くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

今市子まんが一気読み

2015-08-16 19:28:17 | コミック
「一気」と入力すると、次候補「飲み」なんですねぇ。若い頃はたしなまなかったため、わたしは一気飲みしたことはありません。
 お盆の土日、「百鬼夜行抄」を読み始めたら止まらなくなって、結局全巻読んでしまいました。
 わたしは文庫で買っているので、最新巻だけ読もうと思ったんですよ。でも、つい、前の巻その前の巻とさかのぼって読んでしまうのです。
 あれ、近藤くんのおばあちゃんのエピソードってなんだっけ? とか思っていると、そこが気になってしかたがない。
 わたしは開さんが登場して、青嵐が蝸牛のしがらみから抜けたあたりがこのシリーズのパラダイムチェンジだと思っているのですが、全体的にみると、もうそうなってからの方が長いのですね!
 途中で結構矛盾もあるんですが(洸おじさん別人になってる!)、一話一話の完成度が高いのでまあいいやーと思ってしまいます。
 しかし、晶ちゃん、初登場のときは恋人も恩師も友達も失っていて、ハードな展開でした……。

 「岸辺の唄」のシリーズも読みました。わたしは買った本を結構適当に詰めて押入や天袋に入れてしまうのですが、これは一カ所にまとめておいてたのです。
 短編状態だと狂言回し的役割のエンが、ちゃんと家庭を持つほど時が経っていることや、ばらばらだと思っていたパーツがまとまって、すごくおもしろい。
 個人的には「悪夢城の主」が好きです。

 併せて「萌えの死角」も読み返してしまうわたし……。
 いやぁ、連休、充実していました。