河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

ニューヨーク・フィル2006-2007オープニング・ナイト

2006-09-13 00:01:00 | 音楽

2006913()はニューヨーク・フィル2006-2007シーズンの幕開け。オープニング・ナイトである。昔はシーズンをうらなうような曲目・演奏が多かったが最近は単に、その日のイヴェント、みたいな感じになってしまい、あまり期待感が高まらない。

それでも数年前のN響のように音楽監督とは全然ちがう誰かもあまりわからないような指揮者に、ひどい演奏をさせた初日のような事態には陥らない。N響は初日とかといったような節目、そのシーズンの生死を占う、みたいな気持ちは全く持ち合わせいないらしく、だいたい9月は盛り上がらない。シーズン制の意識が希薄なせいもあるかもしれない。9月頃から翌5,6月までの長丁場なのに、2006年度の最高演奏投票などというどうでも良いような投票では対象期間が20061月から同12月までであり、2シーズンを半分ずつに分けて合体し、ごちゃまぜにしておきながら2006年度の最高演奏はこれ、などとわけのわからないことをしている。

それと音楽監督制にしたのに出演回数の圧倒的少なさはかなり問題で、このままでは制度の有名無実化が進んでいくであろう。

このオケはいい指揮者が振るとシーズンなんか関係無くいい演奏を行うので初日中日千秋楽といった言葉に惑わされないで聴くのがよいかもしれない。

それで、ニューヨーク・フィル今シーズンのオープニング・ナイトのプログラムは。

2006913()7:30p.m.

エイヴリー・フィッシャー・ホール

・ベートーヴェン/エグモント序曲

・モーツァルト/2台のピアノの為の協奏曲K.365

 ピアノ、エマニュエル・アックス

 ピアノ、イェフィム・ブロンフムマン

・ベートーヴェン/交響曲第3番エロイカ

音楽監督ロリン・マゼール指揮

ニューヨーク・フィルハーモニック

このオープニング・ナイトのプログラムはこの晩だけ。翌日からはいつもどおり、一週間に4日間同じプログラムを演奏する。大体、木金土火。その繰り返し。

今シーズン特に聴きたいのは、

2007222,23,24

・モーツァルト/フルート協奏曲

・シューマン/4つのホルンの為のコンツェルト・シュトゥック

・メリンダ・ワーグナー/トロンボーン協奏曲(世界初演)

・ガーシュウィン/パリのアメリカ人

ソリストは全部オケのメンバー。誰がどれを吹くのかわかりますね。

この週は変則で228日は前音楽監督のクルト・マズアが別のプログラムを振る。

4日目の火曜日は前日までの木金土とは曜日が離れている為、招聘ソリストなどが立つ場合は、そのソリストが多忙で木金土だけでて、翌火曜日までは待てなくて、はいさようなら、というケースがわりとある。それで聴き損したり得したりと。いろいろある。

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