塗装”と云いますか、表面に多量に載った
塗料のツルツルさのまま乾かしてしまうという、少々乱暴な塗装法。
コンパウンドで磨き辛い形などでよくやる方法なのだけど上手くいくか。

↓しかしなんとココでトラブル(++)。
スプレー缶を使って多量の塗料を着けたせいか表面に気泡が(矢印部など)!
よく見ると木目キズのところにばかり発生しているので原因はこの
木目キズの間にあった空気が一箇所に寄ったせいで気泡になった事が判明。
つまり微細な険しい形状の場合はこういう塗り方は危険ということか。
このままコンパウンドをかけると気泡に詰まって白くなると予想し、
もうそのままに。これは裏面で表(オモテ)面には殆どないのが幸いだった。
しかしちょっと悔しいなー。

↓指板は黒っぽい木材なので焦げ茶系の色で塗装し、“フレット”と
呼ばれる金属のパーツをややゴールドに振ったシルバーで塗装。
このシルバー、ちょっと金属らしい輝きが欲しかったので
クレオス206番“スーパークロームシルバー2”というのを別に買ってきた。
うーん…普通のシルバーよりは光ってる感じ。
昔、塗って乾いたあとティッシュで磨くと金属っぽくなるっていう塗料も
使ってみたけど、時間経過で雲ってしまうのが解ったのでそれは
使わないことにしたのだ。

↓続いて“ポジションマーク”。
B.C.RICHにはこんな入道雲みたいな形のヤツがある。
手書きに自信が無かったので一応マスキングで吹きつけ。
貝殻の裏を埋め込んだ微妙な輝きのパーツなのでエイヤーで
104番“ガンクローム”と151番“ホワイトパール”を
混ぜて塗ってみた。

↓…う~…フツーのライトグレーに見えて狙ったイメージと違う。
本当は一色じゃなくマダラに違う色に見えるので更に暗い色を
所々筆で付けたりして、その上から更にホワイトパールをかけてみた。

↓…それでもいまいちビミョー。写真じゃよけいに判らない。
パールも凄く塗り重ねないとガツンと発色しないからなあ。
貝殻の裏みたいな綺麗な粘着剤付きシート売ってたらいいのにな。

↓ヘッドについている“R”マークは流石に筆描き。
パールも載せてみた。比較的上手く行った方かな。

↓本体に指板を付けてみる。
おー、いいっスねー、ギターに見える(笑)。
ボディーの木目の凸凹はまだ少し残ってるけど一応二ス塗ったように
テカテカにはなった。


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「B.C.RICH モッキンバード 《step8》」

2019年10月12日 | 製作日記 モッキンバード
しかしなんでこう台風って、丁度決まって土・日とか3連休目がけて
接近すンのかなー。レジャーのキャンセルとかばっかりだよなあ(^^A。

↓サフ吹き後、ボディーの裏側に2箇所穴を加工して(矢印部のマーキング)
木製飾り台と1.5mm径の真鍮線で連結。

↓飾り方としては壁掛けタイプとする予定。
この飾り台、先のガトランティス艦艇に使ったのと全く同じもの。

↓塗装に入ります。
マスキングに都合がいいので先ず細い色違い部分を先に塗装。
ここはスルーネック構造で左右からボディー素材をサンドイッチする際、
間に咬ませた材質違いの木材の色となる。

↓その色の部分をマスキング(矢印部)。

↓ボディー基本色を作ります。
B.C.RICHのカタログでは“Koa”とされている、やや赤みの強い
ブラウン系の木材を再現しようと思います。
んー、パッと見では以下の3色で出来そうな色である。

↓…こんな。殆どグンゼ7番に近い色かな。

↓次に木目というか、ナチュラルな木材の“柄”を表現したい。
ボディー真ん中と左右が別体の木を貼り合わせた感じにするため
それぞれマスキングして個々に塗装し木目が繋がらないようにする。

↓薄く変色した部分を吹き、次に濃い部分を吹く。
やってるウチに全体の色味が変わってしまったのでその上から
また赤味のキツイ色をうっすら吹く。結局、更にオレンジとか
肌色も混ぜたりして、どうすれば木に見えるか色々やってみる。
うー…結構センスが問われるなあ。

↓カタログ写真を見ながら暫く試行錯誤した結果、
こんな色合いでいこうと。《step3》でも書いたようにこういう
マダラなサイケ模様の方が高級な木材感があるのだ。

↓ウェザリングカラーのグランドブラウンを付けておいた引っ掻きキズに
流すとこんな具合になる。更に細かい柄が入ってグッと木材っぽくなったね。
実物を観察すると所々不自然に明るい色が出てたりしている。
実際は木材なので削ってみないとどんな“柄”が出るか判らないのだ。
まんべんなく均等に配置すると返って人口的なわざわざしさが出るので
あえて偏った部分に配置してみるとか。



…ちょっと腐りかけの木にも見えるよな(笑)。
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「B.C.RICH モッキンバード 《step7》」

2019年10月03日 | 製作日記 モッキンバード
↓コントロール関係の部品がまだ残っていました。
これは“バリトーンスイッチ”というパーツ。
実物はこのセレクターで音色が6パターン選べるそうである。
工作的には真ん中と左右の丸い部分をそれぞれプラボードから
削り出して張り合わせた感じ(左写真)。
その後下から1.0mm真鍮線を突っ込んでおく(右写真)。

↓これは出力端子を挿すジャック穴。
取り付け部が湾曲しているので台座の長四角を
やや丸く反らしてあるのがミソ。

↓以上の部品を本体に仮り付けしてみる。
バリトーンスイッチは白矢印、ジャック穴は黄矢印の位置。

↓ボディーのコントロールツマミ類の裏側辺りは機材を
埋める凹みになっていて、それの蓋が付いているのだ。
蓋は0.5mmプラ板、ネジはウェーヴのR・リベット(丸)。

↓続いて“ストラップ・ピン”というパーツを作ります。
ストラップ・ピンは立ってギターを弾くときに肩から掛ける
ハーネス状のベルト(ストラップ)を取り付けるピン。
素材は3.0mm径くらいのプラ棒なんだけど、
今回タマタマそのサイズのランナーの余りがあったので
それから削り出した。

↓これも1.0mm真鍮線を通しておく。

↓ギター本体に穴を開けて突っ込んで終わり。
場所はココとボディーの下側真ん中あたりだ。

↓これで絃を除いて形としてはコンプリートとなる(^^)/。

↓全体像。 …実物に比べるとボディーサイズに対して
コントロールツマミ等の小物が若干大きめで誇大表現っぽいかな。
縮小モデルとしては自分はそのくらいで丁度いいんじゃないかと
勝手に満足している。



次回からは塗装編に移行。
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