河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2714- シベリウス、ヴァイオリン協、クリステル・リー、新世界より、チョン・ミョンフン、東フィル、2019.7.18

2019-07-18 23:53:33 | コンサート

2019年7月18日(木) 7pm サントリー

シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47  18-9-8
 ヴァイオリン、クリステル・リー

(encore)
バッハ 無伴奏パルティータ第3番より ガヴォット  3

Int

ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調op.95 新世界より  10-13-7+11

(encore)
ブラームス ハンガリー舞曲第1番  3


チョン・ミョンフン 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団


大好きなシベリウスのコンチェルト、演奏はいまひとつでした。譜面の音符位置を踏み外しているところが結構あって、音の移りが不明確になりメロディーラインが丸みを帯びてしまう。不正確多々だとこのような印象となるのかなあと。それに高音がギスギスしていて感興がいまひとつわかない。コンマスの三浦さんが上半身を目一杯動かしてサポートしている。
14-14-12-10型のユラユラと揺れ動くオーケストラ伴奏は奥行き、スケール大きく大したもの。そのなかくっきりと浮かぶソロはやや緊張気味だったか。

後半の新世界、16-16-14-12-10型のド迫力サウンド、切れ味は少し横に置き、とろみ成分全開でヘビー。細やかな表現の機微とあわさり、絶妙なハイブリッドワールドでした。チョンさんの意図通りの演奏と思われ、ベストなパフォーマンスに大満足の様子。最後のユニゾンは天上に吸い込まれるようにフィニッシュ、空白、拍手、ブラボー、と。
1楽章リピートなし。
おわり