ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

アイヌ民族党も立つ!

2012年11月28日 | 政治

嘉田由紀子滋賀県知事が卒原発を掲げ「日本未来の党」を結成しました。ドイツのメンケル首相のように、日本も国家として脱原発を世界に向けて発信することができるよう嘉田党首に期待したい。

北海道では、アイヌ民族党から同党の女性局長、島崎直美さん=写真=が立候補を表明した。私はリタイア直後からの読書開始に当たって、まずはアイヌ民族について知ろうと『金田一京助とアイヌ語』と『萱野茂の生涯』の2冊を読みましたが、考えさせられること大でした。1997年にアイヌ新法ができるまでの1899-1996までは旧「土人保護法」の下におかれたアイヌの人々。二風谷ダムでの土地強制収用などに反対して闘った萱野茂(1926-2006)の存在は大きい。アイヌ初の国会議員(社会党参議)として活躍された。

核のゴミに苦しむ台湾先住民族

先住民族と言えば、台湾のタオ族3千人が住む蘭嶼(らんしょ)島には、台湾国内6基の原発から出された放射性廃棄物が押しつけられている。十分な説明もないまま施設は建てられ、島内では高い放射線量を示すホットスポットはあちこちに。情報はいつも隠ぺいされ、そのような中でタオ族の人たちが暮す。白血病や甲状腺がんは異常に多い。いずこも先住民族の人たちの苦労は昔も今も変わることがないように思えます。

さて、アイヌ民族党の政策は「脱原発」「TPP不参加」「行財政改革」・・きょう生まれた「日本未来の党」とも共通している。北海道9区、同党の活躍に注目しています。

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アイヌ民族楽器トンコリ

写真で綴る萱野茂の生涯―アイヌの魂と文化を求めて
萱野れい子著

農山漁村文化協会 

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