ポポロ通信舎

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三国志に見る名言の数々

2019年09月24日 | 研究・書籍

私たちが日ごろ用いている故事至言がなんと紀元2~3世紀の『三国志』に代表される古代中国からのものであることを知りました。

三顧の礼 優秀な人を迎えるときは手厚い礼儀で迎える。劉備が諸葛孔明をスカウトすること3回から。

髀肉之嘆(ひにくのたん) 力量を発揮する機会にめぐまれないまま時を過ごす無念さ。劉備が曹操に追われ鳴かず飛ばずの逃走中に、ももの肉が肥え太ったことを嘆いた。

人生は朝露(あさつゆ)の如し 曹操の詩『短歌行』から。「人生夢幻のごとく」(信長)、「露とをち露と消えにしわが身かな」(秀吉)、「露の世は露の世ながらさりげなく」(一茶)などにも通じますが、紀元2~3世紀という年代に重みを感じますね。

水魚の交わり 魚と水のような関係。親密で離れがたい友情、交際のたとえ。劉備が諸葛孔明を得たことをさした言葉とか。

破竹の勢い 蜀が滅び魏から晋の代になり、晋が呉を攻め滅ぼすときのさま。竹が刃物で最初の一節を割ると、あとは一気に割れること。

月旦」「白眉」「豚児」なども三国志の時代の故事だと知り、古代中国文化の厚さを改めて感じました。

 

(参考)『三国志談義』平凡社 2009年

 

 

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