ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「須永好」の再探訪に向けて

2013年07月28日 | 須永好 研究
 
『未完の昭和史』 東毛の義士 須永好(1)
今年の梅雨明けとともに熟読した一冊、須永徹著『未完の昭和史』。1986年4月第一版。1986年(昭和61年)といえば当方の母が逝った年、チェルノブイリの事故のあった年でもある。著者...
 

上記は1年前のブログです。群馬県旧強戸(ごうど)村生まれの農民運動指導者、須永好翁について「ポポロの広場」で紹介して早、1年になりました。

このたび、当広場のご支援者でもありますHさんから須永好に関する資料をご提供賜りました。今では廃刊になってしまった『かぶらはん』に「強戸農民運動史」として10回の連載があったのです。

「かぶらはん」鏑畔=写真。発行所は「鏑畔の会」、編集発行人は松井保さん(群馬県甘楽郡甘楽町)。さしずめ西毛(せいもう、群馬の西部)の地域文化誌といえます。「働くものの文学を!!」とサブタイトルの文字。東毛に住む私たちにはなじみがなく、この近辺の書店ではまずお目にかかりませんでした。しかし内容は今読んでも各号とも表題通り働くものの心でポポロ(人々)の真摯な文芸で埋め尽くされています。

『かぶらはん』の連載記述をもとに「須永好の再探訪」を試みたいと思います。

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