カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「1/700 日本郵船 氷川丸 伍」

2014年07月30日 | 製作日記 1/700 氷川丸
去る7月25日は地元「天神祭」の本宮だったので晩ご飯食べてから
ちょっと自転車で近くまで行って雰囲気だけ味わってきました(^^)。
船に乗ってる連中は涼しげですが岸で見ていると暑いです。


↓甲板上の凸凹を塗り分けなければいけません。
結構面倒ですが周囲甲板をマスキング。またひたすら地味な作業だ。

↓先ずグレー色部分から吹きつけ。
いつも思うけどマスキングが面倒だった程、剥がすときは凄く気持ちいいのな。

↓グレー部分完了。

↓続いてオレンジっぽい部分。この辺りは更にややこしい形にマスクしないと
いかんのでノギスで寸法を取ったりした。  …ひええ、(^0^;めんどくさいよう。

↓なんとか貼れたと思う。…しかし汚ねえマスキング(笑)。
結局細切れの組み合わせでやっつけた所もありで、スキマがないか凄く不安。
イチかバチか塗ってしまええ。

↓お、案外うまくいった。やっぱり筆で塗り分けるよりは
すっきりしていて綺麗なのかなー。色は黄橙色をサンディブラウンでぼかした色。
これはハセガワのカタログや、他の作例から参考にさせてもらいました。
実物写真ではもっと卵色、と云うか黄土色に近く見えるけど、あれが紫外線で
褪せた色なのか、初めからあんな色なのかは不明。

↓前後2本のマストにちょっとだけディテールアップ。
本当は穴が開いた部分が塞がってたりするのでピンバイス加工。
前側のマストに沿わせて付いているクレーン(かな?)が無いので追加など。


↓ついでに例のオレンジっぽい色と同じなのでマスト類も塗装。

↓甲板上の要素に色がついた。特に細かい部分は筆で塗装。
いちばん面倒で気になってたトコが済んだのでやや気分が楽になったのな(^^;。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 四」

2014年07月22日 | 製作日記 1/700 氷川丸
梅雨も明けて暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
エアブラシを使うのにエアコンは換気が効かないので当然汗だくモデリングになっています^^;。

↓船体外装色の塗装。
白い部分は普通のホワイトではなく、僅かにダークイエローとライトグレー系を混ぜて
濁らせた色。いつもだいたいこういうところに真っ白を塗るのは抵抗があって、
こうすると少し“セピアカラー”というか、”重い色”というか、陽があたって褪せた
ようになると同時に、こう、説明し難いけど“濃縮されたスケール感”が出ると云うか…。

↓変なタイミングで小細工を思いついた。金型の抜き方向のせいでのっぺらぼうだった
面にピンバイス孔で丸窓をつけてやりました。心持ち精密感が増すかと(^^;。

↓船体下部の黒い部分の塗装用にマスキング。
キット内容ではデカール再現になっている横っ腹の白線も、ついでにマスキングで
塗り分けようかと。幅を目分量でカットしたら、貼ってからなんだか太いのに気がつく。

↓更に絞って自己納得。…ビミョーで判り難いけど(笑)。
こだわり基準を強いて云うと、線の直ぐ上の黒くなる部分の太さが白線の幅の2倍以上の
感じにしたかっただけで。長いしちょっと引っ張るとすぐ切れそうな感じだ。
実際貼る際に一箇所切れた。貼り直しが面倒なのでなんとか誤魔化してある。

↓塗りあがるとこんな具合。黒はきりっと黒い方がいいので普通のフラットブラック。
白線もまあまあ綺麗に見える。しかし前や後ろ方向の角度から見るとなんだかうねっている
箇所が(^^A。でも考えるとデカール貼りの方が難しかったと思うなー。

↓波除け、というか外壁の内側の壁はライトグレーっぽい色みたいなのでここは筆塗装。

↓デッキ部分の部品と合わせてみて、はみ出た塗装を細筆で修正。
白線の後端部(矢印部)は実船の写真を見て尖らせたけど、ハセガワさんの1/350の模型でも
四角く切れているので、もしかしたら新造当時の状態とは間違っているかもしれない。

↓色的に同じ手間なので煙突も塗装。後で二本の赤線も塗装でやってしまう予定。

↓…おお。ジワジワと日本郵船らしくなってきたね(^^)/。
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「1/700 日本郵船 氷川丸 参」

2014年07月15日 | 製作日記 1/700 氷川丸

巨大な建築物が好きな自分は気分転換に“あべのハルカス”を見物に行きました。
地上300Mまで登ると、流石になにわのランドマーク“通天閣”も下の方に
見えましたよ。高い場所でのお約束、足元透け透けシースルーもありました。
最上階の3層くらいが吹き抜けで、ビアガーデンに打って付けの構造じゃあ
ないですか! この次は夜景を見に来よう…。


↓再び氷川丸の製作であります。甲板塗装から行きました。
時代設定から、新造時の塗装にしたいので殆どが木製甲板なのな。
まず甲板のイメージ色よりやや明るめの色を塗装し、幅0.5mmくらいに
切り出したマスキングテープの細切れを板材のモールドに沿って適当に配置。
これは例の「木甲板っぽい柄」にする為の細工なのだ。
前に空母の飛行甲板でやってるのを某雑誌で見かけたので試してみたかったのデス。

↓次に甲板のイメージ色よりやや暗めの色を任意の場所に吹き付けて、
その部分に同じようにマスキングテープを貼る。これはさっきよりかなり少なめの数。
でも色のバリエーションは多い程リアルになるんだ。

↓その上から甲板のイメージ色そのものを全体に吹きつけ。
こうするとマスキングテープ部分が甲板色より薄かったり濃かったりして
木甲板っぽい柄がつく。少々ムラがあっても逆にいい感じなので気にしないのだ(^^)。
今回テープを剥がすと少し薄い部分が目立ち過ぎてたので上から薄っすら中間色を吹いて
調整。最終他の部品で隠れてしまう所までやってて無駄になってしまったりとか(xx;。

↓こんな具合になる。幅が0.5mmなので完全にオーバーサイズだけど、
もし正味のサイズで出来たとしても多分細かくて見えないし。根気のある人だと
もう少し細くするのかなあ。

↓遠目に見ると木製甲板に見える事にしてください!!(笑)。
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「1/700 情景ストラクチャー(Act10)」

2014年07月09日 | 製作日記 1/700 情景ストラクチャー
明日は台風8号が来るなあ。

↓プラ棒やプラ板等を使って工場周囲に有り勝ちな物体を作ってみた。
前列左から、トラック2台、タンクローリー、乗用車、カバーが掛けてある機械、
まとめて置いたドラム缶。
後列左から、給水タンク、木製コンテナ3個、束ねて置いてある鉄骨2束、
カバーが掛けてある鉄骨、積んである木箱2種。

↓着色~。時代が時代なので車両は皆んなボンネットタイプで地味なボディー色だ。
給水タンクはなんとも古そうで、飲料水だったら気持ち悪いかも(笑)。

↓1/700艦船装備セットにボートがあったので流用。左から、逆さに干してあるヤツ2隻、
そのまま無造作に置いてあるヤツ、 …で、お偉いさんが乗るっぽい車を1台追加。

↓それぞれこんな場所にあるかな、と思う場所に設置。
何も無いと廃墟みたいだったのが、どうにか人が居そうな雰囲気になったような。

↓しかしまあ皆さん察しの通り、ぜんぜん足りない気がする(^^A。
工場とか港はそこらじゅうに凡人にはワケの解からんような物体がゴロゴロしていそうだし。
またちょくちょく思いつくまま追加してゆく事にします。


ホッタラカシの氷川丸をどうにかしないと(^^)。
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「1/700 情景ストラクチャー(Act9)」

2014年07月03日 | 製作日記 1/700 情景ストラクチャー
↓草や木の色をいれてゆきます。
中庭風の広場に植え込みっぽい形を作ったので縁石部分をマスキングして
草色を吹きました。

↓例の畑には細筆を使って何か植えてあるような雰囲気に。

↓山手の斜面にはざっと草がありそうな所に吹きつける。
色はくすんだ緑系の色と少し明るい黄緑系の2色をマダラに使用。

↓ブラシ塗装はあくまで雑草。大きい木はこのようなアイテムを使用するんだ。
鉄道模型売り場に行くと一袋500円くらいで売ってたりする。

↓…でこのもじゃもじゃを適当な大きさにもいで、木が生えていそうな所に
接着剤で着けていく。接着剤は飛行機のキャノピーに使う「美透明接着剤」を
使った。ねちゃねちゃしたゼリー状で固まるのが遅いのでこんな場合に便利だよ。
濃い緑と黄緑をまだらに植えていくとソレっぽい。

↓こんな具合だ。ぐっと山っぽくなった(^^)。
さっきの植え込みにも小さめの木が植わってるのな。

↓遂に建築物を接着してベース完成。持ち運びを考えてクレーンのような
背の高いものは取り外し可能にしておくとよいのだ。

↓ふぅー、でもこのままだと建物しかないので「情景」と言うにはまだ足りないものが。
港や工場周囲に置いてあるっぽいものを付けていかないとなあ。まだまだ次回に続く…。


かなり前に買った物だけど、オタキング岡田斗司夫氏のプラモ本にこんな事が書いてあった。
「世の中には模型化された飛行機や戦車が好きな人と、とにかく模型そのものが好きな人がいる」
つまり、前者は飛行機や戦車、船が好きなのだけど本物を入手するワケにはいかないので
模型で欲求を満たしている場合。後者はそういう理由ではなく、ミニチュア自体が好きな場合。

説明し辛いけど前者は手段として買っているが後者は模型であるがゆえに欲しい人、かな。
…これを見て、「自分はもしかして後者に近いかも…」と思った。
前者的意思もあるものの、後者的性格も否定できない。
理由は、博物館などにある街の情景模型にわくわくすること、マンションなんか買わないのに
マンションのショウルームにあるマンションの模型を見に入ったりすること。
子供ん時、万博記念公園の日本庭園の入り口直ぐにある公園案内模型に食らい付いて離れず
親にうっとしがられたこととか(笑)。まぁカシメル少年はその時「家からブルマークの
怪獣人形を持ってきてココで遊んだらどんなに楽しいだろう」と思っていたのだけど。
とにかく、大阪城だから、とかでもなく建物や地形を表した模型は昔から好きでしたね。
おそらくは模型のモチーフとなったものにはなんら影響されていない事が明らかな場合なのかな。
鉄道模型をやるのにレイアウトの情景を作るのとは少し角度が違ってくる。
城マニアが城の模型を買うのとも違うし…。
後者はやはり少数派なのかな、と考えたものの、船の起こした波の形にやたら凝る人、
更にはスカイツリーの模型や山岳模型、餃子のプラモを買ったりしている方にはそんな人が
多いのかなあ。
コメント (2)
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