河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

960- 内田&デイヴィス&ニューヨーク・フィルハーモニック2006.5.3

2010-01-25 00:10:00 | 音源

2005-2006シーズン

200653()7:30pm

エイヴリー・フィッシャー・ホール

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モーツアルト/皇帝ティートの慈悲、序曲

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モーツアルト/

レシタティーヴォ「どうしてあなたが忘れられましょう」

 とアリア「心配しないで、愛する人よ」K.505

ソプラノ、ソイル・イソコスキ

ピアノ、内田光子

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モーツアルト/ピアノ協奏曲第26番戴冠式

 ピアノ、内田光子

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シベリウス/大気の精

 ソプラノ、ソイル・イソコスキ

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シベリウス/交響曲第3

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コリン・デイヴィス指揮

ニューヨーク・フィルハーモニック

コリン・デイヴィスは20064月の最終週に3回と5月の最初の週に4回フィルハーモニックを振った。ロリン・マゼールの時代だが、彼自身そんなに数多くこのオーケストラにつきっきりで振っていたわけではない。どのような指揮者にも反応できるオーケストラではあるのだが、デイヴィスが振ったシベリウスの第3番第3楽章のドライブはものすごく、今までにないシベリウス像を聴かせてくれる。この第3楽章は第1楽章同様単純波形のような流れが綿々と続くわけですが、中間部からアップテンポとなり激しくせり上がり圧倒的に終わる。フィルハーモニックが何の苦も無く棒についてはいっているが、そこまでさせるデイヴィスの棒もすごい。この指揮者に屈服しているなぁ。

前半のモーツアルトは晴れやかで気持ちがいい。内田さんのピアノは太くてしっかり。粒立ちがよい。なんだか、オーケストラも内田さんに振られたい?

イソコスキはちょっとエキサイト気味のようにも感じるが、張り切っている。

前半のモーツアルト、後半のシベリウス。プログラムビルディングも決まっているし、演奏も。

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ブロードキャストでは曲間に、イソコスキ、内田、デイヴィスのインタビューがある。内田さんのちょっと甲高いしゃがれの声、ペラペラ英語がきける。インタビューはほとんどしゃべることもなくうなずきをいれるだけ、かなり長いモノローグ。

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