くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ひと目でわかるブックトーク」

2017-10-22 07:34:28 | 総記・図書館学
 ブックトークの本を借りました。
 「この本読んで」編集部・監修腰高一夫「ひと目でわかるブックトーク」(NPO読書サポート)。
 小学生向けと、中高生向けの部門に分けてあります。
 選書の仕方からテーマ別の例、シナリオつきの例が載っています。
 わたしは大体年一回くらいはブックトークをするのですか、最近は感想文の課題図書を組み合わせて行うくらいしかしていませんでした。
 授業テーマ関連本は学年ホールに並べますが、取り上げて軽く話すくらい。もっとちゃんとしないとダメですねー。

 選書方法として、テーマから広げていくやり方と、一冊の本から連想していくやり方が紹介されています。
 例えば、「図書館」というテーマなら「わたしの特別な場所」「図書館ねこデューイ」「図書館戦争」。ヤングアダルト世代に公立図書館の魅力を伝えるラインナップで、さらに一冊加えるなら「どうしてアフリカ? どうして図書館?」だそうです。
 この「図書館ねこデューイ」を中心に据えた連想ならば、ねこつながりで「ウォーリアーズ」「猫の帰還」「ダヤン、クラヤミの国へ」、もう一冊なら「ウィッティントン」。
 同じ一冊が入るとしても、バリエーションの付け方で変わります。

 ちなみにわたしが読みたくなったのは、中村計「きみは怪物を見たか」、ロイド・アレキサンダー「ウェストマーク戦記」、樋口広芳「わたり鳥の旅」。
 読書の秋、機会を見つけてブックトークしてみますね。