くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

長井勝一漫画美術館に行く

2015-01-19 01:11:37 | 〈企画〉
 以前行こうとしたら月曜日休みの日だったので断念した長井勝一漫画美術館に行きました。塩竈市の生涯学習センターの一室です。
 確か「金魚屋古書店」で紹介されていたんですよね。
 白土三平とか長嶋慎二とか原画がたくさんありました。展示してあるものもあれば引き出しの中にあるものもある。林晴一とか近藤ようこの画がきれい。
 わたしは杉浦日向子の作品を見たかったので、うちわに描いたイラストに感激しました。
 また、年賀状も展示されていて、親交の深さが感じられます。
 杉浦さんは、1985年の年賀状に牛の上に乗る女の人を描いていました。「呑々草紙」のころみたいです。生活に大きな変化があったというような私信があります。 
 やりとりをしたお二人が、今はもうこの世にいないというのが、なんだか時間を切り取って目前にあるようで、不思議な感じがします。
 まんがに関わる本もたくさんあり、息子は「カムイ外伝」を読み始めていて、ちょっと意外。
 新しい本の挿絵が南伸坊さんで、長井さんを紹介するページにはまさにそこにある大きなポップ(?)そのものの絵があります。
 鬼太郎の人形や豆本もありました。

 そのあと有名な「すし哲」でお昼。わたし、読んでみたいと思いつつまだ手にとってないんですよ、「塩竈 すし哲物語」(レジ前で文庫売ってましたが言えませんでした……)
 メニューをみると、「すし哲物語」は3980円(だったと思います)。息子はまぐろ大好きなんですが、「まぐろ三昧」は六千円超えるよ! とても手が出ません。娘はいくらを3つ頼み、わたしたちの注文から好きそうなところを分けました。
 えびの澄まし汁もおいしかった! で、わたし、ふだんは好きじゃないうにがすごーくおいしくて、感激しましたよ。トロッとして。
 今度は子どもに分けずに心ゆくまで自分で食べたいと思ってしまいました(笑)。

 塩釜神社も行きましたよ。ちょうど神社が舞台の小説を読んでいたので(佐藤多佳子「シロガラス」)、ついあちこちに目が向いてしまいます。狛犬とか社殿とか。
 おみくじは「吉」でした。
 正面からだと石段を上るのは大変そうです。わたしたちは駐車場からだったのですぐでしたが、帰りに道路から見たら結構急なんですよね。

 あとはマリンゲートでわかめとか塩を買って帰ってきました。
 地方都市を歩くのが好きなのでおもしろかった。
 塩竈の駅を見て、数年前にバドミントンの県大会に来たことを思い出しました。懐かしな。
  「塩竈 すし哲物語」、探して読みたいと思います。「まんぷく仙台」にも載っていたはず……。どこにしまいこんだのでしょう。

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