カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「メカコレ ウルトラホーク3号」

2017年11月17日 | 製作日記 メカコレ ウルトラホーク3号

ちっさいモデルなので読み切りサイズで。
「バンダイ・メカコレ・ウルトラマンシリーズ」はいい企画です。
サイズは小さいものの低価格でプロップモデルそっくりのモケイが
入手できるなんて、自分達が小学生の頃にこんなの売ってたら
もう小躍りするくらい嬉しかっただろうなあ。
でも今の子供には“当たり前”過ぎてそんな感覚ないんだろうけどね。

↓胴体の部品はスライド金型機構を使って中空になった一体成形。
矢印側から細い金型部品を突っ込んで、“ヒケ”の原因になる樹脂の塊を
作らないようにしてるみたいだ。右側の兵装部品もしかり。
なので面倒な貼り合わせ作業が無いのだ(^^)/。

↓…駄菓子屋のプラモより早く出来上がる(笑)。

↓まァでも折角なので少し丁寧に作ろう。
下から見るとそれでもやむおえず発生した気になる合わせ線が…(左写真矢印)。
ココは軽くパテで埋めとく。ついでにカーゴハッチのスジ彫り追加。

↓ノーズコーンの先がなんだか太いので真鍮線に替えて細くすると
同時に強度も上げる。

↓デカールもほぼ着色が必要な場所全て付属。
円谷メカ特有の面倒くさい“柄”も手軽に再現可能。
よくこの紺色がやや薄め(青い感じ)のモケイを見かけるので
気になっていたけど、コレは自分的に満足な色合いだ。

↓貼るとこんな。
但し、ボディー基本色は塗装処理。
パーツは銀色成形なのだけどウェルド(成形時に出る樹脂が
流れたような模様)を消すのと、さっきのパテ埋め隠しに
シルバーを塗装してから、黒と白の部分まで塗装で済ませた。

↓出来上がり。
このサイズだし、円谷メカは“汚し”とか要らないんじゃないかと。
で、この垂直尾翼の上にある“水平尾翼っぽい”形は前から見ると水平だった
ので折れない程度にハの字に歪ませた。その方がイメージ近いよな。

↓付属のディスプレイスタンドはフラットブラックに塗装。
後ろから翼を持つような格好なのでやや存在感大だけど。

↓部屋にあった食玩の“宇宙ステーションV3”と。

当時(最初の「ウルトラセブン」放映時)、
「うーたぁーほーく」は子供みんなの憧れだった。
自分はどちらかと言うとホーク1号より3号の方が好きで。
この丸い“ダーツの羽根”みたいな主翼の形と、滝の後ろから
無理矢理出てくる発進シーンがカッコよかったからだ。
マルサンだかブルマークだかのプラモを買ってもらって、
マーキングも何もない状態で遊んでたっけ。
でも下面にはやはりゼンマイボックスが出っ張っていて車輪が付いてた。
だから今このすっきり何も無くて兵装だけ付いた状態で、
シルバーと紺色の2トーンなのが大変心地いいワケだ。

駄菓子屋といえば、店の天井から吊るしてあった厚紙に
ホッチキスでいっぱい留めてあったビニール入りのポリエステル製
ウルトラホークがあったよな。…1号と3号があったような。
1号はちゃんと3機に分離するんだけど、上下方向に出っ張った
ダボと穴でパチッと繋がるヤツ。それにヘンなリベットみたいな
表面モールドがイマイチ“似ていない感”を醸し出していた。
色は金色とか銀色とか。
‥なんか自分達世代以外を置いてけぼりにする話だけどな(^^A。
コメント
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