世の中は一筋縄ではいかないのである。日本のサヨクは安倍首相をヒトラーに譬えたりして言いたい放題であるが、ここにきて北朝鮮との間で、拉致被害者をめぐっての交渉に進展がありそうだ。国家としての明確な意思を表明する安倍政権は、かえって他の国からすれば外交交渉がしやすいのである。かつての民主党政権のように何でも決められないのであれば、話のしようもないわけで、安倍政権の方が前に進みやすいのである。中共や韓国の日本バッシングにしても、一時ほどではなくなっている。いかなることがあっても、日本は屈することがないのを知って、戦術を変えざるを得なくなったのだ。拉致問題について日本の政府の責任を問うマスコミが、今度は「北朝鮮の核は無視するのか」といちゃもんを付けてきた。アメリカの逆鱗に触れかねないというのだ。進展がありそうなので、嫌がらせをしているのだ。安倍首相を批判するためには、何でもありなのが特定アジアに与したマスコミなのである。国際関係のパワーバランスからしても、日本と北朝鮮が接近する可能性は十分にある。中共と韓国が蜜月の時代を迎えており、生き残りをかけて日本を重視するのは、当然の成り行きである。しかも、北朝鮮にとっての拉致は金正恩体制にとっては過去の出来事であり、それを清算することで新たな展望が拓けるのであれば、ためらう必要などまったくない。日本にも大きなメリットがある。懸案が解決するばかりか、中共や韓国に対しての牽制にもなる。双方の利害が一致しており、予想を超えるスピードでの急展開も考えられる。国益が外交の全てであり、イデオロギーはあくまでも付け足しでしかない。安倍首相はやってくれるのだと思う。一日も早く拉致被害者に祖国の土を踏んでもらうためにも、大いに期待をしたい。
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