ポポロ通信舎

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ハイサイおじさん、遠慮しないで!!

2010年08月20日 | スポーツ・健康
今年の沖縄のチーム、応援歌に「ハイサイおじさん」が無いなと思っていました。
一昨日の毎日新聞の記事で、その意味が判りました。

きょうの報徳学園戦、5点リードされての反撃場面で久々「ハイサイおじさん」の演奏が始まった。そしてそれから逆転劇が・・
やっぱり沖縄の試合は「ハイサイおじさん」が聞けないと。今や風物詩の大事なひとつです。
志村けんの「へんなオジサン」ですっかりおなじみですが、やはり元祖「ハイサイおじさん」の名曲?は、沖縄らしくってとても良い応援マーチだと思います。
仮に歌詞が高校野球に好ましくないとしても、応援は演奏だけですし。

リンダのウララ、ウララ~♪だって、同じことでしょう。
あまり気にしないで、曲の調子で行きましょう。
明日の決勝戦もハイサイおじさん、遠慮なくどんどん出てきてほしいな


(毎日新聞の記事 2010.8.18)
≪夏の高校野球:応援歌ハイサイおじさん、歌詞巡り演奏激減≫
「ヒヤミカチ節」のリズムに合わせて踊る興南の野球部員ら=阪神甲子園球場で、徳野仁子撮影 熱戦が続く夏の甲子園大会もあすベスト4が出そろう。グラウンドの勝負同様、熱く盛り上がっているのが応援スタンドからの応援だ。だが春夏連覇を目指す興南(沖縄)のアルプス席で今夏、“異変”が起こっている。応援歌として定着した「ハイサイおじさん」がほとんど演奏されないのだ。

 同校によると、きっかけは地元紙に寄せられた投書だった。酒びたりのおじさんを題材にした「ハイサイおじさん」の歌詞が「高校野球の応援歌としてふさわしくない」と指摘されたのだ。代わって登場したのが「ヒヤミカチ節」。「ヒヤミカチ」とは起きあがる時の「エイヤッと」という掛け声の意味で、沖縄戦で荒廃した沖縄を「立ち上がれ」と勇気づけるため戦後、作られた民謡だ。

 沖縄では祝い事があったときなどの踊り「カチャーシー」にぴったりと親しまれてきた曲。アルプス席では、大人数での移動が難しい沖縄勢のため毎回、友情応援を続ける市立尼崎高(兵庫県尼崎市)などによる混成バンドがさっそくマスターし、にぎやかに演奏している。チャンスのたびに「ヒヤ、ヒヤ、ヒヤヒヤヒヤ、ヒヤミカチウキリ~」と、野球部員たちの気合の入った声が響く。
 ただ、同県篠山市のアルバイト、平田理恵さん(22)は「沖縄の応援といえばハイサイおじさん。盛り上がり方が違うので演奏されないのは残念」と話す。だが、沖縄県与那国町から応援に来たという飲食店従業員、大城悠さん(20)は「盛り上がれる曲なら何でもいい」とリズムに合わせ、熱心に応援を送っていた。【堀江拓哉、徳野仁子】

【写真】興南高校応援風景(毎日新聞から)

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