ロリン・マゼール指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
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2006年
11月5日(日)15:00東京オペラシティ
ドヴォルザーク 序曲謝肉祭
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン、リディア・バイチ
ベルリオーズ 幻想交響曲
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11月6日(月)19:00大分iichikoグランシアタ
プログラム:同11月5日
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11月8日(水)19:00東京オペラシティ
ウェーバー オベロン序曲
ベートーベン ピアノ協奏曲第3番
ピアノ、ジャン・フレデリック
ラヴェル スペイン狂詩曲
ストラヴィンスキー 火の鳥 組曲(1919)
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11月9日(木)19:00東京オペラシティ
ブラームス ハイドン・ヴァリエーション
エルガー チェロ協奏曲
チェロ、アリッサ・ワイラースタイン
シュトラウス ドン・ファン
チャイコフスキー フランチェスカ・ダ・リミニ
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11月10日(金)19:00東京オペラシティ
コダーイ ガランタ舞曲
リスト ピアノ協奏曲第1番
ピアノ、ユージャ・ワン
ベートーヴェン 交響曲第3番エロイカ
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11月11日(土)18:00東京オペラシティ
ヴェルディ シチリア島の夕べの祈り 序曲
チャイコフスキー ロココ・ヴァリエーション
チェロ、ヨハネス・モーザー
ショスタコーヴィッチ 交響曲第5番
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11月13日(月)19:00兵庫県立芸術文化センター
ドヴォルザーク 序曲謝肉祭
ストラヴィンスキー 火の鳥 組曲(1919)
ショスタコーヴィッチ 交響曲第5番
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今年の来日公演プログラムは、エロイカ以外は、前後の定期からの流用も無く比較的多彩で盛りだくさん。細切れ感もあるが、同オケの多くの曲を聴きたい人にとっては割りとラッキーだと思う。
エロイカとフランチェスカと幻想はしっかりと聴いてみたい。この組合せによるエロイカはなんとなく想像がつくが、あっと言わせるのがマゼール。楽しみ。もう客席まで振り向いて指揮するパフォーマンスは歳が歳なだけにありえないと思うが。
フランチェスカはマゼールの得意曲。一気の盛り上がりに期待しよう。
幻想は、メータがデッカにいれている非常に素晴らしい、きめ細やかなニューヨーク・フィル・サウンドのCDがあるのだが、俗世間からは忘れ去られている。この曲も期待。第4,5楽章のブラスの咆哮もさることながら、前半楽章のビロード・サウンドもきっと素晴らしいはず。みんなあまりにもうますぎて、一人ずつ勝手にやっていてもアンサンブルが成立してしまう水準の高さに脱帽するはずだ。