河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1331- デニス・ラッセル・デイヴィス=ハイドン交響曲全集 途中93-98

2011-12-29 00:10:00 | drd-haydn-complete syms


例の37枚組聴いている途中です。
今まで聴いた内容は以下にあります。
ここ
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ロンドン・セット第1期
93番からいきなり、小規模なオーケストラからもうひとつビッグなサイズに拡大してきたかなという感じ。折り目正しい中にも激しさがある。ベートーヴェンへの道はモーツァルトではなくハイドンであると思わざるをえない。
95番は序奏がないが、ほかの曲は短めながらも魅力的な序奏が付く。ベートーヴェンの交響曲の第1番からの序奏は4番あたりで極端に拡大化されるが、作りはその流れと同流だ。
94番驚愕も序奏が魅力的で全体的な爽快感、重くならない演奏スタイルも良好。歯切れの良い録音も魅力的ですね。
95番は流れがややぎこちないようなところもあるが、スケルツォ、トリオなどそのこと自体が魅力的というか、こうなるとゴツゴツ感もいい感じ。
96番奇跡もそうだが97番あたりになると曲サイズが大きくなり、もう一回り大きな編成もほしくなる。演奏スタイルはこのようなことの繰り返しで最近の演奏史の伸縮自在な表現は聴く方としてもとらわれずいろいろと聴き比べることが出来るので楽しいところ。
98番のマイナーな序奏は第2楽章アダージョと同質であり個体としての曲の魅力がはっきり確立してきていると感ずる。また、各曲の第3楽章の雄弁さが増してきていてスケルツォやトリオを聴く楽しみもあります。98番第4楽章のホルンはきっちりきまってます。
それから録音ですが、ロンドン・セットあたりから近めの収録で力強さは出てきているがちょっとボテ系になっていると思う。(それでも切れ味鋭い演奏は変わらないが)
音が近い分だけ編集跡もほんの少しだけですが少し気になります。
つづく

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