くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ありふれたチョコレート」

2017-10-27 05:13:02 | 文芸・エンターテイメント
 作中で使われている、金紙使用の四角いチョコレートって、モデルはどれなんでしょう。チョコレート大好きです。でも、違う商品を続けて食べると違和感あるよね?
 秋川滝美「ありふれたチョコレート」(アルファポリス)。
 なんか最近秋川さんの本ばかり読んでる気がします。
 この本、「いい加減な夜食」とやたら似ている。俺様・金持ち・仕事できる男に見込まれた女子が、自分はそぐわないと逃亡するドラマ。
 今回のヒロイン・相馬茅乃は、会社では瀬田係と呼ばれて上司(瀬田総司)にしごかれていましたが、彼が社長令嬢と結婚する噂を聞いて札幌支社へ転勤することにします。
 しかし、瀬田は茅乃を手放す気はなく、札幌まで追いかけてくるのです。
 ものすごく仕事ができるのに、やたらと自己評価が低い茅乃。
 実は瀬田は、世界を股に掛ける大企業の御曹司。彼が渡米する時期を見計らって再び逃げ出したのですが……。

 三章くらいまでノンストップで読みました。展開の予想はつくんですけど、つい読んでしまうのですよ。
 名古屋支社に自力で入社し、瀬田に見つかってしまうベタな展開が楽しかったです。